ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4103162
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

湯元から温泉ヶ岳、根名草山は敗退

2022年03月21日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
8.9km
登り
891m
下り
886m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
0:53
合計
6:18
距離 8.9km 登り 891m 下り 897m
8:53
8:54
166
11:40
11:48
21
12:09
12:53
8
13:01
88
14:29
16
14:50
5
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯元までの道路に雪はありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
尾根取付き序盤と、温泉ヶ岳直下(特に登りで使った斜面)は急坂です。
取付き直後の斜面は、凍っていたりしたら滑落注意(止まらないかも)。
湯元北駐車場からスタート。
少し冷たい風は吹くが、天気はまずまず。
2022年03月21日 08:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
3/21 8:35
湯元北駐車場からスタート。
少し冷たい風は吹くが、天気はまずまず。
湯ノ平湿原。
初めて来た。
2022年03月21日 08:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
3/21 8:40
湯ノ平湿原。
初めて来た。
温かいので雪が無い。
3
温かいので雪が無い。
通り道に湧いているお湯に触ってみたら適温。
ずっと触っていたい気分。
通り道に湧いているお湯に触ってみたら適温。
ずっと触っていたい気分。
その奥には、なんと通行止めの表示!
行くのはスノーシューコースではないため、突破させてもらう。
その奥には、なんと通行止めの表示!
行くのはスノーシューコースではないため、突破させてもらう。
車道に出る。
スノーシューコース入口には、やはり通行止めの表示。
5
車道に出る。
スノーシューコース入口には、やはり通行止めの表示。
ここから取り付く。
足元は、とりあえずノーマルで。
取付き直後にスライドしたお二人(以降先行者)は、念仏平避難小屋まで行きたかったが、温泉ヶ岳の斜面を下れずビバークしたとか。
いきなり根名草山敗退宣告!?
2022年03月21日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
3/21 8:57
ここから取り付く。
足元は、とりあえずノーマルで。
取付き直後にスライドしたお二人(以降先行者)は、念仏平避難小屋まで行きたかったが、温泉ヶ岳の斜面を下れずビバークしたとか。
いきなり根名草山敗退宣告!?
標高を上げて行くと、中禅寺湖が見えた。
雪面が所々で硬いので、滑落防止のためにここでアイゼンを装着。
結果的にはワカンの方が良かったかも。
1
標高を上げて行くと、中禅寺湖が見えた。
雪面が所々で硬いので、滑落防止のためにここでアイゼンを装着。
結果的にはワカンの方が良かったかも。
男体山が見え始める。
時々踏み抜くが、脛程度まで。
1
男体山が見え始める。
時々踏み抜くが、脛程度まで。
稜線に出る。
場所によっては冷たい風が吹き抜ける。
2
稜線に出る。
場所によっては冷たい風が吹き抜ける。
金精山が眩しい。
9
金精山が眩しい。
外山かな。
だとすれば手前はスキー場か。
3
外山かな。
だとすれば手前はスキー場か。
コメツガの森が続く。
所々で藪っぽいが、トレースは上手く避けている。
ありがたく辿って行くが、それでも時々膝くらいまでの踏み抜きはある。
コメツガの森が続く。
所々で藪っぽいが、トレースは上手く避けている。
ありがたく辿って行くが、それでも時々膝くらいまでの踏み抜きはある。
振り向いたら、ピンクテープと男体山。
ここから時々目印が見られるようになる。
3
振り向いたら、ピンクテープと男体山。
ここから時々目印が見られるようになる。
2061P付近。
2022年03月21日 10:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/21 10:30
2061P付近。
開けた場所に出る。
案外風はない。
1
開けた場所に出る。
案外風はない。
ウサトレース。
ミニアンパンで栄養補給。
食べ始めたら冷たい風が。
6
ミニアンパンで栄養補給。
食べ始めたら冷たい風が。
誰かが口笛でも吹いているかのような鳴き声の小鳥。
こちらも口笛で応戦(笑)。
誰かが口笛でも吹いているかのような鳴き声の小鳥。
こちらも口笛で応戦(笑)。
ちょっと霞んでいるけど絶景!
10
ちょっと霞んでいるけど絶景!
開けた気分の良い場所。
2
開けた気分の良い場所。
高い場所に霧氷。
風で飛ばされた雪が舞う。
6
高い場所に霧氷。
風で飛ばされた雪が舞う。
夏道に合流?
2022年03月21日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3/21 11:36
夏道に合流?
トレースは夏道から外れていく。
随分景色の良い場所に出た。
3
トレースは夏道から外れていく。
随分景色の良い場所に出た。
再び夏道へ合流。
夏道に踏み出したが、膝上ラッセルになってしまった。
トラバースは危険と判断し、トレースを追う。
再び夏道へ合流。
