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Yamareco

記録ID: 4004382
全員に公開
雪山ハイキング
氷ノ山

びっくりの連続だった氷ノ山

2022年02月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:36
距離
19.6km
登り
1,012m
下り
1,018m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:54
休憩
0:43
合計
11:37
6:27
102
スタート地点
8:09
8:11
187
11:18
11:19
5
11:24
11:25
26
11:51
11:52
29
12:21
12:44
20
13:04
13:05
31
13:36
137
15:53
16:01
88
17:29
17:35
29
18:04
ゴール地点
天候 曇りのち雪時々風強し
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
戸倉トンネル東側駐車場は除雪されていて、そばの道路には街灯もあって、暗い時間でも真っ暗ではない。
ただし、トイレや登山ポストは無い。
コース状況/
危険箇所等
県境尾根も坂ノ谷コースも標識やテープの類はほとんど無い。
コースを大きく外さなければ危険箇所は無いが、どちらも結構広いところもある尾根なので暗くなったりホワイトアウト状態では慎重を要する。
朝まだ暗いうちに着いた戸倉トンネル東側の駐車場は除雪されて10台くらい駐めれそうで、夜は道路沿いではあるけど街灯まであって真っ暗ではなかった。
2022年02月15日 06:28撮影 by  iPhone 12, Apple
1
2/15 6:28
朝まだ暗いうちに着いた戸倉トンネル東側の駐車場は除雪されて10台くらい駐めれそうで、夜は道路沿いではあるけど街灯まであって真っ暗ではなかった。
トンネル脇からの旧道はもう除雪されておらず、国道29号線脇の雪壁を登って入る。
2022年02月15日 06:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 6:32
トンネル脇からの旧道はもう除雪されておらず、国道29号線脇の雪壁を登って入る。
しっかり踏まれたトレースはおそらく戸倉峠まで行って県境尾根に入る通常コースだろうが、この日は出来るだけスノーシュー使ってやりたくて来たのでここで履き、右の尾根に登って1073で県境尾根に合流するルートを選択。
2022年02月15日 06:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 6:42
しっかり踏まれたトレースはおそらく戸倉峠まで行って県境尾根に入る通常コースだろうが、この日は出来るだけスノーシュー使ってやりたくて来たのでここで履き、右の尾根に登って1073で県境尾根に合流するルートを選択。
1073から東に派生する尾根まで登っているうちにもう朝日が昇ってしまった。
2022年02月15日 07:30撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 7:30
1073から東に派生する尾根まで登っているうちにもう朝日が昇ってしまった。
1073合流点にある印象的な木。
2022年02月15日 08:08撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 8:08
1073合流点にある印象的な木。
トレースも有ったり無かったりでだいたい分かるが、それよりシカの足跡がほぼ尾根芯伝いにずっと続いている。
分からないところはこれにしたがって直登直登。
2022年02月15日 08:14撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 8:14
トレースも有ったり無かったりでだいたい分かるが、それよりシカの足跡がほぼ尾根芯伝いにずっと続いている。
分からないところはこれにしたがって直登直登。
しばらくあまり雪は降ってなかったと思うが、旧道にはあれだけはっきり残っていたトレースの割には尾根上にはその跡は微かで、1000メートルそこそこからスノーシューが喜ぶ状況。
2022年02月15日 09:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 9:01
しばらくあまり雪は降ってなかったと思うが、旧道にはあれだけはっきり残っていたトレースの割には尾根上にはその跡は微かで、1000メートルそこそこからスノーシューが喜ぶ状況。
いきなりテープがあったり何か案内板まであったのでここが1182か。
この日通ったルートは総じてテープ類はあまり見かけなかったが、もしかすると雪の下なのか。
