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記録ID: 4154418
全員に公開
ハイキング
箱根・湯河原

箱根外輪山 (小田原駅〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山〜御殿場駅)

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
07:28
距離
29.1km
登り
2,066m
下り
1,636m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:30
合計
7:26
距離 29.1km 登り 2,077m 下り 1,643m
5:55
9
6:04
6:05
42
7:25
8
7:33
7:34
8
8:24
8:25
4
8:29
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16
9:17
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3
9:27
4
10:09
24
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15
10:48
10:56
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11:12
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26
11:46
10
11:56
11:57
32
12:29
12:31
6
12:37
12:38
43
13:21
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:小田急小田原線で小田原駅にアクセス
帰り:JR御殿場線御殿場駅から帰宅
コース状況/
危険箇所等
・小田原駅〜桜沢バス停〜塔ノ峰〜明星ヶ岳登山口
小田原駅の西口から出発し Google Maps で調べたルートで桜沢バス停に向かう.小田原城の旧跡を巡りながら坂道を登っていく.所々,視界が開け,小田原市街や丹沢山の眺望が楽しめる.桜沢バス停までは1時間に1本ほど小田原駅からバスが出ているので,そちらを利用しても良い.桜沢バス停を過ぎると少し進み,威張山林道に入る.上水之尾用水溜池を過ぎると車止めのゲートがある.ゲートの脇を通ってさらに林道を進むと,林道の脇に道標が立てられており,塔ノ峰に向かう登山道に入る.登山口から塔ノ峰までの区間は,ジメジメとした細い登山道で,あまり歩かれていないようだ.塔ノ峰の山頂から眺望はないが,少し進んだところで北側にひらけた箇所がある.山頂から10分弱下ったところで一旦車道と合流し,明星ヶ岳登山口まで10分ほど車道の脇を歩く.

・明星ヶ岳登山口〜明星ヶ岳〜明神ヶ岳〜金時山
明星ヶ岳登山口には大きな看板が設置されており非常にわかりやすい.ここから先は登山者も多く,登山道は非常に良く整備されている.はじめ樹林帯を緩急のある坂道を登っていくと,やがて両脇に笹の生い茂る道へと変わっていく.登山口から400mほど登ると明星ヶ岳の山頂である.山頂には御嶽大神の祠が祀られている.眺望はないが広い草原となっており,とても心地が良い.明神ヶ岳に向かって少し進むと笹原越しに富士山が顔を表す.左手には早雲山を見ながら小刻みなアップダウンを繰り返しながら進み,明神ヶ岳に向かって徐々に高度を上げていく.
明神ヶ岳は金時山と富士山のビュースポットで,金時山の背後に大きく富士山が聳え立つ風景が圧巻である.山頂にはベンチとテーブルが設置されており,休憩にもちょうど良い.明神ヶ岳を過ぎると一度大きく高度を下げる.芝川峠に向けて200mほど下って,そこから250mほど登りかえす.笹原と樹林帯が交互に繰り返す道で,笹原では仙石原方面の眺望が楽しめる.芝川峠を過ぎて登っていくと,仙石原や公時神社方面からの登山道が合流してくるため,登山者の数が多くなる.登山道自体も急で岩っぽくなってくるため,譲り合いながら進むと金時山の山頂に到着する.

金時山〜乙女峠〜乙女駐車場〜御殿場駅
金時山山頂からアップダウンを繰り返しながら,長尾山の山頂に至る.長尾山の山頂はだだっ広い広場になっているが,眺望は特にない.長尾山を過ぎてからは,ひたすら下る.途中の乙女峠は薩埵峠,御坂峠と並んで富士見三峠に数えられる景勝地である.乙女峠から九十九折の坂を下っていくと国道138号線に面した乙女峠入り口に出る.さらに国道を渡って林道を下っていくと,乙女森林公園に入る.この時期はちょうど桜が見頃で,富士山と桜のコントラストを楽しめる.乙女駐車場まで出ると,後は御殿場駅まで5kmほど舗装された道を歩いてゴール.
その他周辺情報 駐車場
コース上の駐車場は乙女駐車場のみ.塔ノ峰や明星ヶ岳の登山口には駐車場はないので要注意.

お手洗い
金時山山頂のチップ式お手洗いのみなので,小田原駅周辺で済ませておいた方が良い.

売店
こちらも金時山山頂のみなので,予め駅周辺のコンビニで必要なものを揃えておいた方が良い.

