武奈ヶ岳 冬のダケ道コース
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
イン谷口 9:30(出発)
大山口 10:00(アイゼン装着)
カモシカ台 11:15
北比良峠 12:45
八雲ケ原 13:05
イブルキ分岐付近(幕営) 14:00
***2日目***
テント場 7:10(出発)
武奈ヶ岳 山頂 8:20
テント場 9:20
八雲ケ原 11:00(訓練)
大山口 14:30
イン谷口 14:50
比良駅前 15:15(解散)
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大山口手前から雪景色。大山口から先は、アイゼン・ワカンなどの歩行装備が必要。 冬道は、トレースはしっかりついていたが、分岐の看板が見えにくい。スノーシューを履く人が多くなったので、トレースがいたるところにある。正規ルートと間違わないようにしたい。 この時期、アイゼン・ワカンは必須アイテム。北比良峠から先は雪も深いのでアイゼンよりワカンやスノーシューのほうが歩きやすい。八雲ケ原では、テント泊する人を大勢見かけた。 |
写真
感想
雪山セミナー修了山行は、比良の武奈ケ岳へ。天気も良く、雪もあまり溶けておらずコンディションもばっちり。
今回は、雪山初心者が多く、テント泊で荷物も多かったため、イン谷口までタクシーを使うことになった。これで舗装路を50分歩く行程が短縮された。イン谷の舗装路が切れたあたりからすぐに登山道に雪がつき始める。最初はつぼ足で進んだが、大山口の河原を超えてすぐにアイゼンを装着する。その後はつづら折れの急な登りが続く。カモシカ台に着くころには汗びっしょりに。そのあとも何度かの急な登りをこなして、やっと北比良峠に到着。ここからは下り。他のコースとの合流点なので人も多くなってくる。八雲ケ原では、複数のグループがテントを張っていた。時間に余裕があったので、明日の武奈ケ岳登頂が少しでも楽になるようにとのリーダーの判断で、あと30分ほど先まで行ってテントを張ることになった。
テント場に着いたらさっそく整地。雪が深いのでなかなかしっかり固まらない。縦に横にと何度もラインダンスを繰り返して整地する。やっと、固まってテントが設営できた。
テントができたら休む間もなく水作り。集めた雪を溶かして水を作って、作った水をストッキング生地でこして、水筒に入れていく。8Lの水ができたので今度は作った水で食事を作る。
食事ができたころには5時を回っていた。少し早い夕食をとって、やっと一息つく。
夜は、夏用のモ○ベルULダウンシュラフ#5にアルパイン ダウンハガー 800 サーマルシーツを重ねて、ゴアテックスシュラフカバーをつける。ハードシェルの間に薄いインナーダウンを着て寝たが、全然寒くなく、ぐっすり眠れた。
マットを冬用のサー○レストのプロライトプラスにしたのが大正解だった。下からの寒さをまったく感じなかった。120cmで十分だった。
翌朝は、曇り。晩のうちに雪が積もって20cmほどの新雪ができていた。
幕営地を予定より上のほうにしたので、武奈ケ岳登頂はあっという間だった。山頂がガスって展望が利かなかったのは残念だったが、見事なエビのしっぽを見ることができた。
テント撤収後は、滑落停止訓練、ビーコン操作訓練と順調に予定をこなし、全員無事に下山。
一休のおばちゃんが、「待っていたよ」と地元野菜で作った手料理でもてなしてくれた。
冬のテント泊としては、絶好のコンディションで終えることができた。四季折々の姿を見せてくれる美しい比良の山々に感謝しながら家路に着く。自然よ、仲間よ、本当にありがとう。
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