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Yamareco

記録ID: 4587695
全員に公開
沢登り
日高山脈

エサオマントッタベツ岳エサオマントッタベツ川本流

2022年08月13日(土) ~ 2022年08月14日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
21:28
距離
22.6km
登り
1,684m
下り
1,657m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:40
休憩
0:05
合計
9:45
距離 10.6km 登り 1,204m 下り 227m
2日目
山行
10:55
休憩
0:42
合計
11:37
距離 11.9km 登り 480m 下り 1,459m
天候 8/13 曇り/小雨
8/14 曇り/晴れ/小雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
びれい橋手前に駐車
コース状況/
危険箇所等
沢は増水状態
林道看板
2022年08月13日 06:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/13 6:45
林道看板
入渓地点
2022年08月13日 07:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/13 7:30
入渓地点
轟音とともにすごい水量
2022年08月13日 07:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
8/13 7:57
轟音とともにすごい水量
常に左岸をへつるか、藪に入るか
2022年08月13日 08:17撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
8/13 8:17
常に左岸をへつるか、藪に入るか
岩が見えない
2022年08月13日 10:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/13 10:44
岩が見えない
山スキー沢へ誤って入る
2022年08月13日 11:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/13 11:39
山スキー沢へ誤って入る
無名沢?のブライダルベール
2022年08月13日 12:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/13 12:09
無名沢?のブライダルベール
下降に不安を覚えながら登る
2022年08月13日 12:10撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
8/13 12:10
下降に不安を覚えながら登る
ルートミスが発覚し、果てしないトラバースへ
2022年08月13日 15:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/13 15:02
ルートミスが発覚し、果てしないトラバースへ
近くて遠いエサオマン
2022年08月13日 15:15撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
8/13 15:15
近くて遠いエサオマン
16時前にようやく北東カールへ到着
2022年08月13日 15:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/13 15:47
16時前にようやく北東カールへ到着
ジェットボイルを購入したのでアルファ米を試す
2022年08月13日 18:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/13 18:14
ジェットボイルを購入したのでアルファ米を試す
たき火であたたまる
2022年08月13日 18:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
8/13 18:46
たき火であたたまる
夜はテントを雨がたたいた
2022年08月14日 04:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 4:04
夜はテントを雨がたたいた
4:23雨の心配があったが山頂へ
2022年08月14日 04:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/14 4:23
4:23雨の心配があったが山頂へ
右を選択したが、少し緊張した
2022年08月14日 04:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 4:41
右を選択したが、少し緊張した
気の抜けない登り
2022年08月14日 05:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/14 5:00
気の抜けない登り
バックの景色は雄大
2022年08月14日 05:26撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
8/14 5:26
バックの景色は雄大
札内JPへ突き上げる
2022年08月14日 05:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 5:38
札内JPへ突き上げる
南方面
2022年08月14日 05:39撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3
8/14 5:39
南方面
エサオマンへ続く稜線。踏み跡は明瞭。
2022年08月14日 05:41撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
2
8/14 5:41
エサオマンへ続く稜線。踏み跡は明瞭。
下山のルンゼを見極めながら
2022年08月14日 05:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 5:57
下山のルンゼを見極めながら
6:26エサオマン
2022年08月14日 06:26撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
6
8/14 6:26
6:26エサオマン
遙かなる日高山脈
2022年08月14日 06:27撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
4
8/14 6:27
遙かなる日高山脈
息をのむ景色
2022年08月14日 06:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
8/14 6:33
息をのむ景色
ルンゼの下降も少し緊張、1か所残置ハーケンあり
2022年08月14日 06:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 6:53
ルンゼの下降も少し緊張、1か所残置ハーケンあり
ハンマーが頼りになった
2022年08月14日 07:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8/14 7:09
ハンマーが頼りになった
無事予定通りのタイムでカールへ、雨が降ってくる
2022年08月14日 07:21撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
8/14 7:21
無事予定通りのタイムでカールへ、雨が降ってくる
正規ルートの上流は滑滝だった
2022年08月14日 08:21撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
2
8/14 8:21
正規ルートの上流は滑滝だった
雨の心配も無くなったので釣り師と化す
2022年08月14日 12:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 12:14
雨の心配も無くなったので釣り師と化す
14:46最後は高度計が100mずれていて、拍子抜けしながら林道へ、疲れ果てた
2022年08月14日 14:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
8/14 14:46
14:46最後は高度計が100mずれていて、拍子抜けしながら林道へ、疲れ果てた

