夕張岳 山開き ユウパリコザクラ満開

2022年06月18日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,229m
• 下り: 1,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:13

距離 13.9km 登り 1,229m 下り 1,232m

5:04 鹿島支線林道終点ゲート
5:57 5:58 冷水の沢
6:10 6:11 前岳の沢
6:13 6:15 分岐点
6:37 石原平
6:48 6:51 望岳台
7:12 7:13 憩沢
7:25 男岩
7:36 ガマ岩
7:49 7:50 1400m湿原の水場
7:56 お花畑
8:03 8:05 釣鐘岩
8:09 吹き通し
8:16 金山分岐
8:35 9:19 夕張岳
9:33 9:34 金山分岐
9:39 吹き通し
9:44 9:45 釣鐘岩
9:51 お花畑
10:00 1400m湿原の水場
10:13 ひょうたん沼
10:17 ガマ岩
10:23 男岩
10:33 憩沢
10:50 望岳台
11:00 石原平
11:15 分岐点
11:21 二の越
12:01 12:05 夕張岳ヒュッテ
12:13 12:16 鹿島支線林道終点ゲート
12:17 ゴール地点

　花の夕張岳でシーズン始めの花を楽しみました。写真を撮りながら初夏の山を楽しみました。

天候

晴れ　時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　山開きの日の朝4時30分に到着しました。自分を含めて3台だけでした。
　ダートコース9キロは約20分の運転時間です。

コース状況／危険箇所等

　山開き初日ということもあり，ところどころ笹が道を覆い，ややコースが見づらくなっている箇所がありました。
　雪渓も少し残っていますが，自分はアイゼンは使いませんでした。

