四ツ岳 粉雪天国
- GPS
- 09:48
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,516m
コースタイム
天候 | はれ 風は弱いが冷たかった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日(6日日曜日)からの降雪がこの日朝まで続き、平湯の国道で20cm越えの積雪。 樹林帯の登山ルートはすねラッセルから膝ラッセルが続いた。 森林限界を越えると、よほど風が強かったのだろう、ウインドクラストしてカチカチガリガリ斜面だった。 山頂は風も弱く快適だった。 下山時にはガスが湧き、樹林帯の中でも視界不良気味だったが、標高を落としたら問題は無くなった。森林限界より下は全面パウダースノーの楽園 |
写真
感想
久しぶりの平湯エリアに来た。
前日からの降雪は強く、午前5時半ごろ野営場に到着するまでに、かなり雪に降られたし、道路は圧雪凍結が酷くて車の運転にも気を使った。
国道から平湯の野営場への入り口に除雪車が通った後に残った雪の壁が有って、graveltreのセレナでは乗り越えられない・・エイッとアクセル踏んだら、バンパー辺りから嫌な音がした(泣
樹林帯を登ってる途中で、日差しが強くなって来たので、ザックウエストベルトの備え付けのポーチから日焼け止めを取り出そうとしたら、日焼け止めクリームのキャップが開いていて、ポーチの中がベッタベタ(泣)
翌日の火曜日も、平湯エリアで山スキーを楽しむ積りで居たが、日焼け止めクリームの漏れと、フカフカ粉雪のラッセルに心が折られて、家に帰る事にした。明日は孫とドラえもんの新作映画を見に行こう(泣)
樹林帯で後続の単独Yさんが追いついてくれた。
深いラッセルに喘いでいた我らに、救いのラッセル隊員が加わり楽になった(笑)
ここまでジジィ二人で息も絶え絶えだったので、追いついてくれただけで良い人に見えてしまった。
森林限界からはスキーアイゼンを付けて板のまま登頂。
撮影だけして早々に下山開始。
下山時に樹林帯の中を通過中に、不整脈の発作がおきてなかなか収まらない。
ふだんなら深呼吸して20秒もすれば普通の心拍数に戻るがこの時は全く駄目。
ザックの中から不整脈用の頓服薬を出して飲んだ。tooさんYさんご心配をかけました。
この日は疲れから何回も転倒し、雪まみれになって遊んだ!楽しかった!
tooさんありがとう、Yさんまたどこかで会いましょう!
asakunaikawaさんは、国道が事故で通行止めに成り、集合場所にたどり着けず(笑)不参加
シーズンに一度位は行かないとね、ということで四ツ岳です。アラカントリオでの挑戦予定だったが、asakunaikawaさんが往路の通行止めとのことでDNS。graveltrekさんとのアラカンコンビスタートになった。
いつものキャンプ場からスタートだが、今までに見たことのない積雪量にびっくり。昨日一昨日と荒れ模様だったようで、その新雪でトレースはリセットされて山頂までのフルラッセル決定。雪は軽いがラッセルしながらの登行は時間がかかりそうだ。山頂まで届くかな〜とちょっと心配になる。
最初の台地への取り付き急斜面は雪付きもよくて、サクッとクリア。大滝川の渡渉も問題なく四ツ岳への台地に乗り上げた。先は長いがじっくりと行きましょう、と交代でラッセルを続けて高度を上げる。当初は北斜面を登路して考えていたが、荒天の後でカチカチになっているかもしれないと思い直して、北東斜面から頂上を目指す。
地形図上の1841mの東側を巻いて、登り易いところを拾いながらラッセルを回していると、後続の山スキーヤー登場。初めましてのYさん、渡りに船とはこのことだ(どういうこと?)。早速、自分達のルートを説明してラッセルルーチンに入ってもらう。有無を言わさぬ感じだったかもしれないが、ダンディで優しいYさんは快く受け入れてくれた、ありがとうございます。
そんなこんだで三人でラッセルを回して北東斜面に入るとコースシンボルの三角岩が登場、後ろを振り向くと北アルプスオールスターズがドーン、最高のロケーションだ。しかし、久々の2000m超の標高に三人共酸欠状態。生あくびと眠気が襲ってくる。少し頭痛もするぞ〜、しかし、もう少しだし時間も有る、誰も帰ろうとは言わない。稜線に出ると雪は吹き飛ばされていてカチカチだが、クトーで問題なく突破。三人で粘りながら、山頂直下のハーフパイプを通り抜けて山頂に到着!やったね!!
山頂は360度の大パノラマ、好天に恵まれたことに感謝、と言うか俺、やっぱり晴れ男だったんだ(笑)。風はほとんど無かったが、やはり寒い。サッサとシールを剥がしてお楽しみタイムにしよう。
北東の大斜面は程よい閉まり具合の雪で、気持ち良くターンを刻める。大パノラマの中を滑り降りる山岳スキーならではの快感がある。樹林帯に滑り込むとそこは底付き無しののパウダー天国!浮遊感がたまらない、ドーパミンが出まくりだ。asakunaikawaさんがいたら鼻血出していただろうwww
なんとこの粉雪天国は登山口まで続き、もう何と言って良いのやら・・・とにかく最高で昇天ものなのだ(笑)。そんなこんなで写真を撮るのも忘れて滑り狂う三人であった。途中、アクシデントもあったりしたが、みんな無事で楽しく下山、素晴らしい一日となった。
初めてお会いしたYさんには最後まで同行していただきありがとうございました。もう少しいいルート取りもあったと思いますが、よろしくということで(笑)またお会いしましょう。
コメント
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また、みんなでパウダーランを楽しみたいよぅ~。
おかげで3回目にしてやっと四ツ岳登頂が叶いました。しかも3月第一週の最高の条件でした。
ラッセルとルート取りなどお二人の案内無くしては登れませんでした。
写真もたくさん撮って頂き本当にありがとうございました。
自分は森林限界超えた山でのポンツーンデビュー戦でした。何と3人ともポンツーンとは。
写真見てもわかりますが、かなり皮の厚いウインドクラストしたモナカで、この条件でも快適に滑れる事に驚きました。
ではまたどこかの山で!
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