記録ID: 4293539
全員に公開
ハイキング
東海
鳳来寺山
2022年05月15日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:03
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 635m
- 下り
- 705m
コースタイム
天候 | 高曇り、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復)JR湯谷温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
”住夏(門谷→仁王門) 門前町は花と歴史の街道だし、濡れた石段は滑りやすいので、想定外に時間がかかります。 馬ノ背展望台ルート 下草刈りと道標設置で迷わない安全な山道に戻りました(斜面崩壊地トラバースはあるけど)。 1の院直登ルート マーキングのほとんど無い岩崖バリ、修験道の行場?なので、GPS軌跡頼りの突破は無理だし迷って滑落する危険性すらある。ルートをよく知る方の指導に従うのが適切。なお、三点支持のボルダリングは5箇所。 づ豎ぜ然歩道 しっかり整備されている。ただし、垂直崖に安全ロープ仕切りは必ずしもあるわけではない。 ヅ貳根(七人山経由)ルート P577からのバリ。必要最低限のマーキング、薄いが明瞭な踏跡はあるので、急下降の前に進行方向を確認すれば迷わない。ただし、七人山からは腰高のシダ藪がルートを完全に覆っているし、30度の直下降なので、シダを握って慎重に下る必要がある。 λ招邀稿(湯谷園地→温泉) 宇連川右岸の一車線車道。門谷の門前町同様にお花の道。 |
その他周辺情報 | ゆーゆーありーな、モンベル割引¥470 |
写真
撮影機器:
感想
狙いは、鳳来寺の貴婦人、白く清楚なセッコク姫とのデート、一択です。
岩崖でデートできるそうなので、馬ノ背〜奥の院直登で登り、天狗岩経由の東尾根で下山を計画しました。
結果は、
セッコク姫は高嶺の花、全く手の届かない所から、あっかんべーされました。確かに、表参道でキョロキョロ、いろんな花姫ちゃんにチョッカイ出してたから、嫌われちゃったのかも?と意気消沈して下山したら、大どんでん返しがまっていました。。。嬉しかったです!
門谷の表参道は、
鳳来寺石段脇のかつての宿坊のように、いろんな宗派?種類のお花グループが縄張りを競っていました。アカヤシオ、ヤマフジ、シャクナゲの派手なシーズンは終わり、見た目は豪華でないけれど、なんか懐かしい里山の晩春の温かさを肌で感じ、修験修行前、たった1kmの参道で1時間以上も遊んでしまいました。
奥の院直登は、修験道の行場、
マーキングも鎖ロープも無く、短いけれど、大峰奥駈、戸隠修験に匹敵、四つ足?使う難易度の高い修行場。崖を一旦登ると降りられないので、ルート?行場をよく識る熟練者の同行が適切です。
東尾根、七人山からの下山は、
岩崖はないので危険は小さいけれど、シダの生育が旺盛で、ルートラインをほとんど覆ってしまっていた。また、前回下山に使った乙女沢上流への下降点もシダに埋まりかかっていた。東尾根は、尾根先端の最後の下降をどうするか?の課題は当面続きそう。
最後に、両上腕が筋肉痛、修行の効果?です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:244人
それは、P50の『尼の行道』からです。
行道は、今回の奥の院直登ルートであり、概念的には、修験修行、更には人生のことだと。尼は、岩崖に宿根を張るセッコク姫で、厳しい人生に立ち向かう?信念を持ち目的を達成しようと頑張る人びと。尼の放尿が岩を砕き尼が谷底へ落下に関しては、本の解釈(欲、怒り、嫉妬の悲惨な結末)とは完全に異なり、大岩を砕くという目的?成就は叶わなくて、隠し水の岩穴くらいの成果であっても、セッコクのように美しく気高い精神で人生を全うする人びとを、鳳来寺山の大自然、山と谷はその姿に刻印して決して忘れない、と、いうことじゃないかな〜(^_^)v
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する