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Yamareco

記録ID: 4584190
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県美作市&西粟倉村 黒岩山&駒の尾山作業道+美作大原地区

2022年08月13日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 岡山県
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:25
距離
7.7km
登り
432m
下り
424m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:07
休憩
0:17
合計
3:24
距離 7.7km 登り 435m 下り 432m
9:06
0
黒岩峠駐車場
9:06
17
黒岩山登山口
9:23
9:25
1
9:26
16
黒岩山西斜面
9:42
1
黒岩山登山口(2回目)
9:43
23
駒の尾山作業道コース登山口
10:06
1
登山道出合
10:07
10:12
28
展望台(第一展望所)
10:40
2
駒の尾山&後山キャンプ場分岐
10:42
10:46
25
11:11
11:16
1
大海里峠南マンネンスギ群生地
11:17
17
11:34
11:35
55
林道ダルガ峰線側作業道入口
12:30
黒岩峠駐車場
三密を避けて旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離7.5km、歩行時間3時間、歩行数13,100歩、消費カロリー1,600Kcal
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
黒岩峠駐車場に自動車を停めました。20台程駐車可能です。盆休み中ですが、天気が悪かったためか、駐車中の車は2,3台しかありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。大海里(だいかいり)峠<写真22>から北西に延びる作業道は、ほんの一部ですが湿地になっており草を踏んですぐによけられました。雨天や大雨後は要注意です。

 黒岩峠駐車場から黒岩山頂上<写真05>を経て黒岩山西斜面<写真06>までは歩きやすい道です。頂上からさらに西に延びる道は、途中で木の枝をよけるとさらに続いており、黒岩山西斜面に出ました。さらに北西に歩いたことがありますが、周辺はヤブっぽかったので、今回はここで引き返しました。

 黒岩峠駐車場から展望台(第一展望所)<写真11>まではきれいな作業道が続きます。
 作業道入口<写真07>には水たまりがありましたが、すぐになくなりきれいな広い道になりました。標高1,030mの分岐で前回(2021年10月18日)は直進し、作業道終点から適当に登りました。今回は左折し、いったん北へと進みました。シダの間の細道になることもありますが、足元は見えますし、マダニは大丈夫でした。

