木曽駒ヶ岳

2014年03月15日(土) [日帰り]

• GPS: 03:22
• 距離: 7.0km
• 登り: 709m
• 下り: 710m

コースタイム

3月15日
09:40 千畳敷 登山開始
　　　↓
10:45 乗越浄土
　　　↓
11:30 木曽駒ヶ岳山頂
12:00 木曽駒ヶ岳山頂発
　　　↓
13:00 千畳敷

天候

晴れて日差しが強い
気温-5℃程度
稜線の風-比較的弱い(体感で5m/s程だろうか)

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

08:15 菅の台バスセンター(駐車料金500円)
　　　↓【バス】
08:45 しらび平
09:05 しらび平
　　　↓【ロープウェイ】
09:12 千畳敷駅　　　　　(往復3,800円　時間は季節で変わります)

コース状況／危険箇所等

●土曜日ということもあり菅の台バスセンターの切符売り場には開店前(開店は7:50頃)から行列ができていました。駐車場にはまだ余裕がありました。
●しらび平行のバスは臨時で2台出ていました。2台目の方がゆったり乗れました。ロープウェイは1回で全員乗れました。

●乗越浄土までの登りは急登で、朝(9:30頃)は凍って硬い雪質でした。アイゼン・ピッケルが必須で、ストックでは危険だと思います。2日前に降雪があったようですがスノーシュー・ワカンの必要性は感じませんでした。
●乗越浄土から山頂までは概ね問題が無いように思いましたが、中岳の登り降りはコースによっては滑落の危険があるかもしれません。
●下りの時(12:00頃)は雪が少し緩みましたがアイゼンは効きました。

写真

今朝の気圧配置
等圧線は広い

3/15 6:53

少し雲があるけど素晴らしい天気に恵まれた♪
道路状態は目的地までノーマルタイヤでも大丈夫なくらい良好

3/15 7:44

菅の台の切符売り場
7:50頃OPENしました。

3/15 8:22

1台のバスでは足りず2台目に乗った
2台目の方がゆったり乗れた
ロープウェイは同じ便に乗れます

3/15 9:20

朝食を食べ損ねていたので千畳敷のレストランにて醤油ラーメンを食べた。9:15から食べられます。
千畳敷のトイレは綺麗でウォシュレットもありました。
食事中、店員さんの「あ、滑落！」という声に振り返ると窓の外で一人の登山者が滑り落ちるのが見えた。ピッケルが無いのか100m程滑落し自然停止。ムクっと起き上がり歩き始めた。無事？のようだった。

3/15 9:44

久しぶりの山行でいきなり滑落を見てしまった…
天気も良いし気持ちを切り替えてスタート！

3/15 9:45

あの斜面をサァーっと滑り落ちてた…(*_*;
岩など無くてホント良かった。

3/15 9:50

土曜日だからか結構人が多かった。
雪は硬く締まっていてアイゼンが良く効く状態でした。過去の踏み跡が少し残っていました。

3/15 10:09

千畳敷カールに雪崩の爪痕
凄まじいぃぃいい(＠_＠;)

3/15 10:09

急登になる。ここからはピッケルじゃないと危険。
アイゼンの爪を信用しないと進めません。
この後渋滞になりましたが写真を撮る余裕はありませんでした。

3/15 10:46

乗越浄土到着
緊張が解けた瞬間

3/15 10:47

帰りもここ通るんだよなぁ…(；一_一)

3/15 10:52

乗越浄土

3/15 10:52

宝剣岳の奥に空木岳もみえる❤

3/15 10:55

青と白の世界
氷の鏡が太陽光を反射する

3/15 10:55

スマしているがサングラスがズレとる…
宝剣山荘とか天狗荘という小屋が雪にうもれている

3/15 10:58

雪に埋もれた小屋を横切る

3/15 11:01

久々の山行でうれしくて仕方がない

3/15 11:11

中岳(2925)からの展望(西北西)
御嶽山がこんなにも近いなんて！

3/15 11:12

中岳(2925)からの展望(南側)
宝剣岳、空木岳など

3/15 11:12

アイゼンの音が心地よい♪
堅いせんべいを食べるような音♪

3/15 11:49

山頂到着♪

3/15 11:43

サングラスがズレとる…

3/15 11:36

山頂からの展望(南側)
中岳、宝剣岳、空木岳、奥は南アルプス

3/15 11:50

うれしくて仕方がない

3/15 12:07

パンパン！
無事に帰れますように

3/15 11:53

さて、降りますか
山頂で30分もグダグダ出来るほど穏やかでした。
…サングラスがズレとるって

3/15 12:23

降りはペースが速くなる
なぜならば昼飯が待っているのだよ！

3/15 12:26

宝剣岳の山頂付近の雪壁をトラバースする人が見えた！

3/15 12:26

見てるだけで手がビチョビチョになる
すごいなぁ(＠_＠;)

