恵庭岳−北尾根ルート
- GPS
- 05:17
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 842m
- 下り
- 836m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡多く、ほぼ一般登山道になっている。ピンクテープ多数あり。以前の枝分かれルート所々あるが数の多いピンクテープに従ったほうが無難。 |
その他周辺情報 | 丸駒温泉、支笏湖温泉 |
写真
感想
北尾根ルートは昨年10月に行ってみたときにはまだ複数のルートが併存している状態で、どちらに行くか迷う所が2〜3ケ所ありましたが、今回行ってみると、ほぼ一本の一般登山ルートになっていました。多くの人が歩くようになると道になるんですね。まだかつての複数の踏み跡が残っていますが、ピンクテープが随所につけられており、多めのピンクテープのとおりに行けば迷うことはないと思います。こちらからのルートは、前半は谷間を超えてゆく比較的緩やかな登りですが、後半、稜線への登りはつらい急登になります。ホロピナイ口からのルートに比較すると変化に乏しい感がありますが、直接本峰直下まで比較的安全に行けるルートです。せっかくなので本峰まで登りましたが岩場のルートは前回よりもかなり手入れされた感がありました。それでも岩自体が脆く崩れやすくなっており、注意が必要です。以前とはずいぶん様子が変わっていました。最上部の狭い頂上では足がすくむ感じで直立で立ってはいられないほどでスリルのあるところでした。しかし頂上からの直下の支笏湖、オコタンペ湖を含む高度感のある360度の眺望は素晴らしかった。
PS:ポロピナイ口から登った場合、第2展望台から先は事故が多発したためか昨年からずいぶんと厳しく制限されるようになり、本峰は登頂自粛になっているようです。恵庭岳は多くの人が登る山なので安全優先、注意喚起は必要と思われますが本峰下の崩落危険地帯にはロープが張ってあるし、推奨ルートでなら比較的安全なので「これから先は危険多いため熟練者のみ」などして本峰までは以前同様、自己責任で行けるようにしていてもいいのでは思えます。頂上への登頂は「崩落の危険が高くなっているので登る場合は十分注意」などの看板設置などの対応でいいのではと思われます。ルートは逆に以前より大分改善されているように思えました。ただ本峰付近は岩自体が脆くなりつつあり、以前より危険度が増しているかも知れません。もともと自然の中に入る登山は危険と隣合わせであり、すべて自己責任です。どんな山にも危険がつきものです。個人的には、最低限の登山道の整備くらいでなるべくそれ以上の人の手の入らない自然の中を歩きたいと思っています。
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