三ツ岩岳・窓明山(歩いただけ沢山の花に出会える山）

2022年07月09日(土) [日帰り]

• GPS: 09:05
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,591m
• 下り: 1,593m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 1:39
• 合計: 9:06

6:22 スタート地点
6:28 6:32 国体コース入口(旧道)
7:55 8:00 旧道分岐
9:42 9:56 避難小屋
10:36 11:04 三岩岳
11:33 11:34 避難小屋
12:06 12:24 めまうだ湿原(三岩大池)
12:47 13:00 窓明山
13:59 14:10 家向山分岐
14:41 14:46 巽沢山
15:21 15:21 国体コース入口(旧道)
15:28 15:28 三岩岳登山口P
15:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小豆温泉スノージェット駐車場で受付
山開きで駐車場が3箇所有るがほぼ満車状態…人気の高さが伺えます

コース状況／危険箇所等

危険個所は無く登山道は良く整備されています。

写真

7/9 6:22

今日は山開きで検温・コロナの問診票を記入後記念バッチをいただき各々登山開始です。
会津の山開きもこれで殆どが終わりましたが、来年こそはコロナ終息で盛大に執り行われることを願いたいです。

7/9 6:49

登り始めは山道の両脇に沢山の小さく可憐なツルアリドオシがお出向です。

7/9 8:28

ツクバネソウもそろそろお終いですかね。

7/9 8:48

展望箇所の片隅に白いシャクナゲが咲いていました。

7/9 9:00

マイズルソウ

7/9 9:12

ゴゼンタチバナは最盛期

7/9 9:16

花の咲いているツバメオモトは終わりに近づいてようやく見つけました。

7/9 9:19

ユキザサはいたる所で咲いています。

7/9 9:25

エンレイソウ

7/9 9:26

ノウゴウイチゴ

7/9 9:27

教えて貰ったんですけど忘れちゃいました。

7/9 9:34

ツマトリソウ

7/9 9:38

ミヤマカタバミ

7/9 9:39

スダヤクシュは避難小屋周辺に密集しています。

7/9 9:23

偶然撮ったこの花は今回の記念バッチにあるチシマウスバキスミレでしょうか。

7/10 20:12

今回配布した記念バッジ

7/9 9:37

オオバキスミレ

7/9 9:50

キバナノコマノツメ(葉が小さく丸い）
オオバキスミレ(葉が大きく先が尖っている)と同じような花ですが、葉の形で判別すると教えていただきました。
スミレは沢山種類が有って解りずらいですね。

