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Yamareco

記録ID: 435516
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

早乙女岳−コット谷から

2014年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:48
距離
13.4km
登り
1,453m
下り
1,446m

コースタイム

駐車場所7:20〜8:49コット谷出会〜10:46鞍部11:07〜13:17早乙女岳14:20〜14:43鞍部〜15:20コット谷出会〜16:50駐車場所
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
4月25日17:00に馬場島ゲートが開いたので県道333号を小又川と早月川の合流点近くの橋(登山口)まで車で入れます。(ゲートから4km程です)
20台程の駐車スペースあります。
コース状況/
危険箇所等
第4堰堤越えとその後の渡渉に困難があります。他は特に危険箇所はないと思いますが、駐車場所から第4堰堤までは何箇所かデブリの上を歩きます。
カンジキ、アイゼンはなしでも大丈夫ですが、カンジキを装着して下山するパーティーとすれ違いました。

【駐車場所〜4番目の堰堤】
駐車場所から林道を歩くと最初の堰堤までは普通に歩けます。以後はそのまま左岸(進行方向に向かって右手側)を進み、4番目の堰堤の石垣をよじ登りますが足を滑らせぬよう慎重に。4番目の堰堤を越したら渡渉して右岸に渡ります。左岸をそのまま行って、水勢が若干弱まる(?)スプリット型堰堤(地形図には載ってないようです)の近くまで行って渡渉することもできますが、今にも土砂崩れを起こしそうなもろそうな山肌が気味悪いので出来るだけ早く渡渉点を見つけて対岸に渡ることをお勧めします。
行きはスプリット型堰堤の近くで靴の中まで濡らしましたが、帰りは堰堤際を靴が濡れる程度の渡渉で済みました。水勢が盛んでなかなか渡渉点を見つけられず、ここの渡渉は濡れる覚悟がいるかと思います。(他に良いルートがあるのかな?)

【4番目の堰堤〜コット谷出会】
4番目の堰堤を越えたら左岸から右岸に渡ってスプリット型堰堤(5番目)を越え、次の4段の堰堤(6番目)もそのまま越えることもできますが、4段目を越えるのに苦労するので、ここは1段目の堰堤を横断して左岸に渡りそのまま進む方がいいと思います。
堰堤上は水勢はありますが浅いので飛び石伝いに靴の外側を多少濡らすだけで済みました。

【コット谷出会〜鞍部】
ここから先はまだ雪も十分あるので、遠くに見える(2kmほど先)鞍部を目指してお好きなところをどうぞ。
鞍部の手前で傾斜がきつくなりますが(200mで100m上がります)、それまでは割と緩やかな感じがします。(それでも400mで100mアップ)

【鞍部〜早乙女岳】
ここも好きなように歩いてください。但し、1.5kmで550mを上げますのでかなりの傾斜です。直登したせいか(踏み跡が直登だったので)、途中から足の疲労感がこの上なくありました。
出発点の県道の橋。ちょっとしか写ってませんが20台程度は駐車できます(もっとかな?)。
写真で言うと左の方に林道の入り口があります。
2014年04月27日 07:29撮影 by  DSC-W630, SONY
4/27 7:29
出発点の県道の橋。ちょっとしか写ってませんが20台程度は駐車できます(もっとかな?)。
写真で言うと左の方に林道の入り口があります。
コット谷出会。先行者が休憩していました。木の陰になっていますが、向こうにも堰堤が見えます。
2014年04月27日 08:54撮影 by  DSC-W630, SONY
4/27 8:54
コット谷出会。先行者が休憩していました。木の陰になっていますが、向こうにも堰堤が見えます。
前の写真から90度右に回ると鞍部が見えます。あそこを目指して好きなところを歩きます。
2014年04月27日 08:56撮影 by  DSC-W630, SONY
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4/27 8:56
前の写真から90度右に回ると鞍部が見えます。あそこを目指して好きなところを歩きます。
この先あたりから傾斜がきつくなっています。
2014年04月27日 10:20撮影 by  DSC-W630, SONY
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4/27 10:20
この先あたりから傾斜がきつくなっています。
鞍部手前の傾斜の途中で振り向けば剱岳。
少々かすんでいますが、しばらくすると雲の中に隠れてしまいました。
2014年04月27日 10:22撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 10:22
鞍部手前の傾斜の途中で振り向けば剱岳。
少々かすんでいますが、しばらくすると雲の中に隠れてしまいました。
剱アップ。
2014年04月27日 10:23撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 10:23
剱アップ。
さらにアップ。
2014年04月27日 10:22撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 10:22
さらにアップ。
カメラを左に降れば毛勝三山。
奥の白いのから毛勝南峰、釜谷山、猫又山。
去年登った毛勝谷に比べれば早乙女岳は何のことはないと思っていたのですが。。。。。
2014年04月27日 10:22撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 10:22
カメラを左に降れば毛勝三山。
奥の白いのから毛勝南峰、釜谷山、猫又山。
去年登った毛勝谷に比べれば早乙女岳は何のことはないと思っていたのですが。。。。。
鞍部より少し上に乗り上げ、来し方を振り返る。
2014年04月27日 10:51撮影 by  DSC-W630, SONY
4/27 10:51
鞍部より少し上に乗り上げ、来し方を振り返る。
早乙女岳からの大日岳。距離にして2km弱、高低差450m程ですが、時間があったとしても登りの足はすでにありませんorz
2014年04月27日 13:38撮影 by  DSLR-A100, SONY
4/27 13:38
早乙女岳からの大日岳。距離にして2km弱、高低差450m程ですが、時間があったとしても登りの足はすでにありませんorz
大日岳頂上アップ。人影?
2014年04月27日 13:34撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 13:34
大日岳頂上アップ。人影?
先月登った大辻山
2014年04月27日 13:27撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 13:27
先月登った大辻山
早乙女岳からの僧ヶ岳
2014年04月27日 13:27撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 13:27
早乙女岳からの僧ヶ岳
早乙女岳からの剱。
雲が切れかかってきました。
2014年04月27日 14:08撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 14:08
早乙女岳からの剱。
雲が切れかかってきました。
鞍部からコット谷を見下ろす。
さあ、ここからヒップそりで降下。
2014年04月27日 14:46撮影 by  DSC-W630, SONY
4/27 14:46
鞍部からコット谷を見下ろす。
さあ、ここからヒップそりで降下。
ここまで一気に滑り降りました。
快適です。スピードは出ますが怖いというほどではありません。
思わず声が出ます。「ひゃっほ〜!」
2014年04月27日 14:47撮影 by  DSC-W630, SONY
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4/27 14:47
ここまで一気に滑り降りました。
快適です。スピードは出ますが怖いというほどではありません。
思わず声が出ます。「ひゃっほ〜!」
途中で晴れてきたのでしつこく剱。
2014年04月27日 14:47撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 14:47
途中で晴れてきたのでしつこく剱。
正面奥にはブナクラ峠。右が赤谷山、左が猫又山。
2014年04月27日 14:47撮影 by  DSLR-A100, SONY
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4/27 14:47
正面奥にはブナクラ峠。右が赤谷山、左が猫又山。
これは帰りに撮ったものですが、駐車地点から4番目の堰堤を越えて右岸に渡渉してそのまま進むと正面のあそこからこの堰堤(スプリット型(地形図には載ってない)を5番目とすると6番目)を超えることになりますが、その手前でこちら側(左岸)に渡り返せば鞍部までは楽に行けます。
(行きはあそこを通りました)
2014年04月27日 15:37撮影 by  DSC-W630, SONY
4/27 15:37
これは帰りに撮ったものですが、駐車地点から4番目の堰堤を越えて右岸に渡渉してそのまま進むと正面のあそこからこの堰堤(スプリット型(地形図には載ってない)を5番目とすると6番目)を超えることになりますが、その手前でこちら側(左岸)に渡り返せば鞍部までは楽に行けます。
(行きはあそこを通りました)
行きはもっと上流を靴の中を濡らして渡渉したのですが、帰りは堰堤際まで来て、向こう側から黒線のように飛んできました。
写真で見ると赤線でもよかったように思えますが、水の落ち口には怖くて近寄れなかったです。
2014年04月27日 16:12撮影 by  DSC-W630, SONY
4/27 16:12
行きはもっと上流を靴の中を濡らして渡渉したのですが、帰りは堰堤際まで来て、向こう側から黒線のように飛んできました。
写真で見ると赤線でもよかったように思えますが、水の落ち口には怖くて近寄れなかったです。
撮影機器:

装備

個人装備
レインウェア
1
着用
ダウン
1
フリース
ツェルト
1
携帯トイレ
1
ファーストエイド
1
ヘッデン
1
ストック
1
ダブル
アイゼン
1
使用せず
ピッケル
1
使用せず
ワカン
1
使用せず
ヒップそり
1
大活躍
手袋
1
ストーブ
1
着火せず

感想

寝坊で出発時間が遅れたので(予定の2時間半遅れ)大日岳までは無理と思い、早乙女岳までを目標に歩きました。
地形図で見ると緩やかそうに見えますが、ところがどっこい、特に鞍部から早乙女岳までは1500mで500m上げるのでかなりの急勾配(30%超は急ですよね。剱の早月尾根と似たような勾配だし)なので足の疲労が一気にやってきました。コット谷も何気に20%くらいの勾配です。(地図上をスケールアップ)
急ぐ癖があるのでゆっくりと登ることを心がけたのですが、たとえ時間があっても大日岳まではたどり着けなかったと思います。朝5時頃出発して大日岳を日帰り途中の若いカップル(30代?)やソロ(20代?)の方、私を追い越して大日岳へ向かった同年代の方やスキーで降りてくる方々がいる中で、もう登りの足がほとんど残ってない自分の実力の無さを痛感し(きっと歩き方、登り方に問題があるのではないかと思う)、体力には自信はあっただけに自信喪失に陥り、気分はブルーに。今回の山行に達成感がないのはそれが原因のように思います。
雪が腐っていたとか、ずっと直登したとかの理由もあるかと思いますが、それは言い訳にしか過ぎず、もっと足を鍛えよ、という山の神様のお叱りと考えておきます。
でも神様、どうか疲れない足をお授けください(笑)

*手動で貼り付けた写真がとんでもないところに配置されているのはナゼ?

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