2022年02月15日 09:24撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 9:24
いきなりテープがあったり何か案内板まであったのでここが1182か。
この日通ったルートは総じてテープ類はあまり見かけなかったが、もしかすると雪の下なのか。
朝早かったのでここで飯。
沈まないミニチェアはここでも少し整地してやれば十分威力を発揮し、足を適度に休ませれるので大満足。
はっきり言ってこの冬一番の買い物だったかも。
2022年02月15日 09:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 9:42
朝早かったのでここで飯。
沈まないミニチェアはここでも少し整地してやれば十分威力を発揮し、足を適度に休ませれるので大満足。
はっきり言ってこの冬一番の買い物だったかも。
飯の後いきなり天候悪化。
この後だんだん樹木も減り、最後三ノ丸までしばらく何も無い雪面を進むはずで、天気予報では午後から良くなるということだったのにと、初めてのコースなので少し不安になる。
2022年02月15日 10:46撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 10:46
飯の後いきなり天候悪化。
この後だんだん樹木も減り、最後三ノ丸までしばらく何も無い雪面を進むはずで、天気予報では午後から良くなるということだったのにと、初めてのコースなので少し不安になる。
案の定、樹木が途切れる先には何も無い。
2022年02月15日 10:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 10:53
案の定、樹木が途切れる先には何も無い。
もう雪面に残る微かな踏み跡以外何も見えない。
完全なホワイトアウトとまでは行かないが、こういう雪原で自分が行く先に何があるか見えないというのは相当不安。
2022年02月15日 10:55撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 10:55
もう雪面に残る微かな踏み跡以外何も見えない。
完全なホワイトアウトとまでは行かないが、こういう雪原で自分が行く先に何があるか見えないというのは相当不安。
状況は悪くなるばかりで、数メートル先までは見えている踏み跡だけに集中して進む。
2022年02月15日 11:01撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 11:01
状況は悪くなるばかりで、数メートル先までは見えている踏み跡だけに集中して進む。
ついにその踏み跡も風に吹き消されたのか見失ってしまう。
昔だったらもう一歩も動けず、この時も正直撤退も考えたが、今はGPSがあるから試しにと三ノ丸に方向を決めて何十歩か歩いてから見てみると、驚いたことに何度やっても左に急激に曲がっていく。
さっきまで踏み跡が見えていたときはそれがなんか左に左に行ってしまってる気がして不安だったが、自分の感だけだと本当に左に、それも相当曲がっていくのを知って驚くと同時にやはりGPSが無いときは絶対動いてはいけないと再認識する。
2022年02月15日 11:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 11:14
ついにその踏み跡も風に吹き消されたのか見失ってしまう。
昔だったらもう一歩も動けず、この時も正直撤退も考えたが、今はGPSがあるから試しにと三ノ丸に方向を決めて何十歩か歩いてから見てみると、驚いたことに何度やっても左に急激に曲がっていく。
さっきまで踏み跡が見えていたときはそれがなんか左に左に行ってしまってる気がして不安だったが、自分の感だけだと本当に左に、それも相当曲がっていくのを知って驚くと同時にやはりGPSが無いときは絶対動いてはいけないと再認識する。
GPSを何度か確認してその度に軌道修正しながらふと前を見ると屋根らしき三角形が。
この写真ではiPhoneが勝手にコントラスト高く修正するのか結構はっきり見えるが、実際はもっと薄ボンヤリした物が見えてきたときはちょっと感動的だった。
2022年02月15日 11:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 11:16
GPSを何度か確認してその度に軌道修正しながらふと前を見ると屋根らしき三角形が。
この写真ではiPhoneが勝手にコントラスト高く修正するのか結構はっきり見えるが、実際はもっと薄ボンヤリした物が見えてきたときはちょっと感動的だった。
たどり着いたのは三ノ丸西側にある休憩所兼トイレ。
まあトイレは冬は使えないが、これだけ色が黒っぽいとこの季節、こういう状況の中では逆に目立つのかとびっくり。
