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Yamareco

記録ID: 4605004
全員に公開
ハイキング
中国

和気アルプス(鎌尾根〜ダンガメ稜〜チンネ・スラブ〜衝立岩〜ザイテングラート)

2022年08月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
5.8km
登り
723m
下り
716m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:44
休憩
1:40
合計
6:24
5:54
5
6:00
6:00
24
6:25
7:14
35
7:49
7:50
26
8:16
8:16
17
9:53
9:54
12
10:06
10:38
11
10:49
10:50
34
11:24
11:32
5
11:37
11:40
42
12:22
ゴール地点
天候 曇り、午後2時頃から雷雨。気温28℃、湿度85%
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
藤公園第一駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
整備されており道標も多いが、一部不明瞭なところやクライミング用と思しき踏み跡もあり要注意。
その他周辺情報 和気鵜飼谷温泉にて入湯、食事
藤公園駐車場。広いうえ第4くらいまであるのでまずスペースに困らないだろう
2022年08月20日 05:27撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 5:27
藤公園駐車場。広いうえ第4くらいまであるのでまずスペースに困らないだろう
登山口。少し先に獣避け柵のゲートがある
2022年08月20日 05:59撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 5:59
登山口。少し先に獣避け柵のゲートがある
鎌尾根途中から下界を覗く
2022年08月20日 06:08撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 6:08
鎌尾根途中から下界を覗く
鎌尾根独標から上部
2022年08月20日 06:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 6:36
鎌尾根独標から上部
鎌尾根独標からの眺望。
2022年08月20日 06:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 6:36
鎌尾根独標からの眺望。
鎌尾根、奥壁の分岐。奥壁側の道はやや不明瞭なので要注意
2022年08月20日 06:39撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 6:39
鎌尾根、奥壁の分岐。奥壁側の道はやや不明瞭なので要注意
奥壁から先端部への下降。鎖はあるが細く古いので、ないと不安な人はそもそも降りない方が良さそう
2022年08月20日 06:49撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 6:49
奥壁から先端部への下降。鎖はあるが細く古いので、ないと不安な人はそもそも降りない方が良さそう
奥壁先端部から鎌尾根独標
2022年08月20日 06:55撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 6:55
奥壁先端部から鎌尾根独標
奥壁先端部から下ってきた道を見る。
2022年08月20日 06:55撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 6:55
奥壁先端部から下ってきた道を見る。
鎌尾根上部は木もまばらで不明瞭な地形。道迷いに注意が必要。
2022年08月20日 07:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 7:43
鎌尾根上部は木もまばらで不明瞭な地形。道迷いに注意が必要。
M2ピークに到達。ピンクテープの間から「隠しルート」とされているダンガメ稜へ向かう。HPでは難易度および登山道の掘り返し防止の観点から初心者は避けるよう推奨されていた。
2022年08月20日 07:49撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 7:49
M2ピークに到達。ピンクテープの間から「隠しルート」とされているダンガメ稜へ向かう。HPでは難易度および登山道の掘り返し防止の観点から初心者は避けるよう推奨されていた。
ダンガメ稜からチンネ・スラブおよび白岩様がよく見える
2022年08月20日 07:55撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 7:55
ダンガメ稜からチンネ・スラブおよび白岩様がよく見える
ダンガメ稜を下り切った分岐点。
2022年08月20日 08:13撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 8:13
ダンガメ稜を下り切った分岐点。
山の学校との分岐。
2022年08月20日 08:15撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 8:15
山の学校との分岐。
この分岐はチンネ・スラブ/白岩様の分岐に間違えやすいようで、ログを見ても右に何人か迷い込んだ形跡がある。実際にはチンネ・スラブ、白岩様とも左側から登る。
2022年08月20日 08:18撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 8:18
この分岐はチンネ・スラブ/白岩様の分岐に間違えやすいようで、ログを見ても右に何人か迷い込んだ形跡がある。実際にはチンネ・スラブ、白岩様とも左側から登る。
分岐にいたカタツムリ。
2022年08月20日 08:22撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 8:22
分岐にいたカタツムリ。
チンネの頭から白岩様を望む。
2022年08月20日 09:18撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 9:18
チンネの頭から白岩様を望む。
神ノ上山への稜線。寺跡の石垣が残っている
2022年08月20日 09:54撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 9:54
神ノ上山への稜線。寺跡の石垣が残っている
寺跡の分岐点。この少し前あたりは地形もぼんやりしており、木々もまばらで踏み跡がよくわからないため道迷いに注意。
2022年08月20日 09:55撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 9:55
寺跡の分岐点。この少し前あたりは地形もぼんやりしており、木々もまばらで踏み跡がよくわからないため道迷いに注意。
