東郷山 大谷川右谷

2022年07月10日(日) [日帰り]

• GPS: 05:34
• 距離: 8.4km
• 登り: 810m
• 下り: 809m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:34

9:53 吉山・法隆寺下
10:30 五段返しの滝
11:56 12:06 右谷奥二俣
13:30 右谷左沢の詰め
14:00 大谷川左谷枝沢下降
14:45 枝沢出合登山道
15:27 吉山・法隆寺下

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吉山・法隆寺下の県道わきスペースに駐車。大谷川沿いの林道は舗装されて奥まで入れるが、離合できる場所は少ない。

コース状況／危険箇所等

1/2.5万図の大谷川右谷の右岸尾根の882m頂に至る破線の路は、ほぼ廃道。特に尾根が広い上部は笹に覆われ不明となる。

その他周辺情報

法隆寺わきに参拝者用？トイレがある。

写真

7/10 10:26

大谷川渓谷の滝から入渓しようとしたが、子供連れが遊んでいたので、その上の渕から入渓。泳ぐまでもなく、左を腰まで浸かってへつれる。

7/10 10:37

大谷川1号橋の下の堰堤があがれず、一旦林道に出て、2号橋の右から降りる。大谷川右谷出会い五段返しの滝 F1 (20m)は左隅を登れる。

7/10 10:39

五段返しの滝の上段。(5m)。左から直登。

7/10 10:46

滝の上はナメに続いて、ミニゴルジュになる。

7/10 10:49

ゴルジュの主 (10 cm)。

7/10 10:53

ゴルジュ内斜滝F2 (4m)。

7/10 10:56

格好の良いF3 (15m)は釜を股までつかって、右を快適に登れる。

7/10 11:11

ゴルジュのあとは、ナメ滝と渕が続く。

7/10 11:18

この渕は股までで通過。

7/10 11:26

F4 (5m)。釜に入り左を直登。

7/10 11:29

ナメに癒される。

7/10 11:32

再び、谷が狭まる。この渕は股まで。

7/10 11:37

ゴルジュにF5 (3m)。左の階段状を登る。

7/10 11:44

F6 (2段 4m)。

7/10 11:47

F7 斜滝(3m)は渕に入り、左から。

7/10 11:50

F8 (3m)は容易。

7/10 11:56

奥二俣で休憩後、右沢を探る。すばらしいF9斜滝 (20m)。それほど滑らずに登れる。

7/10 11:59

続いて　F10斜滝 (8m)。

7/10 12:10

滝の上はきれいな赤っぽいナメが続く。

7/10 12:20

F11 (15m)。傾斜がゆるく直登できる。

7/10 12:23

滝上は、渓畔林の中にナメ床の小川が延々とつづき、天国のようなところだ。

7/10 12:45

奥二俣まで戻り、左沢を詰める。出会いの3段滝 F12 (7m)。

7/10 12:49

F13 (3m)。

7/10 12:56

右岸に枝沢がスラブ滝(10m)をかける。本流はF14(7m)　斜滝。

7/10 12:59

ミニゴルジュにF15 (3m)。右から。

7/10 13:05

最後にきたか、F16 (25m)。直登可能。

7/10 13:09

もうお腹いっぱい。F17 (10m)。

7/10 13:13

最後はナメから小滝のルンゼ状になる。

7/10 13:30

適当なところで、左のシラカシ・クヌギ林の尾根にあがる。急登は笹藪をつかんで。

7/10 14:03

尾根を越して、大谷川左谷の左岸最初の枝沢に下る。スラブ状大滝の上段 (2m)。

7/10 14:07

素晴らしいスラブ状大滝の下段 (40m)。右岸の樹林より巻いた。

7/10 14:24

残念ながら大滝のあとは、植林帯の倒木が多い平川が続いた。やっと、渓相が回復し、ミニゴルジュの奥に4m。右岸から巻いた。

7/10 14:32

立派な釜をもつ4m。右岸から小さく巻いた。

7/10 14:38

3m滝。スタンス多く、クライムダウン。

7/10 14:44

出会い滝4mは、右岸を大きく高巻いて降りた。降りたところから東郷山吉山コース登山道を下った。

撮影機器：

503SH SHARP

装備

個人装備

ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

iwamochan2

東郷山・吉山ルートの大谷川右谷にかかる五段返しの滝の上を見た人は多くないのではなかろうか。それほど期待はしていなかったのだが、滝、ゴルジュ、ナメが繰り返し現れ、飽きさせない期待以上の良い谷だった。滝はいずれも楽しく登ることができ、淵は小さいながらも深く、ナメは渓畔林の中に延々とつづき、天国のようなところだった。詰めは尾根を越して、大谷川左谷の枝沢を降りた。この沢は上部にスラブ状大滝を有するが、中間部は平凡だった。