サカリ山・大菩薩峠への古道
- GPS
- 08:14
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,321m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 8:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
サカリ山までは丹波山村からピーク巻いて大菩薩峠への古道がある 砥沢山、芦沢山の稜線は丹波川清水橋への下山路が分かりずらい |
その他周辺情報 | 国道411号線道の駅に”のめこい湯”が併設 |
写真
感想
奥多摩から乗った満員バスも終点丹波まで乗ったのは学生団体など10人足らずだった。学生グループは丹波天平を目指したようだ。彼らと反対方向に進み丹波川を渡るが橋の袂に丹波山役場前のバス停があり、終点まで行く必要はなかったようだ。今日はウォーミングアップで20圓離謄鵐版饒備担いで登るが小菅村に繋がる県道が登りになると、肩にズシッときて登れるだろうかと不安になってきた。道沿いに丹波山村民俗資料館があり“高尾成畑遺跡”の案内板を見ると4,200年前の縄文時代にすでに集落が形成されていたようで遺跡が出土しているそうだ。
押垣内の括れ、越タワから登山道が始まると急坂が堪える。直ぐに大菩薩への古道が分岐し高尾天平を巻いて藤タワ達する。高尾天平は今日の目的の一つなので苦しいがゆっくり登って行った。標高950m位で少し開けた所があり飛龍山への天平尾根が望め正面に丹波山(1,432m)があった。登山口から40分弱で稜線に達すると東屋があり指導標識には高尾天平と記されていたが山頂は700m程西の1,036mの標高点の位置の筈だ。東屋から直ぐにP1024に到ったが此処には何もなかった。高尾天平(1,036m)は何もなく下って行くと藤タワ(975m)で登山口付近で分れた大菩薩峠古道が合流した。貝沢への下山路が北に分岐したがロープが張られていた。此処から古道はサカリ山を巻くようにマリコ川に沿った道となり、サカリ山の西鞍部“ノーメタワ”で合流するまで離れてしまう。
P1246の東斜面は恐ろしく急で暫く古道を歩き登り易そうなところを探すがあまり変わらず標高点を飛ばすのはどうかと思い適当なところで取付いた。流石に急傾斜で息が上がった。200m程の標高差を登りピークに達したがやはり何もなかったが疲れたので昼食休憩にした。汗を掻いて登って来たが立ち止まると寒い。15分余りで切り上げたが疲労感は少し軽減できた。
展望のない尾根を進みサカリ山に近づくとまた傾斜が急になりサカリ山北峰(1,510m’)に乗り上がった。ザックをデポし空身となってサカリ山(1,542m)に足を伸ばした。3等三角点「山葵谷」があり今日の最高峰だが展望は得られなかった。8年前に大菩薩嶺から中指山、鹿倉山を通って峰谷橋に下った時に古道を離れて立ち寄って以来だ。北峰に戻り西に続く尾根に踏み出した。小ピークで北に向きを変え次のピークは砥沢山(とのさわやま1,458m)だったがまだ山頂の認識がなくうっかり通り過ぎて北尾根に進んでしまった。北端の小ピークを過ぎて処で、「何か変だ。」と気付き引き返すと小さな標識が掲げられていた。此処も展望の無い山頂だった。
砥沢山からは、西の尾根の大下りで一挙に300m余り標高を下げた。登り返しはきつく急斜面を150m登り返して芦沢山(1,272m)に達した。3等三角点「芦沢」が置かれいるがやはり展望は得られなかった。西に続く尾根はP1148があるだけで後は一貫した下りで高度を下げ徐々に傾斜が増し慎重に下った。集落の屋根が見えてくると絶壁と云える斜面となり下の道路との間にフェンスが見え段差もあり下り立つ事ができそうにない。左の方にヒヤヒヤしながらトラバースしてグリーンロード遊歩道の階段に何とか下り立つことができた。清水橋で丹波川を渡ると丹波川越しに8年前サカリ山の後に通ったシロヨシ山(1,257m)が望めた。奥秋集落の今日の宿、民宿由香里荘にチェックインし、宿泊者優待券を貰い丹波山温泉のめこい湯に足を延ばし汗を流した。
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