秋先取りの南ア 北、間ノ 〜バトンタッチ〜

2022年08月18日(木) ~ 2022年08月19日(金)

• GPS: 14:07
• 距離: 18.7km
• 登り: 2,276m
• 下り: 2,290m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:42
• 休憩: 0:03
• 合計: 1:45

距離 2.9km 登り 724m 下り 18m

13:58 広河原インフォメーションセンター
14:03 14:04 広河原山荘
14:18 14:19 白根御池分岐
14:43 第一ベンチ(1880ｍ)
15:05 15:06 第二ベンチ(2059ｍ)
15:43 白根御池小屋

2日目

• 山行: 8:44
• 休憩: 3:26
• 合計: 12:10

距離 15.7km 登り 1,553m 下り 2,280m

3:16 白根御池小屋
4:12 4:16 草すべり分岐
4:21 4:30 小太郎尾根分岐
4:54 5:34 北岳肩ノ小屋
5:47 5:48 両俣分岐
6:02 6:09 北岳
6:19 吊尾根分岐
6:30 トラバースルート分岐
6:46 6:58 北岳山荘
7:29 7:33 中白根山
8:22 8:39 間ノ岳
9:22 中白根山
9:38 10:13 北岳山荘
10:32 トラバースルート分岐
10:47 10:53 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
11:05 11:06 八本歯のコル
12:29 12:30 大樺沢二俣
12:57 14:01 白根御池小屋
14:30 14:31 第二ベンチ(2059ｍ)
14:44 第一ベンチ(1880ｍ)
15:04 15:05 白根御池分岐
15:19 15:21 広河原山荘
15:24 15:25 広河原・吊り橋分岐
15:26 ゴール地点

南アルプスは皆さん歩くのがとても速い。

天候

1日目　昼過ぎ〜夕方　晴れ時々曇り
　　　夕方以降　快晴
2日目　終日快晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

12時頃で芦安第2は駐車率7割。
※ただしこの前日が超悪天候のため前日入りした人の車はほとんどなかったハズ。

コース状況／危険箇所等

大樺沢ルートがとっても歩きにくい。

写真

芦安第2Pは7割駐車。
なお19日(金)の夕方は満車。第3が半分埋まってました。

ここで給水できます。おいしい水でした。

思ったより揺れない橋。

雨上がりのためか、なかなかの水量。

登山道も濡れている。

序盤を除いて基本的にはずっと尾根道。

時々こうやって鳳凰方向が開ける。

整備されまくっています。

御池小屋到着。

テント場はガラガラ。

明日の下山時には絶対ここでコーラ買う。
この場所で500円はちょっと高いですよ、御池小屋さん。
北ア2800mの稜線上の小屋でそのくらいです。
ここなら350円ってとこでしょう。

快適なテント場。水自体は綺麗ではないが全体としてとらえるときれい。

中を少し覗いたけどすごくきれいな小屋でした。

テント場からは鳳凰方向が見えます。夕陽に染まります。
(鳳凰方向と北岳の一部しか見えません。)

一晩中快晴でしたが上空は強風の轟音。このテント場は盆地地形なのでほぼ無風でした。

7℃まで下がる。

久々のナイトハイク。

ナイトハイクの怖いところは地面ばかり見ていると分岐を見落とす点。たまにGPSマップもみましょう！

来ました！

iPhoneカメラの性能が良すぎてかなりか明るく映っていますが、実際にはまだランプなしでは歩けない暗さです。

富士も見えてきた。

北がその姿を現す。

進んできた道を振り返る。

ちょうど肩の小屋でサンライズかな。

肩の小屋ロックオン！

到着！

日の出を待つ人々。

甲斐駒と鳳凰。その先が赤くなってきている。

富士もいい感じだけど、殺風景だな・・・って思っていたらちょうどお姉さんたちが立ち止まってくれたので盗撮させていただきとてもいい絵になりました。

鳳凰の先は金峰とか甲武信とか雲取とかだと思うけど、全然どれだか分かりません。

キター！

シャッター音が響き渡ります。

テント場も朝陽を浴びる。

小屋も染まります。

甲斐駒と仙丈。

予報通り2000m付近に雲海。

肩の小屋をあとにして北岳山頂を目指す。

振り返ると美しい。

北岳の巨大な影。

山頂は盛り上がっている声が聞こえる。

イガイガしたポイントもあります。

登頂！楽勝！

北アルプスから乗鞍。快晴！

山頂から富士！

しばし見惚れる。

本日のメイン。3000mの稜線を進みます。

北岳山荘。今年はテントの人だけ使えます。

中白根登頂！頂標が割れている。落雷だろう。

北岳ごついね。

小さなアップダウンがいっぱいあります。

緩やかなイメージのあった南アルプスだけど、意外と岩場もあります。

進んできた道を振り返る。

今度こそあれが山頂！

登頂！楽勝！ってほどではない。ちょっと疲れてきた。

あっちは農鳥。険しそう。

女王様お久しぶりです！

さぁ、バスの時間がヤバいので下山！

気持ち良すぎて意識してのんびり進む。ゆっくり行かなきゃモッタイナイ。

荷揚げのヘリ。

なかなかのテクニック。自分も小さいやつ(すごく小さいやつ)は操縦できるので分かります。

一週間ぶりの飛べたらしいです。

一時的に雲が上がってきて、これがまたいい感じを醸し出してくれる。

さようなら、富士。

気にしないで歩いてきたけど、反対側から振り返るとなかなかヤバい場所に歩道が作られていた。かなり下まで切れ落ちています。

整備がイイです。お疲れ様です。

バットレスが見えてきた。

この沢道、どこを歩けばいいのか全然分かりません。

何度も渡渉しました。

おっと、あそこに見えるのは自分のお友達の八ヶ岳ではないかい？

この先は雨で崩落したらしいです。

御池小屋方向に進む。

テント場まで帰ってきた。

この時間はテントが少ない。

お約束。

下山中だけど前日と違ってジメジメしてないから気持ちいい。

広河原キャンプ場。キレイな場所。

お疲れさまでした。

感想

Beloved Sky

今回の行程は悩んだ。

18日に湿気満載で前線が急南下するので19日は朝から快晴。これは数日前から素人でも確信できた。
問題は「18日の雨は何時にあがるのか？」。
この日程で計画した多くの方が同じことを考えたはず。

直前の予報では
「昼頃から急速に回復、ただし稜線のガスと強風は残る」
だったので御池小屋泊で決定。
盆地にある御池小屋はほぼ無風で快晴。

翌朝、間ノまでアタック。
煽れば農鳥まで行ける感触はつかめていたが、疲れる気がしたので間ノで下山。

北岳山荘改築の資材揚げのヘリが飛びっぱなし。
浄化槽埋めるって言ってたから水洗トイレかね〜！

急に秋めいてきた。
朝は風が肌寒くて風切を着たけど、9時頃にはこれが気持ちいい風に変わっていた。
ちょうど季節のバトンタッチって感じ。早く秋来い〜〜！