空木岳敗退記「山頂まであと少しで・・・・」
- GPS
- 13:19
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,493m
- 下り
- 2,482m
コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 13:18
天候 | 晴れ 山頂付近霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道中、木の根が横たわっていて歩き辛かったです。 迷い尾根上にある大地獄、小地獄がある痩せ尾根は歩行注意です。 |
その他周辺情報 | 駐車場から3分のところに早太郎温泉 こまくさの湯 700円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
充電器
ハイドレーション
|
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感想
今年に入って初めての百名山登山、94座目となるはずが、山頂を目前にして無念の撤退をした。
当初は7月22日から23日の二日間、駒峰ヒュッテ泊の予定だったが、22日の天気が雨予報で悩んだ挙句にヒュッテのキャンセルを決意した。あれから、空木平避難小屋泊で行こうか(現地に行って、雪解け水による浸水のため利用不可能と張り紙があった。立ち寄らなかったのでどんな状態かは確認出来なかったが)迷ったが、結局、池山尾根日帰りピストンで行くことを決めた。
7月23日4時暗いうちから登山スタート。林道終点までの登山道がいきなりの急登で何度撤退しようと思ったことか。取りあえず、池山小屋の水場まで行こうと思った。池山小屋の水場で水を飲んだり顔を洗ったら、気分転換になって、帰りたい気分はどっかに飛んでしまったようだ。
マセナギを通過して、迷い尾根の入口あたりまで来た。大地獄、小地獄という難所が控えていて、緊張しながらも何とか通過。
空木平分岐を過ぎて視界が開けたが四方霧であったが、駒石まで過ぎたあたりで、スマホのヤマレコMAPを見たら、登山口到着予想時間が19時台になっていて、ここまでの歩くペースが1.25とオーバーしており、今から引き返さないと、登山後の温泉に間に合わない可能性が出て来たので撤退を決断した。標高は2600メートルで目の前のピークを越えれば駒峰ヒュッテが見えるはずで本当にあと少しだった。
下山後もペースを落としてしまって多くの登山者に抜かれた。地獄を越えたあたりで、歩くペースが1.5まで落ちてしまって、到着予想時間が18時台まで早まったが予断は許されなかった。
登山口まで戻ったのが17時20分で、すぐさまに早太郎温泉 こまくさの湯に急行した。客が多い時間帯であったが何とか入浴食事が出来て良かった。
今回の登山は前夜ほとんど眠れなかったが、万全な体調で挑んだつもりだった。撤退を決断した時点では足はつっておらず山頂へ行こうと思えば行けなくはなかった。しかし、コロナ禍による自粛によって、落ちた体力がまだ戻っておらず、改めて登山の難しさを思い知った。
この結果を踏まえて、8月の聖岳、9月の光岳登山は白紙となって、改めて計画の練り直しと今後の対策を考えなくてはと思った。
ともあれ、無事に下山出来たこと、無事故無違反で帰宅出来たこと、2600メートルまで来ても足がつらなかったことが、せめてもの収穫だった。
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