意外に人臭かった御池〜燧ケ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 1,916m
- 下り
- 1,905m
コースタイム
/17 6:00 起床 8:00-9:04 広沢田代 9:30-10:35 熊沢田代上樹林帯境界 10:50-11:20 2160m(スキーデポ地)-11:45 俎 12:00-12:34 デポ地 13:05-13:38 御池 14:05-15:30 大杉岳 16:00-16:20 1440mブナ沢出合 16:35-16:55 幕場(泊)
/18 5:15 起床 7:45-9:15 P 窓開の湯入浴後、下道で帰宅
天候 | 3/16 晴れのち吹雪 /17 ド快晴 /18 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお、中土合公園Pのところにウマがあり、地元の人に聞けばどけて入ってもいいとのことでした。 往路は八王子〜首都高〜東北道・西那須野塩原経由で桧枝岐in 復路は下道、桧枝岐〜川治温泉〜日光〜大間々〜深谷〜越生〜八王子 という経路で往路より距離が短かったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・なぜか林道は圧雪車によるピステがかかっていました。スノーモビルも多く入っていました。 ・林道のショートカットは向かって右側のヘアピンをつなぐようにすると、最も平らになってから左へルートを取るといいです。 ・御池から燧ケ岳の往復は広沢・熊沢両田代が歩きになるので、ちとかったるいか? ・スキーデポ地から上部はカリカリでした。あの斜面を滑れなかったことは、再履修になるということです。 ・下山後の燧の湯を楽しみにしていましたが、12時OPENでした。駒の湯もです。窓開は11時でした。 ・きこりの店の一枚板にやられてしまいました。 |
写真
感想
3/16
先週、職場で軽度のギックリ。しかも0時過ぎに風呂の脱衣所で全裸…それは置いといて、晴れるのがわかっていたので、行くしかないと決心。先週はシャルマンでいじけていたから…
さすがに各登山口とも車が停まっている。いつものバスPで準備して中土合公園に荷物を置きにゆくと、地元の方に「先まで入れるよ」と言われ、遠慮しつつもウマをどかして進入させてもらう。ミニ尾瀬公園のところまで入れた。
ここで驚いたのが、圧雪がかかっていること。散歩している人に聞くと圧雪は「七入くらいまではあるよ」とのこと。
七入から少しで、スノーモビルに引かれたゴムボートに乗ったボード集団に抜かれた。ブナ坂は初めのコーナーをそのまま南西へショートカット、さらに上の林道を右へ下り加減から上部へショートカット、沢が出ているところを林道で越えてからショートカットで最上段に至る。ピステはまだ続いていた。この先でけたたましくサイレンを鳴らしながら登ってきた圧雪車に抜かれる。駐車禁止の標識を過ぎると、あれほど天気がよかったのに雪が激しく降り出す。
まったくの予想外、湿ったシールにこれは痛手だ。作業している圧雪車の音が近いため、高下駄状態を根性で乗り越え頑張る。圧雪車は小屋開けに来ているようだ。幕場は山の駅西側樹林、かぜをしのげる木陰だが、ブロック作成中に顕著な弱層発見!明日の行動が不安だ。17時くらいに吹雪となる。
3/17
起きてみると超ド快晴!期待を込めて出発。直後に鹿の歩いた跡と思っていると、な、な、なんとこのド平日に真新しいトレースがあるではないか!?ありがたく使わせてもらう。雪質は最高。広沢田代への急登を終えると、行く手のトレースはさらに上部へ…一体何時に出てきたのだろう?
稜線は雪煙が舞っている。ピークまで行けるのだろうか?熊沢田代への登りも急だが異常なし。すっかり弱層のことは忘れてしまっている。熊沢田代は風の通り道で、カリカリ。いったん下ってから最後の登りへと導かれる。先行者は上部ダケカンバ帯を越え、板を担いで稜線を歩いている。斜面は雪が思った通りカリカリで、2160mのダケカンバにスキーをデポし、アイゼン歩行でピークへ向かう。稜線までは思ったより早く到着。ピークには沼からの単独テレマーカーがいた。柴安瑤呂っかなそうだったので諦める。360度の大展望、数年前の2月に来た時も晴れており、この山域はついているのか??
デポに戻る手前で3人組の先行者に出会う。3時に出てきたらしい。上部の快適オープンバーンを滑ることができなかったが、ここから取り返す気持ちで滑る。日向の雪は変化して粘っこいが、日蔭は最高のパウダーだった。いい雪を滑りたいなら午前中ということか…平坦地がだるい。次回は沢筋に入ってみよう。
御池に戻り、大杉岳に向かう。初めはブナ林の緩い登りで、気持ちのいい斜面。傾斜が上がってくるとそれなりにつらい。一番西寄りの尾根を登ったので、風により積雪が波打ち歩きづらかったため、隣の斜面にトラバろうと思うができなかった。ピークは展望なく、滑ろうと決めていた尾根もガス時はわからないだろう。
すでに16時近く、やはり雪はネバネバ&新雪&ザラメ&パックとかなり苦心する。視界良好だったので緩やかな尾根に乗ることができ、下部はザラメの快適スキーとなった。
沢も渡れるところで渡っておくべき。国道に戻り夕暮れの御池を天場へ向かう。
3/18
再度、パウダーを滑りに行こうかと思ったが、里心が出てきており下山へ。国道は雪が固いと思っていたがそんなこともなく引っかかる雪質。モビルの跡が凍っていたためこれを外さないように滑る。傾斜もないため同じ体勢が続き、太もも&膝がつらい。
初日に遭遇したボードツアーの滑っていた沢筋に入ってみると、思いのほか開けたブナの疎林で雪質がよければ楽しいだろう。ショートカットを繰り返し、七入までのバックストレートに出る。昨日の雪は重かったようで、スケーティングでこなしたようだ。太ももと相談しながらモビル跡を進むが、キリンテあたりで圧雪車により凍った場所が破壊され、スケーティング&手漕ぎをフルに駆使して車に戻る。
地元の人に聞けば、燧の湯、駒の湯ともに12時からということで、窓開を勧められ向かうことにする。ついた窓開も11時OPEN、頼むと少し早かったが入浴させてもらえた。ここに着くころ雨模様となる。早めに下山してラッキーだったかな。欲しくなるのは分かっていたが、きこりの店で座卓の天板を見学。会津産の栃、いいなぁ…
コメント
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お疲れさん。
特攻隊員もガタがきたと言うことですか?
ギックリは癖になりますので、季節の変わり目は気を付けて下さい♪
スキー板にキャタピラーが付いていればご一緒できるのですが(笑)
秦野にむかっています。給料×丘陵地歩きを楽しんで来ます。
おはようございます。
やっと始動しましたね!
ということは、本日お休みですか?
いい天気みたいでよかったです。
キャタピラなくても平気でしたよ!!そうだ、スノーモビル会装備で買ってください♪
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