みなみな所感だらけの南暑寒岳(^○^)

2022年09月09日(金) [日帰り]

• GPS: 09:31
• 距離: 18.2km
• 登り: 809m
• 下り: 804m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:26

6:54 南暑寒荘野営場休憩舎
7:19 7:27 白竜の滝
8:39 8:49 湿原（入口）展望台
9:29 9:51 湿原展望台
11:26 12:15 南暑寒岳
13:42 13:48 湿原展望台
14:28 14:39 湿原（入口）展望台
15:37 15:37 白竜の滝
16:05 16:10 南暑寒荘野営場休憩舎
16:11 16:13 南暑寒荘
16:16 16:18 南暑寒荘野営場休憩舎
16:20 南暑寒荘

天候

超快晴！雲を探すのが大変！！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　札幌市内で集合（2台分乗）〜R275〜道道432※〜南暑寒荘
　
【駐車場】
　南暑寒荘前
　（手前の予備を含めて70台程度。無料）
　（トイレ有＝キレイ）
（公営小屋は営業中＝協力金500円だが、この景観を維持してくれるなら安いもの）
　
【復路】
　往路のピストン
　
※：道道だが半分以上は未舗装。途中で何度かキレイな舗装になる。後半の林道区間は舗装済み。

コース状況／危険箇所等

【南暑寒荘(a)〜雨竜沼湿原入口展望台(b)】
　ペンケペタン川の渓谷を登る。ダケカンバを主とした森から背の高いチシマザサの回廊となり、ゆったりな平原になったらユルユルの下りで湿原に入る。
　　
【〜南側ルート〜湿原見下ろし展望台(c)】
　絶景の湿原。「北海道の尾瀬」とも称される美しい様相と多種な高山植物が広がる向こうに、ゆったりな暑寒別岳・南暑寒別岳が美色で居並ぶのを池塘の水鏡が写しだし、裾野は笹とダケカンバが美し過ぎる景観を創り出している中を細い木道で歩いて行く。
　ペンケペタン川はフラットな広い湿原をうねうねとしながら水源にして、この美景を育んだのだろうね。
　アイヌ語は美しい。想定だが川の名の由来は「ペンケ＝〜の上手、ペ→ッペ＝川、タン→タンネ＝長い」つまり、『山の上から川で長い』だろうか？
　
【〜△南暑寒岳〜(c)】
　水源エリアにあたる湿原の東端からなだらかな登りに入り、すぐに湿原を見渡す展望台に至る。
　そこからも緩斜面が続くが、ダケカンバ・タカネナナカマドの周りをチシマザサが囲む回廊のような道が続く。
　最後は少し斜度が上がるが、いずれも緩い尾根道で笹の上から景観が楽しめる。
　山頂からは、暑寒別岳の本峰、留萌の日本海・石狩湾、反対側には大雪山系が見渡せる絶景のピーク。
　(c)に戻る下りも楽々な太い尾根道を戻る。　
　
【〜北側ルート〜(b)】
　湿原の中の木道を歩くが、南側ルートよりも草原のイメージが強く、途中から低い笹の中を行く。
　北側の丘陵を見ながらのルートだが、これがまた美景！
　ここのルートは南北ともに飽きない道だ。
　
【〜(a)】
　渓谷ルートを下る。途中で新ルートを作る伐採作業をやっており、ペンケペタン川が増水した時の巻きルートと教えてもらった。
　下りのほうがやや急に感じるので、ハイキングのような山行ではあるが、十分に気をつけて歩きたい。

その他周辺情報

【買物】
　雨竜町中心部にラストコンビニ（セイコマ）。
　登山口まで約26ｋｍ手前で、その先に商店は無くて人家もほとんど無い。
　
【温泉】
　今回は札幌へ戻る。
　雨竜町いきいき館は400円（協力金を払うと町内買物割引券とともに100円の割引券が貰える）

写真

9/9 6:53

【南暑寒荘】
　キレイに整備された野営地。
　暑寒だけに所感がイイネ！

9/9 6:55

【南暑寒荘】
　電話ボックス（通信機能無し）で登山届を出したら、いざ出発！
　北海道の山を初踏メンバーはニッコニコ(^○^)

