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Yamareco

記録ID: 4181729
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

前山(妙高山系)冬季限定ルートで訓練山行

2022年04月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:31
距離
8.6km
登り
945m
下り
1,075m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:36
休憩
0:57
合計
8:33
5:35
17
5:52
5:53
24
9:03
9:04
76
14:08
ゴール地点
天候 快晴無風
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山行当日は燕温泉の日帰り駐車場を利用(トレイあり)
前日、松戸駅 14:30集合して、赤倉温泉のホテルに素泊まり
コース状況/
危険箇所等
燕温泉から前山へは尾根通しのルートですが、夏道がなく積雪期のみのルートです。
所々、雪が切れてしまった箇所は藪で難儀しました。
前山を越えて天狗平分岐で夏道で燕温泉に戻る地獄谷ルートがありますが、当日は踏み跡が無く、また谷ルートのため、雪が緩んでの雪崩リスクを考慮して、比較的緩やかなスキー場側斜面からルートファインディングしての赤倉観光リゾートスキー場への下山となりました。
(地図と実際の地形での見え方の違いや夏ルートらしき痕跡追いもありました)
その他周辺情報 前夜泊
スターホテル赤倉を予約利用(源泉かけ流しの温泉でした)
https://starhotel-akakura.com/
朝5時半スタート。この日はとりわけ空の青さがきれいでした。正面は妙高山の外輪山。
2022年04月17日 05:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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朝5時半スタート。この日はとりわけ空の青さがきれいでした。正面は妙高山の外輪山。
登山口にある黄金の湯。手前が男湯、向こうが女湯。タダだそうだ。
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登山口にある黄金の湯。手前が男湯、向こうが女湯。タダだそうだ。
男湯も女湯も湯船がすぐそこに。
でも脇目も振らずに進む進む
2022年04月17日 05:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 5:54
男湯も女湯も湯船がすぐそこに。
でも脇目も振らずに進む進む
男湯。
湯船が丸見えだぁ
2022年04月17日 05:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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男湯。
湯船が丸見えだぁ
2022年04月17日 06:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
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尾根の取付きからずっと急登
2022年04月17日 06:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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尾根の取付きからずっと急登
向こうの外輪山は神奈山
2022年04月17日 06:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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向こうの外輪山は神奈山
尾根の急登を振り返る
2022年04月17日 07:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
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尾根の急登を振り返る
まだまだ急登が
2022年04月17日 07:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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まだまだ急登が
恐れていた藪がチラホラと
2022年04月17日 07:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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恐れていた藪がチラホラと
踏み跡はない
右奥に妙高本峰が見えてきました
2022年04月17日 07:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
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右奥に妙高本峰が見えてきました
あれが前山かと思ったら、手前の偽ピーク
2022年04月17日 07:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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あれが前山かと思ったら、手前の偽ピーク
ガシガシ登る
2022年04月17日 07:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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ガシガシ登る
2022年04月17日 07:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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2022年04月17日 07:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
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なかなか立派な巨木です
2022年04月17日 07:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
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なかなか立派な巨木です
斑尾山と野尻湖
その後ろは志賀高原や草津方面
2022年04月17日 07:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 7:42
斑尾山と野尻湖
その後ろは志賀高原や草津方面
こちらは信越国境トレイルとその後ろは越後三山や苗場山
2022年04月17日 07:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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こちらは信越国境トレイルとその後ろは越後三山や苗場山
眼下に拡がる信越の山々を眺める
2022年04月17日 08:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/17 8:07
眼下に拡がる信越の山々を眺める
左奥には日本海も
2022年04月17日 08:07撮影 by  iPhone 6s, Apple
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左奥には日本海も
前山山頂1932m から東側の絶景
2022年04月17日 08:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