7/9 9:58

ミツバオウレン

7/9 10:01

ハクサンコザクラも湿地帯の木道の脇に咲いていました。

7/9 10:03

花火の様なショウジョバカマ

7/9 10:06

イワウチワもまだ咲いていました。

7/9 10:09

イワカガミ

7/9 10:13

シラネアオイ

7/9 10:15

イワナシ

7/9 10:24

イワイチョウ

7/9 10:25

三ツ岩岳が見えました。
今年は思ったより残雪が少ないです

7/9 10:31

三ツ岩岳山頂

7/9 10:32

残雪時歩いて来た会津駒ヶ岳・大戸沢岳からの稜線

7/9 10:32

越後の山とトンボ飛行隊がいます。
おかげで虫に刺されませんでした。

7/9 10:33

山頂には沢山のシャクナゲが咲いています。

7/9 10:54

会津駒ヶ岳とその奥には燧ヶ岳の先端が見えます。

7/9 11:07

バイカオウレン

7/9 11:26

避難小屋に戻り窓明山へ向かいます。

7/9 11:40

窓明山とめまうだ湿原と三岩大池が見えます

7/9 11:44

沢沿いにミヤマキンポウゲ咲いています。
ここでしか咲いていませんでした。

7/9 11:47

水場は避難小屋とここしか有りません。
ここで給水しましたが、家向山では飲み干してしまいました。この蒸し暑い日には有難かったです

7/9 11:53

モミジカラマツは咲き始めです。

7/9 11:59

今年のコバイケイソウはあまり元気がなく群生しているのが見られません。

7/9 12:16

めまうだ湿原とワタスゲの蕾
行き止まりの先には青空が。

7/9 12:31

ギボシ

7/9 12:34

アカモノ

7/9 12:47

ふかふかのワタスゲ

7/9 12:50

トキソウ

7/9 12:51

ヒメシャクナゲ

7/9 12:51

モウセンゴケ

7/9 12:51

風になびくワタスゲと三ツ岩岳

7/9 12:51

窓明山山頂
壊れています

7/9 12:52

遠くには二岐山から連なる那須連山

7/9 12:52

真っ赤なベニサラサドウダン

7/9 12:56

窓明山からの三ツ岩岳

7/9 12:58

ウラジロヨウラク

7/9 13:00

晩秋の主役ナナカマド。
今は青空に白い花が映えます。

7/9 13:17

ヤシオも陽を浴び暑そうです。

7/9 14:09

登り返してやっと家向山。
標識が破壊されています。熊でしょうか？

7/9 14:41

巽沢山
ここから300mの激下りが待っています。

7/9 15:13

麓にはヨツバヒヨドリが咲いていました。

7/9 15:16

山道が乾燥していたので滑らず転ばず無事太橋登山口に到着しました。
苦労しただけ沢山のお花に出会い楽しい一日を過ごすことが出来ました。
登山者が沢山いると安心なので山開きを開催していた関係者には感謝します。

撮影機器：

EOS M2 CANON

FinePix XP140 富士フイルム

感想

one928

会津の山開きも終盤になり、今回も天気が良さそうなので参加することにしました。
南会津の三ツ岩岳・窓明山は山と高原地図にも載っていないマイナーな山で、周回すると激登り、アップダウンの激下りが有り余り登山者が入らないので静かな山です。
登山道は整備されているので迷うことなく登る事が出来ますが、雨が降ると沢になり以前は断念した経験がありました。
今回は天気が続いているらしく山道が乾いていたのでとても歩き易かったです。
また山頂迄の眺望は余り良くないので、初心者にはちょっと辛いと感じると思います。

ここの魅力はやはりお花と思います。
高度差(800m〜2100m)・湿地(避難小屋周辺、めまうだ湿原)・稜線(避難小屋〜窓明山)とその場所に生息する数多くの花が咲いています。
この為、周回ルートを歩く事によって数多くのお花に出会えることが出来ました。
また今回何度もニアミスだったbrockenさんに初めてお会いでき約2時間程度ご一緒して、いろいろなお話が出来たことも大収穫でした。

山開きは中止や簡略された式典等で関係者の苦慮が伺えるます。
来年こそはコロナも収束して盛大に執り行われ、安全に楽しめるようになることを期待したいと思います。

コメント

wakasato

こんばんは、one928さん。
wakasatoです。

昨年に続いての参加ですね。
激登りの先に沢山の花達は変わりませんが、今年は、天気が違いましたね。
自分もこの暑さの中で水場には助けられました
山中で冷えた水があるのは貴重ですよね。

バッジの絵柄となっているチシマウスバキスミレ。
しっかり撮り収めていたのですね。
自分は撮り逃してしまいました・・・
避難小屋やや手前の森で見かけたような気がします。

one928

初めてお便りいただき有り難うございます。

wakasatoさんの山行記録は何時も見ていて、写真の構図や花の名前等を勉強させて頂いています。
確かにチシマウスバキスミレは避難小屋の手前に咲いていました。
しかし、wakasatoさんの写真には私の見逃した花が沢山写っていたのでさすがに凄いと思いました。
また、この辺りまでbrockenさんと一緒に登っていましたが、wakasatoさんが撮られたキヌガサソウを探しに行って別れてしまいました。
咲いていたようなので見つけられていれば良いのですが。

三岩岳から窓明山の周回コースはさすがにハードで年々体力の衰えを感じます。
天候が良ければ来年もまた頑張ってチャレンジしたいと思います。