利尻山

2022年02月11日(金) ~ 2022年02月12日(土)

• GPS: --:--
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,707m
• 下り: 1,707m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 0:15
• 合計: 8:17

9:00 利尻富士温泉
14:06 長官山
14:25 14:35 利尻岳山小屋
16:37 16:42 利尻山北峰
17:17 利尻岳山小屋

2日目

• 山行: 2:15
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:15

4:30 利尻岳山小屋
6:45 利尻富士温泉

天候

2/11 曇り→快晴　　2/12 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

稚内フェリー駐車場 2,000円(2日間)
稚内→鴛泊 2,550円×2
タクシー　鴛泊港→利尻温泉付近 780円

写真

前日、オロロンラインから見た利尻島方面　どんよりした天気

2/10 時間があったので宗谷岬に寄る

2/11 朝一のフェリーに乗るが私を含め乗客5名、登山者は私だけ

野営場

先行者のトレースがあり大変助かった

森林限界を抜けた所　左「夏道」　正面「長官山方面」

夏道4合目〜5合目付近から見た長官山方面

振り返って鴛泊港方面

ガスが掛かり気分が落ち込む

長官山からガスが晴れる

利尻小屋まで来ると快晴

利尻山と風紋

ブロッケン現象が頂上付近まで見られた

Co1470m付近から頂上方向

頂上の祠は雪のドームとなっていた

左「南峰方向」　右「ローソク岩」

もうすぐ日没

長浜稜方面1

長浜稜方面2

日没

小屋まで戻ると上弦過ぎの月が明るかった

朝一フェリーに間に合わせるべく暗いうちから行動開始

港から見る薄曇りの利尻山(-2.6℃)

帰路から見た利尻

感想

nort

連休と言うことで、正月に行けなかった厳冬期の利尻山へ。

車は近くの道の駅に停められなくもないが、迷惑になるので有料の駐車場に停める。
連休だから登山者もいるだろうなと思っていたら私だけの様子。
港に着くと気温は-1.7℃でこの時期としては非常に暑い。
鴛泊港から登山口までタクシー。しかし温泉までしか除雪されておらずそこからスタート。

野営場からは後で分かったのだが、BC5人パーティーのトレースがしっかりと付いておりとても助かった。
森林限界を抜けると視界が一気に開け、BCパーティーは右の尾根、私は左の夏道に取り付く。
尾根の5合目付近でスキーをデポ。そこからは膝下くらいのラッセル。春山と違いやはり雪は柔らかく、気温の高さもあり非常に暑い。
天気が悪そうなので今日は小屋までかなと思っていたが、長官山で雲を抜け快晴となった。

先週のピセナイ山は突っ込まなかったが、今回はヘッデン覚悟で頂上に向かう。
小屋付近からはくるぶし程度の雪となったが柔らかいのは変わらない。
頂上直下ではオチウシナイ沢の斜面に足を踏み入れたが、柔らかい雪でアイゼンの効きが悪くすぐに離れる。

ヘロヘロになりながも日没までには頂上に立った。
南峰からの登山者も皆無で、快晴の利尻を独り占めした。
途中で日没となったが、明るいうちに小屋に戻れた。

翌日は9:05のフェリーに間に合わせるべく暗いうちから下山。
スキーを回収し、しっかりと残ったトレースをたどったため早い到着を果たせた。

これで利尻の頂上は3回目。　芦別岳同様、何度登っても全く飽きない山である。