東海道・府中宿〜見附宿
- GPS
- 16:42
- 距離
- 75.8km
- 登り
- 584m
- 下り
- 602m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:01
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:25
天候 | 曇ときどき晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんど舗装路。宇津ノ谷峠は土道、小夜の中山は石畳の道。菊川でいったん下った後にもう一度登り返しがあります。 |
その他周辺情報 | 初日は金谷まで行き、電車で一駅戻り島田に宿泊。翌日は電車で金谷まで行き出発。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
東海道府中宿(静岡)〜見付宿(磐田)です。今回から1泊で。本当は3月中旬に行こうと思っていたのですが、コロナに罹患してしまい、下旬に延期。今回は街道歩きでは2回目の新幹線利用で静岡入りです。新横浜駅始発のひかりは6分乗り換えでひやひやでしたが割と余裕を持って乗り換えることができました。6時40分に静岡着。駅前でストレッチして歩き始めます。最初は地下街を北へ。ヤマレコのログが取れるのか心配でしたが、きちんと取れていました。地上に出て呉服町で東海道に合流し、札の辻跡で今回のスタート。
東海道は中山道と比べコンビニなども豊富にあるため、あまり下調べをしていないのです。そのため今回も「宇津ノ谷峠」や「小夜の中山」がどんなところかよく知らずに出かけました。宇津ノ谷峠は地図上で見て峠らしきところがある、とは心得ていたのですが、割としっかりとした山道でした。雨が降っていなくてよかった。御羽織屋の先の石段を登ったところから峠越えが始まり、頂上までずっと土道です。下りはそう長くはなく、あっという間に舗装路に到着しますが、この後また土道となります。この峠を下ると岡部宿で立派な資料館があるので、休憩がてら寄ってみました。入館料は300円です。
この資料館では季節限定の雛飾りを展示していて、ボランティアの方が詳しく説明してくださいました。そのおかげもあって楽しく拝見することができました。裏庭も含めてざっと30分くらいの休憩兼見学となりました。岡部を出て藤枝宿の手前にある「大正亭」という古くからあるお肉屋さんで昼食。「ロースかつ定食」を食しました。観光客も多く来るお店のようで、出るときには待っているお客さんが多数いらっしゃいました。隣の若い男性客3人も、反対側の女子大生風の6人も地元の方ではないようでした。提供には結構な時間を要し、ここでも結局1時間ほどの休憩となりました。
藤枝を出て今日宿泊予定の島田宿に入り、そのまま金谷まで先乗りです。島田は大井川の渡しの手前ということもあって栄えた宿場町です。大井川の手前の島田市博物館を、ここでも休憩がてら見学しました。入館料は300円、特別展示も行っているようですが、行った日は入れ替え期間中につき常設展示のみでした。また別館も同料金で見学できるとのことでしたが、先もあるので本館だけの見学にとどめました。映像もあり、大井の渡しについていろいろ知ることができました。現代は橋で渡るのですが、やはり川幅が広く、渡るのに結構な時間を要しました。大井川を渡ると金谷宿。こちら側はひっそりとした宿場町でした。金谷駅から一つ電車で戻り、島田のホテルに宿泊します。大井神社などを少し散歩しながら見学し、「和蔵」という居酒屋さんで夕食。お店の方が山登りをされる方で、楽しく会話させていただきました。
2日目は金谷から。いきなり石畳の登りです。前日岡部の資料館の方からいろいろ聞いていたため、予備知識ありで臨むことができました。夜に降った雨で石畳が滑りやすくなっているのでは、と警戒しましたが、特に危険なことはなく登り、下りとも歩くことができました。こちらは宇津ノ谷とは違いほぼ全部が石畳です。石畳を登りきったところが舗装路なのが、何とも中山道とは違うところです。石畳を下ると間の宿の菊川ですが、すぐにまた登りになります。こちらも舗装路ですが割と急です。長く急な坂を上っていったん平坦になりますが、さらに急な坂をもう一度上ると久延寺、ほぼ頂上となります。標高でいうとだいたい250mくらいかな。夜泣き石を見学し、この先下りに転じるかと思いきや、少しの間舗装路の尾根道を歩きます。しばらく尾根道を歩いた後は急な下りを下って日坂宿に到着です。日坂宿はそれほど大きくなく、次の掛川宿への道に入ります。平坦な道を歩いて掛川宿。ここは城下町として栄えた町です。掛川宿を過ぎて袋井宿までの道は松並木の続く良い道です。歩道の整備されたダイワハウス脇の道は敷地内に道に沿って桜も植えられており、お花見気分で歩くことができました。
袋井市に入り、昼食を済ませた後ハプニング勃発。これまでずっと片手に持っていたガイドブックが西編になるので見てみると「見付宿〜」となっています。東編は袋井宿までで「この先は西編、袋井宿〜」となっているのでよく見ると、版が変わって切れ目が変わったようです。ということで袋井宿から見付宿まではNo Mapで臨むことになりました。とはいえ何もないと不安なので、「人力」というサイトをスマホで見ながら進みます。おかげで大きな間違いもなく歩くことができました。とはいえこのトラップは要注意です。東編を旧版でお持ちでまだ西編をお持ちでない方はご注意ください。
見付宿に入ったのがまだ1時台でしたので、ここからは観光しながら歩いて行きます。見付学校は入場料無料ですが、大変見ごたえのある施設でした。他にも国分寺跡や府八幡宮を見学しながら磐田駅へ向かいます。国分寺跡は40年位前に訪れたことがあるのですが、そのころの印象と変わっておらず、だだっ広い場所が広がっていました。ただ、ここは今後整備され、建物も建つようです。ちょうどその工事を行っていました。駅周辺でお土産を買おうと思ったのですが、駅近くにはあまりそれらしいお店はありませんでした。そこで、お土産は乗換駅の掛川で買うことにして、駅前の「じゃん」というチェーン店で一杯やりましたが、こちらはいまいちだったかな。
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