ここまで来ればあとは踏み跡たくさん。
2022年02月15日 11:18撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 11:18
たどり着いたのは三ノ丸西側にある休憩所兼トイレ。
まあトイレは冬は使えないが、これだけ色が黒っぽいとこの季節、こういう状況の中では逆に目立つのかとびっくり。
ここまで来ればあとは踏み跡たくさん。
三ノ丸避難小屋はドアが閉まらず雪が吹き込んで使えなくなってるような話だが、いざとなればこの凹みの中、小屋の風下側でツェルト被ってビバークくらいは出来るのか。
2022年02月15日 11:23撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 11:23
三ノ丸避難小屋はドアが閉まらず雪が吹き込んで使えなくなってるような話だが、いざとなればこの凹みの中、小屋の風下側でツェルト被ってビバークくらいは出来るのか。
一つ手前のピークからガスが途切れた瞬間を狙って氷ノ山山頂を。
このへんまで来るとおそらく自分のすぐ前に何人か通られたのではという鮮明さの足跡が。
2022年02月15日 11:51撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 11:51
一つ手前のピークからガスが途切れた瞬間を狙って氷ノ山山頂を。
このへんまで来るとおそらく自分のすぐ前に何人か通られたのではという鮮明さの足跡が。
向こうが三ノ丸方向でこちらが山頂方向。
北西から風雪が吹き付けるのでここしばらく雪はあまり降らなかったであろう証拠にこの北側から見たときのみ雪がたっぷり付いているが、向こう側はそうでもない。
スノーモンスターというには物足りない状態か。
この後ここで写真撮影しておられたアイゼンの3人パーティーをスノーシュー活かしたトラバースで追い抜いてしまった。
2022年02月15日 11:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 11:54
向こうが三ノ丸方向でこちらが山頂方向。
北西から風雪が吹き付けるのでここしばらく雪はあまり降らなかったであろう証拠にこの北側から見たときのみ雪がたっぷり付いているが、向こう側はそうでもない。
スノーモンスターというには物足りない状態か。
この後ここで写真撮影しておられたアイゼンの3人パーティーをスノーシュー活かしたトラバースで追い抜いてしまった。
こんな天気の日にも登って来る人はいるんだななどと思いながら山頂避難小屋到着。
やはりエビのしっぽもそんなに大きくもたくさんでもない。
2022年02月15日 12:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 12:14
こんな天気の日にも登って来る人はいるんだななどと思いながら山頂避難小屋到着。
やはりエビのしっぽもそんなに大きくもたくさんでもない。
記念撮影してからここでも少し食べようと思って小屋に入ってびっくり。
7〜8人分のスノーシューとストックが置いてあると思ったらなんと2階で宴会しておられるグループが。
さすが関西では豪雪で知られ、東西南北にスキー場などあって親しみやすいのか冬でも多くの人が入る山。
ホワイトアウト直前状態の中ではこんな日に登ってるなんて自分くらいかなどと悲観的になっていた気分が吹っ飛ばされるが、アイゼンの3人パーティーの方はこの後計画通り氷ノ山越方向に下りようかそれとも三ノ丸方向に引き返そうか迷っておられた。
2022年02月15日 12:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 12:15
記念撮影してからここでも少し食べようと思って小屋に入ってびっくり。
7〜8人分のスノーシューとストックが置いてあると思ったらなんと2階で宴会しておられるグループが。
さすが関西では豪雪で知られ、東西南北にスキー場などあって親しみやすいのか冬でも多くの人が入る山。
ホワイトアウト直前状態の中ではこんな日に登ってるなんて自分くらいかなどと悲観的になっていた気分が吹っ飛ばされるが、アイゼンの3人パーティーの方はこの後計画通り氷ノ山越方向に下りようかそれとも三ノ丸方向に引き返そうか迷っておられた。
自分は戸倉トンネルそばに車置いてきたし、下ればガスも減るだろうと小屋を出てみればガスは少し薄くなったものの風が強く、フード被らないと雪で眼鏡がふさがれそう。
まあそれも坂ノ谷コースっていうくらいだから谷に下りていけば弱まるだろうなどと初めてのコースのことを気楽に考えていた。
この時点ではやはり三ノ丸はガスの中で見えず。
2022年02月15日 13:04撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 13:04
