箱根外輪山 (小田原駅〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山〜御殿場駅)
- GPS
- 07:28
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 1,636m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR御殿場線御殿場駅から帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・小田原駅〜桜沢バス停〜塔ノ峰〜明星ヶ岳登山口 小田原駅の西口から出発し Google Maps で調べたルートで桜沢バス停に向かう.小田原城の旧跡を巡りながら坂道を登っていく.所々,視界が開け,小田原市街や丹沢山の眺望が楽しめる.桜沢バス停までは1時間に1本ほど小田原駅からバスが出ているので,そちらを利用しても良い.桜沢バス停を過ぎると少し進み,威張山林道に入る.上水之尾用水溜池を過ぎると車止めのゲートがある.ゲートの脇を通ってさらに林道を進むと,林道の脇に道標が立てられており,塔ノ峰に向かう登山道に入る.登山口から塔ノ峰までの区間は,ジメジメとした細い登山道で,あまり歩かれていないようだ.塔ノ峰の山頂から眺望はないが,少し進んだところで北側にひらけた箇所がある.山頂から10分弱下ったところで一旦車道と合流し,明星ヶ岳登山口まで10分ほど車道の脇を歩く. ・明星ヶ岳登山口〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山 明星ヶ岳登山口には大きな看板が設置されており非常にわかりやすい.ここから先は登山者も多く,登山道は非常に良く整備されている.はじめ樹林帯を緩急のある坂道を登っていくと,やがて両脇に笹の生い茂る道へと変わっていく.登山口から400mほど登ると明星ヶ岳の山頂である.山頂には御嶽大神の祠が祀られている.眺望はないが広い草原となっており,とても心地が良い.明神ヶ岳に向かって少し進むと笹原越しに富士山が顔を表す.左手には早雲山を見ながら小刻みなアップダウンを繰り返しながら進み,明神ヶ岳に向かって徐々に高度を上げていく. 明神ヶ岳は金時山と富士山のビュースポットで,金時山の背後に大きく富士山が聳え立つ風景が圧巻である.山頂にはベンチとテーブルが設置されており,休憩にもちょうど良い.明神ヶ岳を過ぎると一度大きく高度を下げる.芝川峠に向けて200mほど下って,そこから250mほど登りかえす.笹原と樹林帯が交互に繰り返す道で,笹原では仙石原方面の眺望が楽しめる.芝川峠を過ぎて登っていくと,仙石原や公時神社方面からの登山道が合流してくるため,登山者の数が多くなる.登山道自体も急で岩っぽくなってくるため,譲り合いながら進むと金時山の山頂に到着する. 金時山〜乙女峠〜乙女駐車場〜御殿場駅 金時山山頂からアップダウンを繰り返しながら,長尾山の山頂に至る.長尾山の山頂はだだっ広い広場になっているが,眺望は特にない.長尾山を過ぎてからは,ひたすら下る.途中の乙女峠は薩埵峠,御坂峠と並んで富士見三峠に数えられる景勝地である.乙女峠から九十九折の坂を下っていくと国道138号線に面した乙女峠入り口に出る.さらに国道を渡って林道を下っていくと,乙女森林公園に入る.この時期はちょうど桜が見頃で,富士山と桜のコントラストを楽しめる.乙女駐車場まで出ると,後は御殿場駅まで5kmほど舗装された道を歩いてゴール. |
その他周辺情報 | 駐車場 コース上の駐車場は乙女駐車場のみ.塔ノ峰や明星ヶ岳の登山口には駐車場はないので要注意. お手洗い 金時山山頂のチップ式お手洗いのみなので,小田原駅周辺で済ませておいた方が良い. 売店 こちらも金時山山頂のみなので,予め駅周辺のコンビニで必要なものを揃えておいた方が良い. 温泉 乙女駐車場のそばにある富士八景の湯が利用可能.小田原駅や御殿場駅周辺にも入浴施設が複数あるため,下山後の入浴には困らない. |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
計画書
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ファーストエイドキット
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感想
3月は週末が忙しくて山に行けなかったので,約1ヶ月半ぶりの山行になります.久々にスッキリ晴れる予報が出ていたので,せっかくなら富士山が綺麗に見えて,尚且つトレーニングになる場所はないかと考え,このコースに辿り着きました.当初,前夜泊で海岸から愛鷹山を縦走しようかと考えていたのですが,先月の出費が多く,節約せねばということで,手近で前夜泊の必要ない今回のルートに落ち着いたという経緯もあります・・・(笑)
登山計画を作るにあたって山行記録を調べてみると,トレイルランニングでは割とメジャーなルートのようです.実際,明神ヶ岳あたりまで追い抜いてくる人はほぼ全員トレイルランナーでした.トレイルランナーの方々の中には,箱根の外輪山を一周する人もいるのでしょうか?1周4,50キロあるので,ちょっと私は無理かなあ・・・と思ってしまいます.
過去の登山記録では,御殿場側から入って小田原に抜けるルートを取っているものも多くありました.小田原駅が標高22m,御殿場駅は455mなので,スタートとゴールを入れ替えるだけで400m以上,登りを減らせます.さらに,最初に金時山まで標高差800mを一気に上げ,その後は途中明神ヶ岳で大きな登り返しがあるものの,基本的に下り基調となるため気持ち的にも楽だと思います.ただ,今回はトレーニングも兼ねているので,小田原側から登ることにしました.小田原側から登るもう1つのメリットとして,富士山を正面に見ながら山歩きを楽しめるという点も挙げられます.御殿場側から入ると,必然的に常に富士山に背を向けて歩くことになるので,景色を楽しみたい場合には,断然小田原側から入山するのをおすすめします.
普段,日帰り山行でも泊りがけの山行でも,同じ救急キットをリュックに入れて持ち歩いています.大小様々な絆創膏や消毒液,テーピングや下痢止め,解熱鎮痛剤まで,日帰り山行にはややオーバースペック気味です.これまで持ち歩くだけで,ほとんど出番がなかったのですが,今回は珍しく役に立ちました.と言っても自分で使ったわけではなく,持ち合わせのなかった他の登山者に絆創膏をお渡ししただけです.なかなか使う機会がないので中身を抜いて減らそうかと考えていましたが,それほど重いわけでもないですし,登山中何があるかわからないので,たまにこういう形で人の役にも立てるなら,これまで通り救急キットを携行しようと思います.
最後に,最近はマラソンに向けてランニングしていたので,まあ今回の山行は余裕で行けるだろうと思っていましたが,結局太腿が攣りそうになって結構ギリギリでした.まだまだ,トレニングが足りていませんね.精進します.
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