槍ヶ岳（南岳新道から）

2022年06月12日(日) ~ 2022年06月13日(月)

• GPS: 32:22
• 距離: 30.5km
• 登り: 2,591m
• 下り: 2,631m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:01

7:43 新穂高温泉バス停
7:45 7:45 中崎山荘 奥飛騨の湯
8:03 8:03 小鍋谷ゲート
8:38 8:43 穂高平小屋
9:27 9:27 白出沢出合
11:03 11:07 滝谷避難小屋
11:09 11:12 藤木レリーフ
15:00 15:17 南岳新道 救急箱
17:44 南岳小屋

2日目

• 山行: 9:17
• 休憩: 2:09
• 合計: 11:26

4:36 南岳小屋
4:46 4:46 南岳
5:03 5:03 天狗原分岐
6:09 6:17 中岳
7:00 7:01 大喰岳
7:16 7:21 飛騨乗越
7:31 7:41 槍ヶ岳山荘
7:59 8:18 槍ヶ岳
8:24 8:40 槍ヶ岳山荘
9:28 9:30 千丈乗越
11:25 11:44 槍平小屋
12:27 13:14 藤木レリーフ
13:16 13:17 滝谷避難小屋
14:35 14:35 白出沢出合
15:09 15:09 穂高平小屋
15:35 15:35 小鍋谷ゲート
15:50 15:50 新穂高温泉駅
15:54 15:55 新穂高温泉バス停
16:02 16:02 新穂高温泉無料駐車場
16:02 ゴール地点

天候

6/12　曇りのち晴れ　　6/13 概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉の登山者用駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

滝谷の木橋は折れて使用不可であったが、水量が多くはなかったので石伝いで渡れました。槍平小屋の方によると梅雨明けに橋を掛け直すとのことでした。
アイゼンは南岳西面カール通過と飛騨沢の下降時に装着しました。

写真

6/12 8:50

新穂高温泉からの林道歩き、霧の中です。

6/12 11:11

滝谷の橋は雪のせいで折れてしまうと、槍平小屋の方にお聞きした。掛け直しは梅雨明けになるとのこと。

6/12 11:11

少し上流に行くと、石伝いに渡渉できた。

6/12 11:49

南沢出合、水はほとんど無い。今日はここから南岳新道に入ろう。

6/12 12:01

ゴーロの沢歩き。

6/12 12:30

南沢を渡る南岳新道に合流する。

6/12 12:40

この辺りから残雪が出てくる。柔らかいので夏靴でも問題なかった。

6/12 12:44

雪渓と少し歩いて対岸の登山道に入ります。

6/12 13:39

時々、残雪あり。

6/12 14:33

柔らかい雪だが急斜面はやっかいです、滑ったら振り出しに戻ってやり直しだwww慎重に行こう。

6/12 15:26

天気予報通りに午後は青空が見えてきた。

6/12 15:26

中岳方面

6/12 15:26

南岳方面

6/12 15:40

南岳新道の鉄ハシゴからカールに入る。カールはまだ残雪が多くて夏道は出ていなかった。

6/12 16:03

カールの雪渓をトラバースしながら右手の尾根を目指す。ここでアイゼンとピッケルに換装。滑落しても死ぬことはなさそうだが、登り返しが大変そうだwwwここも慎重に行こう。

