槍ヶ岳!
- GPS
- 16:30
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,634m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:02
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:45
天候 | 1日目)午前中雨→曇り→夜晴れ 2日目)晴れ→曇り 3日目)晴れ☀ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路)上高地1440発→JR新島々駅1604発→JR松本駅1634着 (バスと電車セットの料金 2710円 徳沢園の昼休憩でバス指定しました。) 松本1840発→立川2050着(あずさ:特2,240円+乗車券3,410円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道はよく整備されています。 上高地→横尾 ほぼ平坦。水場とトイレが各所にあるので、水を担がずに済む。 横尾→槍沢ロッジ 樹林帯、少しずつ上がる。 槍沢ロッジ→槍ヶ岳山荘 ババ平キャンプ場に水場、トイレあり。 大曲あたりから、徐々に高度を上げる。川沿いに歩くので、この季節は涼しい。いくつかの分岐を過ぎ、槍ヶ岳と小屋が見え始めてからが、結構遠く感じる。標高も上がり始めるので、高山病に弱いと、少し症状が出始めるかも。 |
その他周辺情報 | ・槍沢ロッジ 1泊2食(13,000円)風呂あり。携帯充電無料。受付でヤマテンの天気予報が見られる。漫画の棚がありました。昼食堂あり。生ビール1000円ほか。宿泊者お湯無料。 ・槍ヶ岳山荘 1泊2食(13,000円)大人数収容。飲み水は天水。歯磨き不可(22年9月現在)。お湯、お茶 500ml/150円 生ビール 1,200円、チャイ、コーヒーなど500円 ・小梨平キャンプ場 日帰り湯 700円。向かいの食堂、ビール600円 |
写真
装備
個人装備 |
アンダー
Tシャツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
ストック
カメラ
風呂セット
非常食
モバイルバッテリー
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感想
上高地からは雨。前回も雨だったので、そんなにがっかりはしなかった。横尾のあたりまで傘をさして歩き、そのあと晴れたが、一ノ俣から槍沢ロッジまではまた雨になる。
途中、背丈の高い笹の道を歩いている時「もし熊に出会ったら…」の話で盛り上がる。tae-gnは「三人の対応を揃えておこう(現実派)」、といい、私は「熊、出たら考えよ(楽観派)」と思い、hamaちゃんは「誰が食べられるか(妄想派)」(怖いから!笑)。三者三様、考えていることが全く違うことを笑いながら、雨の中を楽しく進む。
槍沢ロッジには12時すぎ頃到着。ビールで乾杯後、持ってきた安物のワインも開けるが、山の上では美味しい。14時から早々に風呂をいただく。お湯が熱いが、とても気持ちよかった。そのあとはゴロゴロ漫画タイム。家にいるとつい色々動いてしまうので、何もしなくていい時間だね〜とhamaちゃんとしみじみするが、二人とも老眼で、漫画の文字がよく見えず、寝てしまう。
槍沢ロッジは人が少なく、とっても静かでのんびりできて、いい山小屋だった。
次の日は、様々な人のアドバイスをもとに、『とにかく早く穂先へ!』を念頭に5時出発。ババ平のテン場までは、ウォーミングアップ的な道のり。朝の動かない体を慣らしながら、ゆるやかに高度を上げつつ歩くと、大曲りで少し休憩する。ここからだんだん高度が上がるが、すぐそばを流れる川の水音が涼しい。
いよいよ、川から離れ、景色が開けてくると槍と小屋が見える。広いカールだ。遠近感がないので、気持ちを焦らせると疲れるだけ。空気も薄くなるので、ゆっくりゆっくり上がる。一人で来なくてよかったと思った。一緒にいてくれる仲間のペースが全員をバテずに上まで上げてくれる。
カウントダウンのような、小屋までの距離を、横目に見ながら山小屋に到着。すぐチェックインして荷物をデポして、穂先へ向かう。
岩は思いのほか、緊張しなかった。鎖は新しく、がっしりとした梯子がついて安全だ。でも私はなぜか梯子に慣れず、あれだけが怖い。最後の梯子を登ったら呆気なく頂上だった。ガスっていたけど、穂高の方を眺めて、この前登った北穂高を思うとなんだか嬉しい。見知らぬ人とも、「怖いですね〜」なんて言い合える何気ない会話も楽しい。