自分は戸倉トンネルそばに車置いてきたし、下ればガスも減るだろうと小屋を出てみればガスは少し薄くなったものの風が強く、フード被らないと雪で眼鏡がふさがれそう。
まあそれも坂ノ谷コースっていうくらいだから谷に下りていけば弱まるだろうなどと初めてのコースのことを気楽に考えていた。
この時点ではやはり三ノ丸はガスの中で見えず。
下界は見えているので、やはりこれはガスというより雲の中なのか。
やはり下れば視界は晴れるだろうと少し安心。
2022年02月15日 13:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 13:04
下界は見えているので、やはりこれはガスというより雲の中なのか。
やはり下れば視界は晴れるだろうと少し安心。
ミニモンスター達が現れた。
ところがこの後人影が現れこんな日にまだ登ってくる人がいるのかと驚いてたらスノーボード背負った3人のお兄さん達。
話したらしばらく待てば何十メートルか先が見えるからまだマシな日。
自分達は谷筋に滑り込んでしまえば両側尾根に挟まれて迷うことなくスキー場に下りていくことが出来るので大丈夫。
今はこの日2回目の登り返し。
とのこと。
地元の人達とは思うけど、参ったって感じ。
2022年02月15日 13:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 13:29
ミニモンスター達が現れた。
ところがこの後人影が現れこんな日にまだ登ってくる人がいるのかと驚いてたらスノーボード背負った3人のお兄さん達。
話したらしばらく待てば何十メートルか先が見えるからまだマシな日。
自分達は谷筋に滑り込んでしまえば両側尾根に挟まれて迷うことなくスキー場に下りていくことが出来るので大丈夫。
今はこの日2回目の登り返し。
とのこと。
地元の人達とは思うけど、参ったって感じ。
たどり着いた三ノ丸はやはりガスの中。
2022年02月15日 13:35撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 13:35
たどり着いた三ノ丸はやはりガスの中。
これから下っていく坂ノ谷コース、殿下コース方向。
ほんとにしばらく下ればガスが晴れるのか、この光景見ると正直またちょっと心配に。
2022年02月15日 13:37撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 13:37
これから下っていく坂ノ谷コース、殿下コース方向。
ほんとにしばらく下ればガスが晴れるのか、この光景見ると正直またちょっと心配に。
しかし想像したとおり少し下っただけで周りが見えてきた。
雲がだいぶ薄く、上に上ってきたのか。
それにしても来るとき三ノ丸手前でホワイトアウト寸前になったのはだいたいこのくらいの標高。
登りなら頂点は一つだが、下りでこの雪原でホワイトアウトに見舞われたら相当危なそう。
2022年02月15日 13:42撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 13:42
しかし想像したとおり少し下っただけで周りが見えてきた。
雲がだいぶ薄く、上に上ってきたのか。
それにしても来るとき三ノ丸手前でホワイトアウト寸前になったのはだいたいこのくらいの標高。
登りなら頂点は一つだが、下りでこの雪原でホワイトアウトに見舞われたら相当危なそう。
上の方からも雪原真ん中に何か見えていて標識でもあるのかと近づいてみれば何かの木のてっぺん。
一度無雪期に来てどうなってるのか見てみたい光景。
2022年02月15日 13:45撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 13:45
上の方からも雪原真ん中に何か見えていて標識でもあるのかと近づいてみれば何かの木のてっぺん。
一度無雪期に来てどうなってるのか見てみたい光景。
目印の木も通り過ぎてだいぶ下ってきてふり返るともうガスってるのはてっぺんだけの模様。
2022年02月15日 13:47撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 13:47
目印の木も通り過ぎてだいぶ下ってきてふり返るともうガスってるのはてっぺんだけの模様。
坂ノ谷コースだからもう少し先で右に谷筋に下りていくのかなどと思いながら広い尾根を微かに残るトレースを辿る。
2022年02月15日 13:54撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 13:54
坂ノ谷コースだからもう少し先で右に谷筋に下りていくのかなどと思いながら広い尾根を微かに残るトレースを辿る。
このスノーシューの一番の売りである特許も取ってあるという下り用のワカンモード。
