銀世界の笹尾根へ威力偵察も、あえなく撤退
- GPS
- 04:08
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 646m
- 下り
- 695m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上川乗登山口では除雪の雪がバリケードになっています。 昨晩雪が降ったようで、笹尾根にはトレースがありません。雪も柔らかくなっておりスノーシュー等が無いと踏み抜きまくり。場所によってはももまで潜ります。でもスノーシューさえあれば、楽しいかも。 日原峠〜人里は指導標等は無く、積雪や倒木により道が分かりにくいところがあります。 |
写真
感想
どのくらい雪が溶けたのかを確認するために、何回か行ったことのある浅間峠から笹尾根へ。具合が良ければそのまま槇寄山方面へというプランで出かけました。
いや〜甘い考えでした。
いきなり登山口の前には除雪でできた2mもの雪の壁が・・・。これを乗り越えて登り始めると、膝までの踏み抜き・・・。それでも浅間峠までは道も明瞭で、日当たりの良い場所は雪のないところもあり、問題なく登れました。
そしてたどり着いた浅間峠は、まるで白銀のおとぎ話の世界。昨日の雪が枝について、きらきらと輝いています。これを見ただけでも来た甲斐がありました。
テンションが上がったところで笹尾根を西へ向かいましたがここからが問題。広い尾根には踏み跡が全く無く、雪の重みで折れたり倒れたりした灌木が道を塞いでおり、どこを歩いて良いか分かりません。おまけに気温が上がってきたため、1歩ごとにひざまで、ときにはももまで踏み抜きます。
泳ぐようにして日原峠に到着。いつもの倍近く時間がかかっています。
スノーシュー等をもっていいないことを嘆きつつ、もはやこれまでと、エスケープルートに設定していた人里への道を下ることに。
しかし、これが甘くなかった。
トラバース気味の道には雪がふきだまっているうえ、雪につぶされた灌木が道の上に覆い被さっており、どこが登山道が全く分かりません。雪も笹尾根より深く、ももまであっさり潜ってしまいます。
何回か道をはずしては、地図とナビで修正して、なんとか下っていきました。
この道は指導標も赤テープも皆無なうえ、山と高原に地図には記載されていない分岐(25,000分の1地形図にはある)も存在するため、雪が深いうちはうかつに入らない方が良いかもしれません。
なんとか無事に人里の集落に到着。バスに乗って数馬の湯に向かいました。
今回はかなり苦戦しましたが、スノーシュー等を持っていれば、もっと楽しい山歩きになったような気がします。
そういえば、最初から最後まで、誰にも合わない登山はこれが初めてかもしれません。
コメント
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BUNNY25さん
はじめまして、雪の笹尾根を歩きたくてレポートを捜してるのですが意外と少ないですね。
着氷に包まれた森、とっても素敵な風景です。
晩秋の落ち葉の笹尾根とともに出会いたい風景で期待しているのですが。
お歩きになってから一週間たっていますが(22日)あまり状況は変わっていないでしょうね。
takaoku
takaoku様
コメントありがとうございます。
笹尾根は派手さはないですが、落ち着いた風情があり、とても好きなところです。(温泉もありますし・・・)
標高の低いところはだいぶ雪も融けたと思いますが、三頭山寄りや、檜原街道からの北斜面の吹きだまりには、まだ残雪が残っているのではないでしょうか。
新緑のころに、また行ってみたいと思っています。
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