大雨の影響で唯一の登山口と思われる大日杉から地蔵岳・飯豊山へ
- GPS
- 31:47
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,183m
- 下り
- 2,180m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:08
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:00
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2022年8月7日、今シーズン二度目の訪問。
8月3日からの大雨の影響で、福島県側の登山口が利用できません。
※川入登山口へのルートが8月10日14時〜通行止め解除
山形県の大日杉小屋から入山できそうな情報を得て、行ってきました。
国道113号線沿いのいいで道の駅、白川ダムを通り、大日杉小屋へ。
大日杉小屋までの道路状況は問題ありませんでした。
大日杉小屋からの入山は2018年10月以来。
午前5時31分、出発します。
つづら折りの急登を駆け上がりザンゲ坂へ。
1時間ちょっとで御田を通過し、約3時間で地蔵岳に到着。
本山山頂は雲に覆われています。
ここでおにぎりを食べ、30分ほど休憩して切合小屋を目指します。
地蔵岳周辺はセンジュガンピがきれいに咲き誇っています。
冷たい風が入り、暑さから解放されたと喜んだのも束の間、
目洗清水手前で雨が降り出します。
1時間50分ほどで御坪に到着。
切合小屋への登りに備えひと休み。
50分ほどで素敵な水場に到着。
周辺にはハクサンコザクラ、ニッコウキスゲ、チングルマと色とりどり。
レインジャケットを脱ぎ、冷たい水で洗顔し、リフレッシュ。
ほどなく夏道が雪渓に分断されていますが、
踏み跡をたどり上部を迂回します。
午後12時19分、 6時間48分で切合小屋に到着。
草履塚に向かう登山道を覆っていた雪渓はすっかり融けています。
雲行きは微妙でしたが、雨は止んでいたので、草履塚でレインパンツも脱ぎました。
御秘所、御前坂を通過し、午後2時43分、本山小屋に到着。
切合小屋から2時間半弱、大日杉小屋から9時間12分でようやくたどり着きました。
本山小屋には宿泊客はおらず1階を貸し切り。
ガスで覆われているため、着替えてのんびり過ごします。
早めに夕食を食べ、夕日に期待していると、
大日岳を覆っていたガスが晴れだし、さらにはエブリ差岳まで望めます。
この景色があるから何度来ても大満足。
翌朝、朝日に期待していましたが、何と寝坊。
いつもは騒がしくなるので自然と目を覚めますが・・・。
管理人さんに確認すると、ガスで覆われていたとのこと。
安心するも山頂からの展望を断念し、小屋で朝ラー。
とりあえず、山頂に行こうと身支度を整えると、何と、ガスが晴れています。
飯豊連峰の尾根沿いは雲で覆われていますが、山頂からの景色を堪能。
名残り惜しいですが、午前6時47分、下山を開始します。
本山小屋の水場は未確認ですが、管理人さんの話によると問題なし。
切合小屋で水を補給しつつ、4時間24分で地蔵岳に到着。
こちらでゆっくりご飯とも思いましたが、
昨日はなかったはずの黒いフンが気になり、早々下山再開。
途中、小雨が降り出し、これで涼しくなると思いきや、
あっという間に晴れ、より一層暑くなります。
そのため、御田の手前で身体がオーバーヒート。
長之助清水で冷やそうと思いましたが、
急なところを降りる必要があったので諦めます。
ザンゲ坂をフラフラしながら通過し、
ここからはさらにだるさとともに気持ちが悪かったです。
何とか、午後1時18分、本山から6時間31分で大日杉小屋に無事到着し、
川の水で手と首筋を冷やすと気分が良くなりました。
川入ルートの峰秀水の水場の有難さが身に染みます。
今回、合間を縫って、静かな飯豊山を満喫することができ、山の神様に感謝。
白川温泉で疲れを癒し、赤湯ラーメンを食べて帰りました。
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