三森山 番所一の沢(仮称)

2022年04月07日(木) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 10.5km
• 登り: 616m
• 下り: 611m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:28
• 合計: 4:36

距離 10.5km 登り 624m 下り 615m

7:38 筒木原不動尊入口駐車場
8:04 8:10 沢出合い
9:03 9:10 一盃森溜池
9:41 9:44 千軒平・一盃森分岐
10:18 10:19 三森山
11:04 11:15 三森山登山口
12:14 筒木原不動尊入口駐車場

先月三森山に行った時、番所橋を渡った先の沢に綺麗な滝がかかっていた。今回は、この沢を登った。
難しい滝は、二番目の滝で、垂直で登れそうに無く、左岸を小さく巻く。
後は、倒木が結構多いが、ナメ滝ばかりで快適に登れる。
水量の多い方を本流と見て進んだら　最後は溜池の水を流す水路が出てきてびっくり。
杉林の中を登って林道ヘ出る。

今は、イワウチワが綺麗に咲いている時期なので　沢を登った後に、イワウチワを見に行った。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

常磐道四倉インターから県道35号を進みます。
筒木原不動尊前の駐車場に車を駐めました。

コース状況／危険箇所等

三森山からの下りは、傾斜が急なので急がないように。
しっかりロープをつかめる手袋があると良いです。

写真

4/7 8:04

三森渓谷沿いの林道を進み、番所橋を渡って最初の沢。
二段の滝が見えている。

4/7 8:09

最初の滝は、傾斜が緩く快適。
滑りがあるので慎重に進む。

4/7 8:11

次の滝は近付いて見ると、それ程高くはないが、垂直。
危なそうなので左岸を小さく巻く。

4/7 8:13

滝の上は緩いナメ。快適に進む。
この上からは、林道が見えていたが、ここまでで、これ以後は見えなくなる。

4/7 8:17

右岸から三角点からの沢が合流。2m位の小さな滝で水量もほとんど無い。
本流に滝がかかるが、簡単に登れる。

4/7 8:19

綺麗なナメが続くが、左岸は杉林なので気分が出ない。

4/7 8:21

垂直の滝が出てくる。
良く見ると、右岸に石垣が。
何の為のものなのだろう。

4/7 8:29

特徴的なくの字の滝。

4/7 8:39

ナメ滝が続く。

4/7 8:48

更にナメ滝。
気分が良い。

4/7 8:51

沢は平凡になるが、依然水量が多い。

4/7 8:56

金属製の車輪や、大きなコンクリートが出てきて、なんだろうと思っていたらコンクリートのトンネル。
どうやら、溜池の水を流しているのだろう。
急に気分が削がれてしまいました。
水路右側の杉林を登って林道ヘ。
一時間で沢を抜けてしまい、物足りないので山頂迄足を伸ばす。

4/7 10:12

山頂で一休み。
今日は、モヤがかかって遠くは見えなかった。

4/7 10:36

三森神社へ下る尾根に、今の時期はイワウチワが咲く。
薄紅色の素敵な花だ。

4/7 10:46

足の踏み場も無い位に咲いている。

4/7 11:01

細い尾根の両側に、こんな風に咲いている所もある

4/7 14:38

今回の沢の概念図です。

撮影機器：

Pixel 3a Google

装備

個人装備

長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ヘルメット 渓流シューズ

感想

Tonpei

以前、山と渓谷の雑誌に高田直樹氏が、「内なる呼び声によるクライム」という文書を書いていた。
内容を良くは覚えていないが、要するに「自分の登ろうとする気持に正直になる」事だと思う。
今回、あの沢を登りたいと心の中から思う事が出来たと思う。
チンケだと言われそうだ。しかし、あの見えている滝を登り、その先を見る。
左岸は、杉林で　最後は林道で。こんな沢に何の価値があるのかわからない。でも、登りたいという気持ち、その気持ちに従いたかった。

コメント

iwamochan2

他人が決めた価値でなく、自分の内なる未知の山に行きたい。誰がチンケといおうと、自己満足であろうと、いいと思います。自分のための山登りですから。たとえ、落胆する結果であったとしても、それは自らルートを開いた人だけが感じられるものです。

Tonpei

ご返答ありがとうございます。
山に行きたいという気持ち、大切にしてゆきたいものです。