まあワカンモードというのは自分が勝手にそう名付けて言ってるだけですが、この三ノ丸から坂ノ谷コース登山口までの下りはほんとにこのスノーシューで良かったと思えるような歩き心地。
ワカンと同じく踵が下に抜け、前のめりになることなく踵からガツンガツン踏み込んでいけるので体勢が自然で楽。
それはゆるやかな下りより踵の下にスパイクが付いてるのである程度傾斜がきつくなってくるとより効果を表し、慣れてくると他の踏み跡が迷ってるようなところでも真っ直ぐ下りたくなってしまう。
2022年02月15日 14:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 14:01
このスノーシューの一番の売りである特許も取ってあるという下り用のワカンモード。
まあワカンモードというのは自分が勝手にそう名付けて言ってるだけですが、この三ノ丸から坂ノ谷コース登山口までの下りはほんとにこのスノーシューで良かったと思えるような歩き心地。
ワカンと同じく踵が下に抜け、前のめりになることなく踵からガツンガツン踏み込んでいけるので体勢が自然で楽。
それはゆるやかな下りより踵の下にスパイクが付いてるのである程度傾斜がきつくなってくるとより効果を表し、慣れてくると他の踏み跡が迷ってるようなところでも真っ直ぐ下りたくなってしまう。
ずっと尾根の上でこれでいったいなんで坂ノ谷コースなんだろうと不審に思ってたら標識発見。
最初上の方から赤い色が見えたときはてっきり人がいるのかと思ったが、
間違ってなかったかと一安心。
しかし積雪期だとこれだけ広い尾根ではこの看板通りに通るのは不可能なような。
2022年02月15日 14:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 14:04
ずっと尾根の上でこれでいったいなんで坂ノ谷コースなんだろうと不審に思ってたら標識発見。
最初上の方から赤い色が見えたときはてっきり人がいるのかと思ったが、
間違ってなかったかと一安心。
しかし積雪期だとこれだけ広い尾根ではこの看板通りに通るのは不可能なような。
次を発見したはいいけど途中の番号はいったいどこにあったのか。
しかも番号が大きくなってるってことは始点はおそらく氷ノ山山頂か。
2022年02月15日 14:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 14:16
次を発見したはいいけど途中の番号はいったいどこにあったのか。
しかも番号が大きくなってるってことは始点はおそらく氷ノ山山頂か。
だいぶ気を付けながら歩いたが、これを最後に以後登山口まで一つも見つけられなかった。
元々は全ての番号付いてたとすれば相当頻繁に、下手するとテープではないけど一つ見つけたら次のもそこから見える範囲くらいにあったのかも。
2022年02月15日 14:21撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 14:21
だいぶ気を付けながら歩いたが、これを最後に以後登山口まで一つも見つけられなかった。
元々は全ての番号付いてたとすれば相当頻繁に、下手するとテープではないけど一つ見つけたら次のもそこから見える範囲くらいにあったのかも。
開けたところから一瞬見えた綺麗な雪山はいったんなんだろう。
2022年02月15日 14:39撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 14:39
開けたところから一瞬見えた綺麗な雪山はいったんなんだろう。
この日久しぶりに発見したテープ。
ここから林間の斜面を下りていきますよっていう場所だった。
他にもう相当古いらしい色褪せた細いビニール紐が結んであるのはいくつか見たが、こういうはっきりしたテープは3本くらいしか見なかったかも。
2022年02月15日 14:59撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 14:59
この日久しぶりに発見したテープ。
ここから林間の斜面を下りていきますよっていう場所だった。
他にもう相当古いらしい色褪せた細いビニール紐が結んであるのはいくつか見たが、こういうはっきりしたテープは3本くらいしか見なかったかも。
その後尾根末端に向けて傾斜を増した斜面を最初はトレース痕を探し、辿っていたのを、スノーシューのワカンモードの方が早いとばかり真っ直ぐどんどん下りてあっという間に坂ノ谷コース登山口に。
ここにも細く色褪せたビニールひもが一本巻かれているだけ。
2022年02月15日 15:16撮影 by  iPhone 12, Apple
2/15 15:16
その後尾根末端に向けて傾斜を増した斜面を最初はトレース痕を探し、辿っていたのを、スノーシューのワカンモードの方が早いとばかり真っ直ぐどんどん下りてあっという間に坂ノ谷コース登山口に。
ここにも細く色褪せたビニールひもが一本巻かれているだけ。