3/15 12:30

乗越浄土からの降りの時間がやってまいりました

3/15 12:31

来た時より弱冠雪が緩いがアイゼンは効く

3/15 12:41

振り返りパシャリ
朝の滑落シーンが脳裏に浮かぶ

3/15 12:41

滑落したら千畳敷ホテルにいる人がみんな見るんだろうなぁ…汗
(そこかい)

3/15 12:58

無事下山♪
ォツカレシタッ！！

3/15 13:18

web限定日帰りプランの恩恵
その名も「千畳敷メシ」なぜか冷製カボチャスープが付いている
雑穀米のソースかつ丼。美味しくいただきました。
下山が14:00過ぎると食べられません。

3/15 14:19

帰りのバスでカモシカに遭遇
ムシャムシャ草を食べとった

撮影機器：

SHL22 SHARP

装備

個人装備

ザック(28L)

1

雪山用山靴

1

ダウンジャケット

1

ゴアアウター上下

1

ニット帽

1

手袋

1

ｲﾝﾅｰとｵｰﾊﾞｰﾐﾄﾝ

スパッツ

1

飲料水(湯)

1.15L

サーモスで800,350

行動食

1

チョコetc

携帯電話

1

auのスマホ

ヘッドライト

1

ツェルト

1

ツェルト用ポール

1

ファーストエイドキット

1

消毒・バンドエイドetc

十徳ナイフ

1

エリア地図

1

昭文社 山と高原地図

着替え

1

(インナー上下、靴下)

タオル

2

アイゼン

1

12本爪

ピッケル

1

腕時計

1

スント 高度計

ストック

1

ゴーグル

1

ネックゲイター

1

サングラス

1

感想

qayama

まず、今回利用したweb限定日帰りプランについて
http://www.chuo-alps.com/archives/2013/11/15163000.html
通常の往復料金に100円足した3,900円で、1,000円相当の食事(コーヒー付)＋温泉施設100円引券が付いてくるという超お得なものがあります。(3/30まで)
但し、食事は14:00までに注文しないとお土産のマグカップになっちゃうんです…
14:00というとコースタイムでギリギリ着けるかどうかの微妙な時間。
さらにシャリバテのリスクもあります。なので…
●時間を気にして早めに行動する
●朝食を遅めにしっかりと食べる
2点を気にしながら臨みました。

中央道駒ヶ根ICから菅の台バスセンターまではあっというまでコンビニなどありません。朝食をギリギリで食べようと思っていたのが仇となり食べ損ねる結果に。行動食に手を付けてしまうも足りる訳もなく…
ところが、千畳敷のレストランがロープウェイの到着時間(9:15)とともに始まるのでラーメンを食べることができました〜(*´∇｀*)ウマウマ
それから、千畳敷ホテルのトイレは洋式でウォシュレットもついてました♪

ラーメンを食べている時、レストランの従業員の「あ、滑落！」という声に振り返る。
窓の外で一人の登山者が滑り落ちるのが見えた。ピッケルによる滑落停止の動作をする様子も無く自然停止するまで100m程滑落した。その後ムクっと起き上がり歩き始めるのが見えた。無事のようだった。
ホテルの宿泊客なら山頂からの降りの時間に当たる。おそらく降りで踏み外したかアイゼンの爪を引っかけたか…
大事に至らずなによりでした。

以降の感想は写真のコメントの通りです。

日帰りプランの割引温泉「こぶしの湯」に行ってきました(^-^)/
http://www.chuo-alps.com/kobushi/index.html
菅の台BCから少し離れていて、わかりにくいのでナビがないと辛いかもしれません。
別荘地のような高台にありとても雰囲気の良い場所にありました。
湯は塩素臭くイマイチでしたが、新しく綺麗な施設で露天風呂が広くて良かったです。
特筆すべき点は、日中なら露天風呂から南アルプスが一望できロケーションは最高でした。

長期出張を終えてまとまった休暇がとれたので天気予報を参考にしての山行。
最高の天気でした。日を選べるなんて恵まれた環境です。





備忘録：今回使用したGPSアプリは【山と高原地図】。使用感は今まで使っていた【山旅ロガー】に比べてGPSのブレがひどい。さらにバッテリーの減りも早い気がする。
良い点
●現在地がリアルタイムで見られる点(山旅ロガーも有料版なら)。
●現在地の高度が常に表示されている点(精度に疑問は残る)。
●表示地図がガイドマップで情報量が多い点(有料500円)。
今後どちらを使うか迷うところ…。