縦走路との合流点はしっかりした道標が立っておりわかりやすい。
2022年08月20日 09:59撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 9:59
縦走路との合流点はしっかりした道標が立っておりわかりやすい。
神ノ上山頂上。
2022年08月20日 10:06撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 10:06
神ノ上山頂上。
東から南東方向に眺望があるが、夏なのでやや草の繁茂が激しい。熊蜂が数匹うるさく往来していた。
2022年08月20日 10:06撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 10:06
東から南東方向に眺望があるが、夏なのでやや草の繁茂が激しい。熊蜂が数匹うるさく往来していた。
ザイテングラート下降口。カニのタテバイはさすがに盛りすぎでは?と思うが総じて楽しい岩場歩き
2022年08月20日 10:51撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 10:51
ザイテングラート下降口。カニのタテバイはさすがに盛りすぎでは?と思うが総じて楽しい岩場歩き
衝立岩上部からザイテングラートを望む。
2022年08月20日 11:29撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 11:29
衝立岩上部からザイテングラートを望む。
ザイテングラート取付き付近のプチ渡渉地点。滑りやすいので下山の人は要注意。
2022年08月20日 12:10撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 12:10
ザイテングラート取付き付近のプチ渡渉地点。滑りやすいので下山の人は要注意。
登山口(お墓)の駐車場。
2022年08月20日 12:18撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 12:18
登山口(お墓)の駐車場。
かわいい立て看板。手作り感溢れるこの手の看板が随所にある。
2022年08月20日 12:21撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 12:21
かわいい立て看板。手作り感溢れるこの手の看板が随所にある。
2022年08月20日 12:34撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 12:34
鵜飼谷温泉。温泉の入口が若干分かりづらいが、左の建物に二階部分から入館する
2022年08月20日 16:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 16:01
鵜飼谷温泉。温泉の入口が若干分かりづらいが、左の建物に二階部分から入館する
藤公園への帰り道、岩山付近を見上げる
2022年08月20日 16:18撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:18
藤公園への帰り道、岩山付近を見上げる
和文字焼きが見えて来る
2022年08月20日 16:22撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 16:22
和文字焼きが見えて来る
大文字焼きと合わせて「大和の国の名物行事」らしい。このちょっと図々しい感じが好き。
2022年08月20日 16:25撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:25
大文字焼きと合わせて「大和の国の名物行事」らしい。このちょっと図々しい感じが好き。
和文字焼きと観音山直下の岩場エリアが見える。
2022年08月20日 16:25撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:25
和文字焼きと観音山直下の岩場エリアが見える。
権現岩。荒々しい岩壁が民家の直ぐ近くに迫っておりなかなかの迫力ぶり。
2022年08月20日 16:31撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:31
権現岩。荒々しい岩壁が民家の直ぐ近くに迫っておりなかなかの迫力ぶり。
和気富士登山口。
2022年08月20日 16:42撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:42
和気富士登山口。
大きい石碑が出てきたな、と思ったが……
2022年08月20日 16:47撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 16:47
大きい石碑が出てきたな、と思ったが……
隣にさらに大きいものが。こちらが大題目岩。
2022年08月20日 16:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 16:48
隣にさらに大きいものが。こちらが大題目岩。
穂高山の遠景。クライミングエリアがよく見える。
2022年08月20日 16:52撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:52
穂高山の遠景。クライミングエリアがよく見える。
八ツ峰岩。
2022年08月20日 16:56撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:56
八ツ峰岩。
こちらも穂高山。
2022年08月20日 16:57撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 16:57
こちらも穂高山。
西に目を向けると和気富士へと続く稜線。
2022年08月20日 16:59撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 16:59
西に目を向けると和気富士へと続く稜線。
チンネ・スラブと白岩様。
2022年08月20日 17:17撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 17:17
チンネ・スラブと白岩様。
竜王山はどの角度から見ても秀峰と言って差し支えない見事な形をしている。
2022年08月20日 17:22撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 17:22
竜王山はどの角度から見ても秀峰と言って差し支えない見事な形をしている。
鎌尾根と奥壁を遠くから。
2022年08月20日 17:43撮影 by  iPhone 11, Apple
8/20 17:43
鎌尾根と奥壁を遠くから。
最後に和気神社に参拝。本殿の狛猪はマスクをさせられていた。
2022年08月20日 18:04撮影 by  iPhone 11, Apple
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8/20 18:04
最後に和気神社に参拝。本殿の狛猪はマスクをさせられていた。