再び山荘に戻り、チャイで乾杯しながらモグモグタイム。ヘリの運搬を見たり、景色を眺めたりのんびりとする。談話室でストレッチをした後は三者三様で、私はビール片手に外へ。ガスが立ち込めたり、開けたり、本当に景色は見ていて飽きない。そしてここに来た人たちは、みんないい笑顔だなあ、と思う。
そして夜、思わず歓声があがるような赤い月が常念岳の上あたりに大きく出る。まさか槍ヶ岳で中秋の名月が見られるとは! 数年前にakoneがやはり十五夜を見たとヤマレコに書いていたけど、思わぬ追体験ができた。山々は青く、雲が白くて幻想的。
次の朝の下りは、ご来光を眺めてから5時すぎころ下山開始。少し、遅れ気味でバスの時間を気にしてしまい、途中スピードを出してしまったが、みんな足が丈夫。槍沢ロッジで、預けていた荷物を回収して、行きの雨だった道を新鮮な気持ちで下っていく。
徳沢園でゆっくりご飯を食べて、上高地でお風呂も入り、乾杯のビールを飲むこともできて、余裕でバスに乗ることができた。この3人、雪の浅間から行動するのが重なったせいか、最近ものすごく荷物のパッキングが早く、息が合っている。
今夏初(秋だけど)の御来光、中秋の名月、思ったより晴れて歩きやすかった登山道。初めて、下山するのがもったいないと思った。
ホントは8月末に行く予定だった槍ヶ岳。天気がはっきりせず、悩んで悩んで予備日のこの日にしたけど、これでよかった。山の神様ありがとう。
hamaちゃん、tae-gn、そして今回ご一緒出来なかっただったけど、緊急連絡先を引き受けてくれたmiyaちゃんもありがとうございました😊
持ち物 圧縮袋、いつものザック。(こんなに入るなら日帰りの時小さいのでも間に合うな。)水筒、歯磨きティッシュ、歯間ブラシ、フロス、膝様に切ったキネシオテープ3日分、ロッヂにデポ用の鞄、折り畳み傘
服装 Tシャツ、夏用の長ズボン、キネシオテープで膝のテーピング、行き帰り用のスリッポン、
体調 槍ヶ岳山荘では、ほんのり頭が痛い感じ。しばらくブラブラ過ごして、ご飯前に仮眠を取ったら復活。生ビール。快調
コース ルートは整っていて全く怖いところは無し。岩場は、浮石などに十分に注意すること。足をくじかないようにする。
天気 台風は来なかったけど、予報では曇りや雨だった。当日になってみれば、初日は朝から曇り、昼前に雨だったけど、その後は晴れ、曇りで維持して、翌日は晴れ。梓川沿いでは折り畳み傘が活躍。穂先は乾いていたから不安なく登る。翌朝じゃなくて良かった。つゆで濡れてたら怖かったかな。
景色 グリーンベルトから上に行くと、槍ヶ岳や常念、南アルプスが見える。
お花 沢沿いは夏の間はお花畑だった名残あり。ナナカマド、マユミの実が色づく。ナナカマドの葉はまだ緑。
穂先のあたりにトウヤクリンドウ。オトギリソウのレモン色の花が可愛い。赤い実も。
山荘
槍ヶ岳ロッヂ 畳の半個室が快適。朝5時に電気がつく。漫画が充実。岳、No6、手塚治虫の山
槍ヶ岳山荘 2段ベッドの下の段。朝4時に電気がつく。
槍ヶ岳ロッヂ
もつ煮 700円
槍ヶ岳山荘
おでん 700円
生ビール 1,200円
チャイ 500円
手ぬぐい 槍ヶ岳夜バージョン 800円
当初8月下旬に予定したが、天候不順で雲行き読みきれず、9月に延期しての決行。台風ウロウロ、秋雨前線もしつこく停滞し、出発までの一週間は天気ノイローゼになりそうだったが、よっぽどでない限りは行くと決めていたので、小雨が降れば穂先は諦めることも想定して出発。結果は、案ずるより…見事に槍の穂先を目指す日と翌日、晴れに恵まれ全て計画通り、いや計画以上の上出来な槍ヶ岳初登頂となった。
槍ヶ岳では各ルートから登ってきたハイカーで、国際色も豊かに、小屋は満室状態。コロナ禍からwithコロナへの気運を肌で感じた。
穂先へのアタックは、身長155センチ、手足の長さはちょっと短めの小柄な私でも慎重に登って20分程度で頂上到達。登りより降りの方が怖いかと思ったが、案外恐怖心もなく。雨風なくいいコンディションで登れたというのも幸いした。
槍ヶ岳山荘から上高地までの長い下りの最終日も爽やかな秋晴れ、朝陽に照らされながらモルゲンロートに染まる斜面をスタート。疲れはそれなりだったが、予定よりも早いペースで下山でき、小梨平キャンプ場での入浴後の生ビールは、それはそれは、格別の一杯でございました。
出発前から色々アドバイスをして頂いたgさん、綿密に計画を練ってくれたchiuさん、有難うございました。ここぞと言う時に便りになるtaeさん、疲れ気味の時でも話しかけてくれて有難う。皆さんに支えられて、また一歩、前進できました!