コメント

ゲスト

おっかえりなさい♫
そして数か月ぶりの山行おめでとうございます
空も青！キャップも青！ウエアも青！スパッツも青！どんだけ青好きなんですかー。でもその青好きパワーがこの素晴らしいお天気を呼び寄せたのかもですね
qayamaさんのブランクを感じさせない登頂時の笑顔、これからもじゃんじゃんお願いします

qayama

Re: おっかえりなさい♫
>kimicocoさん
ありがとうございます〜
空の青は本当に素晴らしい青でしたよ
やっぱり山は最高ですねっ
ところで、kimicocoさんのコメントの絵文字かわいいですね 〜

yamaya1127

最高の冬山でしたね
はじめまして(^^)

私も同じ時に登っていました。
乗越浄土の写真で標識の隣に立っている青と黒のウエアーの男は私です。
私は前日から登っていたのですが、初日はホワイトアウトで乗越浄土で撤退しました。
再チャレンジしたこの日は最高の天気で本当に良かったですね。楽しく登れました

ところで、八丁坂で滑落（？）した方、もしかしたら滑落では無く尻セードだったかも知れません。
あの方とは乗越浄土の手前で会って立ち話をしたのですが、ここから尻セードするにはちょっと急なのでもう少し下ったら尻セードだ、と言ってました。
始発のロープウェイが着くまでは千畳敷は貸し切り状態でガラガラでしたから、私も尻セードで降りようかと思っていました。(私が下山するときは人が多くてとてもそれどころでは有りませんでしたが）

qayama

Re: 最高の冬山でしたね
＞yamaya1127さん
はじめまして。コメントありがとうございますm(__)m
乗越浄土ですれ違った方でしたか〜
あの日は意外と登山者が多くてビックリしていました。
きっとヤマレコユーザーの方がいるだろうなと思っていましたが、やはりいらっしゃいましたね
この場であの晴天を共感し喜びあえて嬉しく思います

朝の滑落は尻セードだったんですね
確かにそう解釈する方が状況に符合しますね(*^^*)
しかし、かなりのスピードだったので尻セードだとしたら余程慣れた方ですね〜。
僕も降りのとき尻セードを試したのですが、スピードが出過ぎてすぐに止めてしまいました
ご指摘して頂きありがとうございましたm(__)m

Shinta3

同じに日に木曽駒に登っていた者です。
どうも、初めまして！
あの日、最高の木曽駒ヶ岳を経験した登山者です。

最高の天気とコンディションでしたね。
ただ、本格的な冬山デビューで八丁坂に
ビビりまくりましたが（汗）

山頂では最高のコンディションに舞い上がり
写真を撮りまくったのですが、
あの八丁坂の写真がなかったのが
心残りでした。下りは、ただただ恐ろしくて
とてもそんな余裕がなかったです。
（ま、下りだけじゃなかったですが。。。）

ところが、なんとqayamaのレコを見ると
私と相方がへっぴり腰で八丁坂を下ってる
写真がアップされてるじゃないですか！
（最後から６枚目です）しかも臨場感たっぷりに！

そこで勝手なお願いなんですが、出来ましたら
この写真をメールか何かの方法で送って頂けないでしょうか？
どうぞよろしくお願いいたします。
お返事お待ちしております。

qayama

Re: 同じに日に木曽駒に登っていた者です。
>Shinta3さんへ

閲覧、コメントありがとうございます。
Shinta3さん達お二人のパーティーは記憶に残っております。
本当に良い山行でしたね

画像についてですが、まず、勝手に載せちゃってすいません
しかも動画にも…
一応、第三者が個人を特定できないよう顔など写ってないもののみ使わせて頂いたつもりです。
因みに、その次の画像（下から見上げた画像）も小さくてわからないかもしれませんが、お二人が写っているものと思われます。
どうぞご自由にダウンロードしてください。

やり方は説明不要かもしれませんが…
画像をクリックして大きくなったら、下にある[元サイズ]をクリックしてください。
もっと大きい画像になると思います。
その画像の上で右クリックをして『名前を付けて画像を保存…』をクリックすればPCに保存できます。

Shinta3

Re[2]: 同じに日に木曽駒に登っていた者です。
返事遅れてすいませんでした。

ダウンロードできました！！　やり方を知らなかったので、
丁寧に書いて頂いて助かりました。

画像使って頂いて全くかまいません。
中には気にされる方もいますが、
私はフリー素材ですので、問題ありません（笑）
それよりも、恐ろしくて撮れなかった写真だったので
むしろ、感謝してます。　ありがとうございました。

また、どこかであったらお声を掛けて下さい！