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Yamareco

記録ID: 446647
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

北、南、中央アルプスetsの展望を満喫した経ヶ岳日帰り登山

2014年05月11日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.0km
登り
1,384m
下り
1,384m

コースタイム

横須賀(2:10)→羽広公民館駐車場(5:55〜6:15)→4合目(7:45〜7:55)→7合目(9:25〜9:40)→8合目(10:30〜11:00)→9合目(11:30)→山頂(12:00〜12:35)→8合目(13:30〜13:50)→7合目(14:10)→4合目(15:00)→公民館駐車場(15:50)
天候 一日中晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の仲仙寺や伊那市考古資料館に無料駐車場がありますが、これらのすぐ手前にある羽広公民館の広い駐車場が便利だと思います。綺麗な水洗トイレもあります。
コース状況/
危険箇所等
●登山ポストは羽広公民館のすぐ上の伊那市考古資料館の前にあります。
●8合目までは雪もなく快適なハイキングが楽しめます。
●9合目から雪が出てきますが、しっかりしまった雪なので
 アイゼンはいりませんがあれば歩きやすいかも。
●9合目から山頂までは20分との表示がありますが30分が妥当です。
●登山口から車で5〜6分の場所に日帰り温泉施設「みはらしの湯」
 610円があります。
 展望も良く利用価値大です。レストラン、そば処もあります。
伊那ICを下りて仲仙寺に向かうと正面に経ヶ岳が見えます
2014年05月12日 16:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:13
伊那ICを下りて仲仙寺に向かうと正面に経ヶ岳が見えます
仲仙寺の新しい山門
2014年05月12日 16:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 16:11
仲仙寺の新しい山門
新しい山門の上が伊那市考古資料館で、登山ポストがあります
2014年05月12日 21:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 21:06
新しい山門の上が伊那市考古資料館で、登山ポストがあります
仲仙寺の古い山門脇に登山道があります
2014年05月12日 16:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:09
仲仙寺の古い山門脇に登山道があります
木々に囲まれた仲仙寺本堂。この右手から登山道が始まります
2014年05月12日 16:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:09
木々に囲まれた仲仙寺本堂。この右手から登山道が始まります
最初は桧の植林地を登ります
2014年05月12日 21:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 21:56
最初は桧の植林地を登ります
やがて気持ちの良い雑木林となります
2014年05月12日 21:54撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 21:54
やがて気持ちの良い雑木林となります
朝日を透かして輝くミツバツツジ
2014年05月12日 21:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 21:06
朝日を透かして輝くミツバツツジ
ミツバツツジのアップです
2014年05月12日 15:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 15:57
ミツバツツジのアップです
大泉ダムからの道が合流する4合目
2014年05月12日 16:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:07
大泉ダムからの道が合流する4合目
小広くなった5合目
2014年05月12日 16:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 16:07
小広くなった5合目
大きな岩が目印の6合目
2014年05月12日 16:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:06
大きな岩が目印の6合目
木々の間から中央アルプスが見えます
2014年05月12日 16:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 16:16
木々の間から中央アルプスが見えます
四等三角点のある7合目
2014年05月12日 21:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 21:53
四等三角点のある7合目
7合目から見る南アルプス甲斐駒ヶ岳
2014年05月12日 16:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:05
7合目から見る南アルプス甲斐駒ヶ岳
7合目から見る仙丈岳
2014年05月12日 16:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 16:04
7合目から見る仙丈岳
7合目まで来ると8合目、9合目が見えます
2014年05月12日 16:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:04
7合目まで来ると8合目、9合目が見えます
7合目の先には寄生植物のサルオガセの群生が見られます
2014年05月12日 16:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 16:16
7合目の先には寄生植物のサルオガセの群生が見られます
展望の良い8合目。後方右が9合目。左が山頂です
2014年05月12日 16:15撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 16:15
展望の良い8合目。後方右が9合目。左が山頂です
8合目から見る南アルプス。絶景です。
2014年05月11日 13:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 13:45
8合目から見る南アルプス。絶景です。
中央アルプスが大きいです
2014年05月12日 22:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 22:04
中央アルプスが大きいです
絶景を見ながらお稲荷さんで昼食です
2014年05月11日 10:43撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 10:43
絶景を見ながらお稲荷さんで昼食です
8合目の樹間から御嶽山が見えました
2014年05月12日 20:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 20:07
8合目の樹間から御嶽山が見えました
8合目のすぐ先に雪庇が残っていました
2014年05月12日 20:06撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 20:06
8合目のすぐ先に雪庇が残っていました
8合目付近の雪庇のアップ
2014年05月12日 20:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 20:04
8合目付近の雪庇のアップ
8合目上のビューポイントから南アルプスを望む
2014年05月11日 11:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 11:16
8合目上のビューポイントから南アルプスを望む
9合目から山頂へはこんな樹林の中をルートファンティングをしながら進みます
2014年05月12日 20:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/12 20:05
9合目から山頂へはこんな樹林の中をルートファンティングをしながら進みます
9合目のお地蔵さん
2014年05月11日 11:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 11:27
9合目のお地蔵さん
9合目のお地蔵さん
2014年05月12日 15:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 15:22
9合目のお地蔵さん
山頂への雪道
2014年05月11日 11:48撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 11:48
山頂への雪道
ここが経ヶ岳の山頂です
2014年05月12日 20:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/12 20:05
ここが経ヶ岳の山頂です
帰路、樹間から乗鞍岳、北アルプスが見えました
2014年05月11日 12:41撮影 by  DSC-HX30V, SONY
5/11 12:41
帰路、樹間から乗鞍岳、北アルプスが見えました
帰路、樹間から乗鞍岳、北アルプスが見えました
2014年05月11日 12:41撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 12:41
帰路、樹間から乗鞍岳、北アルプスが見えました
登山道で見かけたショウジョウバカマ
2014年05月11日 14:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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5/11 14:30
登山道で見かけたショウジョウバカマ
下山後は、みはらしの湯で汗を流しましょう
2014年05月12日 13:34撮影 by  Canon IXY 430F, Canon
5/12 13:34
下山後は、みはらしの湯で汗を流しましょう
休憩所からはこんな展望がみられますよ
2014年05月12日 13:33撮影 by  Canon IXY 430F, Canon
5/12 13:33
休憩所からはこんな展望がみられますよ
みはらしファームには手打ちそば処があります
2014年05月12日 13:29撮影 by  Canon IXY 430F, Canon
5/12 13:29
みはらしファームには手打ちそば処があります
天ざる1230円です
2014年05月12日 13:25撮影 by  Canon IXY 430F, Canon
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5/12 13:25
天ざる1230円です

