岩殿山〜稚児落し
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 498m
- 下り
- 504m
コースタイム
10:25-10:40 岩殿山山頂(休憩)
11:25-12:15 天神山(昼食)
12:30 稚児落し
12:50 浅利集落
13:30 大月駅
天候 | 晴れ 但し霞み多し… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
新宿発時点でほぼ席が埋まっていました。(途中駅からは立席あり) 復路は、中央線の普通電車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩殿山〜稚児落し間にクサリ場がいくつかあり、高度感があるが、それほど危険とは感じなかった。 浅利集落〜大月駅間は、一部の交差点に指導標がなく、地図がないとちょっと迷うかも。 |
写真
感想
昨年暮れに異動があって以後、休日といえども呼び出しや臨時勤務が続いており、GWもカレンダー通りには休めないだが、GW初日の土曜日はポッカリ空いており、予報がいいとの情報を得て、山歩きに出かけることにした。
今年最初の足慣らしとして選んだのは、それほど遠くなく、歩行時間も長くない、大月の岩殿山。いつも中央線で通るたび、車窓からは眺めていたのだが、いよいよその山に登ってみることにした。
新宿からは、ホリデー快速富士山号を利用。料金不要で乗り換えがないのが、便利なところである。
入線時間までには自由席にはそれなりに列ができ、発車前にはほぼすべての座席が埋まっていた。まだ富士山ブームが続いているのだろうか、河口湖まで行くと思しき外国人もちらほらいる。途中駅からは立席も出る盛況となったが、高尾を過ぎると立席もなくなり、落ち着いてくる。
大月駅に着き、歩き始める。大月界隈の山は、統一フォーマットの指導標が完備されており、今日もそれに従いながら登山口を目指す。GW初日とあって、同じ岩殿山を目指すハイカーがあちこちにいるので、全く迷うことなく登山口に取りつく。
ここから岩殿山までは、脇に大月の街並みを見下ろす展望の良い道で、歩いていて気持ちいい。途中、ふれあいの館があるためか、山頂までほぼコンクリートの階段が整備されており、歩きやすい。駅から40分ほどで山頂に到着。
山頂には多くの人がいて、自分もベンチに腰を下ろし、しばらく景色を楽しむ。
富士山は見えてはいるが、霞が結構強い上、山頂付近は雲に覆われているので、あまりはっきりとは見えない。この時期だから致し方ないというところか。
小休止の後、稚児落し方面に向かう。登ってきた道を少し戻り、分岐から別の道に入るが、ここからは舗装がなくなり、本格的な登山道となる。土の匂いと新緑がいかにも春らしく、山に入ったというのが五感で感じられ、気分は爽快である。
そしてこのコースで最も大きなポイントとなる、クサリ場。それなりに高度差がある岩場を計3回、クサリに助力をもらいながらクリア。今日は晴れて岩も乾いていたので、特に難儀することもなく通過できた。
ほどなくして天神山に到着。直下の社のところが開けていたので、ここで昼食とする。
例によってラ王の袋ラーメンを茹で、手製のおにぎりとともにいただくが、いつものことながら山ではこの組み合わせが非常にお気に入りである。腹いっぱいとなり、しばらく休んでから、更に先に進む。
稚児落しは、登っている間は気づかなかったが、上まで行って振り返ってみると、かなり切れている岩場の脇を通っていることがわかり、少々ヒヤッとした。夏場に行くアルプスとかでもこういった箇所は時々あるが、今日はそもそも事前にガイドを読んだ範囲ではここまでと思わず、意外な感じだった。
稚児落しを通過後は、登山道を急降下して浅利集落に下り、あちこちの家の庭先に植わっている美しい花を眺めつつ、テクテク車道を歩いて大月駅に戻る。
歩行時間が短く少々物足りない気もしたが、何といっても天気に恵まれ、それなりにバリエーションもあり、今年最初の山行としてはまずまずであった。
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