温泉
乙女駐車場のそばにある富士八景の湯が利用可能.小田原駅や御殿場駅周辺にも入浴施設が複数あるため,下山後の入浴には困らない.
小田原駅からスタート
2022年04月09日 05:37撮影 by  ILCE-6500, SONY
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小田原駅からスタート
小田原駅西口の北条早雲像
2022年04月09日 05:40撮影 by  ILCE-6500, SONY
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小田原駅西口の北条早雲像
小田原駅から登山口までの道には小田原城の旧跡が点在する
2022年04月09日 05:57撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 5:57
小田原駅から登山口までの道には小田原城の旧跡が点在する
時々視界が開けて小田原市街が一望できる
2022年04月09日 06:04撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 6:04
時々視界が開けて小田原市街が一望できる
海側の風景
2022年04月09日 06:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
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海側の風景
桜沢のバス停.1時間に1本程度運転されている.
2022年04月09日 06:16撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 6:16
桜沢のバス停.1時間に1本程度運転されている.
威張山林道に入る
2022年04月09日 06:22撮影 by  ILCE-6500, SONY
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威張山林道に入る
上水之尾用水溜池
2022年04月09日 06:32撮影 by  ILCE-6500, SONY
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上水之尾用水溜池
威張山林道の車止めゲート.一般車両はここまで.
2022年04月09日 06:34撮影 by  ILCE-6500, SONY
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威張山林道の車止めゲート.一般車両はここまで.
あまり目立たない塔ノ峰方面への登山口
2022年04月09日 06:43撮影 by  ILCE-6500, SONY
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あまり目立たない塔ノ峰方面への登山口
塔ノ峰山頂は眺望なし.
2022年04月09日 07:10撮影 by  ILCE-6500, SONY
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塔ノ峰山頂は眺望なし.
塔ノ峰から少し進んむと北側に少し開けた所があった
2022年04月09日 07:13撮影 by  ILCE-6500, SONY
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塔ノ峰から少し進んむと北側に少し開けた所があった
山中の1本桜
2022年04月09日 07:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
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山中の1本桜
塔ノ峰から下りて車道と合流
2022年04月09日 07:18撮影 by  ILCE-6500, SONY
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塔ノ峰から下りて車道と合流
明星ヶ岳の登山口
2022年04月09日 07:28撮影 by  ILCE-6500, SONY
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明星ヶ岳の登山口
しばらく登ると両脇に笹の生い茂る登山道になる
2022年04月09日 07:48撮影 by  ILCE-6500, SONY
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しばらく登ると両脇に笹の生い茂る登山道になる
明星ヶ岳山頂の御嶽大神の祠
2022年04月09日 08:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
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明星ヶ岳山頂の御嶽大神の祠
明星ヶ岳山頂部は広々とした草原になっている
2022年04月09日 08:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
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明星ヶ岳山頂部は広々とした草原になっている
笹原越しに富士山が顔を出す
2022年04月09日 08:19撮影 by  ILCE-6500, SONY
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笹原越しに富士山が顔を出す
こちらは明神ヶ岳
2022年04月09日 08:19撮影 by  ILCE-6500, SONY
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こちらは明神ヶ岳
左手には早雲山も見える
2022年04月09日 08:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
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左手には早雲山も見える
大正時代に皇族の行幸があった際の記念碑
2022年04月09日 08:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
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大正時代に皇族の行幸があった際の記念碑
明星ヶ岳山頂は金時山と富士山の絶好のビュースポット
ただし富士山は雲の中
2022年04月09日 09:03撮影 by  ILCE-6500, SONY
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明星ヶ岳山頂は金時山と富士山の絶好のビュースポット
ただし富士山は雲の中
仙石原方面の眺望
2022年04月09日 09:17撮影 by  ILCE-6500, SONY
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仙石原方面の眺望
富士山の雲が晴れてきた
2022年04月09日 09:18撮影 by  ILCE-6500, SONY
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富士山の雲が晴れてきた
雲が晴れて完全体に
2022年04月09日 09:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
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雲が晴れて完全体に
仙石原がかなり近づいてきた
2022年04月09日 10:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
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仙石原がかなり近づいてきた
金時山に向けてラストスパート
2022年04月09日 10:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
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金時山に向けてラストスパート
金時山山頂は激混み
風も強かったので早々に退散した
2022年04月09日 10:57撮影 by  ILCE-6500, SONY
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金時山山頂は激混み
風も強かったので早々に退散した
長尾山山頂
2022年04月09日 11:32撮影 by  ILCE-6500, SONY
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長尾山山頂
山頂部はだだっ広い広場になっている
2022年04月09日 11:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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山頂部はだだっ広い広場になっている
乙女峠の展望台
2022年04月09日 11:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 11:41
乙女峠の展望台
乙女峠から見た富士山
また雲がかかってしまった
2022年04月09日 11:41撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 11:41
乙女峠から見た富士山
また雲がかかってしまった
乙女峠への登山口
2022年04月09日 12:00撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 12:00
乙女峠への登山口
乙女キャンプ場上部の桜園がちょうど見頃だった
2022年04月09日 12:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 12:07
乙女キャンプ場上部の桜園がちょうど見頃だった
乙女キャンプ場の登山道入り口にはゲートが設置されている
2022年04月09日 12:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 12:11
乙女キャンプ場の登山道入り口にはゲートが設置されている
乙女駐車場から桜と富士山
2022年04月09日 12:14撮影 by  ILCE-6500, SONY
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乙女駐車場から桜と富士山
富士八景の湯
今回は御殿場駅がゴールなので泣く泣くパス
2022年04月09日 12:17撮影 by  ILCE-6500, SONY
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富士八景の湯
今回は御殿場駅がゴールなので泣く泣くパス
御殿場の街中はちょうど桜が見頃だった
2022年04月09日 12:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
4/9 12:35
御殿場の街中はちょうど桜が見頃だった
御殿場駅に到着
ゴール!
2022年04月09日 13:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
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御殿場駅に到着
ゴール!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 計画書 予備電池 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ファーストエイドキット

