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Yamareco

記録ID: 4661022
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳 憧れの燕山荘へ 

2022年09月09日(金) ~ 2022年09月10日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:44
距離
16.9km
登り
1,916m
下り
1,926m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:23
休憩
2:56
合計
8:19
距離 9.0km 登り 1,650m 下り 350m
6:14
6:49
39
7:28
7:42
40
8:22
37
8:59
9:17
36
9:53
10:13
27
10:40
11:23
14
11:37
11:44
42
12:26
12:27
13
12:40
12:58
6
13:04
13:11
22
13:33
13:34
11
13:45
13:56
3
13:59
14
14:13
14:14
8
14:22
2日目
山行
3:27
休憩
0:55
合計
4:22
距離 7.9km 登り 276m 下り 1,587m
6:41
5
6:46
12
6:58
6:59
2
7:01
7:10
2
7:12
1
7:13
13
7:26
9
7:35
7:45
7
7:52
7:53
19
8:12
8:17
13
8:30
8:37
19
8:56
9:01
23
9:24
9:36
22
9:58
10:00
17
10:17
10:20
32
10:52
11
11:03
ゴール地点
天候 9月9日 曇り時々雨
9月10日 晴天!
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉第二駐車場に駐車出来ました。
第一駐車場は満車に近かったです(9日朝当時)
コース状況/
危険箇所等
合戦尾根は急登続きでしたが、一本立てたい時にベンチがあるので助かりました
その他周辺情報 登山後の温泉は有明荘を利用しました
燕山荘で割引券を頂いて、700円→600円で入浴出来ました
中房温泉からスタート
2022年09月09日 06:37撮影 by  SO-41A, Sony
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9/9 6:37
中房温泉からスタート
「頑張ります!」
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「頑張ります!」
「よろしくーネッ!」(C)ゆーとぴあ
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「よろしくーネッ!」(C)ゆーとぴあ
登り始めていきなりの急登続き
2022年09月09日 07:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 7:11
登り始めていきなりの急登続き
第一ベンチ
2022年09月09日 07:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 7:33
第一ベンチ
第一ベンチにて 早くもヘロヘロ?
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第一ベンチにて 早くもヘロヘロ?
資材を運ぶためのケーブルが動いてました
2022年09月09日 08:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 8:13
資材を運ぶためのケーブルが動いてました
第二ベンチに到着
2022年09月09日 08:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 8:17
第二ベンチに到着
第三ベンチ
2022年09月09日 09:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 9:13
第三ベンチ
富士見ベンチ 第四ベンチと命名するのは縁起が悪いということでこの名になったとか
2022年09月09日 09:57撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 9:57
富士見ベンチ 第四ベンチと命名するのは縁起が悪いということでこの名になったとか
合戦小屋まであと10分 スイカが俺を待っている!
2022年09月09日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 10:33
合戦小屋まであと10分 スイカが俺を待っている!
合戦小屋に到着
2022年09月09日 10:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 10:48
合戦小屋に到着
合戦小屋で記念撮影
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合戦小屋で記念撮影
スイカを注文 500円なり
2022年09月09日 11:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 11:00
スイカを注文 500円なり
スイカにかぶりつく
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スイカにかぶりつく
ナナカマドの実 秋はそこまで迫っているのを感じます
2022年09月09日 11:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 11:21
ナナカマドの実 秋はそこまで迫っているのを感じます
やっと燕山荘に到着 山男の像(畦地梅太郎作)とツーショット
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やっと燕山荘に到着 山男の像(畦地梅太郎作)とツーショット
燕山荘の看板の前で
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燕山荘の看板の前で
明日の体調がどうなるか解らないので、天気は悪いけど取りあえず山頂へ
2022年09月09日 13:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 13:04
明日の体調がどうなるか解らないので、天気は悪いけど取りあえず山頂へ
イルカ岩
2022年09月09日 13:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 13:09
イルカ岩
イルカ岩の前でバルシャークのポーズを 足元不安定の上、体幹が鍛えてないので変なポーズにw (C)太陽戦隊サンバルカン
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イルカ岩の前でバルシャークのポーズを 足元不安定の上、体幹が鍛えてないので変なポーズにw (C)太陽戦隊サンバルカン
イルカ岩の前で まあ普通に
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イルカ岩の前で まあ普通に
辛うじて咲いていたコマクサ
2022年09月09日 13:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 13:28
辛うじて咲いていたコマクサ
メガネ岩
2022年09月09日 13:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 13:36
メガネ岩
メガネ岩の前で
山頂到着
2022年09月09日 13:47撮影 by  SO-41A, Sony
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9/9 13:47
山頂到着
三角点
