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Yamareco

記録ID: 4017505
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

大雪で駐車場にも頂上にもたどり着けなかった武奈ヶ岳

2022年02月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:33
距離
8.5km
登り
785m
下り
780m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
1:33
合計
8:33
7:31
17
スタート地点
7:48
7:49
21
8:32
8:33
111
10:24
10:31
77
11:48
11:50
9
11:59
12:06
4
13:06
13:23
18
14:02
14:34
18
14:52
14:58
26
15:24
15:25
10
15:52
12
16:04
ゴール地点
天候 雪 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
この冬10回目の寒波とかで大雪により自分の車高の低いFF車では早い時間だと前の晩に積もった雪で登山口駐車場までの道を上がること出来ず、交差点少し入ったところ路肩を除雪して駐めた。
コース状況/
危険箇所等
おそらく寒波の大雪で前の晩に50センチ以上積もったと思われ、青ガレの岩がほとんど見えないほど雪が積もってしまい、正面谷最上部金糞峠手前と、敗退したヨキトウゲ谷から上林新道四辻に上がる斜面は蹴り込んでも蹴り込んでも崩れてしまって登るのが非常に困難だった。
坊村からより時間かかるコースなので早めにと思って6時半に登山口駐車場への道を上がろうとしたらなんと20センチ以上の積雪で亀の子になってしまってどうしても上がれない。
これは少し先で行き詰まって交差点手前までなんとかズルズルバックで戻ってきたところ。
亀の子にならずに車重のおかげで下りて来れて一安心。
2022年02月21日 06:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 6:38
坊村からより時間かかるコースなので早めにと思って6時半に登山口駐車場への道を上がろうとしたらなんと20センチ以上の積雪で亀の子になってしまってどうしても上がれない。
これは少し先で行き詰まって交差点手前までなんとかズルズルバックで戻ってきたところ。
亀の子にならずに車重のおかげで下りて来れて一安心。
まだ降りしきる雪の中、それから30分以上かけてシャベルで路肩の雪をどけ、駐車スペースと方向転換スペースを確保。
その間にジムニーがあっという間に横を駆け上がっていって唖然。
やはりあれは強い。
2022年02月21日 07:14撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 7:14
まだ降りしきる雪の中、それから30分以上かけてシャベルで路肩の雪をどけ、駐車スペースと方向転換スペースを確保。
その間にジムニーがあっという間に横を駆け上がっていって唖然。
やはりあれは強い。
せっかく6時半に着いたのに、準備整えて歩き出したのは7時半過ぎ。
昔から何度も来てる場所だが、考えてみたら下の交差点から登山口駐車場までの道を歩いたのは初めて。
2022年02月21日 07:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 7:41
せっかく6時半に着いたのに、準備整えて歩き出したのは7時半過ぎ。
昔から何度も来てる場所だが、考えてみたら下の交差点から登山口駐車場までの道を歩いたのは初めて。
車を駐めた場所では先行はいないと思っていたが、その時も結構降っていた雪で轍が隠されただけで実は自分より少し先に車で下の駐車場まで上がって歩き出されていた方がおられた。
この写真の時点ではその方の踏み跡が青ガレ方向に続いているだけでダケ道方面には無し。
2022年02月21日 08:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 8:32
車を駐めた場所では先行はいないと思っていたが、その時も結構降っていた雪で轍が隠されただけで実は自分より少し先に車で下の駐車場まで上がって歩き出されていた方がおられた。
この写真の時点ではその方の踏み跡が青ガレ方向に続いているだけでダケ道方面には無し。
先行の方と途中ラッセル交代。
土日には相当人が入ってしっかりトレース付けられたものと見え、おそらく昨晩50センチ以上降った雪でスノーシューでもラッセル状態だがトレース痕はずっと見える。
2022年02月21日 08:43撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 8:43
先行の方と途中ラッセル交代。
土日には相当人が入ってしっかりトレース付けられたものと見え、おそらく昨晩50センチ以上降った雪でスノーシューでもラッセル状態だがトレース痕はずっと見える。
隠れ滝への標識。
26インチの大きいスノーシューでこういうところを潜ったり跨いだりするのは大変。
そこにトレース痕があるということは昨日までは相当掘られて深さがあったということか。
2022年02月21日 09:25撮影 by  iPhone 12, Apple
2/21 9:25
隠れ滝への標識。
26インチの大きいスノーシューでこういうところを潜ったり跨いだりするのは大変。
そこにトレース痕があるということは昨日までは相当掘られて深さがあったということか。
青ガレへの徒渉点。
白ガレではないのかと思うくらい雪に覆われて岩はまったく見えない。
朝早かったので自分はここで山中一食目。
2022年02月21日 09:59撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 9:59
青ガレへの徒渉点。
白ガレではないのかと思うくらい雪に覆われて岩はまったく見えない。
朝早かったので自分はここで山中一食目。
たまにこういう大きい岩に矢印など書かれていると、ここが青ガレコースなんだと分かるが、今回はほとんど雪に埋まってしまってただの雪山登山という感じ。
万が一ここが雪と岩のミックスだった場合を考えてピッケルも持っていたので、徒渉点でダブルストックとスノーシューからアイゼンとピッケルに持ち替えたが、アイゼンはまだしもピッケルは下まで届かない場面がほとんどで何の役にも立たず、途中でストックとスノーシューに戻した。
2022年02月21日 11:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 11:09
たまにこういう大きい岩に矢印など書かれていると、ここが青ガレコースなんだと分かるが、今回はほとんど雪に埋まってしまってただの雪山登山という感じ。
万が一ここが雪と岩のミックスだった場合を考えてピッケルも持っていたので、徒渉点でダブルストックとスノーシューからアイゼンとピッケルに持ち替えたが、アイゼンはまだしもピッケルは下まで届かない場面がほとんどで何の役にも立たず、途中でストックとスノーシューに戻した。
金糞峠直前の最も傾斜のきついところを切り開く先行の方。
ここはスノーシューでは3歩進んで2歩ずり落ちる状態。
先行の方はワカンだったがやはり大変そうで相当時間かかっていた。
2022年02月21日 11:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 11:41
金糞峠直前の最も傾斜のきついところを切り開く先行の方。
ここはスノーシューでは3歩進んで2歩ずり落ちる状態。
先行の方はワカンだったがやはり大変そうで相当時間かかっていた。
