劔岳・八ツ峰�妻�Cフェース

2010年08月18日(水) ~ 2010年08月21日(土)

• GPS: 74:20
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,521m
• 下り: 2,534m

コースタイム

8/17　町田22:00=八王子IC=(中央高速)=豊科IC=大町2:00(仮眠)
8/18　大町8:00=扇沢8:30=室堂10:50-劔沢テン場15:30(幕営)
8/19　劔沢テン場5:00-長次郎谷6:50-熊の岩10:00〜12:15-
　　　�妻�Cフェース取り付き12:30-(剣稜会ルート)-
　　　Cフェースの頭15:40-�広困離灰�20:00-熊の岩21:00(幕営)
8/20　熊の岩9:30-長次郎のコル12:30〜13:30-劔岳本峰14:45-劔沢テン場20:00
8/21　劔沢テン場8:00-別山乗越9:45-室堂13:00=扇沢14:50=橋本20:30=町田21:00

天候

晴れ一時曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

登山届けは、劔沢野営管理所に提出。
扇沢に下山後の温泉として、大町市葛温泉の登り口の高瀬分譲別荘地にある駒留の湯(\400)が空いていてお薦めです。大町エネルギー博物館が目安となります。

ファイル

非公開 4638.xls

計画書
（更新時刻：2010/08/06 05:00）

写真

8/18 10:54

室堂ターミナルを出発

8/18 11:24

雷鳥平テン場

8/18 15:25

劔沢テン場から劔岳を望む

8/19 5:51

劔沢小屋から劔沢雪渓に下りる

8/19 6:12

平蔵谷出合から劔沢上部を見る

8/19 6:22

平蔵谷の雪渓
中間部に登っている仲間あり

8/19 6:50

長次郎谷出合

8/19 9:24

源次郎尾根

8/19 9:36

長次郎雪渓熊の岩下部

8/19 10:27

八ツ峰�妻�フェース群〜�広困離灰�

8/19 12:12

昼食後、熊の岩テン場出発
長次郎雪渓を横断し、Cフェースへ

8/19 12:32

�妻�Cフェース基部
初心者向けの人気ルート「剣稜会ルート」
下部突端のスラブから取り付く

8/19 13:18

劔稜会ルート、1ピッチ目
スラブから左上バンド凹角を登る

8/19 13:23

1ピッチ目終了点、リッジ上のテラスでピッチを切る

8/19 13:52

3ピッチ目(40m)、スラブ状フェースを左上

8/19 13:58

リッジ右を登攀。

8/19 14:19

3ピッチ目終了点

8/19 14:27

4ピッチ目

8/19 14:54

4ピッチ目(20m)、高度感満点の切り立ったナイフリッジを通過してトラバース。下部に熊の岩のテン場・長次郎雪渓を望む。

8/19 15:20

最終5ピッチ、易しい25mリッジの登攀

8/19 15:39

Cフェースの頭から、�広困離灰襦↓絞�方向を見る

8/19 15:39

�妻�Cフェースの頭
登攀終了!!

8/20 7:16

熊の岩テン場から八ツ峰�妻�フェース群

8/20 9:13

八ツ峰Cフェース登攀を終え、Bフェースの頭から懸垂下降の準備をするクライマー

8/20 11:17

熊の岩を出発し、長次郎谷左俣雪渓を
ひたすら登る

8/20 11:56

上部は雪渓が横に割れて寸断されているので、
雪渓脇の岩を登って抜ける。
時折、落石の音が響く。

8/20 12:32

長次郎のコル直下

8/20 13:47

長次郎の頭

8/20 16:01

平蔵の頭手前の登り

8/20 17:35

前劔下の別山尾根下山路から別山、劔御前方向を望む

8/20 18:29

一服劔からの夕日

8/21 8:13

最終日、劔沢テン場を出発
名残惜しいが、劔岳、劔沢テン場を後にする

8/21 9:53

雷鳥坂中間部より雷鳥平のテン場を望む
テントは50張り程度か

8/21 12:47

室堂ターミナル着
登山者より、観光客が圧倒的に多い

8/21 14:09

黒四ダム放水
虹が見える

撮影機器：

DSC-HX5V SONY

感想

zen

八ツ峰�妻�Cフェース剣稜会ルートは、初心者向けの好ルート。Cフェースに取り付いているパーティーは他になく、マイペースで快調に登攀できたが、�広困離灰襪悗硫執澆濃哀料訛Δ亡鵑蠅垢�て懸垂下降してしまい、登り返しやトラバースで相当時間がかかり、�広困離灰襪肪紊い燭里�20時になってしまった。
　�広困離灰襪悗硫執瀟�は、三ノ窓側の踏み跡の方がしっかりとついていて、懸垂下降支点もしっかりあるので、注意が必要。

コメント

とし

お疲れ様でした
剱のＣフェース剣稜会ルートには大阪の中級登山学校の時に登りましたっけ…。
あの時は終始ガスの中で、こんなに見晴らしがいいクライミングができてうらやましい限りです。

しかし、剱は岩の殿堂といわれるだけあってかっこいいですね。
また残雪期にでも源次郎尾根にでも登ってみたいものです。

zen

体力のなさを露呈
今回は全装備を担いで移動する計画でしたが、すでに
初日の雷鳥坂の登りで、体力のなさを露呈するはめに。
2日目も、劔沢雪渓を下るのはともかく、長次郎谷を
熊の岩まで登るのに四苦八苦。それでも、熊の岩から
の八ツ峰や源次郎尾根は圧倒的な迫力でした。
　剣稜会ルートは人気のルートだけあって、初心者で
も気持ちよく登攀できる好ルートでした。翌日隣の
RCCルートを静岡大のパーティーが登攀しているのを
テン場から眺めていましたが、これも面白そうでした。
Cフェースの頭から�広困離灰襪悗硫執澆濃阿料訛Δ�
ルートミスし、懸垂した1ピッチを登り返す羽目に。
さらにトラバースする際は、カムとハーケンを持っ
て行っていて良かったと思いました。それにしても、
ダーニーマの新しいスリングが捨て縄にしてあった
りして、他のパーティーも、結構迷いこんでいるこ
とが伺えました。完全に沢床に下りられるように
懸垂支点があるので、そのまま沢床に下りてしまっ
ていたら、雪渓脇をコルまで登り返すのにどのくら
い時間がかかったかわかりません。
　これでエネルギーを消耗したため（？）、翌日の
チンネ左稜線は次の機会ということ即決しました。

mjun

写真、
気持ち良さそうですね。

記録見て大変そうな感じがしましたが、無事で何よりです。
自分も来夏、チンネと合わせて狙いに行きます