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Yamareco

記録ID: 414764
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

鶴見岳・地獄谷

2014年03月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:35
距離
13.1km
登り
1,350m
下り
1,347m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00くらい林道入り口-8:25地獄谷取付-8:40最終堤通過-9:20谷分岐-9:50壁前-(退却)-10:20もういちど谷分岐-10:45トラバース開始-11:10噴気横-11:20テープ発見-11:40縦走路出会-11:55鶴見山頂-14:35下山
天候 晴れ→曇り→ほんの少し小雨
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
別府ロープウェイのちょっと下の林道入り口近くの広い路肩に停める
ロープウェイ駐車場開門が8時そこいらだった気がするので、早立ちできないため
コース状況/
危険箇所等
※鶴見岳といっても地獄谷は登山道ではありません 道標もテープもないです

林道:1名の往復トレースを確認 ほぼ積雪無し
取り付き:ズボズボはまったりはせず快適
谷の斜面:40〜60度程度 場所により膝上までハマることもあるがクラスト気味なので滑落に注意した
時折15m/s超の強烈な下降気流に襲われる 微細な氷の粒に襲われるのでサングラスかゴーグル推奨

山頂、通常下山道:積雪ほぼなし、融雪によりドロドロ スリップ注意
滝の谷取付と林道状況
滝谷へのトレースは確認できず
滝の谷取付と林道状況
滝谷へのトレースは確認できず
第4支渓の治山堤を右へ巻いて地獄谷へ入る
第4支渓の治山堤を右へ巻いて地獄谷へ入る
最後の堤を超えたらいざ谷へ!
1
最後の堤を超えたらいざ谷へ!
少し歩いて振り向き
まだまだ余裕
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少し歩いて振り向き
まだまだ余裕
グローブ外せないため指の映りこみご容赦(´ω`;)
最初の関門 50度くらいあるかな?
前半はズボズボ 後半はクラストしてました
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グローブ外せないため指の映りこみご容赦(´ω`;)
最初の関門 50度くらいあるかな?
前半はズボズボ 後半はクラストしてました
振り向き
強烈な下降気流と戦いながらなんとかクリア
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振り向き
強烈な下降気流と戦いながらなんとかクリア
斜面はゆるやかな場所がなく、40〜60度程度の範囲で続いていきます
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斜面はゆるやかな場所がなく、40〜60度程度の範囲で続いていきます
最初の分岐
地形図などとにらめっこして右の白いほうへ
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最初の分岐
地形図などとにらめっこして右の白いほうへ
振り向き
なかなかの高度感です
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振り向き
なかなかの高度感です
なかなかの高度感が続きます
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なかなかの高度感が続きます
谷は続く
(この画像のまっすぐ行きましたが、結果としてはソロでは困難ではないかと思われる壁にぶち当たり、ここに戻ってくるハメになります この分岐を右画面外の小沢に入っていくのが正解のもようです)
谷は続く
(この画像のまっすぐ行きましたが、結果としてはソロでは困難ではないかと思われる壁にぶち当たり、ここに戻ってくるハメになります この分岐を右画面外の小沢に入っていくのが正解のもようです)
まっすぐ行った感じがこれ
真っ白いのが雪面ただしくるぶしくらいまでしか埋まらずその下は氷
灰色ぽいのはクラストしてます
どちらにせよアイゼンの爪を強く意識しました
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まっすぐ行った感じがこれ
真っ白いのが雪面ただしくるぶしくらいまでしか埋まらずその下は氷
灰色ぽいのはクラストしてます
どちらにせよアイゼンの爪を強く意識しました
そして岩壁にぶち当たる
手前の壁は超えられるだろう
ただ、地形図から見ても雰囲気から見ても
確保ありで支点ないとリスク高そう
画像1枚前の斜面を下り、2枚前の場所へ撤退
(高度・水平距離ともに70m程度の撤退)
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そして岩壁にぶち当たる
手前の壁は超えられるだろう
ただ、地形図から見ても雰囲気から見ても
確保ありで支点ないとリスク高そう
画像1枚前の斜面を下り、2枚前の場所へ撤退
(高度・水平距離ともに70m程度の撤退)
そんで小沢のほうを登る
「地獄谷」と呼ばれる所以?噴気が見えた
やや西の谷に入りすぎたか?
そんで小沢のほうを登る
「地獄谷」と呼ばれる所以?噴気が見えた
やや西の谷に入りすぎたか?
振り返ると別府市街 爽快
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振り返ると別府市街 爽快
地形図とGPSを参考に噴気へトラバース開始
地形図とGPSを参考に噴気へトラバース開始
噴気の西を通り過ぎ、噴気の上へ出る
ガレっぽい感じ
噴気の西を通り過ぎ、噴気の上へ出る
ガレっぽい感じ
するとすぐにテープ発見
縦走路〜噴気の道とかかな?
するとすぐにテープ発見
縦走路〜噴気の道とかかな?
鞍が戸とか内山方面が展望できる
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鞍が戸とか内山方面が展望できる
縦走路出会い
登頂成功
最近何気に人がいない山頂とかばかりだったので
本人のご尊顔は珍しい
極度の緊張からの開放からか、表情がぶっ飛んでいる
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登頂成功
最近何気に人がいない山頂とかばかりだったので
本人のご尊顔は珍しい
極度の緊張からの開放からか、表情がぶっ飛んでいる
下りは実にノーマルルート
こんなに不快な路面ならロープウェイにすればよかった
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下りは実にノーマルルート
こんなに不快な路面ならロープウェイにすればよかった
Fieldaccessの画面キャプおいておきます
いろんな文献を見ると、噴気の真下に向かうのが正しい?ルートっぽい
Fieldaccessの画面キャプおいておきます
いろんな文献を見ると、噴気の真下に向かうのが正しい?ルートっぽい

感想

まずはソロで行っていいものなのか?という疑問が最後までついてまわりました
あと諸々とした不安でしょうか
とりあえず危なげなくクリアできたので良しとしたいですが、岩壁手前まで行ってGPS確認して間違いに気付き、50度レベルの半氷壁を70m下るのには肝が冷えました
とかく分岐につぐ分岐、谷の複雑な地形とそれを地形図だけで読み取る難しさ…来年以降の課題にしたいものです

待っただけあって、雪の状態は悪くなく、気象条件も恵まれていた中の挑戦だったと思います(*´ω`*)

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