熊った、熊った、龍ヶ岳で熊と遭遇!
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 200m
- 下り
- 199m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、最初の岡を越えてから踏み跡はありますが、藪っぽくなってきます。952mピークを過ぎて、鈴を鳴らしながら行ったのに熊と遭遇しました。 登山ポストは見当たりませんでした。 |
写真
感想
金曜日は有給休暇を取って女峰山を日帰りピストン、土曜日は子供たちの運動会の場所取りとカメラマンを務め、本日の日曜日は、自宅から仙台に戻る途中に龍ヶ岳に行って来ましたが、まさか熊と遭遇するとは予想しませんでした。
福島西ICで高速を下りて、早目の昼食を済ませ、鳩峰峠に着いたのが12:50くらい。駐車場には何台か停まっていますが、登山者ではない様です。天気が良いハイキング日和で、往復2.5km、標高差200mのコースです。手ぶらで行っても行けると思いましたが、一応いつもの通りリュックの右サイドポケットには熊撃退スプレーを装備して出かけました。最初はなだらかなコースですが、952mピーク手前が藪っぽい急登でした。952mピークからは駐車場が良く見えました。この周囲だけは藪になっていません。さて、ここから50mくらい藪っぽい登山道を鈴を右手に持ち鳴らしながら進むと、草むらの先で「ブファ」という鳴き声と熊の左後頭部が起き上がってくるのが見えました。仰向け状態から起きたような感じで、わずか5mくらいの距離です。私はびっくりして10mほど戻りましたが、襲ってくる様子は無く、左斜面を下りて行ったようです。そのまま進む訳にもいかないので、熊撃退スプレーの安全ピンを外した状態で952mピークまで戻り、熊がいた方向に向けて大声で「ヤッホー」とか「オーイ」とか怒鳴りました。他の登山者が来ないか駐車場の様子を見ましたが、来る様子はありません。龍ヶ岳はすぐ目の前なのにここまで来て撤退はせっかく来たのに、熊った、熊った。どうしようか考えましたが、熊は左斜面を下りたはず、まだそこに留まって居ないと判断し、大声を発しながら進み、もしまた遭遇したら、熊撃退スプレーで撃退しようと思い、進む決心をしました。20m進むごとに、「ヤッホー」とか「ファイトー、一発」とか叫んで無事に龍ヶ岳に到着。レイザーラモンHG風に「フォーーーーーーー!」と奇声を上げました。他の人が見たら変人と思われるかも知れません。帰りも同様に大声を上げながら無事に駐車場まで戻れました。
しかし、鈴を鳴らしながら来たのに、なぜ、直前まで逃げないでいたのか?
もしかしたら鈴の音に慣れてしまっていたかも知れません。
と、言う事は、鈴を付けていれば安全と言うわけではない事になります。
今回は熊は私の姿を見ていないと思います。
私も熊の目を見ていません。
5mの至近距離で襲われなくて良かったです。
今回は強行して登山を続行しましたが、本来は撤退すべきだったと思います。
今後は、今回の経験を生かし登山を楽しもうと思います。
特命リサーチ200X「熊に襲われない方法」
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コメント
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こんばんは。鳩峰峠の道路は、開通したばかりですよね?それにしても、美しい緑です。お気軽に展望が楽しめるので、行ってみたい山です。
熊にも、動けない理由があって、その場合、うなり声を上げて、威嚇するらしいです。その場合、近づかずに戻るのが正解らしいです。用が済めば、熊もいなくなるらしいです。
NYAAさんコメントありがとうございます。
まさかあんなところに居るとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。
今度から鈴は左手に持って、右手で西部劇のガンマンの様にすばやく熊撃退スプレーを構えられるように練習しようと思います。
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