御池岳ースリリングでした
- GPS
- 07:42
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:37
天候 | ほとんど風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道からの谷はデブリだらけ |
写真
感想
石榑峠の雪は落ち着いた模様であるが、またまた雪が降るらしい。何度かチャンスを逃しているので、今度こそ御池岳でスキーとした。当初は滋賀県側からと思っていたが、鈴北岳へは北面となるのでキャンセルとした。石榑峠を車で走っていると、側道に雪は積まれているが、山は少ない。いなべ市に入り闇夜に藤原岳が見えるが同様である。
朝5時に鞍掛峠を目指して出発、道に雪はあるでしょう!っと思っていたが、あちこち舗装となり何度も板を脱いで担ぐので時間がかかる。法面も雪はほぼ無く、ここ2〜3日で溶けた様であった。風雪は徐々に強まるが、予定していた尾根は暗闇で分からずコグルミ谷を目指す。しかし、板の着脱もあり中々着かない。ようやく明るくなって谷の入り口に来ると、デブリでかなりヤバそう。一旦シールで行くが、沢に滑落しそうなので戻ってクトーを着ける。そのまま沢を進むがデブリランドが凍って進退が極まる。板を脱いでチェーンアイゼンを着けるが、このまま沢を進むと踏み抜きで奈落の底に落ちそう。というわけで選択肢は尾根を登り稜線に出るルートになったが、これまた急登である。
重いスキーを担ぎようやく尾根が落ち着いたので、シールにて登るが新雪に下が凍っていて滑る。当初の予定の稜線に上がり、そのまま小さなポコに出てスマホを見ると、何と予定していたカタクリ峠は超えていたので降りる。地形は複雑で藤原岳とは違い、ルーファイが求められる。7合目の看板の所でスノーシューの跡がいくつかあるが、そのまま尾根を登っている。そこは登らずに、時計回りにトラバースとする。
小さなコルからまわり沢には降りずに御池岳の北の窪地を目指す。夏道は一旦沢に降りて登り返しているが、スキーでは回った方が良いと判断した。そこからの登りは益々風雪とラッセルとなるが、スキーなら問題無し。プチホワイトアウトで頂上に着くと、標識の頭が出ていた。
帰りはシールをつけたまま滑るが、もう既にトレースは消えている所もあり。カタクリ峠手前でシールを外して滑るとあっという間にコグルミ谷のデブリに来た。カチンコチンのデブリをトラバースするが、下を見ると沢が開いている。50度位をトラバースして林道に降りるとホッとした。ここが核心であった。国道は行きと違い雪が積もって全てスキーで降りられてラッキーであった。
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