行ってみたかったけど長かった…南西尾根から泉ヶ岳〜北泉ヶ岳から上ソバ倉、そして黒鼻山
- GPS
- 06:10
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 985m
- 下り
- 976m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
行ってみたかった泉ヶ岳を冬期ルートの南西尾根から登り、北泉ヶ岳からの帰りは上ソバ倉(尾根)に寄り道して、まだ未踏の黒鼻山を登って帰ってくるコース。雪が融ける前のこの三連休のうち、一番風が弱そうな今日、決行。事前にフォロワーさんにアドバイスをいただいた。
水神まではツボ足。踏み跡が凍った感じで微妙に歩きにくい。水神の先から南西尾根へはトレースがなさそうなのでスノーポン(ワカンとスノーシューの中間)を履いてGPSをみながらルートを切る。雪の表面が軽く凍ってあまり沈まず歩きやすい。よっこらせと尾根に登ると薄っすらとしたトレースがところどころに。吹き溜まりは脛まで沈む。みなさんが南西尾根を素晴らしいと言っているのがよくわかる気持ち良い稜線。雪庇もまだ残っていて近寄らないようにして藪側を。途中、何度か急登があり、「アイゼンとピッケルがいいなぁ…って、これまじキッつい…」とヒーヒー言いながらなんとかストックとスノーポンで登る。尾根を歩くころから曇ってきて、もし快晴ならどんなに気持ちがいいだろうと思いながら泉ヶ岳〜三叉路のルートへ。
ここもトレースがほぼなく、一度泉ヶ岳に登り、すぐに下ってくる。祠は埋没しているが掘り返している暇がなくて合掌。三叉路まではピンテと赤丸印があって迷わないが雪が本格的に降ってきてだんだん寒くなってきた。三叉路からはしっかりトレースあり、3人とすれ違う。北泉ヶ岳山頂標は埋没中。
だんだん雪が横から降ってきたころ、三叉路手前から上ソバ倉の尾根へ。行きになかったトレースが!もしかしたらさっきすれ違った人はこっちから来たのかな?そのトレースに沿って登っていくと開けた尾根に出た。天気がよければ景色がよさそうだが、雪が強くなってきたので崖までいかずに途中で黒鼻分岐まであまり高度を下げないようにトラバース。そこから黒鼻山への尾根は歩きやいスノーハイク。ただ眺望がないのと単独なので長〜く、修行のように感じる。よっぽど関口(水神登山口方向)への分岐で戻ろうと思ったが、黒鼻山はまだ登ったことがないので直進。しかし、お昼を過ぎ雪が緩んでシャーベットになり歩きにくく重い。
黒鼻山の山頂手前で茶色い、結構大きな(尻尾まで1mくらい?)いたちかテンかオコジョのようなのが、お急ぎのようでパパパーっと横切っていった(いたちいるんですかね?)。黒鼻山の山頂は特段何があるわけではないけど、「お初にお目にかかります」とご挨拶。
関口の分岐までの手前に「ヒザ川」という矢印看板が。その先はノートレースでヤマレコのみんなの足跡も軌跡がないので、ここをショートカットしたら楽なのかなぁ、としばし逡巡しつつ、さき程トレースを確認できた関口分岐まで戻り、渡渉部でスノーポンを外して登山口〜駐車場へ帰ってきた。
南西尾根は見晴らしよく泉ヶ岳山頂もバッチリ。上ソバ倉は崖まで行けなかったけど気持ち良い尾根歩き。いままで泉ヶ岳〜北泉ヶ岳のノーマルルートは何度も歩いたが、やっぱり泉ヶ岳・船形山山域はまだまだ深く面白いなぁ、と思いながら、長い雪山歩きから帰ってきました。(ドンちゃん、東北新幹線が不通で仙台に来られず…。次は如何?)
北泉ヶ岳の雪山登山は今シーズン諦めてましたが、まだ行けそうですか?
参考にさせていただきます(^^)
こんばんは。三叉路の上ですれ違った山歩き用の長靴のおじいさんは、「今年は雪が多いねぇ…」って言ってました。今日、三叉路より上は、行きの踏み跡が帰りにわからなくなるほど降っていました。水神登山口付近は少し地面が見え始めましたが、その上からはまだまだ雪があります。南西尾根も面白いですよ♪
ふるさと緑の道の林道(ヒザ川近く)に出るので、そのまま30〜40分も歩けば
泉の駐車場に戻れます。
でも水神コースのトレースがあれば関口に戻ったほうが早いかもしれません。
なるほど、ありがとうございます。覚えておきます。距離的にも近そうだったし、疲れていたので悩みました(苦笑)。
こちらはノートレース、関口への分岐から関口はトレースがあり、水神コースもしっかりトレースだったので、よかったのかもしれませんね。
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