和気アルプス(鎌尾根〜ダンガメ稜〜チンネ・スラブ〜衝立岩〜ザイテングラート)
- GPS
- 06:32
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 723m
- 下り
- 716m
コースタイム
天候 | 曇り、午後2時頃から雷雨。気温28℃、湿度85% |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されており道標も多いが、一部不明瞭なところやクライミング用と思しき踏み跡もあり要注意。 |
その他周辺情報 | 和気鵜飼谷温泉にて入湯、食事 |
写真
感想
予定では裏銀座縦走からザイテングラート&衝立岩、竜王山&薬師山を加えるルートだったが、脱水傾向により断念。ルートを大幅に短縮した。
まずは鎌尾根に登る。取付き部分の道がやや怪しいが、岩尾根が見えたらそこに乗っていけば問題ない。
鎌尾根独標まで登って一息つく。
この時点で疲労感が著しい。思い返せばエアコンをつけて加湿せず就寝、起きてからも1時間の運転をして水分補給はカフェオレ一杯。登山開始時点で脱水気味だったようだ。水はあるが飲んでも吸収が追いついていない感じなので、休憩を長めに取りつつ、体温を上げないようゆっくり動くしかない。
ここからはまず奥壁に向かう。分岐は道標があるものの、途中の谷間は道が怪しく注意が必要。一応テープとトラロープがあるので、見逃さないよう進む。帰り道は若干上よりを通ってしまったのでログを辿るときは要注意。
奥壁からザックを置いて先端部へ下り、その後上にも少し登る。展望所がどこかわからないが、岩場が一旦途切れた部分で面倒になって降りた。
鎌尾根に戻ってM2ピークまで登る。上部はやや道が不明瞭。M2ピークからダンガメ稜へと降りていく。右手の支尾根へと踏み跡があるが、地形が明らかに違うのでちゃんと見ていれば気がつけるはず。
ダンガメ稜をしばらく下ると視界が急に開け、チンネ・スラブと白岩様が姿を表す。これを右手に見ながら開けた岩場を下っていく、ここが最高に楽しい。
下り切ってからはチンネ・スラブに向けて登り返す。道は良いが登山道ではない、おそらく近隣の方の茸採りのためではないかと思われる踏み跡が所々ある。ちゃんと道標を見れば問題ない。
110mの大スラブは中々の斜度を感じるが、クラックや凹凸も多く問題なく足を置ける。問題は大きめのスタンスにはザレ石がたくさん詰まっているところ。迂闊に置くと石を落としてしまうので、極力ザレ石のないところを選んで登る。
チンネは梯子や鎖がかかっていていかにもといった風情。しっかり登り切るとチンネの頭、白岩様と大体同じ目線の高さになる。ここでしばらく休憩。休憩中に白岩様の上に2名登山者が現れ手を振ってくれた。
ここから稜線へと上がり、神ノ上山を目指す。木々がまばらで踏み跡が不明瞭なところもある。途中まですすめば道もはっきりし、歩きやすい水平道となる。
神ノ上山頂上は広さもあって風も気持ちよく、ここでも長めの休憩をとる。
神ノ上山からはザイテングラートを途中まで下降後、衝立岩マサミチルートを登って剣峰、またザイテングラートを下降する。最初は前剣も立ち寄る予定だったが、衝立岩上部から見ると案外遠く、これを登り返すのは勘弁願いたいということで断念。ザイテングラート、衝立岩とも気持ちの良い岩場で、随所にルート開拓者のエール混じりのプレートがあり嬉しくなる。
ザイテングラートの岩場を越えると土の急斜面の下りが続く。正直ここがかなり辛い。取付きまで下ると小さな沢を渡り、あとはガレ石の道を真っ直ぐ降りていく。
登山口についてからは鵜飼谷温泉を目指して歩き、入浴後に藤公園まで歩く。都合6kmくらい歩くので中々つらい。次回は下山口に自転車を置いておくか、下山口に車を置いて登山口まで自転車で向かうか、どっちかにしておいた方が良さそうだ。
歩く最中、西側と南側から和気アルプスを眺められるが、この景観が中々良い。最後に和気神社に立ち寄り参拝、狛猪を眺めて帰路につく。
今回は南西部を全く歩けていないので近いうちに、全部縦走は春先あたりの日が長く涼しめの時期を狙って再チャレンジしたい。
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