上曽峠からの大崩壊地を迂回し筑波山へ

2022年04月23日(土) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 15.1km
• 登り: 1,026m
• 下り: 1,009m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:06

7:57 県道7号線石岡筑西線上曽峠付近に駐車して出発
7:58 0:00 通行止めの看板手前を左へ
7:59 0:00 二股を右へ
8:11 0:00 ショートカットルート出口
8:31 0:00 県道150号線月岡真壁線に出る
8:32 0:00 林道入口
8:33 0:00 急な林の登り入口
8:47 0:00 登山道に合流
9:16 0:00 土俵場林道に合流
9:18 0:00 仙郷林道への登り口
9:25 0:00 仙郷林道
9:29 9:30 湯袋沢西尾根分岐
9:33 0:00 筑波高原キャンプ場
9:43 9:48 キャンプ場の上部で小休止
10:40 0:00 筑波山
10:55 11:00 御幸ヶ原
11:22 11:29 カタクリの案内板
11:35 0:00 ユースホステル跡地
11:48 11:55 仙郷林道の展望台小休止
11:59 0:00 女の川
12:05 0:00 筑波高原キャンプ場
12:12 0:00 湯袋沢西尾根分岐
12:37 12:38 三本松三角点
12:41 12:41 三本松
13:12 0:00 関東ふれあいの道合流
13:15 0:00 裏筑波登山口
13:21 0:00 県道150号線月岡真壁線から上曽峠方面への林道に入る
13:50 0:00 ショートカットルート入口
14:03 県道7号線石岡筑西線上曽峠付近の駐車地に帰着

天候

霧のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上曽峠近くに駐車

コース状況／危険箇所等

上曽峠と湯袋峠間のショートカットルートの大崩壊発生について

上曽峠と湯袋峠間は車の通れる林道がある。数年前までは裏筑波（筑波連山）縦走はそのほとんどの方がこの林道を通っていた。
最近ショートカットルートが新たに開拓されて、現時点ではこちらが主流になりつつあった。
ところが昨年初めごろにこのショートカットルートに崩落個所が発生した。最近の縦走記録ではさらに崩落が拡大していることを知った。
私も現地に行って危険であることを確認。
今日の山行、4月23日時点では上曽峠からの入口は通行止めになっていた。4月29日に湯袋峠からの入口にも通行止めの表示がされたのを確認した。

上曽峠と湯袋峠間は車の通れる林道を通るのが安全なので当面は車道歩きをお勧めしたい。

しかし、崩落個所を通らないショートカットルートもあって、問題がないことが今回、確認できた。崩落個所を通る危険なショートカットルートよりも標高が40~50mほど節約できる楽ちんルートなのでお勧めだが、いつもじめじめしていて、靴が汚れるのは覚悟してほしい。