 大海里(だいかいり)峠の道標<写真22>から林道ダルガ峰線側作業道入口<写真24>までは作業道で、一部、湿地があります。
 大海里峠の道標<写真22>からヤブに突入すると、すぐに足元に石が転がり始め、これを辿るとどんどん道らしくなりました。低い草は気にならず、小石がゴロゴロしているものの、歩きやすい作業道です。
 ミゾホオズキ<写真23>撮影地点は分岐で、右上に延びる道は大海里(だいかいり)山方面、左下に延びる道は林道ダルガ峰線に続きそうでした。左下の道に入ると、湿地はありましたが、草を踏んですぐによけられ、無事に林道ダルガ峰線に出てきました。
その他周辺情報  道の駅「あわくらんど」隣のバイキングレストラン「あわくら旬の里」は現在休業中です。
 後山麓の「愛の村パーク」は8月は水曜定休で木曜日は入浴料が半額です。レストランはバイキングではなくなりましたが営業中で、お弁当の販売もあります。
01黒岩山登山口
黒岩峠駐車場のトイレの左(南)側を通ってすぐです。遊歩道らしく、最初は砂利道です。
01黒岩山登山口
黒岩峠駐車場のトイレの左(南)側を通ってすぐです。遊歩道らしく、最初は砂利道です。
02シコクママコナ
苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。
3
02シコクママコナ
苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。
03ヤマジノホトトギス
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスに似ていますが、花被片は反り返らず、花柱には斑点がありません。
3
03ヤマジノホトトギス
ヤマホトトギスやセトウチホトトギスに似ていますが、花被片は反り返らず、花柱には斑点がありません。
04ササクレシロオニタケ
カサの直径は8僂10僂任弔个ありました。柄がささくれており、カサの表側にはイボが不規則についているのも特徴です。
04ササクレシロオニタケ
カサの直径は8僂10僂任弔个ありました。柄がささくれており、カサの表側にはイボが不規則についているのも特徴です。
05黒岩山頂上
  &シコクママコナ花畑
標高1,006mの頂上です。地面に置かれていたピーク標はなくなっていました。周辺はシコクママコナ<写真02>の花畑です😍地形図上のピークを少し過ぎて振り返ってみました。復路でこの少し西からシコクママコナロードを歩きながら動画を撮りました。
1
05黒岩山頂上
  &シコクママコナ花畑
標高1,006mの頂上です。地面に置かれていたピーク標はなくなっていました。周辺はシコクママコナ<写真02>の花畑です😍地形図上のピークを少し過ぎて振り返ってみました。復路でこの少し西からシコクママコナロードを歩きながら動画を撮りました。
06黒岩山西斜面
細道をさらに進むと、ここに出ました。開けていますが展望は効きません。なお、グーグルマップでは黒岩山周辺に「鍋ヶ谷山砦跡」の表示がありますが、岡山県の埋蔵文化財地図や岡山県古代吉備文化財センターの「岡山県中世城館跡総合調査報告書」には載っていません。
06黒岩山西斜面
細道をさらに進むと、ここに出ました。開けていますが展望は効きません。なお、グーグルマップでは黒岩山周辺に「鍋ヶ谷山砦跡」の表示がありますが、岡山県の埋蔵文化財地図や岡山県古代吉備文化財センターの「岡山県中世城館跡総合調査報告書」には載っていません。
07駒の尾山作業道コース
          登山口
黒岩峠の駒の尾山登山口の右(南)側です。入口には水たまりがありましたが、すぐになくなりきれいな広い道になりました。
07駒の尾山作業道コース
          登山口
黒岩峠の駒の尾山登山口の右(南)側です。入口には水たまりがありましたが、すぐになくなりきれいな広い道になりました。
08ヤマジノホトトギス
       花とつぼみ
下草はまばらですが、2株ありました。
08ヤマジノホトトギス
       花とつぼみ
下草はまばらですが、2株ありました。
09サワオトギリ
直径1兢々の花はオトギリソウに似ていますが、花弁の縁や葉の縁に黒点があり、葉の表側には白点があります。シダの間の細道に咲いていました。
1
09サワオトギリ
直径1兢々の花はオトギリソウに似ていますが、花弁の縁や葉の縁に黒点があり、葉の表側には白点があります。シダの間の細道に咲いていました。
10リョウブ
直径1冂の花はいい香りがするので、咲いているとすぐにわかります。さすがに花はかなり散って傷んだものも多く、香りはわかりませんでした。
10リョウブ
直径1冂の花はいい香りがするので、咲いているとすぐにわかります。さすがに花はかなり散って傷んだものも多く、香りはわかりませんでした。
11展望台(第一展望所)より
    駒の尾山西北西尾根
休憩しながら東方面を望みました。これから歩く駒の尾山西北西尾根は霞んでいます😓
11展望台(第一展望所)より
    駒の尾山西北西尾根
休憩しながら東方面を望みました。これから歩く駒の尾山西北西尾根は霞んでいます😓
12上目遣いのソウシチョウ
江戸時代からペットとして飼われていましたが、ササ類が茂る標高1,000m以上の落葉広葉樹林帯に定着し、在来種のウグイスなどに影響を及ぼしているとして、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。
4
12上目遣いのソウシチョウ
江戸時代からペットとして飼われていましたが、ササ類が茂る標高1,000m以上の落葉広葉樹林帯に定着し、在来種のウグイスなどに影響を及ぼしているとして、日本の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。
13警戒するソウシチョウ
こちらを警戒して大声で鳴いています。さえずりはきれいなのですが、警戒声はちょっと😅
2
13警戒するソウシチョウ
こちらを警戒して大声で鳴いています。さえずりはきれいなのですが、警戒声はちょっと😅
14背を向けたソウシチョウ
動画を撮っていてもおかまいなしで鳴きわめいていましたが、そのうちに飛び去りました。
2
14背を向けたソウシチョウ
動画を撮っていてもおかまいなしで鳴きわめいていましたが、そのうちに飛び去りました。
15駒の尾山頂上三角点
        「大茅」