上り着いた金糞峠から見下ろすが、すぐ先、先ほど3歩進んで2歩ずり落ちた場所は傾斜きつすぎて見えない。
2022年02月21日 11:47撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 11:47
上り着いた金糞峠から見下ろすが、すぐ先、先ほど3歩進んで2歩ずり落ちた場所は傾斜きつすぎて見えない。
逆にこれから行こうとしている奥ノ深谷への斜面にはトレースの影も形も無し。
先行の方はもう十分堪能したとのことでここで引き返された。
2022年02月21日 11:48撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 11:48
逆にこれから行こうとしている奥ノ深谷への斜面にはトレースの影も形も無し。
先行の方はもう十分堪能したとのことでここで引き返された。
こういう新雪の場面が一番気持ちいいでかいスノーシュー。
沈んでも膝下までで安心して進んでいける。
2022年02月21日 11:54撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 11:54
こういう新雪の場面が一番気持ちいいでかいスノーシュー。
沈んでも膝下までで安心して進んでいける。
今までもヨキトウゲ谷の小さい丸太橋はアイゼンやワカンで何度も通ってきたが、今回は大雪で両サイドがすごく高くなっていて橋に下りる傾斜がきつく、でかいスノーシューではほんとに怖い場面もあった。
勿論下の小さい流れに落ちても夏場ならなんともないが、スノーシュー着けてると足の方向など自由にならず、下手するとねじって捻挫したり骨折まであるかと思うと慎重にならざるを得ない。
2022年02月21日 12:01撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 12:01
今までもヨキトウゲ谷の小さい丸太橋はアイゼンやワカンで何度も通ってきたが、今回は大雪で両サイドがすごく高くなっていて橋に下りる傾斜がきつく、でかいスノーシューではほんとに怖い場面もあった。
勿論下の小さい流れに落ちても夏場ならなんともないが、スノーシュー着けてると足の方向など自由にならず、下手するとねじって捻挫したり骨折まであるかと思うと慎重にならざるを得ない。
コヤマノ岳への尾根末端。
ここから上ればもしかすると行けてたかもと、後で後悔した。
2022年02月21日 12:05撮影 by  iPhone 12, Apple
2/21 12:05
コヤマノ岳への尾根末端。
ここから上ればもしかすると行けてたかもと、後で後悔した。
こういう丸太2本渡しただけというのが2カ所あって、特にヨキトウゲ谷からコヤマノ岳への分岐直前にあるものが両サイドがすごく高くなっていてしばらく躊躇してしまうくらい怖かった。
ここの後、踏み跡を追ってきたという若い2人に追いつかれる。
2022年02月21日 12:30撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 12:30
こういう丸太2本渡しただけというのが2カ所あって、特にヨキトウゲ谷からコヤマノ岳への分岐直前にあるものが両サイドがすごく高くなっていてしばらく躊躇してしまうくらい怖かった。
ここの後、踏み跡を追ってきたという若い2人に追いつかれる。
ヨキトウゲ谷から上林新道四辻と言うらしいコヤマノ岳南尾根に上る斜面に付けた苦闘の跡。
一緒になった若い人も、帰りに出合った3人連れの方も口々にここは傾斜がすごいと言われていて、実際結構登坂能力に優れていると思われるスノーシューでもどうしてもずり落ちてしまって登れなかったし、アイゼンの若い人も同じ状態だった。
自分はピッケルとアイゼンも持っていたので使えば上がれたとは思うが、若い人達がもう1時半だしこれから登っても頂上は3時過ぎかもしれないからここで引き返しますと言うのを聞いて自分も諦める。
普段ヘッ電登山も少しはやってしまうが、今回は寒波で大雪と分かっていて来ているので、ここで無理して何かあったらただの迷惑な人になってしまうとも考えた。
2022年02月21日 13:23撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 13:23
ヨキトウゲ谷から上林新道四辻と言うらしいコヤマノ岳南尾根に上る斜面に付けた苦闘の跡。
一緒になった若い人も、帰りに出合った3人連れの方も口々にここは傾斜がすごいと言われていて、実際結構登坂能力に優れていると思われるスノーシューでもどうしてもずり落ちてしまって登れなかったし、アイゼンの若い人も同じ状態だった。
自分はピッケルとアイゼンも持っていたので使えば上がれたとは思うが、若い人達がもう1時半だしこれから登っても頂上は3時過ぎかもしれないからここで引き返しますと言うのを聞いて自分も諦める。
普段ヘッ電登山も少しはやってしまうが、今回は寒波で大雪と分かっていて来ているので、ここで無理して何かあったらただの迷惑な人になってしまうとも考えた。
帰りはアイゼンの若い2人が速く、スノーシューでは下手に深くなったトレースや例の小さい丸太橋に手を焼いて遅くなった自分が金糞峠にたどり着くと若いお二人はごはん食べておられ、自分もここで2食目。
2022年02月21日 13:59撮影 by  iPhone 12, Apple
2/21 13:59
帰りはアイゼンの若い2人が速く、スノーシューでは下手に深くなったトレースや例の小さい丸太橋に手を焼いて遅くなった自分が金糞峠にたどり着くと若いお二人はごはん食べておられ、自分もここで2食目。
ここしばらくこんな早く陽が高い時間に下山してなかったので気が抜けてしまって写真も撮らずにここまで下りてきたら朝は無かったダケ道へのトレースが。
こちらから上った人は頂上まで行けたんだろうか。
2022年02月21日 15:23撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 15:23
ここしばらくこんな早く陽が高い時間に下山してなかったので気が抜けてしまって写真も撮らずにここまで下りてきたら朝は無かったダケ道へのトレースが。
こちらから上った人は頂上まで行けたんだろうか。
今回初めて歩いた朝は雪が積もっていた車道。
なんだかんだ結構車も通ったのか、この時間にはこんなに溶けていた。
2022年02月21日 15:57撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 15:57
今回初めて歩いた朝は雪が積もっていた車道。
なんだかんだ結構車も通ったのか、この時間にはこんなに溶けていた。
やっと帰り着いた麓の交差点入ったところに駐車しておいた車。
雪は昼間はやんでたし、気温も寒波という割には高かった気がする。
2022年02月21日 16:03撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 16:03
やっと帰り着いた麓の交差点入ったところに駐車しておいた車。
雪は昼間はやんでたし、気温も寒波という割には高かった気がする。
邪魔にならないよう路肩にスペース作るため除雪したところもほとんど溶けていて、上げておいたワイパーが何か空しい。
2022年02月21日 16:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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2/21 16:04
邪魔にならないよう路肩にスペース作るため除雪したところもほとんど溶けていて、上げておいたワイパーが何か空しい。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