長いコースで時間は気になってたので林道に出てホッとしながらしばらく行くと無雪期には駐車スペースでトイレもある場所に。
今は全て雪の下。
2022年02月15日 15:24撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 15:24
長いコースで時間は気になってたので林道に出てホッとしながらしばらく行くと無雪期には駐車スペースでトイレもある場所に。
今は全て雪の下。
ここまで来ればもう暗くなっても大丈夫と山に入って3回目の飯。
ちなみに右のこんもりしたのがトイレ。
2022年02月15日 15:39撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 15:39
ここまで来ればもう暗くなっても大丈夫と山に入って3回目の飯。
ちなみに右のこんもりしたのがトイレ。
林道に出たからもう大丈夫かとスノーシュー脱いでチェーンアイゼンに替えたのが大失敗。
足取られまくってヨロヨロ少し歩いたところにあったカーブミラー見て納得。
いったい何メートル積もってるんや。
慌ててスノーシューに戻す。
このあたりから雪も結構降ってくる。
天候悪化は次の日からのはずだったが早まったのか。
この日に来てよかったということか。
2022年02月15日 15:53撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 15:53
林道に出たからもう大丈夫かとスノーシュー脱いでチェーンアイゼンに替えたのが大失敗。
足取られまくってヨロヨロ少し歩いたところにあったカーブミラー見て納得。
いったい何メートル積もってるんや。
慌ててスノーシューに戻す。
このあたりから雪も結構降ってくる。
天候悪化は次の日からのはずだったが早まったのか。
この日に来てよかったということか。
無雪期には車が通れるはずの林道。
今はどこに道路があるんやろう状態。
斜面はずっと傾斜結構きつく、デブリが溜まってる場所もたくさんあり、
反対側がすぐ谷で水が流れている場所などトレース幅が狭くなって緊張する場所も。
2022年02月15日 16:02撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 16:02
無雪期には車が通れるはずの林道。
今はどこに道路があるんやろう状態。
斜面はずっと傾斜結構きつく、デブリが溜まってる場所もたくさんあり、
反対側がすぐ谷で水が流れている場所などトレース幅が狭くなって緊張する場所も。
途中にあったカーブミラーで一枚。
山行中自分の全身を撮れる機会なんて滅多に無い。
湾曲ミラーなので全身の比率はなんかおかしいが、まあ山ならそんな変な人には見られず済みそうで一安心。
2022年02月15日 16:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 16:09
途中にあったカーブミラーで一枚。
山行中自分の全身を撮れる機会なんて滅多に無い。
湾曲ミラーなので全身の比率はなんかおかしいが、まあ山ならそんな変な人には見られず済みそうで一安心。
1時間半以上の細い林道歩きで疲れ果ててやっとたどり着いた人里の光景。
しかしこの後もまだ30分ほど国道を歩いて駐車場所にたどり着いたところで暗くなりました。
ほんとにギリギリセーフ。
2022年02月15日 17:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/15 17:27
1時間半以上の細い林道歩きで疲れ果ててやっとたどり着いた人里の光景。
しかしこの後もまだ30分ほど国道を歩いて駐車場所にたどり着いたところで暗くなりました。
ほんとにギリギリセーフ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

スノーシューが喜ぶであろう、雪が多い、そんな険しくない上り下りが長く続く、人がたくさん入っておらずガチガチのトレースが無い、といった条件を考えて選んだこのコース。
天気予報も次の日からはまた寒波が来るもこの日までは大丈夫っぽかったし、それまで数日そんな降ってなさそうだったのでとんでもないラッセルにもならないかと、初めてだったが距離と時間以外そんなに気にせず出かけてみれば、なんとびっくりの何も無い雪原でホワイトアウト寸前。
撤退も考えたところから頑張って登ってみれば何のことはない次から次へ現れる人々。
今年は寒波による豪雪ですでに数回の遭難と死者まで出しているこの山だからあまり楽観視は良くないと思うが、久しぶりの雪山らしい雰囲気と、それに相反するような幾つもの出合いと驚きで、まあ最後の長い林道歩きを除けば満足感たっぷりの山行でした。

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