標高1,280.5m頂上三角点は頂上の開けた箇所の端の方にあります。晴れていればこの先から後山や船木山が見えます。
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15駒の尾山頂上三角点
        「大茅」
標高1,280.5m頂上三角点は頂上の開けた箇所の端の方にあります。晴れていればこの先から後山や船木山が見えます。
16駒の尾山頂上
駒の尾山名物ストーンサークル😄天気が悪かったためか、珍しく無人でした。石に腰掛け放題です😊
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16駒の尾山頂上
駒の尾山名物ストーンサークル😄天気が悪かったためか、珍しく無人でした。石に腰掛け放題です😊
17アキアカネ未熟♂?
胸部側面の模様がはっきり見えませんが、この時期になるとよく見られるのでアキアカネだろうと思いました。オスは腹部の先端の付属器が左右くっついており、成熟すると腹部が真っ赤になります。
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17アキアカネ未熟♂?
胸部側面の模様がはっきり見えませんが、この時期になるとよく見られるのでアキアカネだろうと思いました。オスは腹部の先端の付属器が左右くっついており、成熟すると腹部が真っ赤になります。
18後山&船木山
左奥の後山、すぐ右手前の船木山がなんとか見えました。この後、天気が回復するのかと思いきや、この程度で終わりました😓
1
18後山&船木山
左奥の後山、すぐ右手前の船木山がなんとか見えました。この後、天気が回復するのかと思いきや、この程度で終わりました😓
19シュイロガサ?
カサの直径は3兪宛紂△劼世惑鬚辰櫃、柄は黄色でした。周辺に10本ちかく生えていました。
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19シュイロガサ?
カサの直径は3兪宛紂△劼世惑鬚辰櫃、柄は黄色でした。周辺に10本ちかく生えていました。
20マンネンスギ群生
岡山県では大丈夫ですが、隣の兵庫県では絶滅危惧粁爐忙慊蠅気譴討い泙后杉の木の赤ちゃんのように見えますが、シダ植物で、この山域のものは高さ15cmくらいまでです。大海里(だいかいり)山北の群生地に負けないほど群生しています。
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20マンネンスギ群生
岡山県では大丈夫ですが、隣の兵庫県では絶滅危惧粁爐忙慊蠅気譴討い泙后杉の木の赤ちゃんのように見えますが、シダ植物で、この山域のものは高さ15cmくらいまでです。大海里(だいかいり)山北の群生地に負けないほど群生しています。
21マンネンスギ胞子嚢穂
長さ7兪宛紊遼西の胞子嚢穂(ほうしのうすい)がたくさん出ていました。ここから胞子を出して増えます。すくすく育っているようでうれしいです😊群生を動画にも撮りました。
21マンネンスギ胞子嚢穂
長さ7兪宛紊遼西の胞子嚢穂(ほうしのうすい)がたくさん出ていました。ここから胞子を出して増えます。すくすく育っているようでうれしいです😊群生を動画にも撮りました。
22大海里峠
東に進むと駒の尾山の兵庫県側の登山口です。今回は西側のヤブに突っ込んで作業道に入りました。
22大海里峠
東に進むと駒の尾山の兵庫県側の登山口です。今回は西側のヤブに突っ込んで作業道に入りました。
23ミゾホオズキ
実がホオズキに似ているのが名前の由来です。直径1冂の花ですが、鮮やかな黄色なので目立ちます。ここは分岐で、右上に延びて大海里(だいかいり)山に向かいそうな道がありましたが、左下に延びる道を進むことにしました。
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23ミゾホオズキ
実がホオズキに似ているのが名前の由来です。直径1冂の花ですが、鮮やかな黄色なので目立ちます。ここは分岐で、右上に延びて大海里(だいかいり)山に向かいそうな道がありましたが、左下に延びる道を進むことにしました。
24林道ダルガ峰線側
      作業道入口
小石が転がり低い草の生えた道を進むとここに出ました。昔、崩壊したコンクリート道を歩いていて水が染み出してきたことがありましたが、ここよりも南に出たような気がします。今回も湿地はありましたが、すぐによけられました。
24林道ダルガ峰線側
      作業道入口
小石が転がり低い草の生えた道を進むとここに出ました。昔、崩壊したコンクリート道を歩いていて水が染み出してきたことがありましたが、ここよりも南に出たような気がします。今回も湿地はありましたが、すぐによけられました。
25ネジバナ
小さな花がらせん状につくのが特徴です。右巻き、左巻き、途中で巻き方が変わるなど株によりまちまちです。拡大してみるとラン科であることがわかる可愛い花です😊1株だけでしたが、10冂の花穂をズームして動画も撮りました。
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25ネジバナ
小さな花がらせん状につくのが特徴です。右巻き、左巻き、途中で巻き方が変わるなど株によりまちまちです。拡大してみるとラン科であることがわかる可愛い花です😊1株だけでしたが、10冂の花穂をズームして動画も撮りました。
26ムラサキサギゴケ
花はトキワハゼに似ていますが、倍近い2僂舛くあり、上唇の切れ込みはより深いです。花期は春なので、さすがに花は2輪でした。
26ムラサキサギゴケ
花はトキワハゼに似ていますが、倍近い2僂舛くあり、上唇の切れ込みはより深いです。花期は春なので、さすがに花は2輪でした。
27ウバユリ
開花時期に葉が枯れてくるのが名前の由来です。長さ10儖幣紊梁腓な花は横向きでこれ以上開きません。1株だけでした。
27ウバユリ
開花時期に葉が枯れてくるのが名前の由来です。長さ10儖幣紊梁腓な花は横向きでこれ以上開きません。1株だけでした。
28白雲の滝
林道ダルガ峰線沿いです。落差は2m程ですが、水音が大きいのでわかりやすいです。動画も撮りました。
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28白雲の滝