感想

中央アルプス群に含まれている割には人気がないのか山レコになかなか投稿記事が載らない。
山頂からの展望はないらしいが8合目からの展望は素晴らしく、北、中、南アルプスなど見えるという。三百名山に名を連ねているにもかかわらず、なかなか目にとまらない山だ。
最近、あまり人が登らない山を探すのが大変だ。

天気のよい土、日などはどこへ行っても人、人、人である。
その点、経ヶ岳は、人がいない山、特に冬場はそれなりに雪が積もるので
余計人がいないと思われるので、雪のある時期に登るチャンスをねらっていた。
それも8合目にテントを張って朝夕の展望を満喫しようと言う1泊2日の山行だ。
そのためにスノーシューも買った。なのにこの冬は登るチャンスを逃してしまった。
それでも8合目からの展望をあきらめ切れず、天気予報とにらめっこをしていところ、ゴールデンウィーク明けの5月11日にそのチャンスがやってきた。

日曜日なのでちょっと迷ったが、梅雨入り前のこの日を逃したら天気のよい日はなかなかきそうもないし、高速道路の休日半額割引制度が5月末日までなので思い切って出かけることにした。テント泊はあきらめて早朝出発の日帰りである。

午前2時すぎに自宅を出発。走り慣れた中央高速で登山口の伊那へ向かう。
甲府盆地で夜が明けた。雲一つない快晴である。
暗闇に沈んでいた南アルプスの白い山並みが徐々に姿を見せ始めたと思ったらモルゲンロートに染まった。八ヶ岳も燃え始めた。