9/9 7:06

【〜雨竜沼湿原入口展望台】
　ペンケペタン川の渓谷から登り始める。

9/9 8:03

【〜雨竜沼湿原入口展望台】
　ちょっと急な渓谷を登り詰めたら平和色の源流帯(^^)
　みんなの嘆息が谷に溜っていくようだね〜

9/9 8:12

【〜雨竜沼湿原入口展望台】
　湿原の出口の乗越したら、チシマザサの回廊をゆるゆると下る先に、秋色チラリ(^^)

9/9 8:23

【〜雨竜沼湿原入口展望台】
　スノコのような木道の先へ
　草黄葉も心高揚も進んで行く！

9/9 8:33

【雨竜沼湿原入口展望台】
　増毛山地の最高峰・暑寒別岳と南暑寒岳。
　なだらかで平和そうな尾根は、まもなく豪雪でお化粧し、春に札幌から見た時は白い輝きが眩しかったなー　

9/9 8:46

【雨竜沼湿原入口展望台】
　類い希な美景の前の美女＆美男？　

9/9 8:49

【雨竜沼湿原】
　では、蠱惑な色の中をテクテク出発！　

9/9 8:53

【雨竜沼湿原】
　「おーい！」
　「はーい！」
　パシャリ！
　そうしたくなるわな〜＼(^_^)／

9/9 8:53

【雨竜沼湿原】
　こっちの池塘も水鏡。
　なぜか、昭和のニューミュージックが頭の中で停まらなくなった💦

9/9 8:55

【雨竜沼湿原】
　ペンケペタン川を渡って南側ルートへ。

9/9 9:00

【雨竜沼湿原】
　美し風もゆらぎがないね(^^)
　「北海道の尾瀬」とも称される美しい様相と多種な高山植物が広がる向こうに、ゆったりな暑寒別岳・南暑寒岳が美曲線で居並ぶのを水鏡が更に美しく描写している。
　裾野は笹とダケカンバが美し過ぎる景観を創り出しているほうへ細い木道を辿っていく。
　もう、たまらんね(^^)

9/9 9:20

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　湿原の東端から山への道へ。

9/9 9:30

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　なんじゃ、こりゃ！
　振り返れば、冬の豪雪が想像できない優雅さ(^^)

9/9 9:58

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　馬の木🐴
　ダケカンバの枯木は、新たな息吹をタテガミにして蘇っていた(^^)

9/9 9:58

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　🐴にケンカを売るオッサン(笑
　こわいねぇ〜

9/9 9:58

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　そして🐴の前をタタターと(^^)
　かわいいねぇ〜

9/9 9:59

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　🐴さん自身は、ウマくいかんな〜
と、ちょい寂しそうねぇ・・・

9/9 10:08

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　ゆるゆるのチシマザサの回廊を心地良くステップー

9/9 10:44

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　松茸と言う人もいたけど、わしには見分けるスキル無し(笑)
　ハイマツの根元にも生えるなら高級なんだろうね〜
　ハイ松茸だけに(^_^;　

9/9 10:51

【雨竜沼湿原〜南暑寒岳】
　ゆるゆるなチシマザサの回廊が開けてピーク・インサイト！(^^ゞ
　緑色の秋風がちょっと吹いて気持ちいいね(^^)

9/9 11:29

【南暑寒岳ピーク】
　怪しい登山隊、増毛山地の南嶺をピークハント！
　ん？ギャング男が一人混じってるぞ(^_^;
　んん？ギャグ男も一人いるようだなー

9/9 11:35

【南暑寒岳ピーク】
　増毛山地にも丹沢を刻む！
　北海道百名山を26座歩いたけど、ここが選ばれていないのが不思議。北峰にあたる暑寒別岳が選定されているからかな？

9/9 11:40

【南暑寒岳ピーク】
　新作ヌードルの味は・・・(^◇^;

9/9 12:10

【南暑寒別岳ピーク】
　増毛山地の天井縦走ルートと暑寒別岳・本峰（日本二百名山・7/8登頂）。
　増毛から登ったけど、来夏の水芭蕉シーズンは、こっちからフルで歩いてみたいのう〜

9/9 12:13

【南暑寒岳ピーク】
　3等三角点ゲット！(^^)w
　oobantouのピークハントのルーティーン〜

9/9 12:15

【南暑寒岳→雨竜沼湿原】
　淡秋色の湿原台地の向こうに、ふわりと大雪山系たちが秋霞に浮かぶ(^^)