林道ダルガ峰線沿いです。落差は2m程ですが、水音が大きいのでわかりやすいです。動画も撮りました。
29オオヒヨドリバナ
ヒヨドリバナには葉が対生し裂けるキクバヒヨドリと裂けないオオヒヨドリバナがありますが、区別せずオオヒヨドリバナをヒヨドリバナの別名とする場合もあります。葉は大きく長さ10儖幣紂幅は2〜3僂罵嬖舛あります。
29オオヒヨドリバナ
ヒヨドリバナには葉が対生し裂けるキクバヒヨドリと裂けないオオヒヨドリバナがありますが、区別せずオオヒヨドリバナをヒヨドリバナの別名とする場合もあります。葉は大きく長さ10儖幣紂幅は2〜3僂罵嬖舛あります。
30アキアカネ未熟♂
ナツアカネに似ていますが、胸部側面にある3本の黒い筋模様の真ん中の線が先細りになります。
30アキアカネ未熟♂
ナツアカネに似ていますが、胸部側面にある3本の黒い筋模様の真ん中の線が先細りになります。
31林道ダルガ峰線沿いの
          幻の滝
木の間からわずかに見えたので、ネットの張られた急斜面を下りて動画も撮りました。この下にもさらに大きな滝がありましたが、危険なのでここで引き返しました。復路はもう少し東に登りましたが、このほうが緩やかでした。GPSを持った連れは怖がって下りてきませんでした。
31林道ダルガ峰線沿いの
          幻の滝
木の間からわずかに見えたので、ネットの張られた急斜面を下りて動画も撮りました。この下にもさらに大きな滝がありましたが、危険なのでここで引き返しました。復路はもう少し東に登りましたが、このほうが緩やかでした。GPSを持った連れは怖がって下りてきませんでした。
32キオン
直径2cm程の花はびっしりつきます。長さ10cmちかい葉は鋸歯があり整った形なので、葉を見ればすぐに見分けられます。1株だけでしたが、舗装道路にはみ出しているので目立ちました。
2
32キオン
直径2cm程の花はびっしりつきます。長さ10cmちかい葉は鋸歯があり整った形なので、葉を見ればすぐに見分けられます。1株だけでしたが、舗装道路にはみ出しているので目立ちました。
33キブシ実
直径1cm少々の実は房状に垂れ下がり、鋸歯があり丸みを帯びた葉は先端が急に細く尖ります。熟した実は茶色っぽくなります。
1
33キブシ実
直径1cm少々の実は房状に垂れ下がり、鋸歯があり丸みを帯びた葉は先端が急に細く尖ります。熟した実は茶色っぽくなります。
34苔むす岩塊流?
南側の斜面です。この周辺にだけ苔むした岩がゴロゴロしていました。きれいだったので動画も撮りました。
34苔むす岩塊流?
南側の斜面です。この周辺にだけ苔むした岩がゴロゴロしていました。きれいだったので動画も撮りました。
35イグチ科のキノコ
カサの直径は5cm程で同じ種類のようでした。連れがカサの裏を見ようとつついたら片方がとれてしまいました😓カサの裏は網状でイグチ科であることはわかりましたが、キノコさん、ごめんなさい🙇
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35イグチ科のキノコ
カサの直径は5cm程で同じ種類のようでした。連れがカサの裏を見ようとつついたら片方がとれてしまいました😓カサの裏は網状でイグチ科であることはわかりましたが、キノコさん、ごめんなさい🙇
36ノアザミ
総苞片は反り返らず、粘りがあります。葉は羽状に裂けて先端にトゲが多数あります。そろそろ花期も終わりのはずですが、まだ1輪だけ咲いていました。
36ノアザミ
総苞片は反り返らず、粘りがあります。葉は羽状に裂けて先端にトゲが多数あります。そろそろ花期も終わりのはずですが、まだ1輪だけ咲いていました。
37大原宿「田中酒造場」
大原観光案内所の駐車場に自動車を停め、歩いて三九郎稲荷神社に向かう途中に前を通りました。明治18年に建てられた大原宿を代表する町屋様式の建物です。美作(みまさか)市内唯一の造り酒屋で、水曜定休です。
37大原宿「田中酒造場」
大原観光案内所の駐車場に自動車を停め、歩いて三九郎稲荷神社に向かう途中に前を通りました。明治18年に建てられた大原宿を代表する町屋様式の建物です。美作(みまさか)市内唯一の造り酒屋で、水曜定休です。
38大原宿「脇本陣」
大名や幕府の要人が本陣に泊まる際の重臣の宿舎として利用されました。平常は旅籠(はたご)として営業を行ったようです。中には入れないようなので今回も外から眺めました。
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38大原宿「脇本陣」
大名や幕府の要人が本陣に泊まる際の重臣の宿舎として利用されました。平常は旅籠(はたご)として営業を行ったようです。中には入れないようなので今回も外から眺めました。
39三九郎稲荷神社
     鳥居&狛狐
狐伝説の神社らしく、狛犬ではなく狛狐が鎮座😊建ち並んだ赤い鳥居をくぐって石段を上りながら動画を撮りました。
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39三九郎稲荷神社
     鳥居&狛狐
狐伝説の神社らしく、狛犬ではなく狛狐が鎮座😊建ち並んだ赤い鳥居をくぐって石段を上りながら動画を撮りました。
40三九郎稲荷神社
    鳥居越しに拝殿
元和元年(1615年)、大坂夏の陣で豊臣方についていたためここに落ち延びてきた小林三九郎は、人々を困らせていた古狐をてなずけることに成功、京都の三九郎稲荷神社を勧請しこの狐を神使としたという伝説があります。
40三九郎稲荷神社
    鳥居越しに拝殿
元和元年(1615年)、大坂夏の陣で豊臣方についていたためここに落ち延びてきた小林三九郎は、人々を困らせていた古狐をてなずけることに成功、京都の三九郎稲荷神社を勧請しこの狐を神使としたという伝説があります。
41三九郎稲荷神社
     本殿&境内社
本殿の左には境内社があり、山の神と三宝荒神が祀られていました。三宝荒神は仏・法・僧の三宝を守護し、浄信者を助け悪人を罰する神として日蓮宗や修験道で祀られます。
41三九郎稲荷神社
     本殿&境内社
本殿の左には境内社があり、山の神と三宝荒神が祀られていました。三宝荒神は仏・法・僧の三宝を守護し、浄信者を助け悪人を罰する神として日蓮宗や修験道で祀られます。
42ハグロトンボ♂