写真

4/23 8:02

上曽峠付近に駐車。右側のガードレールの切れ目から入る。

4/23 14:08

入口の様子。

4/23 8:04

入ってすぐに通行止めの看板。崩壊現場へは入れなくなった。

1/10 14:59

1年3カ月前、2021年1月10日撮影の崩壊現場。通行止めの看板から2〜3分程度のところにある。

4/16 11:31

1週間前、2022年4月16日に撮影。崩壊が進み、通過が危険な状態に。

4/23 8:04

通行止めの看板の左に道が分岐。左へ。

4/23 8:05

30mほど先、二股を右へ。

4/23 8:07

道路はぬかっているので登山靴の多少の汚れは覚悟した方が良いかもしれない。この先、ずっと直進。

4/23 8:10

いつもじめじめしている、ぬかるみの難所。丸太が置かれている。慎重に通過。

4/23 8:12

藪っぽい道。とげとげの枝をぬっていくので注意。

4/23 8:16

車道に出た。湯袋峠に向けて車道を行く。

4/23 8:26

ヤマブキの花。

4/23 8:27

道端にマムシグサの群落。

4/23 8:36

県道150号線月岡真壁線に合流。

4/23 8:37

合流地点から桜川市側に約50m地点。林道のような広い道を入り、

4/23 8:39

すぐ先で杉の植林帯の急勾配に、踏み跡を見出して登る。

4/23 8:46

傾斜が緩むと藪っぽくなるが、

4/23 8:50

ピークに境界杭があり、

4/23 8:52

ピンクのテープを頼りに辿って、尾根の登山道に合流した。尾根の道はゆるい傾斜がずっと続き、歩きやすい登山道だ。

4/23 9:00

しっかりした道にオレンジのヤマツツジが咲いていた。

4/23 9:04

ただし、まだ咲き初めの感じで、連休頃にはさらに見ごろになるように思えた。

4/23 9:09

ヤマツツジの道を登る。

4/23 9:16

ミヤマシキミの花。

4/23 9:21

土俵場林道に合流。

4/23 9:23

右折し、100mほど先で仙郷林道に登っていく道がある。

4/23 9:24

エンレイソウの花。

4/23 9:30

ニガイチゴのようだ。

4/23 9:31

ニリンソウが群落を作っていた。

4/23 9:34

関東ふれあいの道との合流点を通過。

4/23 9:37

キャンプ場近く。ここではヤマザクラが咲いていた。

4/23 9:37

女体山頂上方面を望む。

4/23 9:39

キャンプ場の駐車場側から入る。駐車場は満車状態。あふれた車は路上駐車していた。

4/23 9:43

オシベの黄色と白が交互に輪を作っているのがおしゃれ。トウゴクサバノオのようだ。

4/23 9:47

キャンプ場の上から望む。霧の中に、三本松方面が辛うじて見えた。

4/23 10:02

葉の形からエイザンスミレのようだ。

4/23 10:02

新しい道標。キャンプ場のコースは7番のようだ。

4/23 10:14

ニョイスミレと思われる。

4/23 10:15

ワチガイソウと思われる。

4/23 10:16

高く登るにつれて、カタクリがまだ咲いていた。

4/23 10:20

キクザキイチゲ。

4/23 10:23

ハルトラノオ。

4/23 10:23

紫色のキクザキイチゲ。

4/23 10:42

女体山への順路が「→」で書かれているが、あまり守られていないようだ。どうでもよいのかもしれない。

4/23 10:43

筑波山頂上の神社。

4/23 10:44

一等三角点「筑波山」876m。

4/23 10:45

眺望はイマイチ。つつじが丘方面。

4/23 10:47

足尾山くらいまでは何とか見えるが、加波山の先は雲の中。

4/23 11:00

御幸ヶ原に降りて男体山を望む。

4/23 11:06

ユースホステル跡に向けて降りる。新しい道標は6番のコースのようだ。

4/23 11:14

御幸ヶ原のトイレ改修工事のための重機の通り道。砂利で補修されていた。

4/23 11:27

カタクリの看板。この周りにカタクリはほとんど見られなかった。

4/23 11:39

ユースホステル跡には工事の車がたくさん停まっていた。

4/23 11:40

今降りてきた登山路は平日は「通行止」ということだろうか。

4/23 11:45

ユースホステル跡付近のヤマザクラ

4/23 12:01

展望台からの眺め。前回壊れていた2脚の椅子は修復されていて腰を掛けながら小休止できた。
燕山、加波山、丸山、足尾山、キノコ山、そしてこれから向かう三本松が一望のもとだ。

4/23 12:03

女の川の入口を通過。

4/23 12:08

キャンプ場のヤマザクラ。

4/23 12:14

関東ふれあいの道の入口を降りる。

4/23 12:16

三本松への分岐に道標が立って分かり易くなった。

4/23 12:18

加波山方面に眺望が開けている場所からの眺め。手前にヤマザクラが咲いている。

4/23 12:35

途中に「女の川」の標識がある。「女の川」は、別荘地を経由し真壁町羽鳥方面に降りるルートを示している。
途中で出会った女性の登山者から聞かれた。

4/23 12:38

うっかりすると頂上を巻いてしまう、三本松頂上への入口に赤い矢印が表示されて分かり易くなった。
今までせっかく設置されていたプレートやテープ類はいつの間にかなくなってしまっていたのでこの矢印だけは残ってほしいものだ。

