妙高山(北地獄谷)
- GPS
- 07:59
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,603m
- 下り
- 1,590m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:58
天候 | ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
感想
低気圧が通過したが、どこもかしこも思ったより降雪が足りない。しかも昇温続きで下地はザラメ。といことで、頸城で最も目立つスティープ。妙高山東壁の見学へ。ルンゼと崖が入り乱れる複雑な地形。中央にはどデカい崖。燕温泉から前山経由で山頂に至ったが、結果として終日ガスで上部を間近に観察することはできなかった。デカ崖のスキーヤーズレフトに並行してまっすぐ細く落ちる中央ルンゼ。その下部は、左岸から合流してくる南向きの沢地形からデブリが流れ込んで停滞している。やはり東壁を滑るにはハイシーズンだろうか。稜線の肩から落ちる、比較的緩やかな沢地形に先行者のシュプール。しめた。北地獄谷も見学しておこう。降りてみてビックリ。おびただしい数のサッカーボール大の雪玉が狭い谷を埋め尽くしていた。よく見ると表面を覆う新雪の下は土で汚れている。初めて見る異様なデブリ地帯。雪玉が柔らかいのが幸いし、何とかスキーを脱がずに通過できた。側壁を削ると新雪の下から土が現れた所も。ここは温泉地帯。地熱の影響で積雪しないのだろうか。それならば、この大デブリ帯は時期を問わずあるのだろうか。きれいな小回りを描くトレースのおかげで、GPSに頼らず燕温泉に復帰できた。しかし、昇温中には通過したくないルートではある。時間のかかる登りでも使わない方がリスクを減らせるだろう。登りに関しては所々に急登はあるが、何とかシールで攻略できる。きょうはスキークランポンがよく効く雪だった。前山と天狗堂の間のポコの下りは急で、ここだけスキーを外した。東壁がよく見えるであろうポイントだったのでガス待ちでランチしたが無駄だった。アイゼンは2300から山頂までの往復で使った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する