オスの胴体は緑色に輝きますが、メスは胴体も黒褐色です。翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
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42ハグロトンボ♂
オスの胴体は緑色に輝きますが、メスは胴体も黒褐色です。翅をパタパタさせていたので動画を撮りました。
43ヒメヤブラン
直径1cm程の花はヤブランやコヤブランに似ていますが、葉の幅は3mm程しかありません。三九郎稲荷神社の参道の脇に咲いていました。
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43ヒメヤブラン
直径1cm程の花はヤブランやコヤブランに似ていますが、葉の幅は3mm程しかありません。三九郎稲荷神社の参道の脇に咲いていました。
44竹山城馬場跡より
      北北東方面
細い舗装道路ですが自動車でここまで上がれます。城跡はここが一番広く、適当に自動車を停めるとすぐにこの景観が楽しめました。手前には大原の町並み、背後には先程登ってきた黒岩山<写真05>や駒の尾山<写真15,16>などが見えました。
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44竹山城馬場跡より
      北北東方面
細い舗装道路ですが自動車でここまで上がれます。城跡はここが一番広く、適当に自動車を停めるとすぐにこの景観が楽しめました。手前には大原の町並み、背後には先程登ってきた黒岩山<写真05>や駒の尾山<写真15,16>などが見えました。
45竹山城馬場跡より南方面
中央手前の白い建物は大原中学校です。この左に「永ちゃん田んぼ」<写真50,51>があるはずですが、左手前の斜面に隠れているようです。背後の山々の最高峰は標高471.2m三角点「陰」峰、手前の町並みの左奥のほうに宮本武蔵生家跡などがあります。
45竹山城馬場跡より南方面
中央手前の白い建物は大原中学校です。この左に「永ちゃん田んぼ」<写真50,51>があるはずですが、左手前の斜面に隠れているようです。背後の山々の最高峰は標高471.2m三角点「陰」峰、手前の町並みの左奥のほうに宮本武蔵生家跡などがあります。
46竹山城本丸跡より
      北北東方面
本丸跡は少し東のラジオ中継局などがある辺りです。ここから動画も撮りました。背後に後山山系が見えます。右奥に船木山と後山、少し左に隠れ気味に鍋ヶ谷山、その左に先程登った駒の尾山<写真15,16>、稜線を左に辿ると、ポコッと突き出ているのが最初に登った黒岩山<写真05>、左奥は鳥取県の沖ノ山(おきのせん)です。
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46竹山城本丸跡より
      北北東方面
本丸跡は少し東のラジオ中継局などがある辺りです。ここから動画も撮りました。背後に後山山系が見えます。右奥に船木山と後山、少し左に隠れ気味に鍋ヶ谷山、その左に先程登った駒の尾山<写真15,16>、稜線を左に辿ると、ポコッと突き出ているのが最初に登った黒岩山<写真05>、左奥は鳥取県の沖ノ山(おきのせん)です。
47竹山城本丸跡より駒の尾山
なだらかで穏やかな山容です。山頂は晴れているかもしれません。もう少し待っていればよかった😅
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47竹山城本丸跡より駒の尾山
なだらかで穏やかな山容です。山頂は晴れているかもしれません。もう少し待っていればよかった😅
48竹山城本丸跡より
      船木山&後山
左から船木山、後山、上乢(かみだわ)&笛石山分岐のある1,253m峰です。後山山系は近年は美作(みまさか)アルプスと呼ばれ人気の山域になりました。
48竹山城本丸跡より
      船木山&後山
左から船木山、後山、上乢(かみだわ)&笛石山分岐のある1,253m峰です。後山山系は近年は美作(みまさか)アルプスと呼ばれ人気の山域になりました。
49竹山城本丸跡より日名倉山
コスプレイヤーの聖地、日名倉山(ひなくらさん)は木の陰になっており、少し西に移動すると見えました。左端の白いのはベルピールホールです。
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49竹山城本丸跡より日名倉山
コスプレイヤーの聖地、日名倉山(ひなくらさん)は木の陰になっており、少し西に移動すると見えました。左端の白いのはベルピールホールです。
50美作市大原地域の
    「永ちゃん田んぼ」
周辺に駐車スペースがなかったので、舗装道路に一時停止しました。矢沢永吉さんのファンや地元の方々が2019年から毎年手がけている田んぼアートです。古代米とうるち米を使い、矢沢さんなどの図柄を浮かび上がらせています。
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50美作市大原地域の
    「永ちゃん田んぼ」
周辺に駐車スペースがなかったので、舗装道路に一時停止しました。矢沢永吉さんのファンや地元の方々が2019年から毎年手がけている田んぼアートです。古代米とうるち米を使い、矢沢さんなどの図柄を浮かび上がらせています。
51「永ちゃん田んぼ」ズーム
ズームすると「50th MY WAY ヨロシク!! YAZAWA」の文字もはっきり見えます。矢沢さんのお顔はもう少し遠くからのほうが角度がいいと思います。動画も撮りました。
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51「永ちゃん田んぼ」ズーム
ズームすると「50th MY WAY ヨロシク!! YAZAWA」の文字もはっきり見えます。矢沢さんのお顔はもう少し遠くからのほうが角度がいいと思います。動画も撮りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【駒の尾山作業道コースへ】
 この日は台風の接近もあり、大気が不安定でした。県南よりも県北の方が比較的天候が安定していたこともあり、出発直前になって、急遽行き先を駒の尾山方面に決めました。
 黒岩峠駐車場まで来ると、自動車は2台しか停まっておらず、人気の駒の尾山もこの日は登山客が少ないようでした。