4/23 12:43

三本松頂上。

4/23 12:42

三等三角点「三本松」444m。

4/23 12:48

三本松頂上からは関東ふれあいの道の裏筑波入口を目指して尾根道を降りる。
去年の5月3日にも訪れたが、今年はヤマツツジはまだ咲き始めたばかりのようだ。

4/23 12:51

5月の連休でも満開にはなっていないかもしれない。

4/23 13:09

ツクバキンモンソウ。

4/23 13:17

関東ふれあいの道に降りた。

4/23 13:20

裏筑波登山道入口。

4/23 13:31

県道150号線月岡真壁線を湯袋峠手前まで11分。上曽峠への分岐を入る。

4/23 13:56

車道を歩いて、いよいよ上曽峠へのショートカットルートへ。

4/23 13:56

ショートカットルートに入って唯一の登り。登りはここだけなので、枝道に入り込まないように覚えておきたい。

4/23 13:57

分かりにくい分岐。左は道がよいが、登りなので入ってはならない。狭くて藪っぽい右の下り道に入る。

4/23 13:59

狭い藪の道を行く。

4/23 14:01

丸太の敷かれた難所を下る。

4/23 14:02

この後は直進のみ。左に下る道が分岐するが直進。

4/23 14:03

右に登る道があるが直進。

4/23 14:06

県道7号線石岡筑西線がすぐ目の前を通っているので間違いようがないが二股を左折。

4/23 14:07

朝にも見た通行止めの看板。

4/23 14:08

駐車地に帰着して、山行は終了。

4/23 14:20

4月23日、帰りに、崩壊地へのもう一つの入口に向かった。湯袋峠から上曽峠に向かうときの標高の一番高い地点からの、崩壊地に向かうショートカットルートの入口。

4/29 7:56

4月29日、同じ場所。「路面崩壊のため通行止」の看板が設置されていた。

4/29 7:56

湯袋峠から上曽峠に向かうときの標高の一番高い地点からも、崩壊地に向かうショートカットルートに入れなくなった。

5/22 9:20

今回通ったショ-トカットル-ト 迂回路東ルート

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

感想

山とハム

上曽峠と湯袋峠間のショートカットルートは2021年1月10日にも歩いている。
その時は崩壊地を通るショ-トカットル-トを西ルートとし、通行には”注意が必要”とだけにとどめた。同時に、今回通ったショ-トカットル-トをエスケ−プルート（東ルート）と紹介した。ヤマレコの記録を精査したらその後、vicke001さんが東ルートを通っていた。他にも同様の記録はあるかもしれない。

今回の記録は、通行止めの大崩壊地を通らない安全なルートとして、もっと普及してもいいのではないかとの願いを込めて投稿させていただいた。

通行止めの大崩壊地を通らない安全なルートの参考コースタイム（私の鈍足かつ写真を撮りながら）
上曽峠入口⇒湯袋峠出口　　ショ-トカットル-ト12分＋車道22分計34分
湯袋峠入口⇒上曽峠出口　　ショ-トカットル-ト13分＋車道29分計42分
　今回のショートカットルートのコースタイムは
　往き帰りともほとんど変わらない！

コメント

naze-yama

こんにちは。どこかですれ違っていたかもしれませんね。

山とハム

naze-yamaさん　こんばんは。
久しぶりに筑波山に登りました。キャンプ場付近でも車の多さにびっくりしましたが、さすがに花の季節ですね。naze-yamaさんとは、たとえすれ違っても「君の名は」状態でしょう。当日の登山者ですが数えてみました。ヤマレコ42組、ヤマップ99組の方が筑波山頂に登っていました。いつも1組か2組くらいの登山者にしか出会わない藪山ばかり登っている私には筑波山は大都会のように思えました。
私の記録で、花の名前でお気付きのことがあったら教えていただけたら幸いです。