夏道に踏み出したが、膝上ラッセルになってしまった。
トラバースは危険と判断し、トレースを追う。
先行者の苦労の跡。
下に向かうトレースは追わず、ここから山頂を目指す。
2
先行者の苦労の跡。
下に向かうトレースは追わず、ここから山頂を目指す。
急斜面を、爪先を蹴り込みながら斜めに登っていく。
3
急斜面を、爪先を蹴り込みながら斜めに登っていく。
この辺では、雪を固めながら進む。
頂上は目前。
1
この辺では、雪を固めながら進む。
頂上は目前。
北東に延びる先行者のトレース。
後で追ってみよう。
2
北東に延びる先行者のトレース。
後で追ってみよう。
表面はサラサラなのに、アイゼンには団子。
刃が効かずにコケそうになる。
2
表面はサラサラなのに、アイゼンには団子。
刃が効かずにコケそうになる。
温泉ヶ岳に登頂。
やや風が強い。
ちょこんと見える根名草山の向こうは暗い空。
2022年03月21日 12:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
3/21 12:07
温泉ヶ岳に登頂。
やや風が強い。
ちょこんと見える根名草山の向こうは暗い空。
白根山の圧倒的な存在感!
7
白根山の圧倒的な存在感!
その左は前白根山?
3
その左は前白根山?
期待していた燧ヶ岳とかは見えない。
1
期待していた燧ヶ岳とかは見えない。
日光連山。
みんな同じような形に見える。
4
日光連山。
みんな同じような形に見える。
中禅寺湖は、山道からの方が良く見えた。
3
中禅寺湖は、山道からの方が良く見えた。
木の根元に底無しの穴。
これ以上近寄れなかった。
3
木の根元に底無しの穴。
これ以上近寄れなかった。
先行者のトレースを追ったら、なるほど急斜面に出て手詰まり。
先行者はいろいろ迂回しようと頑張ったようだが、結局無理して降りようとはしなかった様子。
自分も早々に諦める。
1
先行者のトレースを追ったら、なるほど急斜面に出て手詰まり。
先行者はいろいろ迂回しようと頑張ったようだが、結局無理して降りようとはしなかった様子。
自分も早々に諦める。
急斜面から正面の稜線。
あそこから登ってくる計画だったが、行かなくて正解だったかな。
2
急斜面から正面の稜線。
あそこから登ってくる計画だったが、行かなくて正解だったかな。
根名草山に続く稜線。
1
根名草山に続く稜線。
高原山。
望遠すると、カメラ内のゴミが目立つ。
今日は、あっちに行こうかとも思っていた。
3
高原山。
望遠すると、カメラ内のゴミが目立つ。
今日は、あっちに行こうかとも思っていた。
雪がチラつく中、この景色を見ながら昼食休憩。
3
雪がチラつく中、この景色を見ながら昼食休憩。
時々青空も覗くが、雪が結構舞ってきた。
山名板の雪をどかして再度写真を撮る。
記念撮影するのを忘れたなぁ(汗)。
6
時々青空も覗くが、雪が結構舞ってきた。
山名板の雪をどかして再度写真を撮る。
記念撮影するのを忘れたなぁ(汗)。
適当にアップで撮ってみたら、念仏平避難小屋が写っていた。
適当にアップで撮ってみたら、念仏平避難小屋が写っていた。
金精山に続く稜線の雪庇が凄い。
トレースのない夏道に踏み出したら、股下まで踏み抜いた。
素直にトレースを辿って下山する。
5
金精山に続く稜線の雪庇が凄い。
トレースのない夏道に踏み出したら、股下まで踏み抜いた。
素直にトレースを辿って下山する。
モンスターとは言えないか。
雪が緩んできて、膝下の踏み抜きが連発する。
ワカンが良さそうだが、もう換装するのがめんどい。
1
モンスターとは言えないか。
雪が緩んできて、膝下の踏み抜きが連発する。
ワカンが良さそうだが、もう換装するのがめんどい。
なんだか随分天気が良くなってきた。
午前中よりも空が青いなぁ。
8
なんだか随分天気が良くなってきた。
午前中よりも空が青いなぁ。
せっかくなので、iPhoneでも撮っておいた。
この辺は、踏み抜きが少なめ。
2022年03月21日 13:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
6
3/21 13:25
せっかくなので、iPhoneでも撮っておいた。
この辺は、踏み抜きが少なめ。
サルオガセ?
何のトレース?
遠くに見えているのは男鹿岳辺り?
遠くに見えているのは男鹿岳辺り?
この辺はトレースカチカチ。
少し行くと膝まで踏み抜く場所があったりする。
それにしても、天候回復で男体山が良く見える。
この辺はトレースカチカチ。
少し行くと膝まで踏み抜く場所があったりする。
それにしても、天候回復で男体山が良く見える。
於呂倶羅山にも行ってみたいねぇ。
1
於呂倶羅山にも行ってみたいねぇ。
ここから急な下り。
このためにアイゼンで下りてきたが・・・
1
ここから急な下り。
このためにアイゼンで下りてきたが・・・
結局踏み抜きだらけで、ワカンの方が良かった。
結局踏み抜きだらけで、ワカンの方が良かった。
車道に合流。
通行止めの場所から戻るのも何なので、舗装路を歩いて戻ることにする。
車道に合流。
通行止めの場所から戻るのも何なので、舗装路を歩いて戻ることにする。
車道に沢山の枝。
この先で、アイゼンとゲイターを外す。
1
車道に沢山の枝。
この先で、アイゼンとゲイターを外す。
ゲートまで行かずに、この辺でショートカット。
ゲイターを外しているので、靴に雪が入った(汗)。
2
ゲートまで行かずに、この辺でショートカット。
ゲイターを外しているので、靴に雪が入った(汗)。
恨めしいくらいの好天。
2
恨めしいくらいの好天。
何やら工事でもしていそうな、元おおるり山荘の脇を通ってゴール。
調べて見ると、亀の井ホテルになるらしい(4/28オープン)。
3
何やら工事でもしていそうな、元おおるり山荘の脇を通ってゴール。
調べて見ると、亀の井ホテルになるらしい(4/28オープン)。

