日光男体山
- GPS
- 06:46
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
07:01四合目(林道終了)
07:57七合目(小休止)
08:25八合目
09:14山頂(二荒山神社奥宮)着
09:18山頂(三角点)着、太郎神社散策後、奥宮で休憩
10:25山頂(奥宮)発
11:10八合目
11:32七合目
12:02五合目(小休止)
12:17四合目
12:56二荒山神社着
総移動時間…約5時間30分
(標準コースタイム…約6時間00分)
天候 | 曇り時々晴れ→粉雪→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識・柵等がよく整備されており、迷うような箇所は無い。 二荒山神社中宮境内にて、名前等を記載する登拝(登山のこと)受付をして登拝料500円を納めると、お守りと概略図を渡してくれる。 受付は午前6時から(休日は午前5時から?)。 トイレは山中には無く、山自体が御神体であるが故、神社のトイレで確実に済ませること。 水場も山中には無いので、事前に準備しておく。 登拝者専用駐車場は、神社入口の鳥居をくぐって直ぐ右手の宝物殿裏が第一(20台くらい)、入口鳥居から直進したところが第二(20台くらい)で、共に案内の看板が出ている。 登拝料を納めるのが前提で、駐車料金は無料。 因みに第一駐車場から一番近いトイレは、神社入口鳥居脇の公衆トイレ(夜間でも照明あり)。第二駐車場は目の前にトイレがあるが、夜は真っ暗だと思う。 最寄りのコンビニは、清滝IC近くの2軒が最後。いろは坂から上には無いので注意。 NTTドコモの電波状況は概ね良好。 |
写真
感想
日本百名山26座目。
まぁまぁ近場でアクセスも良いが、標高差1200mの急登がきついとのことで若干敬遠していた山。
登ってみると案の定、登りは息つく暇がない登り(下りは下りで然り)で、真夏には登らなくて良かったと思った。
ただ、世界文化遺産日光のお陰もあってか、登拝者は結構多いから安心できる。
今回は自分の中で、信仰の山ということを強く意識してみて、願掛けと鍛錬を込めて登ってみた。
下でも上でもしっかりとお参りをして登らせて頂くと、またいつもと違う登山になって良かった。
日本の山という山が、遥か昔から信仰と修行の対象だったというのは、実に興味深く、でもその気持ちが最近自分なりに僅かに分かってきた気がした。
山には畏敬の念を感じざるを得ない。
それはさて置き、二荒山神社駐車場に夜中のうちに到着し、車中泊。
他に車は1台だけで、静か。ただ、いろは坂辺りから強風が吹き荒れ、夜でも分かるほど中禅寺湖に白波が立ち、ビュービューいっていた。
朝5時頃には駐車場が殆ど埋まり、人気の山ということが良く分かる。
6時になると徐々に受付に移動し始め、それぞれの登拝が始まる。
林道に出るまでが一度ウォーミングアップで、林道で慣らして、四合目からが本番である。
四合目からの中禅寺湖にかかる虹が綺麗だった。
登りは前評判通りひたすらの登りで、所々立ち止まったり、避難小屋を理由に休憩を適宜入れる。
帰りはこれを下るのかと思うと、膝が心配になる。
ただ、粉雪が舞うほどの気温だったので、そこまで汗をかかずに登れたのが幸いだった。
Wストックも持って行ったが、使ったのは八合目以降のややなだらかになった残雪帯だけで、他は手に持たない方がスムーズに登り下りできた。
残雪に関しても、6本爪アイゼンを持って行ったが使う必要はなかった(着用している人もいたが)。
下山後は夏の陽気だったが、山頂付近の粉雪と霧氷が気持ち良いのと美しいので、一度で色んな表情を楽しめた山行で満足。
ただ、直ぐ足元の下界では夏の陽気の晴れでも、雲がかかる山頂部ではまだまだ冬の天候になるということを改めて感じた。2500m級の山だし防寒具をしっかり持って行くのは当然だ。
登り下りはそれなりにきつかったが、今度は360度の大展望を見るため、また登りたい。
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