記憶の中の記録を補充しに雁坂峠から甲武信ヶ岳
- GPS
- 10:21
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,228m
- 下り
- 2,211m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雁坂峠への林道は舗装された広い道で林道終点まで車で行こうと思えば行けそうである。終点部には駐車スペースもある。 ・峠までに渡渉が3回ほどあるが雨後の水量が多い時は注意が必要。 ・その他の道は特に問題はない。 |
写真
感想
私は几帳面なほうで山から帰った後はコースタイムやメモ的な山日記をつけるようにしている。最近はヤマレコを山日記代わりにさせて貰っている。しかし50年以上の山旅の中で、ある10年間くらいは、残業代の方が給料より多いほど忙しく山日記は書くことが出来なかった。それでもその間の2/3程度は地図の裏や手帳にコースタイムの記録があり山に登った証拠が残っている。しかし残りはコースタイムも山日記も写真も残っておらず私の記憶の中だけである。
記憶の中の記録はその時の山行以外にもその山に登っているのでその山での実際の記録はある。しかし北アの霞沢岳・六百山と雁坂峠・破風山の2回の山行はその後、訪れていないのでその山に登った証拠は何もない。
そこで今回、雁坂峠から破風山を歩き、記憶の中にある記録の穴埋めをしようと考えた。しかし2週間ほど前に扁桃腺を痛め、市販の薬を飲んでも喉の痛みは消えない。山に行くために仕方なく病院に行き薬を処方して貰ったが、少しは改善したものの咳は相変わらず出る。
山をどうしようか迷ったが梅雨の貴重な晴れ間なので思い切って出かけることにした。体調が悪ければ途中で潔く引き返すつもりであった。もう1ツの目的はシャクナゲを見ることであるが、77ms1ksbさんの話ではもう盛りは過ぎたとのことなので、今週行かなければ今年は諦めなければならない。
歩き始めると車の中に帽子を忘れてきたことに気が付き、今日の天気では帽子が無ければ無理なので慌てて取りに戻り10分間のロスをしてしまった。実際に歩くと時々は咳き込むが咳による呼吸の乱れはほとんどなく、大丈夫そうである。しかしこの1ケ月、筋トレもしておらず、体調不良で家の中でブラブラしていただけなので足が重い。それでもなんとか雁坂峠につき、先の進めそうなので気持ちの良い道を破風方面に進むと足もいつもの状態に戻り始めてくれた。
東破風山までは静かであったが次第に甲武信ヶ岳方面からの縦走者と出会うことが多くなる。このコースは前回の私もそうだったが圧倒的に甲武信から雁坂に抜ける人が多い。破風避難小屋近くでは鹿が慌てて逃げていく姿を目にする。
今回は甲武信ヶ岳には登らずに下山するつもりであったが、順調に甲武信小屋まき道分岐まで来られたので、甲武信ヶ岳まで足の延ばす。歩いてきた各山頂標識などは昔とすっかり変わってしまっていたが、特に甲武信ヶ岳山頂は以前の面影は全然残っておらず少しがっかりした。
シャクナゲは戸渡尾根は所々に残っていたが、期待していた花のトンネルは遅かった。しかし破風山付近は蕾が多かったがかなりの花を見られたので良しとしよう。今回は正直、体調が完全でなく、計画した長い区間を歩ききる自信は無かったが、予定外の甲武信ヶ岳まで足を延ばすことが出来てちょっぴりと自信を取り戻した山行となった。
今日は孫の芝川梅まつりでのキッズダンスの舞台、引き続いて市民文化祭での合唱の舞台があったが、今回は父の日で私の我儘を通して山に行かせて貰った。またサッカワールドカップの日本戦も見ることが出来なかったが、本当に充実した山行ができ、大満足な1日であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
23Km以上とはずいぶんロングを歩かれましたね〜。
17Kmからの下りはかなりの急傾斜だったのでは?
恐れ入りました。
富士山の雪煙が良いですねぇ。
賢パパさん、21日の飲み会はしばらく参加していないので出席したかったのですが先用があり欠席で申し訳ございません。
年に1回ほど少しハードな山歩きをして体力の衰えは確認するようにしています。今回の歩きで、まだまだ山歩きができるなと安心しました。
戸渡尾根の下りは黒戸ほど距離は長くはありませんが急登の程度は変わらないと思いますヨ。
fujinohide さま
シャクナゲトンネル、、、堪能できましたようで
満開時期でなくても、終わりの時期でも会えればその一輪が愛おしいっす
来てよかった 、、、と思う瞬間
「あなただけよ 」と言われている感じがええんでない
fujinohideさんが昔のままに・・・丁寧に歩かれていること、私も励みです
何十年もそのコース歩いてなくても、、、記憶の片隅に映像が残っていることがあります。
汗が滴ったって<この岩>にポトリと落ちたよなあの時。
この<平地>で設営(ビバーク)したよなっ、、、飲みたくて
風で笹の葉が裏返って腹を見せ一面真っ白になったよな 、、、でも寒いとか
振り返ればいつもこの直登の凄さを感じて次は荷物減らそうって
じっくり足元と周囲を見ながら歩いているから、昔歩いたルートは良いと思います。
今宵も でございます
芋さん、こんにちは。
戸渡尾根を再訪してみて、よくここを小学生が日帰りで歩いたものだと改めて感心しました。
歳とともに、同じルートでも急に感じてしまいます。今回は特に下りでしたから余計に「急だな。こんな急登だったかな。」と感じてしまいました。
帰ると、娘が日本酒大吟醸をプレゼントしてくれて味わいながら飲みました。
あ〜、本当に良い日だったナ。
ヒデさん、こんばんは。
23kmはかなりロングですよ〜。なかなか歩ける方も少ないのではないでしょうか?そんなヒデさんは宛ら富士宮代表ですね。ヒデさんが元気に歩かれているのを見ると自分も嬉しいです
残業代が給料より上!?ビックリです。物凄く働かれた時期もあったんですね。
私も最近仕事が忙しいと思っていましたがまだまだ序の口だった様です。
愚痴を言う暇があったらもっと仕事もして山に行きたいと思います。
大吟醸も娘さんから貰ったようで良かったですね 優しい。
私も娘から手作りの小物入れ貰い涙が出そうになりました。
Johnnnyさん、有難うございます。
私にとってはロングでもJohnnnyさんの半分ほどですから。
昔は休みも日曜日だけでしたから、忙しい時は1ケ月以上出勤で、たまの休みには連れ合いに文句を言われながらも子育てもせずに夜行で山に行き夜行で帰る山行でした。さすがに5〜6回/年しか山に行けませんでしたが。
今はその罪滅ぼしに孫の世話をしている次第です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する