2022年09月09日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 13:50
三角点
三角点にタッチ
2022年09月09日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 13:50
三角点にタッチ
山頂にて 9月9日 何にも見えず
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山頂にて 9月9日 何にも見えず
道中 猿に会いました
2022年09月09日 14:02撮影 by  SO-41A, Sony
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9/9 14:02
道中 猿に会いました
燕山荘にチェックイン 食堂にておでん700円 生ビール(大)1400円を注文
2022年09月09日 15:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 15:26
燕山荘にチェックイン 食堂にておでん700円 生ビール(大)1400円を注文
乾杯〜🍻
夕陽が辛うじて見えました
2022年09月09日 17:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 17:25
夕陽が辛うじて見えました
今宵の夕食 赤沼オーナーがご不在みたいで山のお話やアルプスホルンの演奏はなくて残念
2022年09月09日 18:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/9 18:19
今宵の夕食 赤沼オーナーがご不在みたいで山のお話やアルプスホルンの演奏はなくて残念
9月10日 十五夜前日のため、満月が輝いていました
2022年09月10日 04:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 4:13
9月10日 十五夜前日のため、満月が輝いていました
ご来光前の雲海
2022年09月10日 05:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:02
ご来光前の雲海
ご来光前 夜の帳が明けようとしています
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ご来光前 夜の帳が明けようとしています
ご来光を待つ燕山荘と登山者たち
2022年09月10日 05:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:12
ご来光を待つ燕山荘と登山者たち
雲海の向こうに富士山が見えました
2022年09月10日 05:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:26
雲海の向こうに富士山が見えました
さぁ、ご来光だ!
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さぁ、ご来光だ!
ご来光 その1
2022年09月10日 05:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:29
ご来光 その1
ご来光 その2
2022年09月10日 05:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:29
ご来光 その2
ご来光 その3
2022年09月10日 05:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:30
ご来光 その3
ご来光 その4
2022年09月10日 05:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:30
ご来光 その4
ご来光 その5
2022年09月10日 05:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:31
ご来光 その5
ご来光 その6
2022年09月10日 05:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:31
ご来光 その6
モルゲンロートに染まる槍
2022年09月10日 05:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:33
モルゲンロートに染まる槍
朝日を受ける燕岳山頂
2022年09月10日 05:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:33
朝日を受ける燕岳山頂
北アルプスの山並み
2022年09月10日 05:37撮影 by  SO-41A, Sony
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9/10 5:37
北アルプスの山並み
僕が指さす向こうに槍
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僕が指さす向こうに槍
今朝の朝食
2022年09月10日 05:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 5:58
今朝の朝食
気付いたら山頂に向かってたw
2022年09月10日 06:56撮影 by  SO-41A, Sony
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9/10 6:56
気付いたら山頂に向かってたw
燕岳山頂部をバックに
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燕岳山頂部をバックに
山頂にて 9月10日 優勝!
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山頂にて 9月10日 優勝!
メガネ岩
2022年09月10日 07:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 7:18
メガネ岩
ここから下山を始めます
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ここから下山を始めます
しばらく降りて振り返ったら燕山荘がバイバイ(@^^)/~~~していました 昨日は霧で見えなかったので
2022年09月10日 07:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 7:56
しばらく降りて振り返ったら燕山荘がバイバイ(@^^)/~~~していました 昨日は霧で見えなかったので
合戦小屋の由来
2022年09月10日 08:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 8:29
合戦小屋の由来
これで今回の登山は無事終了 お疲れ様でした
2022年09月10日 11:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/10 11:08
これで今回の登山は無事終了 お疲れ様でした
登山後の温泉は有明荘にて
2022年09月10日 12:28撮影 by  SO-41A, Sony
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9/10 12:28
登山後の温泉は有明荘にて
今回の戦利品 Tシャツ1枚 手ぬぐい2枚 バンダナ1枚 バッチ2個
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今回の戦利品 Tシャツ1枚 手ぬぐい2枚 バンダナ1枚 バッチ2個
今回の成績 
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット スマートフォン 時計 タオル 手ぬぐい ツェルト ストック カメラ 三脚 充電器 ハイドレーション シュラフカバー アイマスク 耳栓 着替え