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前山山頂1932m から東側の絶景
前山頂上。
これから地獄の藪漕ぎが待っているとは、誰も知らない...。
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前山頂上。
これから地獄の藪漕ぎが待っているとは、誰も知らない...。
前山の山頂を振り返る
このあたりからは藪だらけ
2022年04月17日 09:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 9:08
前山の山頂を振り返る
このあたりからは藪だらけ
雪稜から雪が無くなると...それは藪
2022年04月17日 09:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 9:08
雪稜から雪が無くなると...それは藪
藪を掻き分け、雪面を探して
2022年04月17日 09:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 9:09
藪を掻き分け、雪面を探して
藪を避けながら雪面歩き
2022年04月17日 09:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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藪を避けながら雪面歩き
雪道の雪が無くなると... そう、藪漕ぎが待ってました
2022年04月17日 09:41撮影 by  iPhone 6s, Apple
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雪道の雪が無くなると... そう、藪漕ぎが待ってました
Yリーダー先頭に藪漕ぎ開始。クマザサや枝をつかみながら下降。
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Yリーダー先頭に藪漕ぎ開始。クマザサや枝をつかみながら下降。
2022年04月17日 09:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
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天狗堂からゆるい傾斜を下る。気持ちイイ!
2022年04月17日 10:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
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天狗堂からゆるい傾斜を下る。気持ちイイ!
腰の引けてるオッサンが一人…
2022年04月17日 10:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
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腰の引けてるオッサンが一人…
下る斜面の先の展望は
斑尾スキー場、竜王スキー場、志賀高原スキー場と続いて岩菅山
2022年04月17日 10:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 10:05
下る斜面の先の展望は
斑尾スキー場、竜王スキー場、志賀高原スキー場と続いて岩菅山
ピッケル持ってシバいている、わけではありません。滑落停止の練習中。
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ピッケル持ってシバいている、わけではありません。滑落停止の練習中。
左のオッサン、足先が上がってないよ!
2022年04月17日 10:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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左のオッサン、足先が上がってないよ!
2022年04月17日 10:10撮影 by  iPhone 8, Apple
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2022年04月17日 10:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/17 10:16
滑って落ちて行ったボトルを追いかけるkaz、拾えて良かった
2022年04月17日 10:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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4/17 10:36
滑って落ちて行ったボトルを追いかけるkaz、拾えて良かった
白い雪と真っ青な空と、邪魔なオッサン…
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白い雪と真っ青な空と、邪魔なオッサン…
前山をバックに。
その1
1
前山をバックに。
その1
その2
タイマーセットで集合写真を撮ります。ピッケルをスタンドにして
快晴なのでバエる〜
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その2
タイマーセットで集合写真を撮ります。ピッケルをスタンドにして
快晴なのでバエる〜
その3
ポーズに昭和感が出ているとか、いないとか。。
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その3
ポーズに昭和感が出ているとか、いないとか。。
スキー場にでてきました
左手に前山
2022年04月17日 12:26撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/17 12:26
スキー場にでてきました
左手に前山
振り返って
それにしても広いゲレンデですね!
ここを下ります
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振り返って
それにしても広いゲレンデですね!
ここを下ります
スキー場レストランハウスのテラスからの眺望。
この景色を肴にBEERが最高
2022年04月17日 13:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/17 13:15
スキー場レストランハウスのテラスからの眺望。
この景色を肴にBEERが最高
スキー場を下って、赤倉観光ホテルの赤い屋根が見えてきた
2022年04月17日 13:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 13:55
スキー場を下って、赤倉観光ホテルの赤い屋根が見えてきた
正面に妙高山、手前に前山。ホントに名前通りだ。赤倉観光ホテルから
2022年04月17日 14:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/17 14:21
正面に妙高山、手前に前山。ホントに名前通りだ。赤倉観光ホテルから
赤倉観光ホテルフロント前で
国内リゾートホテルの草分け的存在とのこと・・
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赤倉観光ホテルフロント前で
国内リゾートホテルの草分け的存在とのこと・・
赤倉観光リゾートスキー場の山麓駐車場から
2022年04月17日 14:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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4/17 14:53
赤倉観光リゾートスキー場の山麓駐車場から
妙高本峰と前山をズーム
2022年04月17日 14:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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妙高本峰と前山をズーム
2022年04月17日 15:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/17 15:18