この中央高速は走っているだけで本当に楽しい。
登山口の伊那市考古資料館に着いたら駐車場は満杯で人だかりがしていた。
「えー。こんな沢山の団体さんが登るのか」とうんざりしたが、様子を窺っていたらどうやら仲仙寺付近の自然観察路でバードウォッチングをする探鳥会の人たちだったことがわかってちょっとホッとした。

仲仙寺の本堂脇から登山道が始まる。
ウグイスが鳴く檜林を抜けると松の多い雑木林の中を登るようになる。
登山道に沢山の松ぼっくりが落ちている。何カ所か電ノコで切られた倒木が目に付いた。
この冬前に地元?の登山愛好家が片づけてくれたものだ。

4合目で大泉ダムからの道を合わせ、落葉松の新緑が綺麗な道を登る。
5合目、6合目と徐々に勾配がきつくなってくるが、よく踏まれた道なので歩きやすい。
途中でおそろいの体操服を着た元気な中学生数人に追い越された。
近々、この経ヶ岳で学校行事の競歩大会が企画されているようで、今日はその下準備で保護者らと登ってきたという。中学生は元気だ。みるみる間に見えなくなってしまった。

真新しい四等三角点がある7合目の台地に出ると待ちに待った8合目が見えてきた。
標識には8合目まで40分と書いてあったがここからが結構きつかった。
8合目手前の急坂がこの日一番の苦しい登りだった。

登り着いた8合目は期待を裏切らない展望が待っていた。
途中、木々の合間からちらちら見えていた中央アルプス、南アルプスが全開だ。
南アルプスは、最北端の甲斐駒ヶ岳から最南端の光岳までが、いやいやさらにその南の大無間山あたりまでが横一線に見えている。

経ヶ岳から見る中央アルプスは、縦位置で見るため山々が重なっているので空木岳や南駒ヶ岳などは見えない。でも、木曽駒ヶ岳を中心とした主峰群がどっしりと春の日差しをたっぷり浴びて輝いている。
目を左に向ければ八ヶ岳から霧ヶ峰、美ヶ原、そして春霞に消え入るように穂高あたりも見えている。噂に違わぬ素晴らしい展望である。

経ヶ岳の山頂を踏んでから昼食にしようかと思ったが、この展望から離れるのは惜しいので、ちょっと早いがこの眺めをおかずに軽く昼食をとることにした。例によってお稲荷さんだ。

雪の積もった8合目でテント泊の計画を立てていたのであたりを見渡すも、テントを張れるような平坦地が見あたらない。
牛の背中のように丸みを帯びた稜線になっている。
まあ、しっかり雪が積もっていれば雪をならして平地を作れないではないが、それだけ雪が積もっていたらここまで来るのも大変だろう。しっかりルートを頭に入れておかないと迷いそうだ。

9合目に向かうと直ぐに伊那側に張り出した雪庇に出る。
この雪庇の先に再び展望のよい場所があった。8合目に勝るとも劣らぬ展望が得られる。
この場所は、午前中より昼過ぎの方が南アルプスが順光になってくるので綺麗に見える。
ただ、ベタ光線になるので芸術写真にはなりそうもないが。

9合目の樹林帯に入ると俄然雪が多くなる。
しっかり固まっているので踏み抜くことはないが、雪道に慣れていない人は軽アイゼンがあると歩きやすいかも知れない。
9合目の標識には山頂まで20分と書いてあったが、雪のせいもあって30分かかった。
トレースはほとんどなく、テープも少ないのでルートを探りながら雪の上を歩いたが、所々出ている夏道を繋ぎながら歩けば迷うことはないと思う。

登り着いた経ヶ岳山頂は、黒木に囲まれ展望はないものの静かな感じのよい山頂だ。
途中から一緒になった松本のY君にコーヒーをご馳走になりながら山談義に花が咲いた。

山頂を後にしたのが12時半すぎ。今日一日快晴に近い。
こんな天気のよい日はゆっくり山を楽しまなければいけない。
8合目上のビューポイントで解説入りビデオを撮り、再び8合目で大休憩をとり、しっかりこの素晴らしい展望を脳裏に焼き付けた。

駐車場に戻ったのが4時ちょっと前。
みはらしファームのお蕎麦屋さんの営業時間には十分間にあう。
車でひとっ走りのみはらしの湯で汗を流し、美味しい手打ち蕎麦でも食べることにしよう。

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