籾糠山(モミヌカヤマ)&天生(アモウ)峠(ミズバショウに間に合った!)
- GPS
- 06:46
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 640m
- 下り
- 641m
コースタイム
天候 | 晴れ、23℃〜27℃ 虫除けスプレーやネットなど虫対策は必要です。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東海北陸道の最寄のICは白川郷ICです。富山方面からは間違いなく白川郷ICで降りますが、名古屋方面からは荘川がベターと思われます。理由は、飛騨清見を通るため大回りになり、飛騨トンネル(籾糠山直下を通っています。割増料金も加算されます。)を筆頭に長大なトンネルが多く、景色的にも今ひとつです。R156は御母衣湖と御母衣ダム、荘川桜と見所も多く、交通量も少ないため時間的に東海北陸道利用と大差ないと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは天生峠の「天生県立自然公園協議会」のテントブースにあります。しかし、登山届けを書こうとしたところ、係りの人から「泊まりですか?日帰りなら結構です。」と云われ、提出しませんでした。 また、ここで「森林環境整備推進協力金」として”500円/名”を支払いました。 コース内の要所要所にテントを利用したトイレブースが用意されており、ここで用を足す方式です。回収ボックスは天生峠だけだったようです。(400円) 協力金のお蔭もあってか、コースはよく整備されています。パトロールの腕章を付けた方が巡回もして下さっており安心です。籾糠山の山頂にもお一方常駐されていました。例えば、往路で邪魔していた木の枝は復路では取り除かれていました。 標高1500Mを超える辺りから、残雪が目立ち始めますが腐っており、まったく問題なく通過できます。むしろ雪解け後のぬかるみに足を取られることの方が心配です。 コース全般を通じ虫(吸血昆虫)が多く、対策が必要です。防虫ネットをされた方は、お一人だけお見受けしました。防虫スプレーは多くの方が利用されていました。私たちを含め、その匂いで分かります。 下山後はR156を荘川方面へ10Km程戻ったところにある「大白川温泉・しらみずの湯(600円、クーポンありで500円)」で日帰り入浴&休憩しました。 |
写真
感想
国道360号の天生峠の冬季通行止めが5/30(金)の午後解除になりましたので、早速出動しました。
飛騨市観光協会に電話で確認したので、白川郷からは既に天生峠まで開通していたのかは不明です。国道のホームページはここのところが今ひとつ分かり辛い。(ホスピタリティの欠如を感じます。)
昨年は6月22日の山行でしたが、お目当てのミズバショウはほぼ終わっており、本年に期しておりました。結果は間に合いました。ミズバショウは未だ健在で楽しませてもらえました。
今回は通行止めの解除2日目(実質的には初日)なので、観光客も含め人出が集中することもありうると想定し、車中前泊で8時前の到着を目標にしました。前日、嫁はんが女子会?で帰りが遅かったこともあり、日が変わってからの出発となり、途中、コンビニで朝食とクラッシュアイスを仕入れ、東海北陸道の長良川SAで車中泊としました。
当日は長良川SAを午前6時に出発、ひるがの高原SAで昼食・飲料を調達し、東海北陸道・荘川ICで下りて下道(R156)で白川郷を目指しました。白川郷には東海北陸道・白川郷ICがあり、そのまま直行することも可能でしたが、飛騨清見経由となり大回りとなること、飛騨トンネルを筆頭に長大なトンネルが連なり景色的にも面白味がないこと、そして、通行料が割高になることが大きな理由です。(一宮〜白川郷:1880円、一宮〜荘川:1440円、いずれもETC休日割引あり)
思惑通り、午前8時前に天生峠に到着、車はまだ疎らで20〜30台くらいでしょうか? 100台駐車可なので拍子抜けでした。
駐車場ですでに虫が寄ってきます。昨年、嫁はんはブヨに顔を刺され、お岩様のようになったこともあり、二人ともネットは持参していますが、今年は新たにヤマレコでもhirotsuguさんが紹介されてい”るパーフェクトポーション アウトドアボディースプレー”を用意しました。結果は・・・、Good!です。二人とも虫被害はありませんでした。(防虫ネットは使用せず)
天生湿原の手前で、パトロールの腕章を付けた方に道を譲りましたが、丁度写真を撮っていたところだったので花の名前を尋ねました。回答は「イワナシ」で、「この地区では実を食用にし、地元旅館などでは3粒くらいを料理として出している。」とのことでした。
帰ってヤマレコを確認したところ、5/17(土)の”荒島岳”で「名前わかりません。」としていた画像がイワナシであると教えてくださった”tackerq”さんのコメントに接し、何だか奇縁を感じました。(tackerqさんありがとうございました。)
天生湿原はミズバショウの盛りで、初期目標は達成しました。天気が良いこともあり毎週の山行に付き合ってくれている嫁はんは、山行は食傷気味であるにもかかわらず、「やっぱり来てよかった。」と云っておりました。
籾糠山へは昨年はパスした「木平湿原」経由で登り、昨年は登りに使ったメインコースの「カラ谷」を下りました。
木平湿原への登りは急登もありますが、花が少なく人気がないようで、途中お一方に道をお譲りしただけでした。この登りの後には「花に埋もれた桃源郷」が待っていると期待しながら進みましたが、待っていたのは「花のない湿地(池塘群)でした。」
木平分岐へ向けて下りでは3組ほどのハイカーにお会いしましたが、三脚持参のカメラマンの方々でした。
木平分岐から籾糠山への登りで残雪が増えてきて、雪の上をトラバースする地点もありましたが、雪は腐っておりアイゼン等は必要ありません。雪解け後の泥田状態の方が滑りやすく、着衣への泥の付着も気になるところです。
山頂部は狭く、3〜4組が休憩すると満杯状態です。そのためか、頂上直下や「籾糠分岐」の平坦部で休憩(食事)されているパーティも多く見かけました。その中にあって、山頂ではパトロールの腕章を付けた方が常駐されており、時折無線に応答されておりました。(イワナシを教えてくださった方とお見受けしましたが、登山届けが不要と云われる所以はここにあると思いました。)
下山後は駐車場の靴洗い場を利用させていただき、世界遺産の白川郷には目もくれず、一目散に「大白川温泉・しらみずの湯」を目指しました。通常600円、Webから印刷したクーポン持参で500円です。今回で3回目の利用となりますが、今回もほぼ貸切状態で入浴できました。風呂上りに休憩室で30分程横になって休憩し、次のミッションである「下山後はアミノ酸よりあみやき亭」へ向かいました。(今回は岐阜県関市です)
食後は今回も睡魔に襲われ、東海北陸道・川島PAで仮眠(21:00〜1:00)し、午前2時の無事帰宅となりました。
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