感想

雪山も終盤戦。
高原山と迷いましたが、前から気になっていた湯元からの温泉ヶ岳とその先の根名草山を目指してきました。

最初は、切込湖の西の尾根から根名草山を目指してみようかと思っていましたが、情報が少ないので直前になって諦めました。
現地では、予想外のスノーシューコースが通行止め。
結局、ピストン計画が正解と言う結果に。

しかし、スタート直後で計画は脆くも崩れ去り・・・
根名草山は積雪期のレコがほとんどないのが気になっていましたが、この日スライドしたお二人の話を聞いて納得。
温泉ヶ岳から稜線伝いでは急斜面を下りられず、かといってトラバース道を行くのもままならないとのこと。
実際その通りで、あっさり根名草山は敗退。
これでは目的の7割程度が達成できないといった残念な結果ですが、それでも温泉ヶ岳からの絶景を見ながらゆっくり出来たので、これはこれで良かったかと。

根名草山は、女夫渕温泉から目指してみますかねぇ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:728人

コメント

21日朝にすれ違った二人連れです
我々は温泉ヶ岳南面2265m付近でツェルト泊のビバークを楽しんできたところでした 温泉ヶ岳北面と東面の急斜面は強行突破は厳しいと判断しました
2022/3/23 11:36
kimichan3569さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

当日は、トレース&情報、ありがとうございました。
東斜面は少し頑張れば下りられそうでしたが、結局トラバースが残るので、危ないと思い行きませんでした。

積雪期にツェルト泊とは、かなり山慣れしてますね。
撤退でも楽しめたなら良かったですね。
私も結構楽しめて良かったです。
2022/3/23 17:51
以前に私が検索したところ温泉岳山頂から北面をダイレクトに下りている記録は見つかりませんでした。夏道通り東側斜面をトラバースする記録はいくつか見つかりましたが、雪崩に対して少しギャンブル的な感じがあります。避難小屋で寝ている間に降ってしまうと帰ってこれなくなる可能性もありそうです。
2022/4/5 7:44
Kijo-Ashさん、コメントありがとうございます。

山頂から北面を下るのは(登るのも)、かなり雪山経験値が高くないと難しいと感じました。
東面は樹木が多いので歩けそうな感じでしたが、かなりの藪漕ぎになりそうな気配でした。
近いうちに夏道で温泉ヶ岳に行くつもりなので、その時にでもルート確認してみますが、多分積雪期に行くことはもうないと思っています(汗)。

Kijo-Ashさんは、日光方面で興味深いルートをかなり歩かれているようですね。
参考にさせていただきます。
2022/4/5 19:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら