日光白根山、丸沼から湯本温泉まで西から東へ縦走
- GPS
- 08:17
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 744m
- 下り
- 1,239m
天候 | 快晴〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白根山東側の急斜面、外山コルから北側の急斜面はピッケル必要。 白根山南西の急斜面はプッケルがあった方がよい。 もっとも歩きにくいのは、外山コルから北側である。急斜面に加え、雪、と岩混じりの土が5〜10分間隔で入れ替わる。特に、雪のあるところはトレースを外すと踏み抜きもも辺りまでもぐる。ところどころ、アイスバーンもある。雪解水で泥沼化しているところもあり、滑りやすい。 |
写真
感想
【春の雪があるときに白根山を縦走】
厳冬期に白根山縦走は無理と思っていたが、春になり、足跡があるときに雪のある日光白根山を西から東へ縦走することは可能ではないかと考えた。
逆コースは、日光湯本温泉スキー場の終点から外山までがきつく、1日では無理と考えた。
難所としては日光白根山の東側の急斜面と外山から北の急斜面であろう。特に外山からの北側は雪、土が交互に現れるので、アイゼンをつけていると歩きずらい。かといって、雪のあるところはところどころ凍結していて、また、踏み抜くところもある。
【点在する池】
この季節には雪の壁の下に、ところどころ池が現れる。太陽と青空を反射して、風で小波がたち、とてもきれいである。いずれも緑がかった色から青色に見え、雪とのコントラストが素晴らしかった。
【装備】
アイゼンは10本詰め以上がほしい。ピッケルは丸山方面(西側)からなら、なくても歩けるかもしれない(あった方が無難、特に下りは)。
しかし、日光白根山の東側から湯本温泉までは2か所ほどピッケルが必要な急斜面がある。
【天気】
今回は天気に恵まれ360度の景色を楽しむことができた。連休前半は天気が悪かったので、待った甲斐があった。
【天狗平付近は要注意】
日光白根山の東側、前白根山と外山の中間付近に天狗平がある。1/25000地図でピーク2325mの西にあるコルが天狗平である。湯本温泉から登るときは問題ないが、前白根山から湯本温泉へ向かうときは迷いやすい。
このコルのところで、尾根を北にやや外れ、2325ピークの東側の緩い尾根に入るのだが、南東の尾根に迷い込みやすい。
この付近は雪があったりなかったりしている。雪のあるところは踏み抜きやすく、トレースを追って歩いていると、なぜか(道を間違えた人がいる?)南東の尾根に誘導されてしまう。トレースが急になくなり、磁石をみて方向の違いに気が付いて慌てて戻った。
踏み抜きに神経が行っていたことで注意力不足であった。周りを見れば、この辺りは赤と黄色の目印がたくさんついている。トレースを追って、下を見ているとひどいことになるので、注意をされたい。
【星空】
一部、道に迷ったこともあり、帰りが遅くなったが、綺麗な星空が見えた。
特に西のふたご座にいる木星と、東側にいる火星が見事であった。火星は先日、衝(地球に近づき明るく見える)を迎えたばかりで、赤みを帯びた姿はこの日のNo.1であったと思う。
先日TVを見ていたらこの赤みは宇宙線によりわずかな酸素が活性酸素(反応性が高い)となり、地中の鉄分と結合して酸化鉄(わかりやすく言えばさび)ができるために、このような色になっているとのこと。
tokenzakaiさん、はじめまして。
白根山を越えて、湯元温泉へとても魅力的です。
雪が残る季節は、ちょっと自信がないものの、奥日光の景色を箱庭のように眺められるのは、一度見てみたいと思います。
lesbourgeons さん
電車 やバスなど公共交通機関を利用するのであれば、通り抜けたくなるものです。
景色が歩くごとにどんどん変わるのがいいですね 。
どうしても雪のある時に行きたかったので、春のこの時期を選びました。
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