感想

予定では裏銀座縦走からザイテングラート&衝立岩、竜王山&薬師山を加えるルートだったが、脱水傾向により断念。ルートを大幅に短縮した。

まずは鎌尾根に登る。取付き部分の道がやや怪しいが、岩尾根が見えたらそこに乗っていけば問題ない。
鎌尾根独標まで登って一息つく。
この時点で疲労感が著しい。思い返せばエアコンをつけて加湿せず就寝、起きてからも1時間の運転をして水分補給はカフェオレ一杯。登山開始時点で脱水気味だったようだ。水はあるが飲んでも吸収が追いついていない感じなので、休憩を長めに取りつつ、体温を上げないようゆっくり動くしかない。
ここからはまず奥壁に向かう。分岐は道標があるものの、途中の谷間は道が怪しく注意が必要。一応テープとトラロープがあるので、見逃さないよう進む。帰り道は若干上よりを通ってしまったのでログを辿るときは要注意。
奥壁からザックを置いて先端部へ下り、その後上にも少し登る。展望所がどこかわからないが、岩場が一旦途切れた部分で面倒になって降りた。
鎌尾根に戻ってM2ピークまで登る。上部はやや道が不明瞭。M2ピークからダンガメ稜へと降りていく。右手の支尾根へと踏み跡があるが、地形が明らかに違うのでちゃんと見ていれば気がつけるはず。
ダンガメ稜をしばらく下ると視界が急に開け、チンネ・スラブと白岩様が姿を表す。これを右手に見ながら開けた岩場を下っていく、ここが最高に楽しい。
下り切ってからはチンネ・スラブに向けて登り返す。道は良いが登山道ではない、おそらく近隣の方の茸採りのためではないかと思われる踏み跡が所々ある。ちゃんと道標を見れば問題ない。
110mの大スラブは中々の斜度を感じるが、クラックや凹凸も多く問題なく足を置ける。問題は大きめのスタンスにはザレ石がたくさん詰まっているところ。迂闊に置くと石を落としてしまうので、極力ザレ石のないところを選んで登る。
チンネは梯子や鎖がかかっていていかにもといった風情。しっかり登り切るとチンネの頭、白岩様と大体同じ目線の高さになる。ここでしばらく休憩。休憩中に白岩様の上に2名登山者が現れ手を振ってくれた。
ここから稜線へと上がり、神ノ上山を目指す。木々がまばらで踏み跡が不明瞭なところもある。途中まですすめば道もはっきりし、歩きやすい水平道となる。
神ノ上山頂上は広さもあって風も気持ちよく、ここでも長めの休憩をとる。
神ノ上山からはザイテングラートを途中まで下降後、衝立岩マサミチルートを登って剣峰、またザイテングラートを下降する。最初は前剣も立ち寄る予定だったが、衝立岩上部から見ると案外遠く、これを登り返すのは勘弁願いたいということで断念。ザイテングラート、衝立岩とも気持ちの良い岩場で、随所にルート開拓者のエール混じりのプレートがあり嬉しくなる。
ザイテングラートの岩場を越えると土の急斜面の下りが続く。正直ここがかなり辛い。取付きまで下ると小さな沢を渡り、あとはガレ石の道を真っ直ぐ降りていく。
登山口についてからは鵜飼谷温泉を目指して歩き、入浴後に藤公園まで歩く。都合6kmくらい歩くので中々つらい。次回は下山口に自転車を置いておくか、下山口に車を置いて登山口まで自転車で向かうか、どっちかにしておいた方が良さそうだ。
歩く最中、西側と南側から和気アルプスを眺められるが、この景観が中々良い。最後に和気神社に立ち寄り参拝、狛猪を眺めて帰路につく。
今回は南西部を全く歩けていないので近いうちに、全部縦走は春先あたりの日が長く涼しめの時期を狙って再チャレンジしたい。

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