【唐松尾山・笠取山と多摩川源流域】沢山のソウシチョウ（相思鳥）に会いました

2022年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,119m
• 下り: 1,129m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:05
• 休憩: 0:15
• 合計: 7:20

7:58 笠取山登山口臨時第3駐車場
8:14 民宿みはらし
8:15 将監登山道入口
8:55 牛王院下
10:23 将監峠
10:40 牛王院平
10:47 山ノ神土
11:40 唐松尾山
13:13 水干尾根
13:28 13:35 笠取山
13:45 水干尾根
13:49 13:57 水干
13:57 水干尾根
14:31 黒エンジュ
15:14 中島川口
15:18 笠取山登山口臨時第3駐車場

天候

アクセス

利用交通機関：

自家用車

笠取山登山口の臨時第3駐車場を利用
※作場平駐車場は工事が行われており
　駐車スペースが狭くなっている為
　東京都水道局のHPで臨時駐車場が
　案内されています。
https://www.mizufuru.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/info/5537859c6d0e4d33f2b245d5d121320b.pdf
https://www.mizufuru.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/fureaino-michi/mizuhi/

写真

【笠取山登山口
　臨時第3駐車場】
ここからスタート
左手前の路肩に停めました

【民宿みはらし】
2012年に和名倉山に
登った際にはこちらに
お世話になりました

【民宿みはらし】
色遣いといい
ミッキー？の配置といい
絶妙（微妙？）なところが
目を引きます

【将監登山道入口】
10年ぶりの再訪なんですが
・・・

【将監登山道入口】
何度も来ているような
錯覚を覚えました
ヤマレコ効果か？

【登山道入口→牛王院下】
沢沿いに歩いていると
草陰からコマドリ一家が現れ
その中に幼鳥がいました
橙褐色の斑も見えます
暗くてピントが合わず
難儀しましたが可愛い姿を
撮ることができて
スタートから幸せな気分

【将監登山道】
次に現れてくれたのは
ソウシチョウ（相思鳥）
聞き慣れない囀りに

【将監登山道】
耳を傾けていたら
ひょっこり至近に現れて
くれました

【牛王院下】
七ツ石尾根との分岐
前回は左の七ツ石尾根を
歩きましたが
今回は右の作業道を進みます

【牛王院下→将監峠】
大菩薩嶺でしょうかね
スッキリとしていて
こんなにスマートな形を
した山だったなんて！
右手には富士山も

【牛王院下→将監峠】
少し進むと
再び富士山が眺められる
ポイントがありました

【牛王院下→将監峠】
コケに覆われた岩の間に
凛と咲く一輪のソバナに
呼び止められました

【牛王院下→将監峠】
笹の中からジッジッと
争うような地鳴きが
聞こえてきたので

【牛王院下→将監峠】
見つめていると
複数のソウシチョウが
出てきました

【牛王院下→将監峠】
みんな忙しく木々を伝って
いくのでカメラの画角に
収めるのがなかなか
難しいのですが・・・

【牛王院下→将監峠】
そのうちの一羽が近くの
木の枝に停まってくれました

【牛王院下→将監峠】
ガビチョウに似たような
大きな声ですが

【牛王院下→将監峠】
ガビチョウほど声に
ガビガビ感がなく・・・

【牛王院下→将監峠】
はっきりとした
いい声です

【牛王院下→将監峠】
首を傾げて・・・

【牛王院下→将監峠】
オレンジ色の嘴が
目立ちます

【牛王院下→将監峠】
喉元の黄色も鮮やか

【牛王院下→将監峠】
ああ、
飛んでいっちゃいました
楽しませてくれて
ありがとう！

【牛王院下→将監峠】
明るくてよい地点
写真は撮れませんでしたが
前方からカケスが真正面に
急降下してきてびっくり
向こうも驚いて
Uターンしていきました

【牛王院下→将監峠】
あれ
これはイヌザクラかな
一カ所に沢山木が生えて
いました

【牛王院下→将監峠】
この時期の山の中で
見かけることができる
赤い色は貴重です

【牛王院下→将監峠】
右は将監小屋への道
左に進みます

【牛王院下→将監峠】
いやあ、この辺り
歩いていて実に気持ちよい

【牛王院下→将監峠】
峠の手前
ああ何と表現したらよいか

【将監峠】
いいところですね〜

【将監峠】
何故か
心を解放されたような・・・

【将監峠】
安らぎといいますか・・・
腰を下ろして
少々休憩することにしました

【将監峠→牛王院】
将監峠から山ノ神土までの
区間もいいところでした

【将監峠→牛王院】
目立ちたがりの
ダケブキさんが
珍しくひっそりと

【牛王院】
10年前に和名倉山に
行ったときは左から
登ってきました

【牛王院→山ノ神土】
その和名倉山方面への
稜線が右手に見えます

【牛王院→山ノ神土】
ああ、青空に緑に笹原
清々しいとは
まさにこの為の言葉

【山ノ神土】
名前の語源が
知りたくなる地点
今日は左に進みます

【山ノ神土→唐松尾山】
山ノ神土から後は道に
岩が混じり出して
これまでと比べると
若干歩きにくくなります

【唐松尾山】
そして
本日の最高峰に到着

【唐松尾山】
おかげさまで
「ご安全」です
この後も気を付けます

【水干尾根】
さてさていよいよ
多摩川源流域に
やってきました

【笠取山】
まずはやはり10年前に
登った笠取山と久々の
面会を果たします

【笠取山】
おお
いいね〜
まさに一望！

【笠取山】
左奥に大菩薩嶺
その手前に鶏冠山
真ん中辺りが柳沢峠かな

【水干】
源流に到着！

【水干】
最初の一滴・・・
2019年11月から
多摩川河口から流域を
遡上して奥多摩湖を過ぎ
・・・

【水干】
東京都と山梨県の境まで
赤線を繋いできましたが
先に源流域を極めてしまい
ちょっと微妙な気分
近いうちに河口からここまで
赤線を全部繋げよう！

【黒エンジュ】
唐松林の中の緩い道を
気持ちよく下ります
ここは右

【中島川口】
そして舗装道が見えました
ホッとする瞬間

【中島川口】
久しぶりのまともな山歩き
楽しかった〜

【笠取山登山口
　臨時第3駐車場】
自分の車だけ
静かで有意義な一日でした

感想

yamahiro

●6月に右の膝の裏側を痛めて以来
　控えていた山歩きを再開しました

●お盆休みで何処に行っても混みそうですし
　高速道路の割引もきかないし・・・
　訪問先をどうするか思案した結果
　R411が通行止めで当初は諦めた
　奥秩父〜大菩薩方面に目を付け直し
　地図を眺めてみたところ
　未踏の唐松尾山が候補に浮上

●実際に行ってみると
　R411を走る車は殆どなく
　一ノ瀬高原もとても静寂
　出会った人も数組だけ
　事前に酷暑の江戸川沿いウォークで
　体慣らしをしていたこともあり
　暑さも然程気にならず
　気持ちよく快適で適度な疲労感が残る
　静かでいい山歩きができました

●なお、今回驚いたのは
　沢山のソウシチョウ（相思鳥）に
　会えたこと
　実に可愛らしい小鳥達で
　多摩川源流域を
　伸び伸びと飛び回っていて
　目を楽しませてくれました
　ただ特定外来生物に指定されていて
　普段殆どお目にかかることもない
　彼らが都民の水源地帯を
　我が家としているのを
　目の当たりにして
　ちょっと微妙な気分も・・・
　在来種のコマドリ君達にも
　負けずに囀って欲しいなあ・・・
　と思いながら下山したのでありました