感想

いよいよ、燕岳登山が近付いたが、天気予報を見てもコロコロ予報が変わって、7日にパッキングする予定だったが、ためらってしまい出来ず終いだった。

8日仕事から帰るとやっとパッキング開始。やっと出発したのが22時頃だった。

松本ICを過ぎたあたりでひどい雨に見舞われ、中房温泉駐車場に着いたのが9日の3時頃だった。

仮眠もそこそこで空が明るくなったので、身支度を整えて6時に出発。程なくして、中房温泉登山口に到着した。そこでトイレなどを済ませて、6時50分にやっと出発した。

ところがいきなりの急登の連続で「こんなはずではなかった」といきなり挫けそうになった。40分ほどで第一ベンチに到着。ここで最初の一本を立てたのはいうまでもなかった。

さすがに北アルプス三大急登のひとつに数えられる合戦尾根。第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと確実に一本を立て、やっと、「合戦小屋まであと10分」の看板を発見した。5分歩くと「合戦小屋まであと5分」の看板を発見して、10時40分に合戦小屋に到着した。

合戦小屋といったらスイカ! ということで早速、スイカを注文して頂いた。豪快にガブリついて美味しく頂いた。本当にギリギリ間に合って良かったと思った。この時点で雨が降っていたので雨具を着た。

合戦小屋から燕山荘まで約一時間の道のりは平坦ながらも地味に高度を上げていく感じだった。その上に霧で遠くまでは見えなかったので、「燕山荘はまだなのか?」と思いながらも歩を進めた。

12時45分、やっと燕山荘に到着した。雨が止んだみたいなので、明日は歩けるかどうかが不安なのと、盗難が不安なため、ザックを背負ったまま山頂へ向かった。

途中、イルカ岩という奇岩を見たり写真を撮ったりして、しばらく歩くと猿を4匹発見した。猿はハイマツの中に潜ったり岩に登ったりと忙しそうだった。写真を撮ろうとチャンスを狙うもなかなか上手くいかず諦めて山頂へ向かった。

13時50分、燕岳山頂に到着。霧で何も見えなかったが、足がつることなく登頂出来て良かった。写真を撮ってさっさと燕山荘に向かって下山した。

14時25分、燕山荘に戻って、早速チェックインを済ませた。若い男性スタッフに案内され寝る場所まで一緒に行った。説明が解りやすくて良かった。寝る場所は蚕棚の上段だった。早速、濡れた衣服を着替えて汗を拭いて、水の確保、簡単に荷物整理を済ませて、食堂へ向かった。

食堂でおでん700円と生ビール(大)1400円を注文。やっとここまで来られたことに感謝をしながら頂いた。夕食時にアルコール類の提供が出来ないため、呑める時に呑んでおこうとロング缶ビール800円をお代わりした。これで何とか制限時間の30分を過ごすことが出来た。

夕食は最後の3回目だった。平日ではあるが、そこは人気ナンバーワンの山小屋、多くの登山者で賑わっていた。夕食も美味しく頂いたのだが、ただ残念だったのが、赤沼代表がご不在らしく、夕食時の山のお話やアルプスホルンの演奏が聴けなかったことだった。次来る時のお楽しみとしたいと思う。

眠たかったので20時に就寝した。

10日4時頃、早立ちの登山者が準備を始めたので、それで目が覚めた。外へ出てみると、十五夜前日なので満月が輝いていた。そして、オリオン座も輝いていた。夜の帳が明けようとする頃には、多くの宿泊者が小屋から出て東に向かってご来光を待っていた。

足元には雲海が海のように拡がっていて、富士山の山頂部がちょこんと出ているのを見ることが出来た。5時20分頃、朝日が昇って来た。そしてモルゲンロートに染まる槍や北アルプスの山々・・・・。

ここまで登るのに辛い思いをしたけど来て良かったな・・・・。

そう思えた。

小屋に戻って朝食を頂いて、パッキングを済ませて、外へ出た。天気がいいので、もう一度山頂へ行って来るかと思った。今度は小屋横のザックのデポするスペースにザックを置いて空荷で山頂へ向かった。

すんなりと山頂に到着。今度は絶景を見ることが出来て登って良かったと思った。

燕山荘に戻ってデポしたザックを回収して7時45分、下山開始した。しばらく歩いて後ろを振り返ったら、燕山荘が「また来いよー!」というように、建っていた。あれだけ苦戦を強いられた合戦尾根の降りは膝が笑うことなく、下山することが出来た。
11時頃、中房温泉の駐車場に到着。その後、有明荘の立ち寄り湯に寄った後、帰路についた。

7月の空木岳撤退から大きく予定変更を余儀なくされたが、変更した8月の木曽御嶽山も含めて、原点回帰出来たかと思う。

でも、このまま、百名山一座を登らずして一年を終わらせる気はない。せめて一矢報いたいと思っている。

次は空木岳リベンジか? 越後駒ヶ岳か? 全ては天気次第・・・・。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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