ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4590756
全員に公開
沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山

【台高】クラガリ又谷下部遡行

2022年08月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
06:00
距離
1.7km
登り
483m
下り
467m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:00
合計
6:00
距離 1.7km 登り 483m 下り 484m
6:42
360
スタート地点
12:42
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観光地化されており、20台程度、トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
・取水堰堤跡の下流で尾根に上がり、モノレールを手摺がわりにしながらひたすら下れば駐車場のすぐそばに出る。
・取水堰跡の100m(標高差)ほど上流にも大きめの滝があるようなので、時間に余裕があれば見に行っても良いかもしれない。それより上流は概ね平凡らしい。
その他周辺情報 ・大滝を登攀した記録は未確認だが、鎌田啓祐(ヤマレコアカウント名:chuki、twitter:@kamatoeic)さんによると、登られているそうである。
https://twitter.com/kamatoeic/status/1559133304594436096
F1:容易
2022年08月15日 06:46撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 6:46
F1:容易
F2:容易
2022年08月15日 06:47撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 6:47
F2:容易
F3:エイドで登っている記録もあるので気合を入れてクライミングシューズで登ったら、あっさりとフリーで登れた。
2022年08月15日 07:05撮影 by  iPhone XR, Apple
8/15 7:05
F3:エイドで登っている記録もあるので気合を入れてクライミングシューズで登ったら、あっさりとフリーで登れた。
F4:右壁から流心にトラバースするところが少し悪かったがフリーソロした。右から容易に巻ける。
2022年08月15日 08:00撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 8:00
F4:右壁から流心にトラバースするところが少し悪かったがフリーソロした。右から容易に巻ける。
F5:容易(右水流沿い)
2022年08月15日 08:17撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 8:17
F5:容易(右水流沿い)
F6大滝と登攀ライン:通常は左から巻くが登れそうに見えたので直登した。ホールドは細かく、リスは少なく悪い滝だった。30mロープで3ピッチ。
2022年08月15日 08:37撮影 by  SC-02H, samsung
1
8/15 8:37
F6大滝と登攀ライン:通常は左から巻くが登れそうに見えたので直登した。ホールドは細かく、リスは少なく悪い滝だった。30mロープで3ピッチ。
大滝をリードするtamoshima
2022年08月15日 09:01撮影 by  iPhone XR, Apple
8/15 9:01
大滝をリードするtamoshima
F7:右から登ったが、下部がぬめぬめで悪かった。mountaaanは中央から登ったが、ぬめりはマシなようだった。
2022年08月15日 10:53撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 10:53
F7:右から登ったが、下部がぬめぬめで悪かった。mountaaanは中央から登ったが、ぬめりはマシなようだった。
F8:水流の左側を登るが結構ぬめる
2022年08月15日 11:33撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 11:33
F8:水流の左側を登るが結構ぬめる
入渓点の橋から、大滝までが見える。短い区間に滝が詰まっている。
2022年08月15日 12:45撮影 by  SC-02H, samsung
8/15 12:45
入渓点の橋から、大滝までが見える。短い区間に滝が詰まっている。
遡行図(落差は目測)
2022年08月17日 22:05撮影
8/17 22:05
遡行図(落差は目測)
撮影機器:

装備

備考 ・30mロープで行ったが、大滝を登攀するならロープは30mよりは長いほうが良い。
・カムは5本だけ持って行ったが、大滝を登るならもう少し多いほうが良い。
・フェルトソール&クライミングシューズで行ったが、適していたと思う。

感想

【計画の経緯】
遠征最終日のこの日、帰るのが遅くなりすぎないように、短い沢を選ぼうということで、コンビニゴルジュとして名高いクラガリ又谷にした。

【山行】
○遡行
駐車場からすぐにゴルジュが見える。思った以上に各滝が近く、大滝まで見通せる。しっかりウェットスーツまで着込んで入渓。F1の釜から早速の泳ぎ。F1は容易で、F2も釜は泳ぎ。F2もサクッと登り、いよいよ核心と言われるF3。空荷で、クライミングシューズに履き替えて万全の準備をして、登攀開始。と、特に難しくもなく、あっさり登れてしまった。エイドしている記録もあったが、どこでしたのだろうか。
途中で決めたハーケンが抜けず、フォローのmountaaaanはハーケン抜きでパンプ。ゴボウで登ってきた。

F4は右から超楽に巻けそうだが、それではつまらないので直登。右壁から水流にトラバースするところが細かかったが、クライミングシューズのままなので問題なかった。F5はさくっと水流沿いを登り、大滝の下へ。

大滝は通常右岸から巻かれているが、じっくり見てみると、登れそうである。大滝を登るつもりではなかったので手持ちのカムが少ないのが気がかりだが、せっかくなので登ってみることに。1p目、最初は簡単なスラブから傾斜が急になり、細かいホールドとスタンスばかりになる。クライミングシューズさまさまである。プロテクションも多くは取れず、厳しいクライミングだったが、何とか核心を越えてピッチを切る。2p目もtamoshimaリード。出だし、草付の右側から登ろうかと思ったが、スタンスが脆いのでやめて、少し草付の間の細い水流を登ってからメインの水流沿いへ。1p目のような難しさは無くて快適にロープを伸ばし、そのまま落ち口へ、と思ったがロープが短いためあと少しというところでピッチを切る。3p目はフリーソロ出来そうだったが念のためロープを伸ばし、登攀終了。なかなか登り応えのある良い大滝だった。

大滝の後はぬめりが核心の滝が3つあって、最後まで飽きさせない。最後の2mスライダー状の滝では、mountaaanが左トラバースで滑り落ち、滝壺にドボンしていたのが面白かった。
取水堰跡で水を浴びて体を冷やし、暑い下山に備えてから脱渓。

○下山
尾根へのトラバースは露岩の多い斜面で、やや悪いところもあるが、うまく切り抜けるように薄い踏み跡が続いている。尾根に乗ってしまえばモノレールがあり、かなり急だがモノレールが手摺代わりに使えるので下りやすい。こんなに登ったのかと思うほどガンガン下り、最後、川で泥を流し、体を冷やしてから、駐車場へ。

【総評】
非常に短いアプローチと下山で、ゴルジュの登攀と大滝の登攀の両方が楽しめる超秀渓。遠征最終日に、登攀情報の見当たらなかった大滝も登れ、大変満足した山行であった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:378人

コメント

ご無沙汰?!しております。

エゴサーチしたら このページが出てきてビビってます

滝登りとか よぉしてはる↓の昔からの知り合いに訊いたら やはり「私らも同じとこ登ってるし、他にも登ってる人らおる。記録とかは知らんけど。」とのことでした。
https://ameblo.jp/sanryou-to-keikoku0809/

せやからどう、ということでもないのですが、一応ご連絡まで。
2022/12/21 16:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら