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Yamareco

記録ID: 4451279
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

今度こそ五竜,唐松 〜朝焼けの中に見た山に登る理由〜

2022年07月01日(金) ~ 2022年07月02日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:32
距離
18.5km
登り
1,891m
下り
2,175m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:07
休憩
3:47
合計
6:54
距離 6.3km 登り 1,018m 下り 259m
12:46
17
13:03
13:04
6
13:10
13:11
5
13:16
13:17
7
13:24
69
14:33
14:34
46
15:20
18:50
22
19:12
19:25
15
2日目
山行
6:11
休憩
1:13
合計
7:24
距離 12.2km 登り 879m 下り 1,935m
5:52
5:58
45
6:43
6:44
43
7:27
3
7:30
7:31
1
7:32
7:48
51
8:39
8:48
34
9:22
9:59
4
10:03
10:04
3
10:07
45
10:52
36
11:28
37
12:05
12:06
13
12:19
12:20
37
12:57
4
13:12
ゴール地点
天候 1日目
・昼過ぎから夕方:晴れ時々曇り。
・夕方以降:快晴
2日目
・終日:快晴
※主稜線付近は昼前からがガスったようです。
遠見尾根、暑かった。ガスってくれて良かったのにガンガン晴れてくれて迷惑です😅
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
コース状況/
危険箇所等
残雪あり。アイゼンなどは使わなかった。というか持っていなかった。
仮に持っていてもあの程度では出したとは思えない。
とはいえあったほうが安全、安心なのは間違いありません。
まずは五竜のロープウェー降り場に電動バイクをデポ。
2
まずは五竜のロープウェー降り場に電動バイクをデポ。
八方池山荘から入山。
八方池山荘から入山。
八方池。
雲が多いけどいい天気。
自分のところが日陰になり快適。
1
八方池。
雲が多いけどいい天気。
自分のところが日陰になり快適。
途中けっこうな斜度の残雪あり。
ノーアイゼンで上がれますが注意しましょう!
雪は柔らかいのでアイゼンは効きにくいでしょう。
仮に滑っても転んで濡れるだけでどこまでも滑落するような雪質では無いです。
途中けっこうな斜度の残雪あり。
ノーアイゼンで上がれますが注意しましょう!
雪は柔らかいのでアイゼンは効きにくいでしょう。
仮に滑っても転んで濡れるだけでどこまでも滑落するような雪質では無いです。
晴れてきたよ…。
今の時期は太陽と青空は敵です。山頂着くまでは曇っててくれて良い。
晴れてきたよ…。
今の時期は太陽と青空は敵です。山頂着くまでは曇っててくれて良い。
唐松岳頂上山荘到達。
唐松岳頂上山荘到達。
劔。
相変わらず態度がでかい。
2
劔。
相変わらず態度がでかい。
立山より全然存在感がある。
2
立山より全然存在感がある。
テント場は山荘から3分くらい下ったところ。
静かでとても快適♬
2
テント場は山荘から3分くらい下ったところ。
静かでとても快適♬
テントを開けると真っ正面に剱岳。
最高です。
4
テントを開けると真っ正面に剱岳。
最高です。
この日は山荘、テントはともにガラガラ。
山荘は30人くらいかなぁ。
テントは結局7張のみ。
1
この日は山荘、テントはともにガラガラ。
山荘は30人くらいかなぁ。
テントは結局7張のみ。
ここの店とかはトイレは山荘の中のものを使う。
ついでに山荘内を散策。すごく綺麗。
2
ここの店とかはトイレは山荘の中のものを使う。
ついでに山荘内を散策。すごく綺麗。
テント泊しかしない自分にとって山荘の客室を見るのはかなり珍しくて新鮮。
すごくきれいな山荘です。トイレは水洗だし。
2
テント泊しかしない自分にとって山荘の客室を見るのはかなり珍しくて新鮮。
すごくきれいな山荘です。トイレは水洗だし。
日没30分前。
唐松ピークに向けて出発。
1
日没30分前。
唐松ピークに向けて出発。
唐松の姿を雲に映す。
1
唐松の姿を雲に映す。
マジックアワー開始!
5
マジックアワー開始!
美しい・・・。
そこにいるすべての人がみな静かに見入る瞬間。
6
そこにいるすべての人がみな静かに見入る瞬間。
シャッター音だけが響く山頂。
3
シャッター音だけが響く山頂。
こういうのが見たかった。
3
こういうのが見たかった。
富山湾の先に能登半島。さらにその先の海へと没する。
2
富山湾の先に能登半島。さらにその先の海へと没する。
雷鳥。
20時前。iPhoneのカメラの性能が良すぎてかなり明るく映っていますがもう相当暗いです。すごいな、このカメラ。
3
雷鳥。
20時前。iPhoneのカメラの性能が良すぎてかなり明るく映っていますがもう相当暗いです。すごいな、このカメラ。
