前山(妙高山系)冬季限定ルートで訓練山行
- GPS
- 08:31
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 945m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:33
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日、松戸駅 14:30集合して、赤倉温泉のホテルに素泊まり |
コース状況/ 危険箇所等 |
燕温泉から前山へは尾根通しのルートですが、夏道がなく積雪期のみのルートです。 所々、雪が切れてしまった箇所は藪で難儀しました。 前山を越えて天狗平分岐で夏道で燕温泉に戻る地獄谷ルートがありますが、当日は踏み跡が無く、また谷ルートのため、雪が緩んでの雪崩リスクを考慮して、比較的緩やかなスキー場側斜面からルートファインディングしての赤倉観光リゾートスキー場への下山となりました。 (地図と実際の地形での見え方の違いや夏ルートらしき痕跡追いもありました) |
その他周辺情報 | 前夜泊 スターホテル赤倉を予約利用(源泉かけ流しの温泉でした) https://starhotel-akakura.com/ |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ワカン
ストック
ピッケル
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感想
いやぁ楽しい訓練山行でした。GWの岳沢から西穂計画の足慣らしを兼ねた山行は快晴無風の絶好のコンディションでした。積雪期にしか歩けない燕温泉から尾根通しで前山へ行くルート(上手くいけばそのまま妙高本峰へも)は、最初から急登の連続、おまけに所々で雪が切れて藪漕ぎを強いられる、いかにも訓練な山行でもありました。
しかし、急登にあえぎながら辿り着いた前山山頂からの眺望は、間近の斑尾山、野尻湖、妙高本峰やその外輪山はもちろん、遠くに日本海、越後三山、巻機山、苗場山、鳥甲山、佐武流山、岩菅山、横手山、四阿山など、錚々たる名峰が一望できました。
↓前山山頂からの360°
スタート時の計画では前山から先に進んで、出来れば妙高本峰ピストン、ダメなら地獄谷ルートで戻る計画でしたが、まず前山から天狗堂までの藪漕ぎの連続にペースは大幅にダウンするわスタミナも気力も削られるわで、本峰は諦めて地獄谷への下降ルートを見に行きましたが、踏み跡らしきものが見当たらず、また谷筋にはデブリがたくさん見えることや、気温が高くなってきての雪崩リスクも考えると、地獄谷ルートで戻ることは危険と判断し、急遽地形図とニラメッコして、スキー場側斜面を下って、途中からの林道ルートで池ノ平スキー場を目指すことに。
下った斜面は雪面が明るくて気持ちの良い疎林帯、お散歩気分で下りながら、途中で滑落停止練習したり、ワカン装着練習したりの楽しい時間になりました。予定した林道ルートに出て、池ノ平スキー場方面へ進んでみると進む先の林道が雪の急斜面に埋もれて危険な崖トラバース状態になっており、進むことを中止して、赤倉観光ホテル方面を目指すことにして、夏道登山ルートをなぞる転進プランに移行。
そうして地形とGPSとをニラメッコしながら、無事に赤倉観光リゾートスキー場に下りることが出来、まだ営業しているスキー場のレストラン「エートル」に寄り道してバカンス気分を味わいつつ、赤倉観光ホテルに下山完了。
ここで燕温泉に置いてある車を回収するためにタクシーを手配し、3名はタクシーで車回収に、私を含めた2名は山麓のスキー場駐車場までトコトコ下って、暖かな路面に解除した装備を拡げて乾かしながら燕温泉からの車を待ちました。
待つ間に見た、スキー場駐車場からの前山と妙高本峰の姿はカッコよかったです。
楽しいメンバーに恵まれ、また今シーズンから雪山を始めた会員さんの着実な経験値習得もあって、また来たい(次は本峰まで行きたい)エリアになりました。
でも、藪漕ぎは次は勘弁です。
この時期の妙高山は、特に今年は大雪もありとても厳しかったというのが印象です。もともとが訓練山行で登頂は目指さないとしていたものの、天候が素晴らしくメンバーの脚もそろっていたので、もしかしたら、と思っていたのですが、甘くはなかったです。下調べもコース選定もあいまいなまま、前山の藪漕ぎに時間と労力をとられました。
しかし下山途中でワカン歩行や滑落停止(まがい)の訓練はしたので、ま、目的は達成したかな(^^)/
久しぶりに会メンバーと雪上歩き。お天気が良く、超気持ちよかった。
またもピークに行けませんでしたが、メンバーの足がそろっていたので、快適に歩くことができました。下山路の地形図読みは学びが多かったです。急斜面の下降は自分の中では少しずつ慣れてきていると思うけど、SLいかがでしょうか?
やっぱみんなと歩くの楽しいですね。
積雪期限定の急登ルート、藪漕ぎ、ワカン歩行、他、、経験値が上がりました。
いやー楽しかったです。(^^)v
東の燕温泉側からの妙高山は直登で荒々しく、写真で見てイメージしていた山容とは異なり迫力ありました。
次は、山小屋利用で池や湿原の絶景ルートで山頂を目指したいな〜と。
往復で7時間強...車窓からは沢山の桜が楽しめました🌸
ありがとうございました。
暖かい日が続きますが今年は積雪量が多いとのこと、登山口からアイゼン装着して登山開始です。昨夜は旅館でH山さんからお借りしたワカンの装着訓練も行い準備OK!踏み抜き地獄対策済みです。バリエーションルートとのこと、初めての経験です。緊張します。前山まで前方に迫力ある妙高山を眺めながら登ります。前山登頂後、赤倉登山道との合流地点までは藪漕ぎを経験、枝葉を掴みながら下ることが多くゴム手袋を選定して良かったです。妙高山への登頂は諦めましたが、下山までの地図読み山行が大変貴重な経験となりました。雪崩危険箇所を回避しながらルートを考える山行は緊張感ありました。地図と実際の地形とのギャップも経験、沢谷を越えながら振り返ると厳しいルートであることをあらためて実感しました。スキー場に到着しホッとしました。ワカン装着での歩行、ゆるやかな傾斜!?での滑落訓練、まだまだ経験不足の初心者ですが皆さまご指導ありがとうございました!あ、旅館の温泉が最高で気持ちよかったー。
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