大峯南奧駈道 笠捨山〜地蔵岳〜東屋岳

2022年07月17日(日) [日帰り]

• GPS: 09:31
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,379m
• 下り: 1,380m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:57
• 休憩: 0:30
• 合計: 9:27

距離 11.2km 登り 1,379m 下り 1,385m

6:14 山彦補給路入口
6:33 山彦補給路分岐
6:57 7:02 行仙宿山小屋
7:14 笠捨山巻道分岐
8:42 8:48 笠捨山
9:12 葛川辻
10:09 10:17 地蔵岳
10:45 四阿之宿
10:55 東屋岳
10:57 四阿之宿
11:47 地蔵岳
12:36 葛川辻
13:20 笠捨山
14:48 14:59 行仙宿山小屋
15:23 山彦補給路分岐
15:41 ゴール地点

　夏場に、大日岳〜行仙岳を歩くのは厳しいので、日帰り可能な行仙岳以南の南奧駈道を歩くことにした。7月2日に行仙岳〜笠捨山を歩いた。今回はその続きとして、笠捨山から東屋岳まで歩いた。今年の夏は、玉置山まで歩くことになりそうだ。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場　山彦補給路登山口の手前及び奧にスペースあり
　　　　林道工事車両の通行を妨げないよう注意必要

その他周辺情報

温泉　きなりの湯（下北山村）、薬師湯（上北山村）、杉の湯（川上村）

写真

山彦補給路登山口
天気は回復、陽が射してきた
今日1日は天気は持ちそうだ

登山口より
麓から雲が上昇、山を越えてゆく

山彦補給路　七曲
傾斜のゆるやかな道を登る

山彦補給路　十五曲
急登をジグザグに登る

台高山脈方面の展望
浦向道に入ると展望が開ける
昨夜の雨の影響か、雲海が望めた

行仙堂
この辺りは、上昇する雲の中のようだ
お堂の中の仏様に山行きの無事を祈願する

最初の鉄塔
この下を通り笠捨山へ

笠捨山
急登を登り、稜線をたどると笠捨山が姿を現す

笠捨山山頂
北側が開け展望が良い

葛川辻
ガレ場と木の根道を下って到着

二つ目の鉄塔
北側の展望が開ける

二つ目の鉄塔より
ここまで通ってきた奧駈道を望める

地蔵岳＆槍ヶ岳
地蔵岳が間近に望める
大きい方が地蔵岳、手前の小さい方が槍ヶ岳

最初の鎖場
ここから、鎖場や岩場がはじまる

槍ヶ岳標識
ここ少し登ると山頂

槍ヶ岳山頂
山頂標識もなく、木が立っているだけ

槍ヶ岳は17番目の靡のようだ

7/17 9:56

こんな鎖場が東屋岳手前まで続く

7/17 10:08

地蔵岳山頂へ右手の道を進む

7/17 10:09

地蔵岳山頂
山頂標識と小さな仏さんが祀られている

7/17 10:20

東屋岳へ
垂直に下る鎖場もある

7/17 10:40

東屋岳へ
鎖場を抜けるとなだらかな尾根道になる

7/17 10:54

四阿宿跡標識
やっとたどり着いた、本日の最終目的地まであと少し

7/17 10:54

東屋岳山頂は国道425号への下山道の途中にある

7/17 10:55

東屋岳山頂
ここにが四阿宿跡のようだ、山頂の様子を動画に収め地蔵岳へ戻る

7/17 11:35

垂直な鎖場
5つ前の鎖場を反対側から撮影

7/17 11:47

地蔵岳本尊
地蔵岳の巻道に祀られている

7/17 14:48

行仙宿再び
疲労がピークに、長めの休憩をとる

浦向道より
朝、雲海を写したところから撮影
雲海は消え、すっかり夏山の様相

ランの1種のようだ、登山道脇に咲く

7/17 12:44

ミヤマシキミ
笠捨山の登り返しで、青い実を着けている

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

日焼け止めクリーム

感想

TDtemple

　今回の地蔵一帯の岩場、鎖場は、距離は比較的短いものの、かなりタフなコースだった。四肢を使って、登り下りを繰り返すため、普段使わない腕が筋肉痛になった。少し寝不足気味で、後半の笠捨山の登り返しでへばってしまった。
　救いは、雲海が見られたこと。日出ヶ岳をはじめとする台高山脈の山頂部が島のように雲間から浮ぶ景色を見られた。久しぶりに目の保養となった。THE夏山の大峰山脈とは対照的だった。
　南奥駈道を歩き出して、トンボやチョウを飛んでいるものの、花が少ないように思う。シーズン的には、バイケイソウなのだが、植生、標高の違いなのか、釈迦ヶ岳までよく見かけたバイケイソウを南奥駈道では見かけない。来月には多くの花と出会えることを期待して、玉置山まで歩こうと思う。

コメント

かず

昨日は山方面は怪しげかなと思ってましたが、お天気よさげですね
梅雨時の様な天気の中、いいタイミングで何よりです！
この辺りも岩場、鎖場ですか〜
さすが修験道って感じですね
奥駈道はもう半分以上は制覇されたのかな？
次回玉置山って事は更に奥の方の山ですかね
奥深いから何度も行き来するのも大変ですよね、、、
とは言え一気に行くのも難しいし(^^;
とりあえずゆっくり身体やすめてください
お疲れ様でした！

TDtemple

　登山口までの道中、雨に降られたため、山の方の天気を心配しましたが、南部の山が近づくにつれて、雨は上がり、晴れてきたので、安心して登ることができました。
　奧駈道は修験の道なので、鎖場と岩場にやせ尾根が所々にあります。東屋岳の南側にも鎖場がありそうです。そこから南は岩場や鎖場が少なそうです。小屋泊まりの必要な大日岳〜行仙岳間を後回しにして、とりあえずは、玉置山までを歩こうとと思います。東屋岳〜玉置山間は、国道425号沿いに登山口があるので、実家からだと2時間半あれば着くと考えています。ここを起点に北の東屋岳、南の玉置山を往復しようと考えています。玉置山は、観光地なので、駐車場が整備され、車で玉置神社の傍まで行けるので、玉置山から北へ向かうのもありかなと思っていまっす。
　奧駈道の中間点は、釈迦ヶ岳ではないかと思いますので、やっと半分ちょい来たところではないかと思います。お盆前に、もう一回どこかに登りたいと考えています。では。