白馬村の夜景。山の向こうの夜景は長野市っぽい。
3
白馬村の夜景。山の向こうの夜景は長野市っぽい。
こっちは大町市、松本市方向。
1
こっちは大町市、松本市方向。
iPhoneのカメラ凄いぞ。なんでこんなに明るく映るんだろう?20時前の山中。
もう歩くこともできないくらい真っ暗です。
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iPhoneのカメラ凄いぞ。なんでこんなに明るく映るんだろう?20時前の山中。
もう歩くこともできないくらい真っ暗です。
同時に撮った写真がこれ。感覚的にはこの明るさ。iPhoneのカメラの性能に驚き。
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同時に撮った写真がこれ。感覚的にはこの明るさ。iPhoneのカメラの性能に驚き。
日没後も16℃以上あってかなり暖かい。結局明け方でも14℃以上あった。
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日没後も16℃以上あってかなり暖かい。結局明け方でも14℃以上あった。
星空。おやすみなさい。
星空。おやすみなさい。
おはようございます。
天の川が見えていました。
2
おはようございます。
天の川が見えていました。
一泊登山の醍醐味。
一泊登山の醍醐味。
明け方もきれい。
明け方もきれい。
さぁ、再び始まります。マジックアワー。
さぁ、再び始まります。マジックアワー。
高妻の方から出てきそう。
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高妻の方から出てきそう。
剱岳&立山連峰。モルゲンロート。
2
剱岳&立山連峰。モルゲンロート。
今日も暑くなりそう。
今日も暑くなりそう。
赤いね。照れ笑い。
1
赤いね。照れ笑い。
今日向かう五竜。
4
今日向かう五竜。
来月行く不帰。
唐松は山荘付近から毛勝、立山、薬師、鷲羽、針ノ木、槍穂まで見えます。
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唐松は山荘付近から毛勝、立山、薬師、鷲羽、針ノ木、槍穂まで見えます。
白馬方向もサンライズ。
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白馬方向もサンライズ。
朝陽に染まる雲海。
2
朝陽に染まる雲海。
暑くならないうちに出発しよう!
2
暑くならないうちに出発しよう!
テント撤収完了。
テント撤収完了。
出発します。
まずは牛首。
牛首の核心部。大したことない。先日の八ヶ岳キレットの方がずっとヤバい。
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牛首の核心部。大したことない。先日の八ヶ岳キレットの方がずっとヤバい。
核心部突破。鎖が横断しているの見えますか?
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核心部突破。鎖が横断しているの見えますか?
岩場突破。ここからは気の抜ける緩やかな道。
2
岩場突破。ここからは気の抜ける緩やかな道。
信州方向は雲海。
2
信州方向は雲海。
2200m以上が見えてる感じかな。
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2200m以上が見えてる感じかな。
気持ちい縦走路。
1
気持ちい縦走路。
と思ったらまだ鎖場あります!!
と思ったらまだ鎖場あります!!
エンドピースがアンカーに留まっていない鎖。
後立山エリアはこのパターンが多い。これ凄く嫌い。これだったら最後のアンカー部でチェーン切ってくれていい。
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エンドピースがアンカーに留まっていない鎖。
後立山エリアはこのパターンが多い。これ凄く嫌い。これだったら最後のアンカー部でチェーン切ってくれていい。
鎖場突破。北アとしては別に難しくない。
ただそこら辺の山の感覚では考えられないレベルの危険はあるので注意!
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鎖場突破。北アとしては別に難しくない。
ただそこら辺の山の感覚では考えられないレベルの危険はあるので注意!
近づく五竜。
ここは牛首より嫌だった。鎖が無い!
五竜側からくるとさらに嫌だろう。
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ここは牛首より嫌だった。鎖が無い!
五竜側からくるとさらに嫌だろう。
気持ち良すぎる稜線歩き。
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気持ち良すぎる稜線歩き。
劔と毛勝の間にある山は何だろう?
2
劔と毛勝の間にある山は何だろう?
風が気持ちいい道。
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風が気持ちいい道。
平坦でどんどん進んでしまうのがモッタイナイ道。
意識してのんびり進みます。
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平坦でどんどん進んでしまうのがモッタイナイ道。
意識してのんびり進みます。
時々振り返る。
できるだのんびりと味わいながら進む。
2
時々振り返る。
できるだのんびりと味わいながら進む。
五竜山荘まで到着!
2
五竜山荘まで到着!
モンベルマークが着いた五竜山荘の玄関。
奥行きのある建物。
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モンベルマークが着いた五竜山荘の玄関。
奥行きのある建物。
雲がわいてくる。
雲がわいてくる。
水はこんな感じで!
もの凄く強塩素臭。
元水泳部の自分はプールの水を飲んでいるようだった。
水はこんな感じで!
もの凄く強塩素臭。
元水泳部の自分はプールの水を飲んでいるようだった。
雲が上がってこないうちにとっとと山頂へ。
1
雲が上がってこないうちにとっとと山頂へ。
雑誌とかでよく見るアングル。
2
雑誌とかでよく見るアングル。
ザレた登山道。
徐々に斜度が増してくる。
徐々に斜度が増してくる。
そして現れる鎖場。
そして現れる鎖場。
山頂手前の小ピークが見えた。
山頂手前の小ピークが見えた。
山頂補足。
雲に追いつかれず逃げ切った。
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雲に追いつかれず逃げ切った。
登頂!楽勝!
立山を従えた剱岳。
剱の方が確かに立山より距離はやや近いけど、それを差し引いてみても剱の方が圧倒的にデカく見える。
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立山を従えた剱岳。
剱の方が確かに立山より距離はやや近いけど、それを差し引いてみても剱の方が圧倒的にデカく見える。
次いここを訪れるとはキレット方向から来たい。
次いここを訪れるとはキレット方向から来たい。
落石あり。注意!
落石あり。注意!
ガレててどこ歩いてよいのか不明。
鎖も無く雨の日は要注意!
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ガレててどこ歩いてよいのか不明。
鎖も無く雨の日は要注意!
戻ってきた。
出発。
さようなら、五竜。
出発。
さようなら、五竜。
さようなら、美しき稜線よ。
さようなら、美しき稜線よ。
遠見尾根は長い。
遠見尾根は長い。
ところどころ木々の合間から主稜線が見える。
ところどころ木々の合間から主稜線が見える。
大遠見ピーク前の池。
大遠見ピーク前の池。
この辺が暑かった。隠れる場所がない。
しかもアップダウンが多く晴れて無風。
もう見たいもの全部見たから曇ってくれていいんだけど。
この辺が暑かった。隠れる場所がない。
しかもアップダウンが多く晴れて無風。
もう見たいもの全部見たから曇ってくれていいんだけど。
間もなくゴール。信州方向もきれい。
間もなくゴール。信州方向もきれい。
ロープウェイ乗り場まで帰ってきた。
暑いぞ。
ロープウェイ乗り場まで帰ってきた。
暑いぞ。
ゲレンデの砂利道なんか歩いても少しも楽しく無いので1300円払ってロープウェイでサクっと下ります。もう暑さで半分嫌になってます🥵
ゲレンデの砂利道なんか歩いても少しも楽しく無いので1300円払ってロープウェイでサクっと下ります。もう暑さで半分嫌になってます🥵
お待たせ!
ここから八方尾根まで快適リターン!
気持ち良過ぎて白馬村の田舎道を無駄に20km元ツーリングしてしまった。
自宅も十分田舎だけど、白馬村はレベルが違うど田舎で気持ちがいい💕
3
お待たせ!
ここから八方尾根まで快適リターン!
気持ち良過ぎて白馬村の田舎道を無駄に20km元ツーリングしてしまった。
自宅も十分田舎だけど、白馬村はレベルが違うど田舎で気持ちがいい💕

感想

突然明けた梅雨。快晴が見込めたので急遽仕事OFF。

一日目と二日目の朝までは風が気持ちよかったけど二日目の昼前からは無風。
下りとは言ってもアップダウンの多い遠見尾根は暑かった〜💦

でももともと日帰りで計画していた行程なので、一泊にすることでかなりのんびり過ごせたと思う。

画像,動画はすべてiPhone。色補正や加工は一切なし。
そこにある景色が本当に美しいとき、高級カメラなんて要らないですね。

夕陽に押し出された劔のシルエットと朝陽に横顔を染められた五竜。
雲海に浮かぶ北信の山々とそよ風に吹かれながら進んだ朝の稜線。
時々見失う山に登る理由と探している結果。
今回もまたその答えがはっきりとわかりました。

これがあるから山は止められないっ!

それにしてもなんでこのテント場こんなに人気が無いんだろう。この日はたった7張。
かなり良い場所だと思うんだけど。
周囲は開けて鷲羽や針ノ木、槍穂まで見えるし、小屋からテント場まで少し距離があって静かだし、周囲のテントとの距離も取れるし、目の前は剱だし、トイレは水洗だし。
五竜より唐松のテント場の方が全然いいと思う。


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