装備

個人装備
アイゼン ワカン ストック ピッケル

感想

いやぁ楽しい訓練山行でした。GWの岳沢から西穂計画の足慣らしを兼ねた山行は快晴無風の絶好のコンディションでした。積雪期にしか歩けない燕温泉から尾根通しで前山へ行くルート(上手くいけばそのまま妙高本峰へも)は、最初から急登の連続、おまけに所々で雪が切れて藪漕ぎを強いられる、いかにも訓練な山行でもありました。
しかし、急登にあえぎながら辿り着いた前山山頂からの眺望は、間近の斑尾山、野尻湖、妙高本峰やその外輪山はもちろん、遠くに日本海、越後三山、巻機山、苗場山、鳥甲山、佐武流山、岩菅山、横手山、四阿山など、錚々たる名峰が一望できました。

↓前山山頂からの360°




スタート時の計画では前山から先に進んで、出来れば妙高本峰ピストン、ダメなら地獄谷ルートで戻る計画でしたが、まず前山から天狗堂までの藪漕ぎの連続にペースは大幅にダウンするわスタミナも気力も削られるわで、本峰は諦めて地獄谷への下降ルートを見に行きましたが、踏み跡らしきものが見当たらず、また谷筋にはデブリがたくさん見えることや、気温が高くなってきての雪崩リスクも考えると、地獄谷ルートで戻ることは危険と判断し、急遽地形図とニラメッコして、スキー場側斜面を下って、途中からの林道ルートで池ノ平スキー場を目指すことに。

下った斜面は雪面が明るくて気持ちの良い疎林帯、お散歩気分で下りながら、途中で滑落停止練習したり、ワカン装着練習したりの楽しい時間になりました。予定した林道ルートに出て、池ノ平スキー場方面へ進んでみると進む先の林道が雪の急斜面に埋もれて危険な崖トラバース状態になっており、進むことを中止して、赤倉観光ホテル方面を目指すことにして、夏道登山ルートをなぞる転進プランに移行。
そうして地形とGPSとをニラメッコしながら、無事に赤倉観光リゾートスキー場に下りることが出来、まだ営業しているスキー場のレストラン「エートル」に寄り道してバカンス気分を味わいつつ、赤倉観光ホテルに下山完了。

ここで燕温泉に置いてある車を回収するためにタクシーを手配し、3名はタクシーで車回収に、私を含めた2名は山麓のスキー場駐車場までトコトコ下って、暖かな路面に解除した装備を拡げて乾かしながら燕温泉からの車を待ちました。

待つ間に見た、スキー場駐車場からの前山と妙高本峰の姿はカッコよかったです。
楽しいメンバーに恵まれ、また今シーズンから雪山を始めた会員さんの着実な経験値習得もあって、また来たい(次は本峰まで行きたい)エリアになりました。
でも、藪漕ぎは次は勘弁です。

この時期の妙高山は、特に今年は大雪もありとても厳しかったというのが印象です。もともとが訓練山行で登頂は目指さないとしていたものの、天候が素晴らしくメンバーの脚もそろっていたので、もしかしたら、と思っていたのですが、甘くはなかったです。下調べもコース選定もあいまいなまま、前山の藪漕ぎに時間と労力をとられました。
しかし下山途中でワカン歩行や滑落停止(まがい)の訓練はしたので、ま、目的は達成したかな(^^)/

久しぶりに会メンバーと雪上歩き。お天気が良く、超気持ちよかった。
またもピークに行けませんでしたが、メンバーの足がそろっていたので、快適に歩くことができました。下山路の地形図読みは学びが多かったです。急斜面の下降は自分の中では少しずつ慣れてきていると思うけど、SLいかがでしょうか?
やっぱみんなと歩くの楽しいですね。

積雪期限定の急登ルート、藪漕ぎ、ワカン歩行、他、、経験値が上がりました。
いやー楽しかったです。(^^)v
東の燕温泉側からの妙高山は直登で荒々しく、写真で見てイメージしていた山容とは異なり迫力ありました。
次は、山小屋利用で池や湿原の絶景ルートで山頂を目指したいな〜と。

往復で7時間強...車窓からは沢山の桜が楽しめました🌸
ありがとうございました。

暖かい日が続きますが今年は積雪量が多いとのこと、登山口からアイゼン装着して登山開始です。昨夜は旅館でH山さんからお借りしたワカンの装着訓練も行い準備OK!踏み抜き地獄対策済みです。バリエーションルートとのこと、初めての経験です。緊張します。前山まで前方に迫力ある妙高山を眺めながら登ります。前山登頂後、赤倉登山道との合流地点までは藪漕ぎを経験、枝葉を掴みながら下ることが多くゴム手袋を選定して良かったです。妙高山への登頂は諦めましたが、下山までの地図読み山行が大変貴重な経験となりました。雪崩危険箇所を回避しながらルートを考える山行は緊張感ありました。地図と実際の地形とのギャップも経験、沢谷を越えながら振り返ると厳しいルートであることをあらためて実感しました。スキー場に到着しホッとしました。ワカン装着での歩行、ゆるやかな傾斜!?での滑落訓練、まだまだ経験不足の初心者ですが皆さまご指導ありがとうございました!あ、旅館の温泉が最高で気持ちよかったー。

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