 先に駒の尾山と逆方向(西)にある黒岩山を訪れることにしました。2015年10月18日には、産水の郷(うぶみずのさと)森林公園(現在は閉園)の駐車場に自動車を停めて、黒岩山の南西からアプローチしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-745197.html
林道や遊歩道などの歩きやすい道が複数ありまるで迷路のようで、気が付くと突然、道が終点となり枯れ木のヤブを直登したりとルートファインディングしながらなんとか登った記憶があります。
 しかし、今回は黒岩峠駐車場がスタート地点でしたので、黒岩山頂上までは歩きやすい道がついており、おまけに頂上周辺はシコクママコナロード<写真05>になっていました。天候に恵まれず展望も効かない頂上なので景色を楽しむことはできませんでしたが、シコクママコナの群生に癒やされました。
 頂上からさらに西に進むと、不意に開けた場所<写真06>に出ました。グーグルマップでは黒岩山周辺に「鍋ヶ谷山砦跡」の表示がありますが、岡山県の埋蔵文化財地図や岡山県古代吉備文化財センターの「岡山県中世城館跡総合調査報告書」には載っていません。以前はベンチなどがあったのかもしれませんが、現在は展望が効かず、謎の空間でした。

 再び、黒岩峠駐車場まで戻ると、次は駒の尾山に向けて、作業道<写真07>の方に進むことにしました。ログで分かるとおり、展望台(第一展望所)<写真11>の西まで登山道とほぼ平行に延びているルートです。
 入口には水たまりがありましたが、すぐになくなりきれいな広い道になりました。人があまり歩かない道にしては、さほど荒れておらず、登山道と同じペースで楽に歩けます。
 標高1,030mの分岐で前回(2021年10月18日)は直進し、作業道終点から適当に登りました。
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今回は左折し、いったん北へと進みました。シダの間の細道になることもありますが、足元は見えますし、マダニは大丈夫でした。
 想定通り、このルートで人に会うことはなく、すんなり登山道に合流できました。さすがに展望台(第一展望所)<写真11>では一組が休憩中でしたが、すぐに下山されました。