今回は、不注意で、直前に体調を崩してしまい、参加出来なくて、ごめんなさい。キャンセルなど、お手数おかけしました。
これに懲りず、また誘ってね。
パノラマコース、ご一緒したいなあ。
綿密な計画と十分な下調べが功を奏しましたね。
皆さんの楽しそうな雰囲気と感激ぶりがとてもよく伝わってきます。
次はどこかな?
おめでとうございます😊
槍ヶ岳山行中に中秋の名月を見るなんて幸せすぎますね♪素敵なモルゲンの写真に、私まで感動してしまいました💕
熊出没時のお話も笑った〜
ちなみに私は妄想派です😆
コメントありがとうございます。ついにやりました! Snufkinさんの1泊2日には負けるけど(笑)、Snufkinさんのレコも見て、ぜひ今年行きたい!って思っていました。行くまでにいろいろあったけど、行ってみたら盛り沢山に色々と楽しいことがあって、本当によかったです。今年の運、使い切ったかもしれない。
お、Snufkinさんは妄想派ですか、なんか、想像ですけどうっすらそんな感じします。
私も普段はわりと妄想派です。
槍ヶ岳登頂おめでとうございます?️
このところの不安定な天候の中、すごく悩まれたようだけど、素晴らしいお天気の日に登頂出来て感動が伝わります😊
チームワークよく、感動を共有出来るのって素敵ね🎶
夕陽も中秋の名月もご来光も✨最高の日だね❣️
クマに出逢ったらの話にウケました😆
一緒に歩きた気分になれる素敵レコをありがとう😊お疲れ様でした✨
わー、コメントありがとう! ようやく達成、槍ヶ岳 akoneのレコ見ていて、あんな晴れた日に行ってみたい〜と思いながら、すごく読み込んで参考にさせていただきました。だから、中秋の名月に当たったと思った時には、おお!と思いました。
チームワークの良さは、icosaの良さだよなあって思います。多分akoneがいたら、熊の話はあそこで終わらないんじゃないかと。腹の皮がよじれるような山行、今度しませうよ。
お天気ノイローゼ凄くわかります。結果、久しぶりの週末いい天気になり本当に良かったですね。
稜線上で見る満月も格別ですね
そしてあの絶景は下山名残惜しくなる!!モルゲンに生ビールにちまき美味しそうだし。羨ましいー
kr
お天気ノイローゼから解放された今週のhirohamaです。山の天気は行ってみないと分からないものですね〜特に高い山ほど・・・勉強になりました。コメントありがとうございました。
満月の夜、槍ヶ岳にいらしたのですね✨私は常念岳にいました。
満月と槍ヶ岳がとても綺麗でしたよ。
行く前、天気予報すごく悩みましたよね。でも好転して、本当に良かった✨
モルゲンが間近ですごかったですね。お互いおつかれ様でした😆
槍ヶ岳からも常念がよく見えて、
常念岳から蝶に向かう間の白っぽい岩のエリアがよく分かりました。おつかれ様でした!
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