燕岳 憧れの燕山荘へ
- GPS
- 12:44
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,916m
- 下り
- 1,926m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 8:19
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:22
天候 | 9月9日 曇り時々雨 9月10日 晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第一駐車場は満車に近かったです(9日朝当時) |
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根は急登続きでしたが、一本立てたい時にベンチがあるので助かりました |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は有明荘を利用しました 燕山荘で割引券を頂いて、700円→600円で入浴出来ました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
充電器
ハイドレーション
シュラフカバー
アイマスク
耳栓
着替え
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感想
いよいよ、燕岳登山が近付いたが、天気予報を見てもコロコロ予報が変わって、7日にパッキングする予定だったが、ためらってしまい出来ず終いだった。
8日仕事から帰るとやっとパッキング開始。やっと出発したのが22時頃だった。
松本ICを過ぎたあたりでひどい雨に見舞われ、中房温泉駐車場に着いたのが9日の3時頃だった。
仮眠もそこそこで空が明るくなったので、身支度を整えて6時に出発。程なくして、中房温泉登山口に到着した。そこでトイレなどを済ませて、6時50分にやっと出発した。
ところがいきなりの急登の連続で「こんなはずではなかった」といきなり挫けそうになった。40分ほどで第一ベンチに到着。ここで最初の一本を立てたのはいうまでもなかった。
さすがに北アルプス三大急登のひとつに数えられる合戦尾根。第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと確実に一本を立て、やっと、「合戦小屋まであと10分」の看板を発見した。5分歩くと「合戦小屋まであと5分」の看板を発見して、10時40分に合戦小屋に到着した。
合戦小屋といったらスイカ! ということで早速、スイカを注文して頂いた。豪快にガブリついて美味しく頂いた。本当にギリギリ間に合って良かったと思った。この時点で雨が降っていたので雨具を着た。
合戦小屋から燕山荘まで約一時間の道のりは平坦ながらも地味に高度を上げていく感じだった。その上に霧で遠くまでは見えなかったので、「燕山荘はまだなのか?」と思いながらも歩を進めた。
12時45分、やっと燕山荘に到着した。雨が止んだみたいなので、明日は歩けるかどうかが不安なのと、盗難が不安なため、ザックを背負ったまま山頂へ向かった。
途中、イルカ岩という奇岩を見たり写真を撮ったりして、しばらく歩くと猿を4匹発見した。猿はハイマツの中に潜ったり岩に登ったりと忙しそうだった。写真を撮ろうとチャンスを狙うもなかなか上手くいかず諦めて山頂へ向かった。
13時50分、燕岳山頂に到着。霧で何も見えなかったが、足がつることなく登頂出来て良かった。写真を撮ってさっさと燕山荘に向かって下山した。
14時25分、燕山荘に戻って、早速チェックインを済ませた。若い男性スタッフに案内され寝る場所まで一緒に行った。説明が解りやすくて良かった。寝る場所は蚕棚の上段だった。早速、濡れた衣服を着替えて汗を拭いて、水の確保、簡単に荷物整理を済ませて、食堂へ向かった。
食堂でおでん700円と生ビール(大)1400円を注文。やっとここまで来られたことに感謝をしながら頂いた。夕食時にアルコール類の提供が出来ないため、呑める時に呑んでおこうとロング缶ビール800円をお代わりした。これで何とか制限時間の30分を過ごすことが出来た。
夕食は最後の3回目だった。平日ではあるが、そこは人気ナンバーワンの山小屋、多くの登山者で賑わっていた。夕食も美味しく頂いたのだが、ただ残念だったのが、赤沼代表がご不在らしく、夕食時の山のお話やアルプスホルンの演奏が聴けなかったことだった。次来る時のお楽しみとしたいと思う。
眠たかったので20時に就寝した。
10日4時頃、早立ちの登山者が準備を始めたので、それで目が覚めた。外へ出てみると、十五夜前日なので満月が輝いていた。そして、オリオン座も輝いていた。夜の帳が明けようとする頃には、多くの宿泊者が小屋から出て東に向かってご来光を待っていた。
足元には雲海が海のように拡がっていて、富士山の山頂部がちょこんと出ているのを見ることが出来た。5時20分頃、朝日が昇って来た。そしてモルゲンロートに染まる槍や北アルプスの山々・・・・。
ここまで登るのに辛い思いをしたけど来て良かったな・・・・。
そう思えた。
小屋に戻って朝食を頂いて、パッキングを済ませて、外へ出た。天気がいいので、もう一度山頂へ行って来るかと思った。今度は小屋横のザックのデポするスペースにザックを置いて空荷で山頂へ向かった。
すんなりと山頂に到着。今度は絶景を見ることが出来て登って良かったと思った。
燕山荘に戻ってデポしたザックを回収して7時45分、下山開始した。しばらく歩いて後ろを振り返ったら、燕山荘が「また来いよー!」というように、建っていた。あれだけ苦戦を強いられた合戦尾根の降りは膝が笑うことなく、下山することが出来た。
11時頃、中房温泉の駐車場に到着。その後、有明荘の立ち寄り湯に寄った後、帰路についた。
7月の空木岳撤退から大きく予定変更を余儀なくされたが、変更した8月の木曽御嶽山も含めて、原点回帰出来たかと思う。
でも、このまま、百名山一座を登らずして一年を終わらせる気はない。せめて一矢報いたいと思っている。
次は空木岳リベンジか? 越後駒ヶ岳か? 全ては天気次第・・・・。
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