 第一展望所からは登山道を歩き、駒の尾山頂上に着きました。残念ながら、後山、那岐山(なぎさん)、日名倉山(ひなくらさん)、そして小豆島(しょうどしま)まで見える360度パノラマ展望は楽しめず、辛うじて後山までの尾根や近隣の山が見える程度でした。頂上から避難小屋に向けて下りる途中でトレランの方にお会いし、お互いに天候の悪さを嘆き、それぞれのコースを進みました。

 もしも、途中から晴れ間が出てきたら大海里(だいかいり)山まで登るつもりでしたが、一向にガスがとれなかったので、大海里峠まで来たときに頂上からの展望は諦めました。大海里峠周辺では相変わらず、マンネンスギ<写真20,21>がたくさん生育していました。
 この大海里峠から林道ダルガ峰線に向けて西方面に下りることにしました。地形図上には破線の道がありますが、昔、通ったことがあるのはこれから少しずれた道で、コンクリートが見事に崩壊し、踏むと水が染み出してくる箇所がありました。記憶が定かではないのですが、グーグルの航空写真では道があるように見えたので、一か八か行ってみることにしました。
 大海里峠の道標<写真22>からヤブに突入すると、すぐに足元に石が転がり始め、歩きやすい作業道になりました。
 ミゾホオズキ<写真23>撮影地点は分岐で、右上に延びる道は大海里(だいかいり)山方面、左下に延びる道は林道ダルガ峰線に続きそうでした。一瞬、大海里山までのトラバースだったらどうしようかと思いましたが、確実に高度が下がってきたので、この道を辿っていけば、林道ダルガ峰線に合流するという確信が持てました。湿地はありましたが、草を踏んですぐによけられ、ついに合流点<写真24>に出てきました。昔歩いた道よりも北に出たような気がしました。

