南八甲田 睡蓮沼〜御鼻部山 “幻の県道”をスキーで往復
- GPS
- 12:05
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 1,361m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 12:05
天候 | 快晴 南風が強く午後から気温が上がりました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前回の下岳・櫛ケ峰でも書いたのですが、子ノ口〜御鼻部山の国道が残雪でいまだ閉鎖中、昨年乗車した睡蓮沼発子ノ口方面15:00のJRバス廃止など、今年はこのルートを歩くには厳しい状況。なんとかならないか。片道18キロ6時間程なので往復できないか。しかし、そんなことを考える人間はいるのだろうか? エスケープルートはない。いったん歩みを進めて体調不良にでもなれば、せいぜい御鼻部山でヒッチハイクをお願いするくらいしかできない。特に復路は覚悟を決めるしかない…。いろいろ考えた末、天気が安定する予報を頼みに、スタートしました。
睡蓮沼にはもちろん一番乗りで着き出発。クマ除けホイッスルと100円ショップの防犯ブザーを鳴らしながら進みます。昭和初期に造られたという“幻の県道”。今回は前2回よりさらに当時道路端に植えられたという白樺を意識しながら進みます。松森山までスキー跡があり驚きました。(つい先ほど知ったのですが、4/28Malmaさん? 5/4yanmerさん?) 大谷地からソデカ萢までが迷いやすいと確信しました。前日の強風で落ちたと思われるブナの枝で道をふさがれ難儀。御鼻部山駐車場を見て一安心。十和田湖を見ながら休憩後、自問自答。「気力、体力は大丈夫か? 復路を間違いなく歩き通せるか?」 結果、後半戦をスタート。下・櫛・駒・乗鞍を見ながら、終始充実した気持ちで歩き通すことができました。水は4リットル持参の3.2リットル消費。クマ足跡はなかったと思います。
山中では誰にも会わず。ルートファインディング、クマ除け、気力体力の維持で常に気を張っていました。高低差は少ないものの、満腹中の満腹です。今度は夏道シーズンに歩くか? 今は何とも言えないなぁ、って感じです。
コメント
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往復を思いついたときは、「おバカな私。ホントにできるの?」と思いましたが、お天気に恵まれ歩き通すことができました。時間がかかり夕刻にかかれば「syakunageさんのように夕日の写真を撮るのもいいな。」と考えたりもしました。
体調がすぐれないようですが、長い目で整えてください。横岳や櫛でお会いすることは叶いませんでしたが、また来シーズン、どこかでお会いしましょう。私もsyakunageさんに倣って夕方にポイントを置いて歩くこともやってみたいと思います。私の写真はイマイチになると思うけどね。
往復とは流石、すごいですね。また記録を参考にさせてください。
スキー跡はyanmerさんだったんでしょうね。松森山までの数か所とルート中盤でそれらしき跡を見ただけなので、まさか他の方も歩いたとは思いませんでした。
レコを拝見しましたが、記述のポイントが押さえられていてとてもわかりやすいですね。感想を羅列するだけの私のおじさんレコと異なり、大いに他の方の参考になると思います。昨年より道路やバス事情が悪くなってしまいましたが、石ケ戸から荷物を背負って御鼻部山まで行くというのは考えつきませんでした。風で落ちた枝に遮られて、スキーのグライド性能を生かし切れなかったですよね。最後の睡蓮への滑走は私も同様で、雪が悪くシールを剥いでも進みませんでした。
来春の残雪、もしくは夏道でまた歩いてみてください。yanmerさんのレコ、楽しみにしております。
流石です!以前御鼻部山から睡蓮沼まで歩いただけで自分はヘトヘトだったのですが往復とは・・
mametan3さんは誰もやらない驚くような山行をアップされるので楽しみにしています
次回はどこでしょうか
今年も行ってしまいました。 往復とは自分でも「ちょっとおかしいんじゃないの?」 と思うんですが、行きと帰りのルート状況と景観をしっかりと脳裏に焼き付けるぞ…という意味もありました。それに車回収の時間と労力も結構かかるので、その分を歩行に組み入れてしまえ…という計算もありました。今は一応これで満腹です。
pontaさんの足の具合はどうですか? この時期を思う存分歩けなくて、気分も晴れなかったのではないでしょうか。あせらずにしっかりと治してください。またどこかでお会いしたいものです。
・・・3回目の睡蓮沼ー御鼻部山、今回はなんと往復をやり遂げてくれました。驚異の日帰りに唖然です。
見たことのない、行ったことのない場所からの南八甲田群の素晴らしい景色を堪能しました。まずはお疲れ様でした。
過去2回である程度のルート状況はわかったのですが、高いピーク等、特徴のある地形はあまりないので「どれがどの湿原だったっけ?」とぼんやりとした記憶が多く、しっかりと把握できていなかったんです。往復すれば地形や地名を今度こそは把握できるのでは…という思いもありました。おかげさまで、かなりわかるようになりました。
faさんも同日、駒ケ峰に行かれたんですね。睡蓮沼で駐車の車が道路からあふれていたとのことですが、私は3時過ぎに悠々一番乗りでした。全国から人が集まるんでしょうね。faさんには昨秋の高田大岳でお会いしましたね。体の状況は万全ではないようですが、山に対する情熱はすごいですね。八甲田のどこかでまたお会いしましょう。
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