6/12 17:11

雪渓を登り切って夏道に合流する。雪に導かれて直登してきたが、夏道はだいぶ下で尾根筋に入っているようだ。道理でキツいと思ったぜ〜標高も3000m近いし〜

6/12 17:36

左手に槍ヶ岳が微笑む。

6/12 17:44

今夜は南岳の冬期小屋にお世話になる、内部にトイレもある綺麗な小屋でした。使用料￥1000也

6/12 18:03

南岳頂上方面

6/12 18:05

大キレット越しの穂高連峰。もう1日あればキレットからの縦走も良いね。

6/12 18:12

ブロッケン。

6/12 19:10

夕焼け

6/12 19:11

夕焼け-2

6/12 19:12

夕焼け-3

6/13 4:18

朝焼け

6/13 4:18

朝焼け-2

6/13 4:18

朝焼け-3

6/13 4:34

北穂高岳

6/13 4:36

笠ヶ岳

6/13 4:40

お世話になりました。

6/13 4:46

南岳から中岳、大喰岳、槍ヶ岳

6/13 4:47

中岳と大喰岳の東面は残雪が結構残っている。

6/13 4:47

笠ヶ岳から弓折岳方面

6/13 4:48

登山道はほぼ夏道が出ていた。

6/13 5:34

とは言え中岳の東面は雪がタップリ。

6/13 5:38

3000mの残雪は早朝という事もあり、それなりに硬い。アイゼン脱着を嫌って左手の岩場を登る。

6/13 6:10

大喰岳

6/13 6:11

この斜面を滑るというスプリットボーダーに会った。頑張るね〜

6/13 6:12

縦走路を振り返る。際どいところは無いのでアイゼンは使わなかった。

6/13 7:01

大喰岳からの槍ヶ岳

6/13 7:03

6/13 7:08

槍ヶ岳〜

6/13 8:01

槍ヶ岳頂上からの穂高連峰方面

6/13 8:02

間ノ沢

6/13 8:02

北鎌尾根

6/13 8:02

西鎌尾根

6/13 8:03

祠〜

6/13 8:03

北鎌尾根

6/13 8:04

小槍

6/13 8:08

自撮り〜

6/13 8:43

今度来る時は小槍をやっつけよう。

6/13 8:43

取り付きまでの方が怖そうだな〜今日は帰るよ、また来るけどね。

6/13 9:02

飛騨沢の残雪。

6/13 9:02

今日は西鎌尾根から下山する事にしよう。景色も良いし。

6/13 10:09

千丈沢乗越から飛騨沢に降りてきた。途中でアイゼンを装着した。雪は緩んでいたので、割と快適だった。

6/13 10:09

宝の木？

6/13 10:49

2000m付近は山の春の雰囲気。

6/13 10:56

黄色のお花

6/13 11:13

山鳥のさえずりを聴きながらの下山は心地良い。

6/13 11:16

正面は涸沢岳から奥穂高岳かな。

6/13 11:47

槍平小屋を過ぎたあたりの小川、雪解け水が清々しい。

6/13 11:52

山桜が咲いているんだね。

6/13 12:01

6/13 12:07

山ツツジかな

6/13 12:27

滝谷ドーム

6/13 13:24

ニリンソウ

6/13 13:36

ヤグルマソウ？赤っぽいのと緑色のがあるんだよね〜何故かな？

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

tooruoh

梅雨が来る前の槍ヶ岳、新穂高温泉から南岳新道を経由して登ってみることにした。今回は南岳小屋の冬期小屋を利用しての一泊二日の行程で計画した。荷物は重いがゆっくり行けば大丈夫（？）だろう。

右俣林道から白出沢、滝谷出合までは特に問題ない。滝谷の木橋は雪の重みで折れてしまっていたが、水量も少なくて石伝いで渡渉できた。槍平小屋の方によると、木橋は梅雨明けに掛け直すとのことでした。南沢出合からは水もほとんど出ていなかったので、沢をそのまま詰めて南岳新道に合流することにした。しばらくのゴーロ歩きで登山道に出るが、この辺りから残雪が出てくる、標高で言うと2000m超あたりだろうか。雪は緩んでいるので夏靴のままで歩行可能だが、急斜面の残雪は少し緊張する。滑落しても死にはしないだろうが、登り返しが嫌www

重荷に喘ぎながら急登していく、あまりのキツさに持ってきた水を全部捨てようかと思ったほどだ。だが、歩荷トレーニングも兼ねているので、グッと我慢して、最近のモットー「じっくり行こう」を唱える。鉄ハシゴからは南岳の西面カールに入る、まだ残雪が豊富で夏道は雪の下だ。ここでアイゼンとピッケルに換装してトラバース気味に尾根上部を目指す。ここも滑落したとして死ぬことはないと思うが、登り返しが嫌www。慎重に行こう。と言うか、重荷と3000m近い標高の所為で遅々として進まない。おまけに夏道復帰するポイントを見逃してそのまま雪に導かれて直登してしまった。道理でキツいはずだ。ともあれ時間を掛ければいつかは着くものだ、登山道に合流すると傾斜も緩んで直ぐに南岳小屋だった。

冬期小屋は綺麗で快適な小屋でトイレも内部に設置されている。それでも結構寒くて、冬用のシュラフを持ってきて良かった。3シーズン用だと寒かったかもしれない。

翌日は南岳から槍ヶ岳への縦走だ。所々、残雪が出てくるが、いちいちアイゼンにするのも面倒なので雪を避けながら歩く。ほぼ夏道なのでアイゼンにする場面はなかった。月曜日という事もあり、登山者は少なめの静かな槍山頂を楽しむ。梅雨前の貴重な好天、晴れ男の面目躍如だな（笑）

下山は西鎌尾根から千丈沢乗越経由で飛騨沢に降りて、槍平を経て新穂高温泉に戻った。槍平付近は山の春が真っ盛りの様子で、鳥のさえずりや新緑が心地良くて天国にいる様だった。

コメント

graveltrek

さすが晴れ男やな〜w

tooruoh

graveltrekさん

まかせて〜〜今度は小槍をやっつけに行くよ〜〜〜