都会の登山道と田舎のホテル〜神奈川出張で丹沢
- GPS
- 08:39
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,885m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:30
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
|
写真
感想
登山者が多いのはヤマレコでよくわかっていたので、神奈川出張ついでに丹沢に行くことにした。
前日は渋沢にある、トイレや風呂が共用の昔ながらのビジネスホテルに泊まった。設備が古いのは仕方ないけど快適だったし逆に新鮮だった。そして翌朝、タクシーで大倉に向かった。
大倉尾根には驚いた。
トレイルが広く、よく踏み固められ、木道は「よくぞここまで」と唸るほど整備されている。
ここは登山道の都会だ。
誰が管理しているのだろうか。神奈川県のホームページによると自然環境保全センターという県の組織のようだ。それ以上は調べられなかったが、国定公園でもあり県立自然公園としても保護しているようだ。
県のページによると塔の岳エリアは令和三年に88,000人の登山者が来たそうだ。うち80,000人の入山が土日祝だとして、季節の変動はあれど無雪期だと一日1,000人以上は来ているのではないだろうか。そういえば登山者カウンターを何箇所かで見かけたっけ。
トレランの出立ちの人が多いのも頷ける。何人にも追い抜かれたが、どこまでも木道が続きそのうち塔の岳に登頂、そのまま丹沢山へ。富士山は霞んで輪郭が見える程度だった。丹沢山で休憩すると、このまま戻るのがもったいなくなり、下山ルートを三ノ塔に寄る迂回コースに変更した。
こちらも、若干岩っぽいものの整備されており、登山者も多い。三ノ塔エリアも先の調べでは44,000人だそう。しかしながら慣れない外泊で寝不足、かつそれまで10キロ以上歩いてきた身にとって三ノ塔への登りはきつかった。
このころにはガスって周りは真っ白。不意のコース変更で水も少なくなり、三ノ塔尾根を下り始めた。この尾根では不思議なほど人に会わず、他のルートほど整備されておらず「これこそが登山!」と懐かしく思いながら長い尾根を下山した。
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