月山〜姥ヶ岳〜湯殿山（姥沢より周回）

2022年04月19日(火) [日帰り]

• GPS: 06:08
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,014m
• 下り: 1,369m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 1:22
• 合計: 6:08

8:23 月山リフト山頂駅
9:51 10:13 月山
11:30 11:52 姥ヶ岳
12:04 12:25 装束場
13:15 13:32 湯殿山
14:31 姥沢駐車場

天候

晴れ（上部ガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

月山スキー場 500円
リフト1回券　600円

その他周辺情報

水沢温泉館（道の駅にしかわ） 300円
六十里越ドライブイン　月山山菜そば 1200円

写真

4/19 8:22

リフトトップより。上部はガスだが、間もなく晴れるはず

4/19 8:46

姥ヶ岳東面をトラバースして四ツ谷川源頭へ。予想より早く晴れた

4/19 9:11

雪渓を詰める

4/19 9:23

ここからツボ足。今日はアイゼン不要

4/19 9:37

鍛冶小屋跡

4/19 9:44

山頂広場に到着

4/19 9:48

山頂の月山神社。山頂一帯は昨年より雪解けが早い感じ　

4/19 10:05

このあと一気にガスってしまう。一瞬ガスが切れたときの葉山と東斜面

4/19 10:09

ガスの切れ間を狙って滑走開始。これを最後に、真っ白な中を滑ることに

4/19 10:45

牛首の下まで滑ったところでやっとガスが晴れる

4/19 10:49

シャリシャリの雪で抜群に滑りやすい。多少の縦溝も気にならず

4/19 11:15

姥ヶ岳へ登り返し

4/19 11:21

四ツ谷川源頭を振り返る。これくらい視界のある時に滑りたかった

4/19 11:41

姥ヶ岳に到着

4/19 11:46

クラックでズタボロの湯殿山。東南斜面はともかく、尾根上も断裂している

4/19 11:52

雪渓までちょっとだけ降りて北西斜面を滑走。はたして雪はつながっているか？

4/19 11:55

大丈夫でした。笹薮帯を抜ければ、あとはスッキリ

4/19 11:57

振り返る。メンツルではないけどこちらも滑りやすかった

4/19 11:59

装束場へ

4/19 12:01

北西斜面全景。笹薮に邪魔されずスッキリ滑れるラインをいまだ模索中

4/19 12:24

湯殿山へ登り返し

4/19 12:48

尾根を分断していたクラック。シールのまま笹薮上を歩き、北から回り込む

4/19 12:58

けっこう深いクラックも

4/19 13:01

最後の小ピークからの湯殿山。この後の下りのクラックも厄介

4/19 13:07

振り返る。これ以上雪解けが進むと通過が難しくなりそう

4/19 13:29

湯殿山からの朝日連峰。逆光で霞も多いが、先日登った赤見堂岳が間近に見える

4/19 13:30

月山を振り返る。山頂のガスもやっととれた

4/19 13:32

南斜面〜大岫峠。クラックは予想の範囲内と思ったが、アップでみるとやはり多い

4/19 13:32

滑走ルートの尾根。クラック迂回のため、右手のヤブ地帯のさらに右から回り込む

4/19 13:33

振り返る。この尾根にここまでクラックができるとは思わなかった

4/19 13:36

ここから下に滑っちゃおうとも思ったが、戻るのが面倒なので予定通り尾根コースで

4/19 13:38

湯殿山東斜面。ああ、これはひどい……

4/19 13:38

ここからはクラックもなくスッキリ滑れる

4/19 13:40

1350m辺りの無木立斜面

4/19 13:42

ブナ林に入ったところで振り返る。楽しかった

4/19 13:44

ブナ林の滑走。雪は十分しまっており、これまた楽しい

4/19 13:49

この辺りで石跳川へ

4/19 13:51

石跳川からの湯殿山

4/19 14:10

姥沢駐車場まで登り返し

4/19 14:29

着きました

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル

感想

miaomiao

今年の月山エリアは地震の影響、そして雪の多さが災いし、あちこちに大規模なクラックができているらしい――
それでも今日のルートなら問題なかろうと、姥沢から月山〜姥ヶ岳〜湯殿山と周回することにしました。個人的にこの時期の定番コースです。

で、実際に問題はなかったわけですが、装束場から湯殿山への東尾根、そして南尾根上部のクラックは想定以上でした。急傾斜の東南斜面ならともかく、尾根上にここまでクラックが及んでいるとは……。
結果的にスキーを外さずにこなせたとはいえ、クラックを避けるため何か所か笹薮の上を歩くこともありました。今後雪解けが進んで笹薮が起き上がってくると、藪漕ぎは避けられないかもしれません。

ちなみに滑走自体は十分楽しめました。
鍛冶月光の雪渓はデコボコのまま凍りついていて、軽量ウロコ板を抑えるのに苦労しましたが、牛首から下は快適そのもの。姥ヶ岳北西斜面や湯殿山南尾根もほどよい雪質で滑りやすかったです。
ただ、この時期にしては縦溝が多いような気もします。今日は良かったけど、気温が低くて雪が固い日はイマイチに感じるかもしれません。

一つ残念だったのは、月山山頂に着いたとたんガスが立ち込めたこと。まぁ東斜面や大雪城を滑る予定はなかったので影響は少ないですが。
クラックについても密かに楽しんでいる自分がいて、総じて楽しい山行になりました。