10回目の寒波でまた大雪とのことで、まだまだスノーシュー持って雪山行きたいが山陰方面はさすがにやばいかもと思って選んだのが、この冬すでに坊村からは登った武奈ヶ岳でイン谷口からを選択。
しかしさすがに寒波による大雪で前夜からおそらく50センチ以上積もったまだフワフワの雪は急斜面では手強く、その日会った人達から急登と聞いたヨキトウゲ谷から上林新道四辻とか言うらしいコヤマノ岳南尾根に登る斜面で敗退。
やはり大雪の時、特にスノーシュー活かすなら奥ノ深谷とヨキトウゲ谷の出合いそばの尾根末端から登る方がよかったのかもしれない。
それ以上にきつかったのはヨキトウゲ谷に幾つかある丸太を渡しただけの小さい橋。
大雪で雪面から橋まで1メートル以上の落差があるところもあり、大きいスノーシューではそこまで下りるのが怖くてその度にアイゼンに履き替えようか真剣に迷った。
ただ、雪の中で大きいスノーシュー履いてると足の自由が利かず、履き替えるために何度もしゃがんで無理な体勢取ると腰が痛くなってしまうので意を決して雪を崩しまくって渡ったが、万が一滑って落ちた場合、これまたスノーシュー履いたままだと足が自由にならないのでそれこそ捻って捻挫や骨折の可能性もあり、それを考えてもやはり大雪の後スノーシューで入るならヨキトウゲ谷に入らず尾根末端からが正解だったと思う。

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