装備

個人装備
フェルトソール

感想

8/13 前日までの降雨が心配だったが、まずは行ってみようということで出発。びれい橋から見るエサオマントッタベツ川は明らかに水量が多いが、とりあえず入渓地点までは進む。
入渓地点からの徒渉は2人並んで突破。その後、左岸沿いに進もうとするが、ほとんど歩ける岩がない。微妙なへつりや藪で迂回しながら進むが、標高が全く上がらない。地形図にも載らないような枝沢が滝のように流れてくる。途中から雨も降ってくるので、引き返しが頭の中に浮かぶが、まだ行ける、まだ行けるの繰り返しで山スキー沢との出合まで到着。ここで何をミスったか、山スキー沢に入ってしまった。それに気づかず山スキー沢を進み、さらにco1100二股で山スキー沢本流からも離れ右俣へ。ふと上を見るとデカいヒグマがいた。距離40メートルほど。「おーい」と手を大きく振るとこちらに気づき、一瞬の間の後、さっと左の藪に飛び込んでいった。相当な水量が続いているのでこちらの音に気づかなかったようだ。登ったり巻いたりできる連瀑帯を進む。正直下降が大変になるなと思っていた。この時は無名沢だとは気づいていなかった。
北東カールに突き上げるはずの標高1500付近で三つ股となるが、一番水量が多い沢はコンパスの方向と違う。少し進んでみても、一向にコンパスの方向が合わない。何かかがおかしいとようやく気づくと、稜線が見えないこともおかしいと思うようになった。試しに2つほど尾根を超えてみると、遠くにエサオマンが見えるではないか。やっちまった、沢を間違えた。ぱっと見は藪を漕いでトラバースすればなんとかカールまでたどり着けると思ったので、トラバース開始。水平距離にして約1キロのトラバースだったが、固い低木と微妙な滑滝のトラバースに難儀。なんとか2時間ほどで北東カールに到着したが、ぐったりと疲れ果てた。
北東カールは誰もいなくて、天国のようだった。エサオマンの壁が周囲に張り巡っていた。たき火であたたまり、ゆっくり休もうと思ったが、睡眠導入剤を忘れてしまい、案の定眠ることができなかった。夜中、テントを雨がたたく音が翌日の行動を心配させた。
8/14 予定より25分遅れで出発。札内JP東に詰めるルンゼを選択するが、一か所悪いところがあり、微妙な巻きを強いられた。札内JPから初めて見る日高北部の主稜線に感動する。帰りの下降ルンゼを探しながらエサオマンへ。踏み跡がしっかりしていて快適に歩ける。予定通りカールから2時間で山頂へ。曇っているが、雲が高いので360度見渡せる展望の山頂だった。15分もすると雨が降り始めたので下山。下降ルンゼも1、2か所悪いところがあったのでハンマーを使いながら降りる。一か所残置ハーケンがあったが、ロープは使わずに済んだ。
北東カールから正規本流ルートで下山。滑滝とはこのことかとやっと腑に落ちた。下部の水流も前日に比べるとだいぶ良くなっていて、石を渡って右岸左岸と歩きながら下ることができた。途中、同じ山岳会のIさんとすれ違う。こんな山の中で人に会えるとほっと安心する。下山中、晴れてきたし、水流も落ち着いたので竿を出す。釣り師デビューで竿を振った1秒後に魚が釣れた。その後悲しい出来事もあったが、合計5匹ほど釣れ、そのうち2匹をたき火でおいしくいただいた。16時過ぎ、下山。最後はフラフラで疲れ果てたが、充実した山行だった。mのおかげでどんどん沢登りに魅了されてきている。

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