感想

3月は週末が忙しくて山に行けなかったので,約1ヶ月半ぶりの山行になります.久々にスッキリ晴れる予報が出ていたので,せっかくなら富士山が綺麗に見えて,尚且つトレーニングになる場所はないかと考え,このコースに辿り着きました.当初,前夜泊で海岸から愛鷹山を縦走しようかと考えていたのですが,先月の出費が多く,節約せねばということで,手近で前夜泊の必要ない今回のルートに落ち着いたという経緯もあります・・・(笑)
登山計画を作るにあたって山行記録を調べてみると,トレイルランニングでは割とメジャーなルートのようです.実際,明神ヶ岳あたりまで追い抜いてくる人はほぼ全員トレイルランナーでした.トレイルランナーの方々の中には,箱根の外輪山を一周する人もいるのでしょうか?1周4,50キロあるので,ちょっと私は無理かなあ・・・と思ってしまいます.
過去の登山記録では,御殿場側から入って小田原に抜けるルートを取っているものも多くありました.小田原駅が標高22m,御殿場駅は455mなので,スタートとゴールを入れ替えるだけで400m以上,登りを減らせます.さらに,最初に金時山まで標高差800mを一気に上げ,その後は途中明神ヶ岳で大きな登り返しがあるものの,基本的に下り基調となるため気持ち的にも楽だと思います.ただ,今回はトレーニングも兼ねているので,小田原側から登ることにしました.小田原側から登るもう1つのメリットとして,富士山を正面に見ながら山歩きを楽しめるという点も挙げられます.御殿場側から入ると,必然的に常に富士山に背を向けて歩くことになるので,景色を楽しみたい場合には,断然小田原側から入山するのをおすすめします.
普段,日帰り山行でも泊りがけの山行でも,同じ救急キットをリュックに入れて持ち歩いています.大小様々な絆創膏や消毒液,テーピングや下痢止め,解熱鎮痛剤まで,日帰り山行にはややオーバースペック気味です.これまで持ち歩くだけで,ほとんど出番がなかったのですが,今回は珍しく役に立ちました.と言っても自分で使ったわけではなく,持ち合わせのなかった他の登山者に絆創膏をお渡ししただけです.なかなか使う機会がないので中身を抜いて減らそうかと考えていましたが,それほど重いわけでもないですし,登山中何があるかわからないので,たまにこういう形で人の役にも立てるなら,これまで通り救急キットを携行しようと思います.
最後に,最近はマラソンに向けてランニングしていたので,まあ今回の山行は余裕で行けるだろうと思っていましたが,結局太腿が攣りそうになって結構ギリギリでした.まだまだ,トレニングが足りていませんね.精進します.

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