その他周辺情報

　夕張市内ではメロンの最盛期を迎えています。もちろん我が家では土産に購入することが義務！づけられています。

写真

6/18 5:01

立派なコース案内板です。
本日は登り冷水，下山は馬の背としました。

6/18 5:02

登山届の箱が格好いい！　今年からでしょうか？

6/18 5:03

このゲートの左側を抜けて進みます。

6/18 5:04

滝の音が大きく響いています。

6/18 5:04

滝のすぐそばにある靴洗い場で靴底の土等を落とします。

6/18 5:11

ここで分岐となります。冷水コース選択です。

6/18 5:11

カウンターを押します。

6/18 5:12

スダヤクシュですが，ピント合わず残念です。

6/18 5:30

クルマバソウと思われます。

6/18 5:52

ミヤマハンショウヅルかと思っていたのですが，改めて見ると葉っぱの感じからはミヤマオダマキの咲き始めのようです。

6/18 5:56

オオカメノキの花が咲いていました。

6/18 5:59

冷水の沢到着です。
すでに汗だくの顔を洗いました。

6/18 6:01

タチツボスミレです。

6/18 6:06

エゾムラサキツツジが満開でした。

6/18 6:08

ヒカゲノカズラです。

6/18 6:12

シラネアオイロードの始まりは白でした。

6/18 6:12

そして紫です。

6/18 6:13

ウコンウツギも頑張っています。

6/18 6:19

滝ノ沢岳の勇姿です。

6/18 6:38

石原平のシラネアオイお花畑です。

6/18 6:43

オオバキスミレかな。スミレは難しいです。

6/18 6:44

芦別ファミリーの皆さんです。

6/18 6:45

結構，キツい登りもあります。

6/18 6:54

頂上方面が見えてきました。まだまだ遠いです。つまり楽しめます。

6/18 6:54

最初のトラバースが一番長いです。アイゼン無しでわたりました。

6/18 6:57

コジマエンレイソウです。

6/18 6:59

こんなところも登ります。

6/18 7:00

第2トラバースです。第1に比べると短いです。

6/18 7:03

サンカヨウ様　降臨です。

6/18 7:05

ツバメオモトです。

6/18 7:13

憩の沢です。踏み抜き注意です。

6/18 7:17

憩の沢にはエゾノリュウキンカが待っていました。

6/18 7:22

ショウジョウバカマにもところどころで会えました。

6/18 7:22

木道の上にはまだ雪がところどころあり，これが結構滑ります。

6/18 7:24

こういった景色はいいですね。

6/18 7:32

キンバイの仲間だと思います。

6/18 7:34

ハクサンチドリです。

6/18 7:35

ミヤマオダマキです。時期が早かったのでこの段階でした。

6/18 7:36

ガマ岩到着です。

6/18 7:37

ひょうたん池も雪に覆われていましたが，カエルの鳴き声も聞こえました。

6/18 7:40

ユウバリアズマギクだと思います。

6/18 7:42

ユウパリコザクラが満開でした。
個体数もそこそこありました。

6/18 7:42

シソバキスミレです。

6/18 7:51

傾斜はそれほどないので歩きやすいのですが，踏み抜きは注意です。

6/18 7:54

ウサギがいました！

6/18 7:55

のんびりと歩きます。

6/18 7:58

シロウマアサツキはこれからですね。

6/18 8:07

吹き通しが見えてきました。

6/18 8:09

？

6/18 8:10

エゾノハクサンイチゲです。

6/18 8:10

吹き通しに到着です。楽しみます。

6/18 8:11

ユキバヒゴダイはもう少し先ですね。

6/18 8:12

ユウバリソウです。

6/18 8:14

ナンブイヌナズナです。

6/18 8:20

ヤマザクラがまだ咲いていました。

6/18 8:31

エゾノハクサンイチゲ春の宴です。

6/18 8:31

夕張神社に到着です。参拝は下山時にしました。

6/18 8:33

ミヤマヤナギです。

6/18 8:35

頂上に到着しました。

6/18 8:35

頂上からの景色です。登ってきた道の方向です。前岳，滝ノ沢岳方面です。

6/18 8:49

頂上にもユキバヒゴダイが生えていました。

6/18 8:58

頂上からの景色です。雲海が湧きます。

6/18 8:58

コーヒータイムとしました。

6/18 9:06

気温もかなり高めの一日でした。

6/18 9:06

三角点をチェックした後，下山の準備を始めました。

6/18 9:17

キバナシャクナゲです。

6/18 9:19

再び吹き通しです。

6/18 9:38

ユウバリソウに別れを告げます。

6/18 10:10

蛇紋岩崩壊地付近でチングルマが咲き始めでした。

6/18 10:11

ユウパリコザクラにも別れを告げます。

6/18 10:14

雪の下から出てきたばかりのフキノトウです。

6/18 10:16

ウラジオナナカマドだと思います。

6/18 10:17

ミツバオウレンです。

6/18 10:20

オオバナノエンレイソウです。

6/18 11:17

この分岐点を右に折れ，馬の背コースに向かいました。

6/18 11:20

ゴゼンタチバナです。

6/18 11:30

この木の間がルートです。

6/18 11:51

ギンリョウソウ発見です。

6/18 12:07

ヒュッテの皆さんも忙しそうでした。

6/18 12:17

そういえば警察官がパトロールをしていました。

6/18 12:17

無事下山しました。

6/18 13:00

帰路，シューパロ湖を白銀橋から。

6/18 15:22

夕張岳の登山バッジが新しくなっていました。

6/18 15:24

大きなメロンを土産にしました。

撮影機器：

EX-ZR410 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 軍手 レインウェア ゲイター 日よけタオル 靴 ザック 行動食 昼食 飲料 筆記用具 スマホ スマホ予備電池 時計 カメラ 熊よけの鈴 アルコールバーナー 五徳 ライター ケトル 虫除けスプレー 蚊取り線香 コーヒーミル コーヒードリッパー カップ 軽アイゼン ヘッドライト 携帯ラジオ ファイヤースターター 防虫 ヘッドネット ツエルト

感想

Makoto_Yamara

　令和4年6月18日（土）は夕張岳の山開きです。ネットでこの情報を入手してからかなり考えました。
　例年，山開きの後，1週から2週後に夕張岳に登っていましたが，2週ではユウバリソウも終わりかけ，ユキバヒゴダイはいい感じ，ユウパリコザクラは終わっている状況でした。1週後もユウパリコザクラが終わりかけといったところでしたので，今回は思い切って山開き当日に挑戦することにしました。
　その思いが強すぎ，そして「山開き当日は混むはず」という先入観によって朝4時30分には駐車場に到着してしまいました。自分を含めて車は3台のみという状況に，「やってしまった」と気付きました。山開きの日に先頭は困ります。ここは夕張岳でした。
　準備をしていると，数人の方が登り始め，駐車場も埋まってきたので自分も出発しました。
　石原平周辺のシラネアオイお花畑は感動ものでした。先週，鷲別岳では終わっていたので，気持ちもグンと高まってしまいました。エゾムラサキツツジも美しく，何枚も写真を撮りました。
　ガマ岩を少し過ぎた辺りの木道周辺でお目当てのユウパリコザクラを対面しました。木道のすぐ脇に咲いている固体もあり，四つん這いになって写真を撮りました。大満足です。
　ヒグマとの遭遇を避けたいので，鈴やラジオ，ホイッスルで防御を固めていたところ，目の前に茶色のウサギが跳ねていました。間合いを詰めると，こちらをうかがいながら少し逃げます。とても愉快な一時を過ごすことができました。
　雪渓をいくつか乗り越え，ついに吹き通しです。この100mが夕張岳のクライマックスとも言えます。
　ユウバリソウは少し小ぶりでした。あと数日もすればいい感じになると想像します。ユキバヒゴダイの見頃はさらに後ですね。
　頂上でしばし休憩し，帰りは馬の背コースとしました。ヒュッテで昨年度途中で更新された夕張岳バッジを購入することができ，こちらも大満足でした。
　これで大雑把に山開き当日，1週後，2週後に登ることができました。それぞれの時季の花を楽しむことができているので個人的には充実感でいっぱいです。
　また，来年，時季を見極めながら夕張岳を訪れたいと思います。