 舗装道路の林道ダルガ峰線に出てきた早々に本日3組目の一団にお会いしました。「この方々は林道をどこまで歩かれるのだろう?」と思いましたが、それ以上に相手の方々が「この人たちはどこから下りてきたのだろう?」と不思議に思われたことでしょう。
 ゴールまでの林道歩きでは、ネジバナ<写真25>やウバユリ<写真27>など、今年お初の花を見ることができ、ラッキーでした。また、林道沿いに流れていた幻の滝<写真31>に初めて気がつき、最後の最後まで楽しむことができました。

【大原地区に“永ちゃん”😄】
 下山後、自動車で美作(みまさか)市の大原地区を通りました。時間的に余裕があったので、狐伝説が残る三九郎稲荷神社に立ち寄ることにしました。駐車場がないので、近くの旧因幡街道大原宿の大原観光案内所駐車場に自動車を停めて、神社まで大原宿の宿場町を通り抜けて歩きました。
 元和元年(1615年)、大坂夏の陣で豊臣方についていた小林三九郎は、下庄の平尾九郎兵衛を頼ってここに落ち延びてきました。狐使いの名人であった彼は、人々を困らせていた古狐をてなずけることに成功、京都の三九郎稲荷神社を勧請しこの狐を神使としたという伝説があります。五穀豊穣、健康などにご利益があるといわれ、知られざるパワースポットでした。狛犬ではなく狛狐というのも狐伝説の神社らしくおもしろかったです。

 次に向かったのは、三九郎稲荷神社より少し南に下った所にある竹山城跡です。『太平記』に登場する「竹山」とされ、その規模は中世後期の吉野郡第一の城といわれています。宮本武蔵の祖父・平田将監、父・平田無二斎はこの城の家老であり、剣道師範役としても仕えていました。明応2年(1493年)、新免伊賀守貞重が古町の山王山城から移り、以来、新免氏が3代にわたり、慶長5年(1600年)の関ヶ原での敗戦まで在城しました。山麓まで竹林に覆われていたことから竹山の名がつき、籠城の際は竹を槍のように切り倒し、敵の侵入を防ぐことのできた天然の要塞でした。
 美作市指定史跡ですが、標高430mの城跡までは自動車1台分の幅の舗装道路で車で上ることができます。舗装道路終点にありもっとも広い馬場跡は駐車スペースとして利用されており、少し東の本丸跡にはラジオ中継局などがあり、遺構はほとんど確認できません。一方、これらの西尾根にある標高430mの坊主ヶ丸には堀切や曲輪(くるわ)がはっきりと遺っています。山城跡の探索はまたの機会とし、今回は純粋に展望を楽しむことにしました。
 馬場跡や本丸跡からは南南東に武蔵の里、北北東に岡山県最高峰後山などの美作アルプス、眼下に古町の家並みなど、周辺随一の展望<写真44〜49>が広がります。山行中には見られなかった景色がようやくここで見られました。麓は好天でよかったです。

 そして、竹山城跡からさらに南へ少しだけ下り、大原中学校前をさらに南へ進むと、変わったデザインの田んぼが目に入ってきました。矢沢永吉さんのファンの間ではうわさになっている“永ちゃん田んぼ”<写真50,51>です。
 この田んぼアートは、地域の活性化につなげようと、矢沢永吉さんのファンや地元の方々が、2019年から毎年手がけているものです。広さは約10アールで、古代米とうるち米を使い、矢沢さんなどの図柄を浮かび上がらせます。今季は、「ヨロシク!!」とポーズを決める矢沢さんのイラスト、今年行われる50周年記念ツアーのタイトルにちなんで「50th MYWAY」の文字を古代米と県産米の色の違いで表現しています。
 日本のロックシーンに多大な影響を与えたバンド・キャロルの時代から矢沢永吉さんを知る自分にとっては、当時とオーバーラップし、感慨深いシーンとなりました。こういう町おこしは他でもぜひやってほしいものです。

 天気はいまいちでしたが、キオンやアキアカネなど秋を感じさせる動植物も見られ、楽しい山行となりました。また、早めに切り上げたおかげで、気になっていた美作市のスポットの一部を訪問することができました。
 麓は天気が良く予想以上に暑かったので、宮本武蔵の里には立ち寄りませんでした。また機会があれば訪問したいと思います。



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