9/9 12:27

【南暑寒岳→雨竜沼湿原】
　名残惜しいけど帰ろうかのう。

9/9 13:11

【南暑寒岳→雨竜沼湿原】
　葉水面の深さは？

9/9 13:58

【南暑寒岳→雨竜沼湿原】
　葉水面の深さは？

9/9 14:01

【雨竜沼湿原】
　ナウシカのエンディングみたい。　
「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん」
　40年前のアニメでの台詞だけど、なんかいいよね(^^)

9/9 14:05

【雨竜沼湿原】
　リンドウは秋色に包まれて。

9/9 14:13

【雨竜沼湿原】
　何度も振り返ってしまうねぇ

9/9 14:18

【雨竜沼湿原】
　ペンケペタン川が秋を運んでいくようだね〜

9/9 14:21

【雨竜沼湿原】
　湿原の出口から黄金色が湧いてきているようだね(^^)

9/9 14:23

【雨竜沼湿原】
　黄金緑の国。
　ちょっと目を動かすだけで、またそこに目を奪われてしまう。

9/9 14:27

【雨竜沼湿原】
　目が金色になりそう〜(@_@)

9/9 14:37

【雨竜沼湿原】
　黄昏カップルがスイスイ〜

9/9 15:17

【ペンケペタン川の渓谷】
　下る路の上、胡桃がそっと揺れながら秋を呼んた気がした。

9/9 16:04

【南暑寒荘・登山口】
　夏にも絶対に来なきゃね！　
「北海道の尾瀬」と呼ばれているけど、尾瀬フリークの私かあすると、ちょっと趣が別な美景の坩堝。
　尾瀬は峻険な高山たちに囲まれた魅惑の高層湿地だけど、雨竜は優しい丘陵に囲まれた蠱惑の中層湿地(^^)

9/9 16:13

【南暑寒荘・登山口】
　優しい親切な管理人のオジサンに協力金500円をお支払いすると、選べる名所写真ハガキと町内商店街＆温泉割引きクーポンがいただける(^-^)

撮影機器：

Galaxy S8 SC-02J docomo サムスン

AQUOS sense5G SH-53A docomo シャープ

装備

個人装備

ザック：チャチャ35 靴：ツォロミー4

感想

oobantou

『みなみな所感だらけの南暑寒岳(^○^)』
　　
　9/9(金)、みんなで会社をサボって、一足先に水鏡に映る淡秋色を楽しもうと、増毛山地の南嶺を辿ってみました(^-^)
　会社のメンバーだけど、東京・横浜・福岡・鹿児島から集結！元ボスも馳せ参じて、何やら怪しい登山隊はニギヤカに渓谷ルートを登りはじめたけど、広い湿原に着いたら、美色の歓喜と嘆息のオンパレードに変ったのでした(^○^)
　私に向けられる視線は、ギャグへの寒気と短足に対するもののようでした(;^_^A
　　
【ルート】
　南暑寒荘(a)〜雨竜沼湿原(b)〜南側ルート〜湿原見下ろし展望台(c)〜△南暑寒岳〜(c)〜北側ルート〜(b)〜(a)
　＜ピストン＋湿原周回≒18km＞
　　
【山行記】
　青い秋空で冷え澄んだ麓から
　にぎやかな人たちが沢を辿ってみたら
　黄金色の湿った空間がカラッとウェルカム
　ゆるゆる小川の水面の上にも
　ゆらゆら池塘の水鏡の上にも
　
　青い秋空で射て刺す山路から
　にぎやかな人たちが頂へ登ってみたら
　銀緑色の乾いた山肌がググッとウェルカム
　ゆるゆるもしくっと主脈の美脊にも
　ゆらゆらもぴたりと秋霞の美梁にも

コメント

yamanbayumi

違う季節にまた行きたい山。登るだけでなく、広大な湿原は活力が蘇るコースです。
登山口までの車道の悪路も良か想ひ出でしたあ🤪

higashitamori

夏の名残り、初秋？振り返る思い出の綴り。随所でのショット最高。行程中のギャグ、ダジャレが疲れを和らげ、時に増幅させてね（笑）イイね!編集長の腕も！
　あ、時に聴こえてくる昭和歌謡メドレーのBGMには力も頂きました!
　ところで、連山名にあやかり、増毛効果期待出来ますかね？しょうはあかん!て？…